野ばら

nobara

野ばら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×228
  • 萌24
  • 中立8
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
34
得点
437
評価数
115
平均
3.9 / 5
神率
42.6%
著者
雲田はるこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784904101766

あらすじ

両親を亡くし、若くして洋食カジワラの店主を務める梶原武は、そこに勤める離婚寸前の子持ち・神田惣一郎が気になって仕方がない。
ある日武は神田不在中に離婚届を渡しに店を訪れた妻の冬子により、神田が元々ゲイであることを知る。
今までの自分への態度や反応から、神田が自分のことを好きなのではと思い当たるのだが…
小さくても華やかに、棘が刺されば痛いけど、それでも愛しい野ばらのような二人の人生がそこにあります。

二人のその後をラブエピソード描き下ろしに加え、他2編のシリーズを収録した代ボリュームの一冊です!

表題作野ばら

梶原武。洋食カジワラの店長
神田惣一郎。店員。妻に逃げられたゲイ

同時収録作品みみクンのBOYの季節

ミミ(本名みたみつお) ゲイバー店員
薫 バーテンダー

同時収録作品Lullaby of Birdland

トキオ 医者 25歳
バード 18歳

その他の収録作品

  • 野ばら 番外編
  • みみクンのハートのイアリング
  • アトガキ

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数34

3つの愛

〖DMM電子書籍〗
修正:ー
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:

〖紙媒体〗
未読

0

可愛い雰囲気の中に潜む性の問題

◆野ばら(表題作)
 妻にゲイであることを告白して拒絶されてしまった傷心中の神田と、彼が働いている洋食店の店長である年下の梶原。神田の娘のモネも絡み、賑やかな雰囲気の作品となっていました。最初は穏やかな性格に見えた神田ですが、物語が進むにつれ、ゲイであることを今までひた隠しにしてきた弊害か、非常にネガティヴな性格が表れてきます。しかし、梶原がかなりの行動力と度胸を持っているおかげで、神田がうじうじ悩む期間は少なく済むのは気持ち良かったですね。

 ただ、やはり妻の気持ちにも同情してしまったので、最後に神田と妻がもう一度ちゃんと話し合う機会か、妻が神田とモネに別れを言える機会があれば良かったなと思いました。妻だって神田がゲイでさえなければ、この先もずっと愛する夫と娘と幸せな未来を築いていくことを想像していたはずで、それが突然断たれたことへの失望ってすごく大きかったと思うんです。もちろん、神田が周りにどうしても言えなかったのは仕方ないことだったのかもしれない。でも、せめて信頼する妻にだけは結婚する前に伝えておくべきだったんじゃないかな。それで妻にも家族にも見放されたとしても、未来のことを考えれば周りのためにも自分のためにもそっちの方がずっと良かったと思います。私にはそこだけすっきりしないままでした。

◆みみクンのBOYの季節
 ずっと女性になりたくて性転換手術を控えたミミと、彼が恋するバーテンダーの薫。こちらも穏やかな雰囲気ではありますが、久々に性についてよく考えさせられた作品でした。ミミの心は女性。女性の言葉遣いがしたいし、女性の見た目でいたい。でも、彼が好きになった薫はゲイで、男しか愛せません。薫と恋人になりたいのなら、女性になることは諦めなければならない。

 ミミは薫より大事なことなどない!と潔く男性でい続けることを選択し、薫を抱いて十分幸せも感じるのだけど、やはり女性のように薫に抱かれたいという気持ちも出てきます。最終的にはリバになって抱かれる幸せも味わうミミ。好きな人と一緒にいられる幸せは、自分の性の問題をも果たして凌駕できるのかを問われた気がします。薫は女性の格好をしたミミを抱き続けることはきっとできないでしょうし、2人はこのまま毎回何かを妥協しながら交わることになるんでしょうか。人は何のために性を選択するのだろう、と改めて考える機会となりました。

0

ほんわか短編集

雲田はるこ先生 初読み

3つのストーリーを軸とした。
ほんわか系の短編集。

「野ばら」
祖母と洋食店を営む武、店の手伝いをする神田。
神田は、娘のモネと2人途方に暮れていた。
自らゲイと告白し、嫁は怒り出て行ってしまったのだ。
ほんわり佇まい、花を愛し、柔らかな物腰の神田に武は次第に惹かれて行く。
武に告白されてモジモジしたり、
武を諦めようと遠ざけて、泣いて後悔してみたり、
かわいく乙女な神田に、萌え。
ほんわりストーリー。

「みみクンシリーズ」
薫ちゃんの魅力が判るのは、アタシだけ♡
どこからみても、女の子。みみクンが惚れたのは、ネコの薫だった。
みみ自身もネコ、そこには高い壁がある。
男の決断!髪を切り、服装を変え、みみクン「タチ」になる。

けれど、かわいいが捨てきれない。
やはり、抱かれたいのです。
みみは、夢に見たお願いを、薫にお願いすることに。
なんだかんだと、愛し合うふたりに意外に壁は低かった。
リバ ストーリー。

