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えっちなロボットメイドｖラブストーリー!!
単なるエロだけじゃなかった短編集！
やまだまやさんの、軽快で可愛くサラリとドエロな展開に魅了され購入したこちら。
女装男子が好きなので、表紙の可愛い裸エプロンメイドコスにずっきゅんばっきゅん。
「でもこのままレジに出すのはちょっと照れるし恥ずかしいかも…」
と思って裏表紙を上にしたら、裏のがもっと凄くて店員さんに隠された、という…ね…ハイ…さすがジュネットコミックス…さすがピアスシリーズです…(涙)
という訳で、表紙からしてドスケベ展開を期待しての読書でした。
……が。
実は、それ「だけ」じゃなかったこの短編集。
いい意味での裏切り？まさかの展開？嬉しい誤算！
数ある中から、特にお気に入りを♪
◆『愛玩ドール100%』
東京へ来て3ヶ月、初めて憧れのオタクの聖地へとやってきた直人と、突如キスしてきてセックスしたがるメイド・モモのお話。
「ショート寸前」と弱るその子は実は、RX-G100号機というメイド的アンドロイドで――と進んでいきます。
単純明快、100（百）だからモモと名付けられるロボットがとにかく高性能な淫乱加減で可愛い！
「直人はああいうのも好きなのか？この変態」というメイドロボ・モモ。
「メイド服に言われたくないや！」と泣いちゃう直人。かわいそう(笑)
そして、乳首にはある秘密なボタンがあるんだけれど…この左乳首がまたエロイ！
読み切りですから強引な持って行き方ですが、楽しければオッケー。
やまださんの、時折出る軽いギャグがいいジャブなんですよねー。大好きです。
◆『噛んで愛して、優しく包んで』
ずっと抱っこしてくれる包容力のある男と、ただ抱かれてるだけでは不満な男のお話。
コレ、チューイングガムに関する擬人化作品です！
ガムは抱かれてるだけじゃ嫌で、包み紙の制止も聞かず飛び出します。
とある犬歯と出会い、ようやく求めていたセックスが出来る…そう思って居たのに――と進んでいきます。
いやー…何て言えばいいか分かりませんが、好きです擬人化！
しかもコレ、勿論、濃密なセックスシーン（痛いも甘いも両方）あるのですが。
ラストの、包み紙の表情とモノローグに注目です…背筋がゾワリとした…！
◆『ヘンタイ♡女装な番台さん』
おっぱいに挟まれたいケイタと、親友・大輔のお話。
「おっぱいが見たいなら番台をさせてやる」との言葉に浮かれるケイタだけど――と進んでいきます。
大好き！ビバ女装！ビバ制服！ビバパンティ！
女物下着着用の何がいいって、やまださんも仰る通り、はみだしちゃうトコですよね…（ﾄｵｲﾒ）
二人とも両想いだったのですが、我慢ならず銭湯でしてしまうのがもう若さを感じる。
「おっぱいいいの？」と聞いてるのに、ケイタは「おっぱい…気持ちいいからもっと触って」なんて言っちゃう訳です。
……変態親友、続編希望！
◆『彼と天使の3日間』
人の死期を伝えそれを記録する仕事をしている天使グリフィス・ロウと、死期が3日後に迫っている人間ヒューゴ・アボットのお話。
「一人ぼっちだから3日もする事がなくて退屈、だから話し相手になってくれ」と言うヒューゴに仕方なく付き合うグリフィスだったが――と進んでいきます。
……まさか、やまださん作品で涙するとは夢にも思わなかった。
身寄りが無くて、金持ちそうな男の言葉についていったのが最後。早く死にたかった。
けれど二人が出会い、傍に居る事で温もりを感じて、離れがたくなって、肌を重ねて、そして。
セックスの最中のヒューゴの、涙しながら笑ったあの言葉に、私も泣いてしまった。
そして嘘をついた天使は、羽をもがれ、死期を記録され…。
一緒には行けなくても、天国で出会える事を信じたい気持ちでいっぱいになりました。
その他、
・才色兼備で向かう所敵なしな生徒会長・椎名と、写真部・佐藤のお話、『恋愛フィルム』
・バスケットボールに「さなえ」と名付け愛する変態教師と、その変態教師に紙袋を被せセックスを強要する男子高校生の『ドSとボールと聖職者』
