特典

  • 夢の庭「愛と混乱のレストラン」シリーズ番外編プレミアム小冊子  Le jardin du reve

夢の庭「愛と混乱のレストラン」シリーズ番外編プレミアム小冊子 Le jardin du reve

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商品説明

大人気シリーズ「愛と混乱のレストラン」。
完結記念として限定発行した幻のプレミアム小冊子が、ついに電子化!

恋人となった鷺沼理人と久我修司は、フレンチレストラン『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』で忙しくも充実した日々を過ごしていた。そこへある夏の盛り、フランスから思いがけない人物が訪ねてきて……。
シリーズ完結後、色褪せない『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』の物語がここに。

《目次》
■夢の庭
■キャラクター・インタビュー
■あとがき

※「愛と混乱のレストラン」シリーズminiラフ画集は収録しておりません。

※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

作品情報

作品名
夢の庭「愛と混乱のレストラン」シリーズ番外編プレミアム小冊子 Le jardin du reve
著者
高遠琉加 
イラスト
麻生海 
媒体
特典
発売日
4.5

(17)

(11)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
78
評価数
17
平均
4.5 / 5
神率
64.7%

レビュー投稿数4

大満足の小冊子

最後の最後まで魅せてくれます高遠先生!!
レストランのメニューをイメージしたデザインの
ステキ小冊子です。もう満腹です満腹!!
ステキすぎるので大いにネタバレです

理人がかわいいんですよね~
おなかがすいて何か食べようと思えたり、
自分で料理を作ろうとしたり、
修司が美少女にモテるのに嫉妬したり、
普通の人間が当たり前にすることを理人がやっとするようになって
本当に微笑ましいです。

エッチは休みの前日しかダメだと
主張する(露骨には言ってません)理人と、
じゃあ早く一緒に暮らそうと言う修司の
ラブラブ(?)な一面も見れます。ニヤニヤです。
決して多くはないページ数で再びドラマが書かれています。
レストランも順調で、恋人とも良好関係な中、
修司のフランス修行時代の店の孫娘が来日したり、
八神のオーナーからレーヴを買わないかと持ち掛けられたり。
共同名義で店を購入するということは
二人は一生店とお互いに縛られることになるわけで…
でも理人は、修司と一緒ならなんでも乗り越えていけると
思えるようになったんですよね~
修司はこの小冊子でかなりの名ゼリフという名の
口説き文句を理人に言ってます。
「あんたの身体をまるごと全部、俺のものにしたいんだよ」
「これであんたと俺は、一蓮托生だ」
「あんたの身体を全部、俺が作ってやるよ」
読んでるこっちが恥ずかしくなるわ~

エチもありますよ☆
BL作品の中で対面座位は数多くあれど、
この二人のは格別に萌えますね~
理人の恥ずかしがりっぷりがたまんねっす。

これで終わりだとおもうと寂しい気持ちがありますが、
確か高遠先生の某作品でこのレストランと二人が登場してます。
ちょこっとしか出てませんが、
それだけでももうニヤニヤニヤニヤですよ~

5

甘い後日談

現在では入手困難でしょうが、本編のファンには必見の内容だと思います!A6サイズ66ページ(表紙・裏表紙込み)です。

「夢の庭 Le jardin du reve」
59ページの小説。理人の目線で進んでいきます。
一緒のものを食べ続けていたら、細胞が入れ替わる七年も経てば、他人でなくなるだろうか、という様な言葉で物語は始まります。

仕事中、理人が朝食を食べ損ねて空腹を感じ、厨房に出向いては修司に気が疲れて叱られます。が、それが甘いです!理人がちゃんと食事を取るようになって空腹を感じる健康体になったのも嬉しいですが、朝食を抜く原因の寝坊は修司のせいだと抗議する姿は可愛いですし、一緒に暮らそう、メシを全部作りたい、あんたの身体を丸ごと全部俺のものにしたい、と口説く修司がなんとも色っぽいです。

そこに、フランスから美少女ニコールが登場します。修司が世話になったコックの孫であり「十五になったら恋人にしてくれるって言った」彼女と元恋人のサラと一緒に定休日を過ごすことになった修司に、理人の心中は穏やかではありません。キスをしようとした修司を避けてしまい、「かわいくねえなあ」の一言に傷つく理人。休日に一人でスープを作るも美味しくない。いつか修司がいなくなったら、と考えて心を冷やして過ごします。

