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自分の気持ちに正直になれ。気持ちいいんだろう?
ガッシュ文庫って時々、カバー裏にショートストーリーがあるんですよ!
皆さま、知ってました?
この「優しい悪魔が同居人」にもショートストーリーがあります!
料理をする宇佐美に駿河がエプロンを買ってやるよって言うお話何ですが……
裸エプロンお披露目して欲しかったですよ!
小悪魔ウサちゃんの裸エプロンなんて最高じゃないてすか~。
見れないのが、残念~。
そして、小山田あみ先生のイラストが大好きな私ですが、
宇佐美のように口を尖らせてるキャラ!めっちゃ、合いますよね!
もー可愛いったらない(*^^*)
乳首弄りも良い感じですよ~(笑)
コメディ仕立て&エンタメ感満載の作者様代表的作品。
卑屈な受けもキャラによりけりですが、エンタメ色が全面に出ている本作には、ストーリーそのものにのまれるような勢いがあります。キャラ属性にも必然性を感じるし、エロの分量にしても全体的に色々と調整がとれているんだなとしか思えない、みたいな。
受けの宇佐見は普段は消極的で後ろ向きなくせに、酒を飲むと大胆で無敵になる。しかも、エッチにもなるので、チンピラに絡まれた彼を保護した駿河がムラムラするのも仕方がない。あまつさえ、飲ませてその気にさせているようなフシも…
ヤクザな男と同居生活をするハメになった宇佐見がウジウジ卑屈なのは、彼の不幸体質、家族構成、性指向など納得な根拠があります。普段はストレスを抑圧しているけれど、アルコールが入るとタガが外れてめちゃくちゃ人格が豹変するのね笑。
しかも思い込みが激しい…。
駿河をヤクザだと思い込んでいたからこそ、同居生活が続いたわけなので、結果的にラッキーだったのかも?
最終的に仏像に救われるオチも秀逸で、難しいことは考えずに楽しく読める、エンタメ系ラブストーリーです。
この作品で作家様におちました。
たまたまかもしれませんが
893な見た目だけど優しい攻め×
自己肯定感がめちゃくちゃ低くて酒で乱れる受け
ひとつ前に読んだ朝香先生もこの組み合わせで、
おっ、朝香先生の好きなパターンなのかな?
と思いつつ、あっという間に読了。
宇佐美のイジイジがなかなかひどくて
読んでいる私は「イーーー!」ってなったけど
ありのまま受け止める駿河の大きさよ。
あれだけ下を向いていたウサ耳が最後には
ピョンと立って、これから前向きに頑張る宇佐美と
その横に並ぶ駿河も読みたいなと思ったのでした♡
そしてこの頃のあみ先生の絵も好き!
アダ名萌えだということに気づきました。
しかも、ウサギ限定です。
こちらの作品では攻めが受けを『ウサ耳』と呼びます。
他の作家さんの作品では『うさこ』呼びに反応したわたし。
思いっきり筆者さんの狙いに嵌められております。
スピンオフの方を先に読んでしまいましたが、個人的には本作の方が好き!面白い!と感じました。
多分、攻め受けのキャラがこちらの方が好みだからだと思います。
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受けは、とことん運から見離された宇佐美。
普段はオドオドした臆病な性格にもかかわらず、酒癖が壊滅的に悪い。
攻めは強面で粗雑な、駿河。
極道映画をこよなく愛する、獣医さんです。
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俺様攻めは苦手です。
が、こちらの駿河、まさに俺様傲慢系でありながら真が通った男前。
「努力もしないで卑屈になるな」と宇佐美へ一喝する様も男臭くてたまりません。
俺の思う通りにしろ!というような種類の俺様ではないですね。
駿河がまるで猫の子でも拾うように宇佐美をマンションへ住まわせ家事をさせと、なんだか新婚さんのような甘さですが、それが甘く感じないのはやはりネガティブ思考の宇佐美が駿河を極道だとずっと勘違いしているからですね。
確かに言動やら外見やらはそんな感じかもしれませんが、こんな人の良い極道いないよなあ(苦笑
視点は終始、宇佐美。
ネガティブ全開、ウジウジ系の視点なのでどうかなーと思いましたが、ストーリー自体に暗さがなくコメディタッチなのでそのネガティブ思考自体も笑えます。
おいおい、どの思考迷路に入っちゃったの?と。
それに駿河の方も、宇佐美には通じていませんでしたが他の男へ嫉妬全開なのがひじょうに微笑ましかったです。
その嫉妬方向や解決方法はもちろん体に…というワイルド系です(笑
ガッシュ文庫さんのカバー裏のお楽しみも健在です。
ペーパーなどはもらえないこともありますが、これは絶対読めますのでとてもありがたい仕様ですね!
スピンオフ『ヤクザな子猫は初恋中』が面白かったので、
こちらの前作も読んでみました!
やはり台詞回しなどツボで、面白かったです♪
朝香りく作品は、必ずカバー下にSS小説があるんですね!
こういうオマケをつけてくれる作家さんにはもれなく惚れがちです(単純)
そして、小山田あみさんのあとがき絵~!!!
ウサ耳と猫が罪なくらいカワイイ♡
絵師さんあとがき、ミニコミカライズみたいで好きなので、
他の出版社でもやってくれないかな…v
「ウサ耳」こと宇佐美は、
不運体質でネガティブ思考、妄想癖もある一人不幸上手。
そんな宇佐美を、
男気と愛あるツッコミでバサバサ斬っていく駿河。
この二人の噛み合わない、とぼけた会話がすごく面白いです☆
(駿河をヤクザと思い込む宇佐美が、駿河の台詞を深読みし
どんどんネガティブな妄想に発展w)
ウジウジしたキャラは苦手ですが、宇佐美には全然イラッとしません。
ネガな妄想も素っ頓狂で面白いし、
その後すぐ『せめて居候なりに料理や掃除を頑張ろう!』
と奮起するので、よっしゃ頑張れ~!と応援したくなりますw
で、またすぐ失敗してネガモードに陥ったり、
酒に酔うと超強気でエロくなったりと、クルクル変わる表情が魅力です☆
笑えるだけでなく、宇佐美が働くことに向き合い、天職を見つける過程も良かったです。
自己評価が低く、雇ってくれればどこでも…という発想を改め、本当にやりたいと思える料理の道に進みます。
宇佐美が初めて自分を認めてくれ、親身になってくれた人(=駿河)に惹かれる流れに、とても温かい気持ちになれました♪
駿河は、宇佐美を小動物感覚で可愛がっているように見えて、
天然小悪魔な宇佐美にかなり翻弄されてますね~
ヤクザのような見かけによらず、
職業が〇〇なことや(可愛いもの好き?)
宇佐美に「ウサ耳」なんてファンシーなあだ名をつけるギャップに萌え♪
「いいか、この思い込みの激しいウサ耳野郎」など宇佐美を諭すセリフがユーモラスで、説教くさくない所も良かったです☆
この動物シリーズ、今後もCPを変えてゆったり続いてくれればいいな~
これまで、ウサギ、ネコ…とギャップで来ているので、
次はシラフだと温厚、飲むと獰猛になるコアラとかどうでしょうw