「高木さん、気持ち悦いの? ねえ、また悦くの?」

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表題作永遠の恋人

資産家の息子で美大生 鹿内那暁・21歳
高木古書店の店長(?) 高木・25歳

その他の収録作品

  • 夜の血族

あらすじ

祖父の蔵書を売却することになった美大生の邦暁。買い取りにやってきた妖艶な古書店店主・高木が隠し書棚から発見したのは、彼にそっくりな人物を責めあげる凄淫な絵画だった!! 淫画を買い取りたいと言う高木に、身体を要求する邦暁。開発された淫らな身体は、邦暁の淫戯に翻弄され、身悶え、喘ぎに濡れて快楽にまみれ……。山藍紫姫子の濃厚エロス、禁忌と官能の『夜の血族』も収録。
(出版社より)

作品情報

作品名
永遠の恋人
著者
山藍紫姫子 
イラスト
みなみ恵夢 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784862631688
4

(10)

(3)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
40
評価数
10
平均
4 / 5
神率
30%

レビュー投稿数2

エロスのエチュード

作品としては至極軽めという印象のビーボーイノベスルに山藍さん!?
と驚きのラインナップに、一体どんな作品が?と興味を惹かれる方は多いはず。
独特の耽美な世界のエロスはそのままに、割とわかりやすく難しい表現はあえて避けた形の文章と展開になっているように思えました。
登場人物も皆若く、表題は20代前半、同時掲載作品はオヤジも登場するものの、主人公は高校生とかなり若いのも驚きです。
舞台も現代なんですが、何せ耽美エロスの世界であるし金持ちの旧家という設定、絵もみなみ恵夢さんなんで、現代というよりは昭和初期の匂いや雰囲気が満ちていました。

もうエロスについてはいうもがな、でしょう!
「前世の記憶」と「運命の相手」といったキーワードの元、めくるめくエロスが展開されております。
淫靡で淫猥、その一語につきます。
同時掲載についても、本家と分家というあらがえない旧家の上下関係というものを土台に、翻弄され対立する従兄弟同士といった趣が、それがエロスの饗宴につながるといった、実に幻想世界をわかりやすく表わしていました。
今回の見どころは、ダービーでしょうか?
エロ小説そのままの展開は、夕刊紙や某エロ小説のエロシーンそのままに繰り広げられるのですが、これが男女のものであれば、いやらしさが先立ちがちなものが、男×男であるために、何故か面白く楽しめてしまう(腐っているから勿論なんでしょうw)♪
こちらのほうが、掲載雑誌が他社の作品のため、激しさと黒さは目立っております。

出版社が違っても、山藍作品ここにあり!な感じで(軽さは否めませんが)入口のような練習曲のような作品でした。

5

耽美とはこういうことか

題名通りの感想です
なんだろう
何故かいつもよりもいけない気分がw
でもこういう雰囲気嫌いじゃないぞ
むしろハマりそうw

内容の方は、ん?と思う展開も少なくなかったけど、えちがよかったので目をつぶります
前世の記憶やら永遠の恋やら設定は大変萌えたしね

受の淫乱具合には大満足ですよ
一発目から自らドライになるという
こりゃ攻も相当の絶倫ですわ
しかし私が期待した受のキャラは、淫乱だけどそれにすごく戸惑いがある、というもの
少しそれとは違った気がします
そこだけが残念でした…

山藍先生は初読みだったけど、こんな耽美な作品が多いなら他の作品もチェックしてみようかな~
冒頭の宣誓、うそでした
訂正します
すでにハマってますw

3

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