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原作未読。
遊佐浩二さん目当ての視聴でした。
凪良ゆう先生の原作ということでシリアスで深い作品なのかなと予想して聴き始めましたが、最初から中盤、そして後半まで、なかなかしんどかったです。
20年ほど前の作品ということで、当時の時代、社会、創作ものの流行りなどを考えるとありえる設定、展開なのだと思いますが、それにしてもきつい、苦しい、と思いました。
(ドラマ「高校教師」に夢中になっていたあの頃の気持ちで聴取できたら、もっと違う印象になっていたかもしれません)
前野智昭さん演じる高校生の瀬名がとにかくひどい。
ほどほどに格好良くて、友達が多くて、彼女にも不自由しない、高校生。
人の気持ちに無頓着、自分のことばかり、よく言えば一直線、悪く言えばガキっぽくてわがまま、な青年です。
家庭の事情で心が荒れたからとは言え本当に言動が自分勝手過ぎて、聴いていて腹が立ちました。
対する遊佐浩二さん演じる阿南珪は、マイノリティで、世の中が見えていて、立場がわかっていて、でも、ちょっとだけ斜めに物事を見ていて、そういう発言もあって、という、一般的な教師像とはちょっと異なる存在です。
押しまくる瀬名にほだされてしまった後、1回で済ませられなかったのは、教師ではなく個人的な気持ちが強くあったからなのだろうと思います。
が、しかし、いったん先生とそういうことができるようになってからの瀬名は、イライラをため込んで火花を散らしまくりの不穏な男、かつ、性欲にまみれたチンパンジー、と化してしまい、そこに家庭の問題がさらに悪化して、本当に爆発が起きる寸前となり、聴き続けるのが苦しくなるほどでした。
阿南が決断し、自分も相手も傷つける言葉で別れを告げるシーンは、涙なくして聴くことができません。
本当に胸が痛くなります。
数年後の、お互いがお互いへの気持ちを抱き続け、でも、気持ちを相手に向けないで来た後の再会。
偶然と必然が重なり合った再会と、お互い気持ちがあふれ出したかのような告白。
とても素敵なハッピーエンドでした。
自分のことが好きか、という質問、瀬名は彼女にかけられたことがあり、そのあと、阿南に何度か問いかけます。
それぞれの立場、気持ちがあるなかの、この問いかけは、この物語のひとつのキーワードになったいたと思います。
そして初めての心のこもった、阿南からの好き、という返事は、この質問が繰り返し物語中に出てきたからこその重みがあり、とても感動します。
ようやく両想いになったときの瀬名の「先生が好きなことには手を抜かない」という宣言、どんな誓いの言葉より、この2人にとっては重みがある言葉だと思いました。
タイトルの未完成、という言葉、作品視聴後に改めて見ました。
たった3文字に込められた意味、すごいと思いました。
原作未読です。生徒×先生で猪突猛進年下攻め!は好みなんですが、キャラ・ストーリーともに魅力を感じませんでした。
特に攻めの感情の乱高下が激しく、原作から何をどう端折ってこうなったのか不思議で。流れまで変えるとは考えにくいけど、この内容でキャラの変化に説得力を持たせる原作ってどんなだ!?と気になりました。
瀬名はあまり高校生っぽくないです。一部だけ未熟な子な印象。いきなり阿南への気持ちが重くなりすぎで全然ついていけないんですが、激昂ほのぼの激昂みたいなシーンも表情が伝わるくらい感情を乗せた声になっていて、ただただすごいなあと思いました。
阿南は教師っぽいシーンもなく、キャラ設定通りなのか感情がよく分かりませんでした。
ストーリーはずっと瀬名の突進で続きます。やらかしちゃって即ゴメン!の繰り返しかと思えばすぐヤりたがる。これで二人の間に恋が育つとはびっくり…。
クライマックスも驚き。阿南がそう仕向けておいて、いざ瀬名が別れを口にしたらブチキレ。自分で言わせたようなものなのに、あんなに悲痛な叫びを聞かされても困ります。大人だった教師が内に溜め込んだものが爆発して…っていう展開を演出したかったのかもだけど、表出の仕方がこれってなんか落胆してしまいました。
これだけだと、なんでお互い好き合ってるのかなってぽかーんとなるCDでした。