・親友で居る為に決別を心に決める、サラリーマンの十和と柊二のお話『劣情恋色マーキング』
・テレビ局勤務の杉山と、物凄い訛り言葉の美形男子・クリスのお話『天使の恋煩い』
・下着会社に勤める森と玉川課長の下着開発奮闘おばか漫画(笑)『フォレスト・パンツ～イチゴ一会』（森の「おやじにも見られたことないのに…っ」に爆笑）
・幼馴染の浩平とミッちゃんの甘酸っぱい再会物語『きらい、きらい、すき。』
が収録されています。
本当に盛り沢山！
そして、エロ可愛くて時折切なく、しかも泣けちゃうなんて最高です。
色んな要素が詰まったこちらの単行本、私の中で、文句ナシの『神』です♡
（※相当な長文になりすみません；）
ギャグとエロの融合＋シリアス
帯『高感度セクサドールは僕の専属メイド！！』
初読み作家さん。
表題作他短編、全体的にかなり読みがいがある一冊でした。
表紙を見た時はちと男性向けショタ系な匂いがしたんですが、読んでみたら確かにちとショタっぽいキャラは出てきましたが予想に反してひじょーーに笑えました。
ギャグが凄くおもろいんですよ、かなり笑えます。
そしてエロがエロいぞ！
エロとギャグとのミックス加減がいい感じ。
特にギャグがツボに入りました。
ガムと包み紙の擬人化とか！でも結構ストーリーはブラックなんだけど！設定はアホだけど。そのギャップがたまりませんでした。
でもギャグとエロだけじゃなくてちゃんと恋愛や、胸きゅんや切ない部分も描かれてます。
この作家さんはこういう作品も描くのだな、と思ったのは唯一、ギャグが無いシリアスな「彼と天使と３日間」
人間の死をただ記録するだけの無感情な天使と、3日後に死を迎える青年の話なんですが、これは読んでいてかなりグッと来るものがありました。
酷い人生を送ってきた青年が最後に、いやだなあ死にたくないよ、と泣き笑いで言うシーンにやられました。
シチュやエロ、女装が結構多いですがバラエティに富んでいてどれも面白かったです。
自分がショタや女装に結構好きだって事もありますが、ただエロなだけじゃない、ギャグも冴えていて、ストーリーに捻りもある、自分的にはかなりツボに入りました。
特に「彼と天使と３日間」の青年の笑顔にやられちゃったので神評価で。
やまだまやさんはまだ色々手札を持っていそうな気がするので、次回作が楽しみです。
バリエーション豊かです
１１作品も収録されている本作品は、色々なシチュ楽しめますよ～。
１つは当たりが来るんじゃないの～('-'*)
と思ったのですが、初めて読んで「なんか違う」と思い、捨てる棚に入れました。捨てる前にふと読み返すと、「こんな話あったっけ…」と思い返し、本棚に戻しました。
始めは、メイドものをエロおかしく楽しもうと買ったのですが、たった１話で終わってしまい、そのあまりの馬鹿馬鹿しさにもういいやとなっていました。しかし。
先生生徒ネタ
親友ネタ
幼馴染みネタ
あまつ天使ネタやガムネタまで…
カバー力半端ねぇ…と今になり感心しています。
読むときによって好きな作品が変わっていきそうな１冊です(*^_^*)
アホエロギャグと時々シリアス
手に取って買うか悩んだ挙句に購入した一冊です。
結果は買ってよかった！
はい、本当に買って良かったです。
その時はエロが読みたくて買ったんですが、絵は可愛いしエロ沢山だし、損はしませんでした。
私は基本的にジャケ買いが殆どなんですが、中身も正確にパースが整えられてて良かったです。
たまに表紙は良いのに、中身が物凄く残念なのがあったりするので…。
さて中身の方ですが、読み応え十分！
人外が苦手な方はちょっと苦手かもしれませんが、触手とか、そういう明らかに人外っていうのは無いのでご安心をw
どちらかと言うと、擬人化と言う方がしっくりくるかもしれません。
でもちゃんと人間×人間もあるので大丈夫ですよ！w
表紙＆裏表紙＆帯が統一されて尚且つあらすじも表紙の二人について書かれていますが、いざ中を開くとあれ…？すぐ終わっちゃったよ…？(タイトルは『ラブ♥ドール100％』です)
短い！短すぎますよやまだまや先生！
最低限、コミックの半分は描いて欲しかった…。
ここまで二人の話で統一させておいて、この短さは詐欺じゃありませんか？ってくらいの短さです。
このエロエロ二人組なら結構な量のシチュやエロが描けそうな気がしますが…。
折角攻めが童貞っていう設定があるんだから、回数を重ねて余裕が出てきて受けを翻弄するっていう所まで描いて頂ければ良かったです。
そういった点でいえばマイナスですね。
ですが、モザイクに関してはＧＯＯＤ！
丁度良いモザイク加減で、エロが損なわれずに表現されて良かったです。
描いた時期によるのか、お話によってはちょっとやり過ぎかな？って思われるものもありますが…。
逆に見えないのがまたエロい！という感じなので、全然私はＯＫでした。
表題作の『ラブ♥ドール100％』の他に『ドＳとボールと聖職者 』『ヘンタイ♥女装な番台さん 』『フォレスト・パンツ 』がお勧めです！
『ドＳとボールと聖職者 』
先生×生徒です。
一途に先生を思う生徒が勘違いで暴走するお話です。(先生もですがw)
中々に小悪魔な生徒に振り回される先生、ヘタレでした美味しかったです。
生徒の前半のカッコイイエロ顔と後半の甘エロ顔の違いにヤラれましたww
本当に表情描くの上手な先生ですね。
ストーリーの構成も良いし、バイブの使い方も個人的に好きでした。
思わずニヤリとしてしまいました。
『ヘンタイ♥女装な番台さん 』
おっぱい見たさに受けが女装して、攻めの銭湯の番台をするお話です。
まず始めに思ったのが、重量感のあるおっぱいだ！ですねｗｗｗ
BLという性質上、どうしても女性キャラが蔑ろ(むしろ出なかったり)にされてしまいがちですが、やまだまや先生は女性キャラも凄くお上手でした。
受けが女装した際にパンツも女性を穿くんですが、正直悶えました。
小さい面積の中に何とか収まってるもっこり感が好きで…///
プレイは普通でした。
『フォレスト・パンツ 』
こちらは会社の上司×部下ですね。
こちらは上司が部下に女性物のパンツを穿かせてプレイ、というぶっ飛びストーリーなんですが、エロかった…!!!
だって私、小さい面積の中に何とか収まってるも(ry
バックからの構成とかが物凄く私好みで良かったです！
シリアス(『彼と天使と３日間 』)については他の方がレビューにて描かれているので割愛させていただきます。
ですが私はあまり好きではないですね…。
単発で読めば良い作品だと思いますが、ここまでアホエロギャクのコンボで来ているのに、何故ここでシリアスなのか。
個人的には最後までアホエロギャグの流れで終わって欲しかったです。
気持ちを落ち着かせる＆やまだまや先生の新たな一面を見られるという点では、確かに良いと思います。
どちらかと言うとバッドエンドですしね。
と言う訳で-☆です。
とまぁ、色々書かせていただきましたが、変態さん向けの一冊だと思います。
女性物のパンツプレイとか、中々出会えないんではないでしょうか？
どれもストーリーに凝ってるし内容も素晴らしい、シチュやプレイもとても良いです。
やまだまや先生はまだまだこれから伸びると思いますので、買い続けたい作家さんの一人ですね！
表紙も裏表紙も中身もエチです
これは実店舗で買い辛いですね（笑）
全体的に可愛らしい子達が受けの一冊です。
あほの子受け、淫乱受けが苦手な方は要注意。
エチ、ギャグだけかと思いきやシリアスバッドエンド（本人達的にはハッピー？）
もあったりして多種多様。
個人的には、普段は優秀な生徒（受）が好きな先生には素直になれずに意地悪したり
脅迫して強引に体の関係を結ぶ『ドＳとボールと聖職者』が一番好きでした。
襲い受け、本性がバレた時の弱々ツンデレ具合がたまりません＾＾
エチ重視のものは外れが多いですが、本書はとても楽しめました。
ただモザイクが…真珠を入れてるようで少し笑ってしまった；
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