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2巻です。
前回は、二人の出会いから、サガンの重石。
再会から~に至る部分を描かれていましたが、今回からはようやく少しずつ恋の歯車も回り出したという感じがすごくしましたね。
なによりも、やきのりと戯れるサガンの可愛いこと
なんなのこの子(*´Д`*)ポポンッ
前回そんなに心揺さぶられることなかったんですが、饒舌なサガン氏
可愛すぎて死ねる。
やきのりチャンにたいしてのあのおしゃべり感が好きです。
橘高さんにしてもそう。
サガンに夢中っぷりがはためで分かりすぎて可愛い。
榎田さんの描かれるキャラクターってどうしてこうも萌えるのよ!
って気持ちを思い出しました。
自分なら、サガンを甘やかしてやる。イヤというほど甘やかしてやる
そんでまた、自分も甘やかされたい。
猫と同じように、猫よりも。
自分を見て欲しいという橘高さん・・・顔に似合わず可愛いんだ!
夢中が故のすれ違い。
これの掛け合いも絶妙でした。
口がわるくて冷たい印象のサガンの印象が変わり始めたのもやっぱり2巻でした。
ちゃんと、言いすぎたことを悔いていて
橘高のためにカレーを作って食べさせようと奮闘してみたり
亡くなった橘高の父のことで落ち込んでいるであろう橘高を心配してみたり
やきのりを挟んでの橘高との会話であったり。
二度と恋愛はしないと誓った心が
自分の意思とは反面、少しずつ惹かれている気持ちが伝わって
キュンとする場面も多々ありました。
正直、1巻はさほどでもなかったのですが、2巻にはいりぐっと作品に引き込まれてしまいました。やばい、これは最後が待ちきれない予感
ここでの評価ってわりと1の方が良いのかな~という印象なのですが
いかがなものでしょう。
とにもかくにも3巻を読み始めたいと思います。
前巻は主にサガンが過去と向き合う事件が起きましたが、
今回は橘高に試練が訪れます。
元妻の双葉の裏切りを知ってもなお、頑なに恋愛を拒み続けるサガンに、
橘高は「恋人と認めてくれるまで、キス以上はしない」と本気をアピールします。
それが気に障って拗ねてしまったサガン。
なんかサガン、すごくカワイイです(笑)
もうとっくに橘高に堕ちちゃってるんじゃない?と思うんですが・・・
そして口論になり、つい、橘高の地雷である父親の事を口にしてしまいます。
後悔したサガンですが、謝るきっかけが掴めないまま、橘高の父の訃報が入ります。
父親の訴えていた頭痛に、何の対応もしなかった自分を責め、
揚句、父親の死は自分の責任だと悩む橘高。
この、「もし~してたら」という後悔は、よくある事でしょう。
傍から見ると橘高の父親の件も、「あなたに責任はない」って思いますが、
当事者はそう簡単には割り切れないのも仕方ないですよね。
橘高はとうとう父の声の幻聴や悪夢まで見るようになり、
救いを英に求め、二人で食事に出かけます。
それを知らずに、橘高を励まそうと淳平に教わって頑張ってカレーを作るサガン。
このカレーがとにかく美味しそう!淳平って本当に料理上手!
読みながらものすごくカレーが食べたくなって、
その日の我が家の夕食メニューもカレーになりました(笑)
結局、英と会っていた橘高はカレーを食べれませんでしたが、
サガンがその件を橘高に隠しておきたかった事を、
赤くなったサガンの顔を見て、橘高は気付きます。
そして、改めて橘高はサガンを愛おしく思うのです・・・
本当にじれったい二人ですが、なんか不器用すぎて愛しいです(笑)
サガンも、早く本当の意味で過去と決別出来たらいいですね。
今後の二人の恋愛の展開が楽しみです!
『past days』は、そんな二人の過去編。
これ、良かったです!本編以上に引き込まれました(笑)
現在の二人の関係が、より深く理解できますよ~
前回の事件でなんとか身体をつなぐ関係になった2人だが、まだまだ恋人同士への道のりは遠そうだ。
相変わらず素っ気ないサガンに熱烈なアプローチを続ける橘高は、身体だけの関係でいいというサガンにお互いが本気になるまでキス以上はしないと宣言するが……
今度はそんな橘高に試練がせまって……
2人の関係は、あいかわらずじりじりのじれじれです。
このもどかしい距離感とすれ違いがたまらない。
遊び人だった橘高はかなり本気になってきたようだし、サガンも憎からず思っていることは確かで。
お詫びとはいえ橘高のためにサガンがカレーを作るエピソードは本当にほほえましい。
このツンデレめ!!
