• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作昭和元禄落語心中(6)

あらすじ

師匠と交わした約束を
胸にしまって芸を磨き
ついに与太郎、真打に。
射止めた名跡は三代目助六。
八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、
焦がれて手にしたはずなのに、
おのれの落語が揺るぎだす――。

八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの
与太郎の落語とは――!?

師匠と交わした約束を胸にしまって芸を磨きついに与太郎、真打に。射止めた名跡は三代目助六。八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、焦がれて手にしたはずなのに、おのれの落語が揺るぎだす――。八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの与太郎の落語とは――!?

作品情報

作品名
昭和元禄落語心中(6)
著者
雲田はるこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ITANコミックス【非BL】
発売日
ISBN
9784063807080
4.6

(3)

(2)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
14
評価数
3
平均
4.6 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

与太郎から助六へ

八雲師匠は助六とみよ吉が死んだ日から、小夏が自分を殺してくれるのずっとを待っていると言う。
それこそ死神を待っているかのよう。

「お前さんが居たから手前じゃアできなかった」
てことは、小夏がいなかったら自分で死んでいたかもしれない。それくらいの気持ち。

小夏は息子に八雲師匠の落語を聞かせたいから殺さないと言う。
「今度は その坊主のために死ねねえってのかい」
これまた因果わ巡るですね。

小夏の子どもの父親は親分、と読めるように描かれていますね(アニメでは八雲師匠が父親だと匂わせていたのでこの先読むのが楽しみです)。

その親分に、誰が何と言おうと自分の息子でぇと啖呵を切る与太郎がかっこいい。男だわぁ。

これをきっかけに与太郎は自分の落語をつかんでいくんやね。

小夏の子どもの名前は信ちゃんか。父親の名前をつけたんやね。
「父ちゃんの落語が聞こえるよ」
自分の父親の落語、与太郎のこと、両方の意味やろね。2人とも助六。いいわぁこういうとこ。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP