愛とは言えない(1)

ai towa ienai

愛とは言えない(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×214
  • 萌14
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
164
評価数
44
平均
3.8 / 5
神率
29.5%
著者
榎田尤利 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
町屋はとこ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
愛とは言えない
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784862638762

あらすじ

――昔、あの耳をよく噛んだ。イヴの夜、実業家の橘高が10数年振りに再会したのは、唯一手に入らなかった男・サガン。2人は一夜を共にするが、朝にはサガンが姿を消す。
その後、橘高は復縁を迫るが、つれない態度を取られる日々。しかし身体だけなら……と言われ、橘高はサガンを再び抱きしめるが……。
愛したい男と愛さない男――大人なぶんだけむずかしい恋愛。人はそれでも、どうしようもなく……恋に落ちる、マガビーとの長期連載!大人気コラボ作品がいよいよ書籍化!
(出版社より)

表題作愛とは言えない(1)

飲食店プロディース会社の社長 橘高義美・37歳
大学の心理学准教授 目雅彦・35歳

同時収録作品愛とは言えない (1)

名嘉真淳平・英の居候でカフェウェイター・22歳
津森英・生真面目だが思わぬ強さも持つ会社員・27歳

その他の収録作品

  • Merry Christmas -プロローグ-

レビュー投稿数15

じれったいぃ♪

サガン先生の素直じゃないところが素敵です。
ツレな過ぎですが、じわりじわりとほだされていく感じがいいですね。

というかサガンは橘高に頼っている時点で深層心理的にはごにょごにょ・・・先生、人の心は読めても自分の深層心理には気づけないんですね(笑)
シリーズなので長期戦でしょうが、がんばれ橘高!(笑)

めぞん一刻とか、ああいうじれったい感じが好きな人なら読んで下さい。
逆にじれったい展開が苦手な人にはお勧めしません。というのも、「受」がかたくな過ぎるので、途中でめんどうくさくなるでしょうから…。

4

拘り続けた味の記憶

今回は都内にいくつも飲食店を持つ実業家と
執筆活動もする大学の心理学准教授のお話です。

2人の偶然の再会から
受様が元妻に関わる過去を振り切るまでを収録。

攻様は多くの飲食店をプロデュースしている
実業家です。

金も有り、容姿にも恵まれ、学歴も高い攻様は
もの心付いた時から女にもてるのが当たり前で、
好みであっても無くても多くの浮き名をながします。

欲しいと思ったものは必ず手に入れるけれど
手に入れた途端に飽きる攻様は
夢中になれるのはせいぜい半年ほど。

そんな攻様が
唯一手に入れられなかった相手が
大学時代の後輩である今回の受様です。

当時受様には本命がいて
攻様とは身体だけの付合いだったのです。

そんな受様と偶然の再会を果たすのは
クリスマスイブの夜、
攻様が自身のもつフレンチレストランに
顔を出した時の事でした。

沸き立つ店内で
2人分の料理が供されたテーブルで
一人でディナーを食べている男性客が
受様その人だったのです。

15年ぶりの再会を運命と呼ぶ攻様に対して
単なる偶然とそっけない受様ですが
攻様の薦めるワインに酔ったのか
そのままお持ち帰りさせてくれるのですが…

翌朝、攻様に残されたのは
「Merry Chrismas」と裏書きされた
攻様の名刺のみ。

必ず見つけてやる!!

果たして攻様は
受様を手に入れる事ができるのか?!

榎田さんと町屋さんのコラボ作品
「恋愛シリーズ」の小説版第1巻です♪

コミックスバージョン『恋とは呼べない1』と
同じ時間軸で展開している上、

文章になっただけコミックスより
主役二人の思いの密度が深まっていて
読み進むのも楽しかったです。

2人が離れていた15年の間に
受様は複数の著作を持つ
心理学の准教授となっていました。

以前の付合いから
攻様の狩人気質を見抜いていた受様は
再接近して復縁を迫られても
全く相手にしていませんでしたし、

誰かを好きになる事さえも
許されない罪の意識が
受様の心に重く刻まれていたのです。

そして最近、
その罪を忘れるなとばかりに
あるメールが届くようになって…

亡くしてしまったが故に
後悔だけが先に立つ思いに苦しむ
受様の選択が切なくて苦しくて、

やきのりちゃんにしか
癒しを求められないのが
更にやるせないです(泣)

受様に再会した当時の攻様は
昔のリベンジ的な気持ちで
受様に接触したのだと思いますが

元妻との間に負った受様の傷を
図らずも見てしまった事で
改めて今の受様に目がいって初めて
攻様はある事に気づきます。

なぜ何処かで食べたシナモントーストの味が
忘れられなかったのか?

