「お前さ、俺のことすげぇ好きだろ」今の自分を肯定してくれる相手、それが”ライバル”だった――

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表題作コントラディクト

矢島栄吾,消防士(レスキュー隊志望の研修生)
鳥飼遥一,消防士(レスキュー隊志望の研修生)

その他の収録作品

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あらすじ

俺様で自信家のレスキュー隊員研修生・矢島は、優秀でクールな同期の鳥飼が気に入らない。喧嘩ばかりの二人だが、ある日売り言葉に買い言葉で一線を越え、矢島は鳥飼を抱いてしまう。後悔しながらも、鳥飼のすがるような表情が頭から離れず、彼を意識するように。しかし、今までライバルだったが故に、彼を前にするとどうしても素直になれなくて――。

作品情報

作品名
コントラディクト
著者
大島かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866575735
4.4

(312)

(179)

萌々

(94)

(35)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
35
得点
1380
評価数
312
平均
4.4 / 5
神率
57.4%

レビュー投稿数35

こんなにも熱すぎるライバルもの

続編も決まったとのことで、SNSで見かけて勢いで購入。
なんで、こんなに面白そうな御本、今まで見逃してたんだろう……とめちゃくちゃ後悔してるほど、最高でした。
まだ読んでない方、是非読んでいただきたいです。

受・鳥飼、攻・矢島、どちらも優秀な消防士さんなんですが、そのキャラクター性が違って凄く読んでてワクワクしました。
繊細な鳥飼の痛いところをグサグサ刺していく矢島が、デリカシーなさすぎるところもありますが、そんな矢島だからこそ、鳥飼との距離も縮まったんだろうなぁ、と思いました。

勇気を出して部屋に誘った鳥飼、嘘をついてまで話を合わせて、運命を演出した鳥飼。
いじらしすぎません??
可愛いすぎません????
対しての、真っ直ぐ系な矢島、ちょろいというか、のせられやすいというか、可愛かったです。

どのページも、どのコマも、凄まじく萌えて大好きなんですが、特に大好きなシーンが、電子版176〜179ページのシーンです。
素面だってわかっている筈なのに、わざわざ素面だと確認する鳥飼の、臆病さ、繊細さが可愛すぎて、いじらしすぎて、最高でした。
これは、何度でも読ませていただきたい、エモエモシーンです。
それに対する、矢島の返しも、ずるいというか、こいつ〜!!!てなるんですよね。
あくまで、自分の感情は返さず、鳥飼の気持ち、ちゃんとわかってるよ、のサイン。
今まで女の子たち泣かせてきたんだろうなぁ、というのが滲み出てて、よかったです。
鳥飼さんのことは泣かせないで、幸せにしてください。二人で幸せになってくれ!!!

続編、めちゃくちゃ楽しみです!!!!!
早くよみたいー!

0

黒Tシャツの色気

この程良く筋肉と厚みのある身体のラインの美しさよ…
消防士ものということもあって、やはり鍛えた身体が魅力のひとつかなと思うのですけれど、個人的にはありすぎずなさすぎずなちょうど良い筋肉加減でした。
大島先生が描かれる着衣時の身体のラインが本当に綺麗で、思わず身体にばかり目がいってしまいます。
ごく普通のTシャツ、君に感謝を。
パッと目を引くオレンジ色のカバーデザインも素敵。

互いに意識をして張り合いながらも切磋琢磨するライバル同士。ノンケとゲイ。消防士に制服…と、アンテナにピンと来る層にはたまらない設定のラインナップにケンカップル。
みなさん!ケンカップルですよ…!!
よくよく見れば売り言葉に買い言葉な子供っぽさのある意地の張り合いな気もしますが、文字通りぶつかりながらも、どうしようもなく相手のことを意識をしてしまっているというのが非常においしいです。
お仕事描写もとっても良かった。何気ないトレーニングに萌えた…

両視点で進む展開が上手く効いていて、鳥飼の過去と矢島への気持ちを知れば知るほど、そのいじらしさにアァーーと頭を抱えてしまいます。
本気でぶつかり合えて、そのままの自分で居られる相手に出会えた喜びと、そこで留めて置けなくなりそうな気持ち。
ブロマンスと恋愛感情の狭間で天秤がカタカタと揺れ動いているようで、ぐるぐると思い悩む鳥飼の一途さと健気さと男前さとかわいらしさがツボでした。
鳥飼の一途さを知って、ページを戻してもう1度読み返したのは私だけではないはず。初読時とは違う景色が見えました。

矢島に関しては…うーん、正直鳥飼ほどの愛着は湧かなかったんです。
…が!今後どう転がっていくのかによって印象がガラッと変わりそうな人物像だと思うんですよね。
続編があるようなので、ノンケがゆえの無限の可能性にわくわくしながら追いかけてみたいと思います。
良い関係性の2人がたっぷり楽しめた1冊でした。

0

切磋琢磨

全力で切磋琢磨する男同士の世界ってところがめちゃいいですね。痺れます。

ライバル同士で片方ノンケなので、現実世界では絶対にくっつく事のない組み合わせ。
お互い張り合ってる2人がどう恋に落ちるのか期待しながら読んだけど。

鳥飼のいじらしいことよ……!!
単なる張り合い、ライバルなだけではなくラブ感情抱きつつだったんだね!萌え。

一方の矢島はどうなんだろ?完全に恋に落ちたとまでは言えないような。

矢島は女性からいつも振られるってのに全力で頷きたいキャラ描写なんですよね。デリカシーなさすぎ。悪気はないのがこれまた厄介系。
うっかり結婚なんかしちゃった日には、オレめちゃイクメン!!と本人だけ悦に入ってて、的外れな事ばかりやらかしそうな夫になりそうだよなぁ(しかも悪気なく、あれこれやらかす)というのがまざまざと思い浮かんでゲンナリすらしちゃいました。
それだけ大島先生のキャラ描写が絶妙なんですが…
だから、このまま鳥飼の管理下でいてほしい。

片手懸垂できちゃう二人、かっこいい。
だからもうちょい筋肉増し増しが良かったな。
服を着てる時はずっしり重そうなガタイに見えるけど、脱ぐと思ったより筋肉ないなぁ…と思いました。



0

もだえる

ケンカップル・ライバルもの・三白眼が好きな者です。
似たような性癖をお持ちの方は必読の一冊。
続編(コントラディクト 番外編 camping)も出ているので、いますぐセットで買っても後悔しない神作品です。

作画もすばらしいです。違和感のあるコマがまったくありません。
消防士、というありそうであまりないシチュエーション。
文字でみると「肉弾戦」が予想されるかもしれませんが、
そういう意味では「さわやかな筋肉のまぐわい」なのでグロさはゼロ。
話の展開もうまいから、あっと言う間に読み終わってしまいます。
胸がしめつけられる恋愛が基本で、後に残るものもないのでライトに何度も読んでしまう神作です。

1

ケンカップル最高

これぞケンカップルの王道とよんでもいいのではないでしょうか!
意地っ張りな受けも自分に自信がある攻めもお互いのバランスがとれていて最高です。

0

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