「鳥の国のララバイ」
母の産まれた異国の地、
登った山の山頂でトキオは天使に出会う。
彼の名前は「バード」、男に置き去りにされていた。
旅の目的地が、お互い同じ教会と知り、
2人は旅を共にするなか、惹かれ合っていくのだが…

どれもほっこり、ほんわかな気分になる、お話たちです。

1

ほっこり

久々に、ホンワカしたBLを読みました。
野ばらは、ゲイだと奥さんに告白して離婚した惣一郎と、洋食店の武の話。
惣一郎には娘がいて、とっても可愛い!
武が告白して、惣一郎が断るシーンは、すごく良かったです!泣きながら、ホントの気持ちが言えないでいる惣一郎に、涙がでました。
絵柄も、古めかしいくて懐かしい感じが、とても好きです。
初めてが、倉庫って。。。まぁ、しょうかないよね。

2作品目は、女の子になりたいミミちゃんのお話。かと思ったら、男の子になりました。
リバありな、可愛いお話でした。

3作品目は、古い映画のようなお話。
トキオが優しくて、バードを包み込んで幸せにしていく感じが、すごく良かったです。

どれも、ほっこりする、いいお話でした。

1

タイプの違う3つのおはなし

収録されている3つのおはなしが、それぞれタイプが違っていていて飽きずに楽しめる作品集です。

子持ちのヘタレ年上ゲイ(ややこしい)とまっすぐな年下ノンケとのコブ付き(更にばあちゃん付き)ラブとか、女の子になりたい男の子が登場する「性別」ってヤツをグルグル考えてしまうおはなしとか、どこかファンタジックなちょっと不思議なロードムービーテイストのおはなしとか。

どれも時代設定が分かるような分からないような、敢えてのハズシ感があり、おとぎ話めいた空気が漂っています。どの話も「現実だったら…」と考えると、モヤッとする所もあったりはするのですが、独特の空気感のおかげでお話しとして成り立っているような気もします。

1

ノンケ年下×ゲイ年上大好きなので!

雲田さんは何となく古そうな絵柄で敬遠しておりましたが、ラッキーホールが意外に古い感じではなかったので、こちらも購入。
表題作、こういう話好きです。
子持ちネタは正直得意ではないですが、何かいいですね。
おばあちゃんつきの男前の攻めがたまらんです。これはいい!
神田さんが少々女々しすぎるので、もう少し年相応の男の人でどうしようもない感じだったら最高でした。
ノンケ年下×ゲイ年上大好きなので!

みみクンは、こういうトランスジェンダー系も嫌いじゃないですが、女の子になりたかったみみクンが諦めてしまってハッピーエンドなのかしら?
ママの言葉がとても正しいかも。
まあ、本人たちが幸せならいいのかな?
タイトルからして昭和なので、目にハートなんかはわざとですかね。
この話自体が昭和80年代なのかも。聖子ちゃんとか云ってるし。

で、総合的には最後の話が一番キャラがよかったかもしれません。
しかし、トキオが攻めかー(笑)
トキオが受けだったら完璧でした!

3

同性だとそーゆーこともあるのねー。

「野ばら」
年下男前(顔のコトではなく)攻×乙女系ヘタレワンコ受
受様がへなへなしすぎなところが、
私にとってはマイナスポイントでしたが、
神田さんが、武の将来のために自分の気持ちを偽って
身を引こうとするシーンがせつなかったです。

「みみクンのBOYの季節」
「みみクンのハートのイヤリング」
これはダメでした。
女の子になりたいみみクンの片思いの相手は
バーテンの薫ちゃんなんだけど、
薫ちゃんは男の子としてのみみクンが好きで‥。
同性同士だと攻防の問題も出て来るのねー。
ハッピーエンドのはずなのにもやもやしてしまって。

「Lullaby of Birdland」
この話も好きでした。
トキオは亡くなった母親の国を見ようと旅の途中、
バードと名乗る青年に会う。
偶然にも目的地が同じだということで、一緒に旅を続けることに。
バードの魅力に夢中になる反面、目的地に近づくにつれ、
寂しげな表情を見せる彼に不安になるトキオだったが‥。
一転外国のお話で、雲田さんの引き出しの多さに驚かれます。
バードの旅の理由も相まって、
全体的に寂しげなトーンのお話ですが、
洒落た感じのラストになっています。

1

性別

初めて雲田はるこ先生に触れた「窓辺の君」に次いで読んだと思います。

みみクンシリーズが非常によかったです。
BLを読むにあたっては性別について考えているときとそうでないときがありますが、みみクンシリーズでは考えながら読めておもしろかったです。とくに好きなのがみみクンの「あたしの性別は、いつだってあたしの邪魔をする。」というモノローグ。
とびきり可愛くて明るいみみクンが、実は生まれたときから肉体と戦ってきていて、また大人になって気持ちと戦い……という単純なかわいさ・かっこよさではあるのですが、それを一切湿っぽくも・ひけらかしでもなく語るバランス感覚にどきどきしました。基調は恋の話、みみクンのかっこよさと性別の話のスパイス。「海辺のカフカ」の大島さんエピソードを読んだ時の気持ちに近い気がします。
その後非BLで賞を取られましたが納得の技術を感じました。