シナモントーストが
自身の恋の象徴だと気づきながらも
まだまだ余裕な攻様なのは
本気の恋に落ちた事がないから?!

本作は特定書店で購入すると
町屋さんの描下しペーパー付きです。
今回の『やきのりブログ』は
愛猫やきのりちゃんの里帰り編になります♪

本作は単刊でも十分読めますが
『恋とは呼べない1』も読むと楽しいですよ。

3

頑固な大人たち

あらすじは、他の方がとても上手にまとめて下さっているので割愛します^^

榎田作品のどれを購入しようかなと悩んでいた所、町屋先生の絵が美しかったのでこれに決めました
表紙裏のあらすじを読めば、40代にほど近い、言ってしまえばオヤジたちのじれったく進んでいく恋のお話、ということで
初めは、やっぱり交渉人シリーズにすれば良かったかなぁ、などとも思っていました…がっ!

やっぱり榎田先生は素晴らしい
サガンは本当に頑固です
口から出る言葉はひねくれてるし、世の中をかなりすれた目線で見ていて、とてもじゃないですが可愛げなんてありません
ただそれは、相手が自分に近づかないようにするための仮面を被っているに過ぎない
奥さんの死を自分のせいにして罪の意識から逃れることの出来ないサガンは、死ぬまで孤独であり続けることが自分への罰だと思っている
端から見れば、そんなことをしなくても…と思ってしまうかも知れないけど、失った哀しみはやっぱり本人にしか分からないもの
痛みの度合いなんて人それぞれ違います

自分を責め続けて、虚勢で自分を固めるサガンは弱いのかも知れません
ただそれが出来るのは、サガンが本当はとても優しいということですよね

橘高は少々強引でせっかちですが、サガンを無理に理解しようとしない所に好感が持てました
サガンのつれない態度にイラつきながらも、結局は好きだから放っておけない

サガンのように深く傷ついてしまったが故に、慎重で疑り深い人間には橘高のようなパワーがある人がいいのかもしれません

まだまだちぐはぐでもどかしい二人だけど
いい大人が何を意地はってんだと思ってしまうけれど
心から応援したくなる二人です

いつか橘高がサガンの心に刺さった氷の刃を溶かしてくれる日が来ることを祈って

2

やりなおしの大人の恋

金も名誉も美貌も頭も全て持っている実業家の橘高。
ハンター気質で遊び人な彼に初めはイライラしたものの、少しずつサガンにのめり込んでいく様子には思わずにやにやしてしまった。
誰が作ってくれたのかは忘れても、サガンのシナモントーストの味を忘れられずにいたっていうエピソードが橘高自身の本心がかいま見えるようで楽しい。
あらためて大人になっての本気の恋は色々大変だなあと思った。
素直になれなかったり、変な意地をはってしまったり、若いうちは勢いでできることができなかったり。

対するサガンは辛い過去のせいか本当に頑なで、もうちょっと楽な行き方をすればいいのになと言いたくなる。
これから彼がどう変わっていくのかも楽しみです。

じわりじわりとしか進まない二人の関係にヤキモキしながら続きを追いかけて行こうと思います。

それと同時にまだマンガをチェックしていないので、そちらもゲットしてこねば。

ああ、やきのりちゃんかわいい。

2

まだ 愛とは 呼べない?

恋とは呼べないのあの最後に触発されて、ようやく読み始めました
読みたい読みたいとは思っていたのです。
完結にいうと、まだまだこれから!という序章な感じがいたしました。
サガンと橘高の出会い、再会。サガンが抱える大きな重石
二度と恋愛はしないといったサガンが落ち始めた大きな穴。
過去との話であり、未来への~な展開が楽しみな1冊。

金も名誉も地位も。ヴィジュアルさえも全て手に入れている橘高。
欲しいものなど何もない。そう言った彼が唯一手に入れられなかったもの。
それが学生時代付き合っていた唯一の男。
なによりも美しく夢中になった相手。再会した二人は・・・

