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登場人物全員可愛いんですよね。
私が特に萌えたエピソードは小さい頃にみんなが繋がってた話。祥ちゃんが鬼でかくれんぼをしていた三兄弟と誠吾。祥ちゃんをずっと見ていたくて、ベンチの影に隠れながらも隙間からずっと祥ちゃんを目で追って、視線に気づいた祥ちゃんに一番に見つかると、「1番に見つけてくれた!」と喜ぶ誠吾が可愛いです。
そして、そのかくれんぼの時に子犬を追いかけて迷子になった裕太が出会うのが静野くんなんですね。静野くんは迷子になったわけでもなかったけど、神社の階段に座り込む裕太に一目惚れして迷子の振りをしてしまうのですが、ふわふわの髪の毛の裕太にぽーっとなっちゃってる静野くんがこれまた可愛いです。
どちらのカップルも好きですが、応援したくなるのは幼馴染みの二人。誠吾が祥ちゃんに告白してきた履歴が健気で切ないです。
甘くて、ふわふわした可愛らしいお話が好きな方は気に入る作品だと思います。
基本、
年下攻>>同い年>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>年上攻
の私ですが、
今回は表題作(年下攻)より断然お兄ちゃんカップル(同い年)が萌えでした!
さて、
何もかも、みな可愛らしい……。
1ページ1ページの画面構成も、フリーハンドでがりがり描きました的背景や小物も、お話はちょっと置いといてそっちじっくり見ちゃうくらい可愛い。
ついでにもちろん登場人物も可愛くて、
特に表題作の受・裕太が可愛いんだけど、それがちょっと女の子的可愛さなので、
女の子的な子と付き合いたいなら最初から女の子と付き合えよ!がBLにおける持論の私としてはそこがちょーっと残念でした…
あと、静野くん(攻)のキャラもちょっと残念だよね。ザンネンって、そっちの意味でね。
好きな子(裕太)とその妹が一緒にいるのを見て、裕太せんぱいが女装したら妹みたいなのかな…萌え…
とか…
本人目の前にしてどういう妄想。
私は、君のことがよく理解できない…。
(なお、裕太も理解しきれてないみたいなのでまあいいのかな)
あと、身長差の件もよく分からない(笑)
でもかわいい。
で幼なじみのお兄ちゃんカップルですが!
なんかもうえろい!
いや、行為の描写じゃなくて、全体の雰囲気が!(描写もえろかったけども!)
にくいなあ(演出)と思うのは、お兄ちゃんは背中が弱い(きゃっ)んだけど、攻は背中に抱き付くのが好きで、でそれって攻には受の表情が見えないわけ。
でも読者には見えてるわけ。
結構、攻に見えていない受の表情があって(せつないとかー赤面してるとかー)、あーお兄ちゃん長い間耐えてきたんだなー。と、読んでるこっちがせつないです。
…って書いて、あれ、これっていわゆる両片思いって奴なのかな…?
ちょっと違うかな…?
兄ふたりとも彼氏持ちになっちゃって、
煎餅屋の(次の次の)跡継ぎはいもうとちゃんにかかってるわけですが、いもうとちゃんプレッシャーだろうなあ…というわけでもなく、普通にいいお婿さん連れてきそうで、
煎餅屋も安泰そうなのも好ましい。
あー、何回読んでもおもしろいです!
■【あめいろ恋ごころ】 表題作
・元部活の後輩・静野×元部活の先輩・吉沢裕太
裕太が高校を卒業後のお話。
高校の時の部活(将棋部)の後輩・静野はある日、裕太の実家にせんべいを買いに来るようになる。
静野は昔から裕太のことが好きで、裕太もこの最近せんべいを買いに来てくれる静野のことがきになりはじめ・・・
そして円満にお付き合いという、わりとあっさりくっついた感じの二人でした。
しかし裕太は年下の押せ押せな雰囲気に照れてしまって、なかなかHのほうは挿入までに至らず。
私的には二人のこきっこも可愛かったですけどね!
挿入が全てじゃない!!と思ったけど最後やっぱ挿入まで至ってくれてそれはそれでよかったと思いましたw
■【おさななじみと恋心】
・誠吾×裕太の兄・祥一
裕太たちより大人なカプなので見た目的にはこちらのほうが好きでした。
誠吾はずっと祥に好きだとことあるごとに言い続けていたのですが、祥一に全否定され玉砕し続けて早20年・・・
その間、誠吾は女を作って発散していたのですが、それが実はアダとなり。
祥一のほうは祥一で、女をとっかえひっかえしている誠吾を見て、自分もあんなふうに飽きたら捨てられるんじゃないかと思い、誠吾の告白を受け止めることができないでいたのでした。
誠吾、身から出たさびとはこのことでは…(´Д`;)
とりあえずお互いの気持ちが通じ合えてよかったです。
H描写はエロアングルがそこそこ好きなアングルが入っていてテンソン上がりました。
かわいい!
ただひたすらに可愛い。
初々しくてキュンキュンしました。
攻めの静野くんがクールなイケメンかと思いきや実はかなり残念な子で、
裕太は静野くんの妄想の中の自分と比べて落ち込んだりします。
それもまたかわいいv
絵もふんわりしていてストーリーにマッチしてます。
もうひとつは裕太のお兄さんのお話。
こちらは幼なじみのポジションから恋人になるには…という内容で、
ストーリー的にはこちらの方が好き。
受けの兄ちゃんがだんだん体型が細くなってしまったのが残念。
萌え補給にまた読み返すと思います。
読み終えて作品について
考えた。
面白くないわけじゃないけど
良かったなと思える部分は
すぐには浮かばなかった。
煎餅屋が実家で自分も大学にいきながらバイトしている。
雨の日にかなり濡れた状態で
美人君が買い物に入ってくる。
高校の後輩だった静野くん。
黒髪真ん中わけ、無口できれいな
静野くん。
高校では部活が一緒だっただけで、特に親しくしていたわけではなかった。
でも、綺麗な静野くんを見ていたくて、いつもこっそり見つめていた。
煎餅屋に通ってくれるようになり
それを楽しみにするようになっていた。
実は、静野は高校で出会ったわけではなく、もっと小さい頃に2人は出会っており、チビ静野は先輩に会いたくて同じ高校を受験し同じ部に入っていた。
とっても可愛らしい過去付きで、
押しすぎず、引きすぎず
甘すぎず、そのあたりは
バランス良かった
身体の関係に踏み込むのが怖い先輩は、ネット検索したり苦悩しているのが少しあるのですが
あっけなくホテルでしたりと
盛り上がりが薄いなと思いました。
悪くないのによくなかった
そんな感想でした。