色んなところでサガンの恩師、ヨーダ先生がいい味を出しておられました。
榎田さんの書く脇キャラが大好きなんです。
フォースのために!
同時収録の2人の出会い編の短編。
ものすごく殺伐としていてびっくりしました。
遊び人×悪女(?!)
大人になった二人にはぜひとも優しい関係を築いて欲しいものです。
次は旅行に行くのかなー。
丸ごと一冊ひとつのストーリー。
2巻目。
橘高さんに変化があり、その変化の様子が楽しめました。
そして、それはサガンも一緒。
冷静に自己分析し、どうしていくべきかを考えています。
こういう心の動きが見えるのは読んでいて楽しいですね。
1巻は眠るサガンを見守る橘高でしたが、今回の表紙は居眠りする橘高を見つめるサガン。
この表紙が表わすように、橘高が自分を見つめ直すお話だったかな?と思います。
描き下ろしで学生時代の出会い編があるので、それでどんな出会い方をしたのかそれがよくわかり、この物語を補足してくれています。
1巻でサガンの囚われている事柄が判明して、少しは彼にとって新たに踏み出すきっかけになったのかな?とも思ったのですがどうにも足踏み状態のようではあります。
身体は橘高を求めたけど、きちんと好きになって欲しいからと橘高に拒否されて拗ねるのは一体どういう気持ちだったのか?
橘高に確執はあれど父親が亡くなり、それに対して何もしなかった自分を責めている時自分に何ができることがるか、考え直そう、素直に謝ろうと考えるサガンに、少し気持ちの前進を見た気がしました。
しかし、その後またすれ違ってしまいますがw
この橘高が、きちんとサガンと向き合おうとした時に自分がまともな恋愛をしてこなかったと振り返る場面、サガンが目下一番のお気に入りなのは確かだが、一番愛する人かというとそうではない。
橘高にも不仲だった両親の関係が無意識のトラウマになっているようで、きちんと向き合った恋愛でできなかったという事が判明した事で、孤独な人だった、愛に飢えていた人だったということが何となく感じられます。
今回、橘高の父の死という出来事で一体どうしたい自分がいるのか、橘高に自覚させる出来事になったのかな?とも思います。
しかし、考える余り電話に出ないサガンの代わりに癒しを求めたのは津森(英ちゃん)サガンへの遠慮がもどかしかった~!
いつもなら、電話にでなくてもきっと押しかけていたと思うのです。
だから橘高の気持ちの変化を感じられたのですよね。
橘高の為作ったのに、食べさせられなかったカレー。
それがどれだけ、二人の気持ちを近づけていくのだろう?
大人だけど、ストンと恋に堕ちてしまう時がふたりに来るのでしょうか?
それとも、大人だけに居心地の良さが優先される関係になるのでしょうか?
中々進展しなくて、じれったく思うのか?とも思いますがそうでなくて、大人の恋愛をある意味リアルに等身大で表現してくれているなと思いました。
なまじっか、そういう自分のスタンスで何年も人生生きてきたわけですから一朝一夕には変えられない、それはじわじわとゆっくりで当然でしょう。
尻ごみして足踏みするのも、もういちど最初に戻るのも、必要だからそうなる、大人だから慎重になる。
それを感じさせてくれました。
橘高が飲食系の仕事をしているだけに、食事のシーンがふんだんに出てきます。
それは、色々に使えるいい小道具な役割を果たしていますね。
口絵の、ピンクのケープを着て、自慢げにお散歩するやきのりちゃん~♪♪
ヒモう○ち事件も含め、今回も癒しの役割満点でした。
二人の出会い編、それぞれの過去の恋愛スタンスが読めるのですが、やはりサガンがミステリアスです!
彼が本音をさらけ出して泣いてわめいて激情をあらわにする姿が見てみたいです!!