なんだかんだで、榎田さんの描く攻が好きな理由の一つは
好きになったら受に一直線なところですよねww
「恋とは~」ではわりと、英にもちょっかいかけてたりでナンパなイメージもあったんですが、(もちろん女にゆるいところあったあり・・もろもろ~あるにしろ)サガンに対しての大事にしたい、甘やかしたい。好きが溢れていて思わずキュンとしてしまう。
どんなにそっけなくしても手を伸ばしてしまう。
「なにも欲しいモノがない」と言った橘高が夢中になっていく様子を読むのはすごく面白い。
また、恋愛心理を語りながらも、自らは、恋愛には距離を置こうとしているサガン。
恋とは落ちるもの。はい上がれない穴。
なにがなんでもはい上がってやると思っていた穴との葛藤。
巻末の描かれたそんなサガンの気持ちが、これからを予期しているようでドキドキしました。
奥さんの話。
同性愛者であるサガンが惹かれた唯一の女性。
一緒にいたい、いたら・とおもった気持ちは本物だとおもうと
より切なくなってしまう(´Д⊂
必然ではあるのだけれど、あの手帳の内容。。ショックでした。
綺麗なままのイメージで居て欲しかったというのはエゴなのでしょうかね。

やきのりチャン。
子猫なニャーンが可愛かった。きっともっとこれから可愛くなるんだろうな。
漫画の方でもたいがいメロメロですが、主役をくっちゃう勢いな可愛さ異常です。
なーん。



というか、なによりサガンって、苗字だったのね(´Д`υ)
2巻が早く読みたいぞぃ

2

意地の張り合い

うわー、
何だか久しぶりに、BLらしいBL読んだ気がする。

容姿も頭脳もよくて、仕事ができてお金もある。
そんな大人の男・橘高が、クリスマスイブの夜自分の経営する店の一軒で、大学生時代に付き合っていた後輩に15年ぶりに再会。
彼は二人分の料理を前に、一人テーブルで食事をしていた。

そしてこの後輩、目とかいて「さがん」が、超絶美しい容姿で、超ツン。
なのに、ベッドの中ではエロエロに乱れちゃう。
橘高のアプローチを頑なに拒絶しながら、罰のようにセックスを受け入れるサガン。
その頑なさの訳は、、、?

なんか、もう、この設定の豪華さ!
肉食系の年上の攻めに、ツンデレ美人の年下の受け。
これぞ、BL直球ど真ん中!

2

決して消えない過去

クリスマスイブの夜の二人の再会。
レストランで二人分のディナーを前にして、一人黙々と食べ続けるサガン。
そしてそのレストランは、橘高が経営している店でした。
訳ありげなサガンと一夜を共にする橘高ですが、
夜が明けると、連絡先も残さずにサガンは消えてます。

この再会シーンがすごく良いです!
「Merry Christmas」のメッセージだけを残して去るサガン。
必ずサガンを見つけ出すと決心する橘高。
まるで映画の様なドラマチックな再会です。

そしてその後、橘高の熱烈なアプローチが始まる訳ですが・・・
サガン、つれないです。キツイです。全く容赦がないです(笑)
それはサガンは元妻の双葉の死に対する自責から、
もう二度と恋愛はしないと誓っていたから。
それでもますますサガンに執着する橘高は、根っからのハンター気質ですね。
「体の関係だけ」と言うサガンにどうしても納得出来ません(笑)

ところで、橘高ですが・・・
コミック1巻を先に読んだんですが、その時の橘高のイメージと
小説を読んでのイメージが全く違います。
コミックでは、落ち着いて包容力のある大人の男に感じたんですが、
小説では、女好きで浮気症でちょっと我儘なボンボンに思いました。
だから、サガンの簡単になびかない態度は、ある意味正しい気がします。
というか「もっと焦らせ、頑張れ~」と、サガンを応援したいです(笑)

亡くなった双葉の弟の出現で、サガンは精神的にも肉体的にも追い詰められます。
しかしその事件がきっかけで、双葉の真実をサガンは知る事になります。
一番辛い時に、駆けつけて黙って側に居てくれた橘高。
「俺と恋愛しよう」と言う橘高に、サガンは心が揺れながらも拒みます。
双葉の真実を知っても、双葉の死の責任が無くなる訳ではないから・・・