表題作のモネちゃんも大好きです。

1

やっぱ雲田さん好きだぁ

定期的に読み返す作品です。

神田さんはゲイだけど結婚して子供も出来て、奥さんに自分がゲイだということを理解してほしくなりカミングアウトして、離婚されて、という方なんですが、実際ゲイの方で身内にも誰にも言えず、言われるがままにお見合いして結婚して自分の気持ちを押し殺してる人多いと思います。言われる側は酷だろうとおもいますが、このあたりの問題は難しいですねぇ。そんなこんなで日陰者根性モリモリの神田さんなので、タケちゃんが神田さんの気持ちに気付いて自分の事を好きになってくれたにもかかわらず(しかも猛アタックw)、拒んでしまうのです。なぜならネガティブさんなので・・・。心にも思ってない言葉で突き放して、涙してるとタケちゃんが戻ってきて・・・って、タケちゃんどこまでイケメンなんだ!!!!神田さんのキャラも可愛くて好きでした。

ミミくんの話も好きでした。薫ちゃんいいなー。かっこいい男の子なのにバリネコであまえたさん。ミミくんにどんどん慣れて本当の姿になっても大丈夫な感じになってくれるといいですね!

表題作が一番好きですね。

1

受け入れ難い事が色々あって…

■野ばら(前・中・後編)■
梶原 武(洋食カジワラの店長)×神田 惣一郎(店員。妻に逃げられたゲイ)

両親を亡くし、若くして洋食カジワラの店主を務める梶原武は、そこに勤める離婚寸前の子持ち・神田惣一郎が気になって仕方がない。
ある日武は神田の不在中に離婚届を渡しに店を訪れた妻の冬子により、神田が元々ゲイであることを知る。
今までの自分への態度や反応から、神田が自分のことを好きなのでは?と思う事があるのだが…。

元気なモネちゃん&ほんわかしたおばあちゃん可愛い。
武さん格好良い包容力あるっつーか…男だっ!
神田さんの体調不良でパニくったモネちゃんからの電話に駆け付ける場面、振られたけど泣いてる気がして走って戻ってくる場面とその後の笑顔がたまらんのです(*´艸`)

そして同時に…私はオジさん受けは好きだけどナヨナヨした雰囲気の人は苦手なんだな…と実感しました。
受けの神田があまりにもナヨナヨしすぎて…受け付けませんでした。
あと40代?にしてはちょっと色々考え方というか言動というかが幼く思えてしまって…私が言うのも何なんですけどね。
実際の40代の思考とか知らないですけど、何か「んんー???」ってなってしまって。。。

■みみクンシリーズ(BOYの季節、ハートのイアリング)■
みみくん(ニューハーフ)×薫(ゲイバーのボーイさん)

心は女の子のミミくんが恋をした相手はゲイバーで働くボーイさん。
女の子になって告白するのと頑張っているけれど…何と相手は女の子が苦手。

このみみクンのシリーズが私的にダメでした。
特に1話目が。
最初読み終った時、何か凄くモヤモヤして気持ち悪かったんですよね。
何でこんなに嫌な気持ちになってしまうんだろう?ってもう一度読んでみました。
たぶんこの話は「女の子の心を持つみみクンが好きな人のためにその気持ちを押し殺すというのに健気だー!とか切ないー!とか思ってね」みたいなノリなんだろうな…と。(違っていたらごめんなさい)
私には無理矢理気持ちを押し殺すみみクンが余りにも可哀想と思うと同時に納得できなかったんです。
だってみみクンは薫に出会う前から女の子になりたかったんですよ。
なのにいくら好きな人のためとはいえ…こんなのいつか耐えきれなくなるんじゃないかな?と。
次の話でそのあたりはリバってましたが…やっぱり薫もネコさんなんですよね。
攻めるよりは受けたいんですよね。
リバっていてもどうしてもお互いに無理が生じていくような気がして…。。。

じゅんママの言葉は…厳しいけど第三者視点で冷静に2人の事をみて、そして2人を大事に想っての言葉で良かったです。

■Lullaby of Birdland■
トキオ(若い医師)×バード(訳あり男性)

2人の短い旅?

この話は好きです。
「騙されていたんじゃない?」という宿のおばちゃんに「もうちょっとだけ待たせてみて下さい」と無理矢理に笑顔を浮かべて待つ→再会(刑務所から回収)→故郷あたりが(ノω・、) ウゥ・・・良かったのです。
2人が居る風景の中の空気が緩やかに伝わってくるような…心地よい感じでした。

各話の間に入るcutで主要キャラ+モネちゃん…(ノ・ω・)ノ゙ヵヮィィヽ(・ω・ゞ)ヵヮィィ (o ゝω・)b 超ヵヮィィ♪

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