修司と顔を合わせても素直になれない。そんなとき、オーナーから電話があり、休憩時間にやってくると、山形で農業をやるからレストランを買い取ってくれないかと二人にもちかけます。買おうと言う修司に、スイカを買うのとはわけが違うと叫ぶ理人。このレストランに修司を縛り付ける権利がないと頭を抱える理人を、修司は一蓮托生だと笑んで…10分でキス以上のものをやらかします(笑)。そのとき理人が「四字熟語で口説くのが得意なのか」と言うのですが、本編で両思いになってエロい最中に修司が「俺なら一石二鳥でお得だ」と口説くんですよね。それかな?と思いました。

そんな端折られた10分で満足できるわけがなく…その夜、修司のマンションで二人は8ページもの甘い身体交流です。かわいくないところがたまらない、絶対離さない、俺のものだ、と呟く修司に萌えました。

翌日、動けない理人のためにマンションでスープを作って二人で食べます。借金背負うなら節約しなきゃな、同居したら家賃が節約できる、との論法で口説く修司の勝利でした。

そして後日。皆の前で結婚披露パーティを受けることを話します。オーナーが庭のパーティに紛れ込んだのが「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の始まりだったという回想と、これからのことを思いながら幕を閉じます。

本編では、両思いになってから身体を重ねた後、叶に存続願いで土下座をし、新しいオーナーの姿に驚き…でページが過ぎたので、二人の後日談は8ページのみ。修司の部屋に理人が行き、一緒に作った料理を食べるという展開ではあったのですが、サラのその後などの話で甘さはほんのりだけで。その物足りなさをこの作品で見事に補完してくれました。大満足です!


「『愛と混乱のレストラン』シリーズ mini画集」
3ページ。主要キャラのラフ画。

「キャラクターインタビュー」
Charadeメールマガジン「Charadeの小部屋」2008年11月、2010年2月配信分の内容。1ページの上下半分に分かれて、叶と樫崎一が5問の質問に答えています。「高遠先生はどんな人?」という質問に、叶が「私の名前が出てこないが、考えていないのかも」と答えているのが笑えました。

「あとがき他」
1ページ。「愛と混乱のレストラン(後編)」の扉絵の下に、作者様のコメント、製本等の説明文が載っています。レストランという言葉は、「回復させる」「良好な状態にする」という意味のラテン語が語源だという説明があって、この作品にぴったりだと思いました。

惜しむらくは、本当に惜しむらくは、描き下ろしイラストがあれば完璧でした…!と文庫本レベルの贅沢な事を願ってしまうくらい、完成度の高い小冊子でした。

5

幸福感が溢れている

電子書籍で読了。イラストは紙の本でも無い様です。

『愛と混乱のレストラン』を読んだのは刊行から数年経ってからでした。なので、この小冊子の応募には間に合わなかったのです。「読みたい、読みたい」と思っていてもなかなか入手出来なかったのですが、電子で発見!こんな少ないページ数のお話でも売買できる電子書籍って素晴らしいなぁ。手間をかけて入手した皆さんには申し訳ないのですが、この手の出版は是非続けていただきたいと思うことしきりです。

本編も幸せな終わり方をしてはいるのですが、それでもなお、理人は危なっかしいところがあると思っていましたので、久我がそのことを強く意識しており、ベタッとしない優しさで気遣っていることに大変満足です。私は『俺様キャラ』って、がさつに感じてあまり得意ではないのですが、この手の繊細さをチラ見せされると、クラッと来てしまいます。
『小さないざこざを繰り返すことが出来る二人』というのは素敵です。未来の明るさを感じることが出来て、私も少しばかり幸せになりました。

1

幸せのその先の幸せ

パティシエ一の話『甘い運命』刊行時にシリーズの完結で応募者全員サービスとなった小冊子です。

『愛と混乱のレストラン』終了その後のレストランの様子は順調なようです。
支配人の鷺沼もきちんと食事を摂るようになったようで、摂らないと久我に怒られちゃいますからww
今回は久我がフランスで修行していた店の孫娘ニコールが大きくなってレストランを訪れます。
鷺沼のちょっとした嫉妬がまたかわいらしく、一人で料理をしようとする姿なんかが見られます。
一人の食卓は味気ない。
まだ2人は一緒に暮らしていないのですが、レストランを舞台にしているらしく、食というものを通して人とのつながりを、この小冊子でも伝えているところ、根本にあるテーマがきちんとしているんだな、ととても感心させられます。
オーナーが隠居することになり、店の権利を・・・
そして結婚式をレストランで開くということ・・・
このル・ジャルダン・デ・レーブの未来は明るいのですね。

巻末のキャラクター・インタビューに元上司の叶と一が登場していますが、一のコメント「・・・変態みたいですが、否定はしませんが・・・」に爆笑してしまいました!
そういう感想が多かったのかなww
とても幸せな番外小冊子です。

3

この作品が収納されている本棚

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