なんか、本当は惹かれあってるのに上手くいかないですね。
双葉の死は決してサガンの責任では無い様に思うんですが、
当事者はそう簡単に割り切れないのも仕方ないかもしれません。
今後、橘高がどうやってサガンの頑なな心を解きほぐしていくのか、楽しみです。

2

シリーズ第一巻 まだはじまったばかり

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

シリーズの1冊目。
なので、色々始まってます。
橘高とサガンの再会だったり、ネコ絡みで津森さんとサガンが出会ったり
取引先の人として・・・だけではないですが津森さんと橘高が出会ったり。
サガンが良く行くカフェの店員の名嘉真さんと橘高が出会ったり。

それに、最初は謎だったサガンの過去も終盤ではハッキリと明らかになり
もやもやしながら読んでいたところは、スッキリしますw

これから2人がどうなっていくのか?それから
津森と名嘉真もなんとな~く気になりながら、次の巻へ続きます。

1

傷だらけなサガンと、満たされすぎて孤独な橘高、そんな二人の物語

先に「恋とは呼べない」を読んでからの本作。
なのである程度の成り行きは分かっているのですが、
やはり視点が違うとキャラクターの重みがぐっと違ってくる感じ。

全部で四巻あるのですが、
エピソードとしてはこの一巻でも上手くまとまってます。
それでもやはり、橘高とサガンの物語としてはこれからで、
深い傷を抱えたサガンを、
自分自身を愛しきってない橘高がどう愛していくのか、
それをサガンがどう受け止めるのかが楽しみ。

そしてなによりも、榎田さんがどう読ませてくれるのかが楽しみ!
やはり榎田さんの文章は一味違うなという感じ。

それにしても、切ない。
サガンの痛みや孤独がひしひしと伝わってきて、胸が痛い。
同じように橘高も孤独を感じているのに、
彼はそれを上手く紛らわす方法を知っている。
けれど、大人になって、それでは埋められないことに気づいてしまう。

こう書いてしまうと、傷の舐め合いみたいに見えてしまいますが、
その辺は……今後の展開で……という感じでしょうか!

二人の今後の繋がりに期待。

評価も迷うところですが、
とにかく榎田さんの文章に胸がしくしくされて、切なさ全開!
ちょっと甘さは足りませんが、やはり今後の期待も込めて「萌×2」で!

1

なんてまあ頑固で不器用な……。

サガンがもう、とんでもなく頑固すぎる!
まだまだお話の序盤といった印象で、全体像が見えない感じなのですが、それでも充分すぎるほど登場人物たちの人間像が描かれていて、さすが榎田さんと思わず唸ってしまいました。

同時期に発売された漫画『恋とは呼べない』とリンクしているんですが、先にそちらを読んだからか、サガンの裏側が見えた気がして一層切なくなりました。
漫画ではあんな笑顔全開で、猫じゃらしを手にやきのりちゃんを迎えたサガンでしたが、その裏側ではこんなことが起こっていたのか!とか、そんな切実な思いでやきのりちゃんを迎えたのか!とか、色々考えちゃって胸がきゅっとなります。

サガンの過去が、私的には思っていたほど衝撃ではなく、「それでこんなに傷つくかな?」と思わないでもなかったんですが、サガンは「自分のせいで妻が死んだ」ということ自体というよりも、「嘘を告白する機会を永遠に失った」ということや「妻はサガンに騙されたまま真実を知らず死んでしまった」ということに喪失感を感じていたのかもしれません。
誰かに裁かれたいって気持ちがあって、相川を諾々と受け入れていたんじゃないかな。
だから、ある意味相川の存在は、方法はアレだけども、サガンにとっては救いだったのかもしれないと、漠然と感じました。
いや、絶対間違いだと私は思うんだけどもっ!

橘高がとにかくチャラい印象なんですが、彼本人が自分の不誠実さをちゃんと分かっていて、それでもサガンを欲しいと感じていて、その身勝手さというかアンバランスさみたいなのがそのまま橘高の魅力に繋がっているんですよね。

う~ん。これは、ほっとくと永遠にくっつかないカップルの見本かもしれない……。

なんだか終着点の見えないお話です。
どうなったら終わりなの?くっついてめでたしめでたしとは思えない……。
ここはいっちょ、やきのりちゃんの愛らしい癒しパワーで、偏屈で馬鹿な大人たちを解きほぐしてあげて欲しいです。

つうーか、やきのりちゃんがもうっ!かわゆいよ~~~!!!

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う