ああ…ダメだよこれは…。
なんで2枚組でじっくり丁寧にやらなかったの…。
出来事を箇条書きにしただけ(それも相当端折っている)だし、
あんなに細やかに心情やエピソードを積み重ねて説得力のある原作なのに、
これでは何も伝わらないよ。
CDの酷評も納得。
あんなに素敵な原作なのに、別物になってしまっていて…
原作に感動した身としては、つらい。
演技はよかった。
前野さんの青い熱量も、遊佐さんの怒鳴り声も。
脚本が悪い。
どうしてこうなった…。
遊佐さん目当てで聞きました。
原作、大好きです。
阿南を遊佐さんがするなら絶対聞きたいー、と熱い思いでゲットです。
本当にクールな美人受け、お似合い。
前野さんも年下の教え子であるジレンマ、手に入れたくて必死感、よかったです。
「俺を抱くよりもっと楽しいラッキーな事が、お前の先にはたくさんあるんだよ」ベッドの中での教師のセリフ。
今しか見えてない瀬名に対して未来の可能性を示す。
その真摯なシーンがいい。
「今、俺を選んでよ」「選べない」
「選べよ」「選ばない」のシーン。
ちょっとかすれる遊佐さんのセリフが胸に迫りました。
それにしても、原作はけっこうえちシーンあるのに、CDではキスとまりはなんとも不完全燃焼。
特に別れを目の前にして気持ちをぶつけ合ってのシーンは削って欲しくなった。
遊佐さんで「キスしてほしい」「…抱いてくれ」聞きたかったのにー。
えちシーンはラストのみでした。
いや、キスシーンだけでもエロいんだけどさ。
小説が原作なんだし、2枚組でもよかった。
と言うわけで、萌×2にさせて頂きます。
原作が素晴らしかったし
前野さん×遊佐さんときたら我慢出来なくなってしまいましたw
前野さんの安定した年下らしい感情の揺れ、
好かれたくて必死な瀬名、可愛かったです!
遊佐さんの淡々とした先生役、とてもしっくりきました!
やっぱり美人受けが似合うなぁ…。
現実をしっかり見据えた落ち着き、
易々と瀬名の想いを受け入れない、
受け入れられない大人で教師という立場にきゅーんとしました。
当て馬の大河内役の楠大典さんが…いいお声だ…。
余裕ぶっこいた様子に瀬名が嫉妬するのもわかる!
だってカッコイイんだもん!!
原作未読だったら、瀬名の子供っぽさにイラッとしていたかもしれませんが
結構忠実だったと思います。
瀬名の苦しい気持ちがやはり簡略化されてしまって
モノローグ多目でも二枚組だったら良かった気がします。
引っ越す前にさよならを告げに来た瀬名へ
声を荒げて想いをぶつける遊佐さんの演技に鳥肌が立ちました!!
「俺を選べよ!」と言われて「選ばない」
動揺したような声色がたまらなかった…。
Track6が5年後なのですが
カットのご指名入ったシーンが早い(泣)
それまで頑張ってきた瀬名がCDではわからなくて残念です;;
阿南の教え子がサロンに来て、阿南の名を聞いて泣いてしまうタイミングも
もう少し溜めて欲しかったなぁ…。
どれだけ忘れられなかったかが伝わりづらい印象です。
同級生・イトチューの披露宴の為に戻ってきた瀬名が
阿南のマンション前で当てもなく待っていたのも
後でようやくわかる感じでしたし…。
それでも、遊佐さんの今まで決して言わなかった
抑え気味の「…好きだ…」に胸を掴まれましたよ!!!
ようやくHシーンが聴けて待ってましたぁ!と言わんばかりの興奮度ですw
瀬名に「早く…こい…!」とか!!
最後、ホームで垣間見れた阿南の素直な姿、
頼もしい言葉の瀬名も、良いっす!!!
でもあっさり終わっちゃった……(泣)
巻末フリトが本当に一言ずつで、もうちょい絡んで話して欲しかった…。
ホント、大典さんがすっごく良い声で切り出したので
遊佐さんがツッコむのも無理はないww
そんな遊佐さんは、英語教師の役だったけど
授業のシーンが無くて良かったと正直におっしゃっていました☆
どうしても、じっくり浸れる感じで無かったのは否めませんが
遊佐さんってやっぱり凄いな…と改めて思いました!
瀬名をあしらっていた阿南が、後半はツラそうで
きゅんときましたから!
原作は神評価でしたが、CDはあっさりめで残念…。
それでも、キャストが良かったので萌×2寄りの萌です!