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表題作冷蔵庫の中はからっぽ(文庫)

梅谷健吾 天然高校生
清水俊介 漫画家志望の高校生

その他の収録作品

  • 冷蔵庫の中はからっぽSWEET
  • おまけ漫画
  • 冷蔵庫の中はからっぽ2010
  • 冷蔵庫の中はからっぽ2011
  • 加倉井ミサイルさんよりひとこと
  • フリートーク
  • あとがき

あらすじ

「まんが家になりたい」――――そういって勘当された清水俊介は、一つ下の後輩・梅谷健吾のアパートに転がり込むが、共同生活はとってもビンボウ。おぼっちゃん育ちの清水は何にも出来ず、生活力のある梅谷に頼りっぱなし。たがいに惹かれ始めたふたりは、やがて恋人同士になるが……!? コミックス未収録作「冷蔵庫の中はからっぽ2010」&描き下ろし漫画を収録し、完全文庫化!
(出版社より)

作品情報

作品名
冷蔵庫の中はからっぽ(文庫)
著者
山田ユギ 
作画
山田ユギ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎コミックス漫画文庫【非BL】
シリーズ
冷蔵庫の中はからっぽ
発売日
ISBN
9784344821392
4.4

(14)

(7)

萌々

(6)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
62
評価数
14
平均
4.4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数6

最高!

最高でした!
ふたりともすごく可愛かったです☆

BLなので、恋愛がメインにはなっているのですが、ふたりの友情もちゃんと描かれていて、少年漫画のような爽やかさもあります。

脇をかためるキャラクターもとても魅力的でした。
特に、梅谷くんの妹さんは強烈でしたね~。
ブラコン(というか本気でお兄ちゃんが大好き)で、ふたりの仲をジャマするのかと思ったら、いつの間にかふたりの理解者になっていました。
彼女も彼女なりにお兄ちゃんのことを考えて一所懸命なので、むくわれないのは少々気の毒な気もしましたが・・・
書下ろしでは、妹さんにも彼氏が出来ていてよかったです!

とにかく、ストーリーも面白いし、キャラクターも個性的で楽しい作品でした。

2

愛に満ち溢れている世界

山田ユギさんって、
改めてすごい漫画家さんだなと思いました。

私も描き下ろしにつられて文庫買ったクチですが、
改めて読んだら、これがもう…!!
ぶはっと吹き出しつつ、きゅぅうんとしつつ
ほっこりしつつで
読んで良かったなぁ!と心から思えます♪

梅谷が年下なのにやたら落ち着いてて
(ただのんびり屋さんなだけかもだが)
清水は素直だけど結構頑固者のおぼっちゃん。
ご飯にマヨネーズは、土方か!と思ったけど、
食費が無いってキツそう…。
いくら若いからといって、マヨご飯だけだと心配だよ!
(母親目線)

二人の恋模様は、なかなかの焦れ塩梅で
Hまでに時間がかかっていました!w
それというのも当て馬(?)の梅谷の妹が阻止したり
梅谷のお母さんに見られちゃったり;
でも、それぞれの家族の愛情がひしひし伝わってきて
胸が温かくなりました!

1話目が15年前とかいうんですから
勿論絵が変わっていらっしゃいますけど
作風はそのままなので安心して読めます♪
ユギさんの描かれる手がものすごく好き…。
腕も肩も腰も…(もう全部でいいじゃんって話)

…ダメだ。しばらくはユギさん祭りケテーイw

4

妹×清水・・・・・

巨匠 山田ユギ先生であります。出版されている本 全部好きです。信者です。
妹がとにかく男前です。BLに女は無理!って言われる方でも大丈夫です。
あとがきで 山田ユギ先生がアシスタントさんにぼやいていた一言が
「妹×清水・・・・・」なのです。 私も同感! 一票です!
とにかく 笑えるし 元気がでますよ。

男の裸体を描かせたら右に出る人いないんじゃないかなあ。
すごいお色気満タンなのよ。たまんないわ。
貧乏も 愛があるから乗り越えられるのよ。
ちょこちょこ挟んで来るギャグも絶品です。
気分を上げたい時に お勧めです!

3

甘くて和む

丸ごと1冊、梅谷×志水です!1996年から描き下ろし2011まで収録されているので絵柄はだいぶ変化がありますが、二人の甘く楽しい雰囲気はそのままで、読んでいて楽しいです。

高校生1年生がバイトしながら暮らす一人暮らしの家に、転がり込む漫画家志望の2年生。一緒に暮らすうちに…といいつつ、梅谷は最初から清水に優しく好意を持っていますので、初っ端から甘さがあります。

それにしても、エッチをしようとすれば邪魔が入ること入ること!コミカルで甘い。最初から最後まで、読みながら笑みが止まらなくなった作品でした。

ただ、表紙に物言いたい。風呂上り牛乳でなく、マヨネーズが良かったです!あれだけ初期はマヨネーズ押しなんだから(笑)

2

「梅谷ぁ」「はい」 あの2人は今。

 ユギ先生の初期作品が描き下ろしつきで文庫化。ありがとうございます。10年以上経った今でも色あせず胸キュンでした。フレッシュでした。

 梅谷(うめや・15才)のアパートに転がり込んだ先輩(しみずせんぱい・17才)。恋が芽生える前からラブオーラ漂う2人。「おかえり」「あ…はい」「…おやすみ」「…ウス」
 冷蔵庫はからっぽだけど、あったかい毎日。落ち込んだり悩んだり、いつの間にか好きになって、身を引こうと決心したり。その度に「帰りますよ」と手を引いてくれた梅谷。ずっと一緒にいたいよ、梅谷。だけど…。好きです先輩、…だけど。
 ずっと一緒にいたいから、だから今は…。高校生2人のせつない決断。

そして、オチ。
「あ――っ。あたしがあげたゴム減ってる――!! いや――っ。7個も使ってる!」

◆冷蔵庫の中はからっぽ2010
 梅谷19才(建設業)。先輩20才(漫画家)。連載が始まり、生活時間軸がずれる先輩。すれ違い、「梅谷ぁ…」と一人部屋の中で涙を流す先輩。そこへ「はい」と現れる梅谷。あああ相変わらずいい所で現れる、梅谷の王子っぷり健在!

◆冷蔵庫の中はからっぽ2011(描き下ろし)
「あんなところにあんなモン入れられないよっ」なんて言っていた清水先輩(当時17才)が。あの純情で可愛く世間知らずで何もできなかった元おぼっちゃま・清水先輩が。「俺が一番だっていう証拠みせて」と梅谷に言われ、えろい顔で騎乗位に!!! ゴム何個使ったらそうなっちゃうんですか!!? という展開。

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