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表題作アクマで契約

大手企業の若き社長 神野了・27歳
召喚された悪魔で秘書 ベリアル

その他の収録作品

  • 悪魔Make Love
  • 僕と悪魔とお勉強
  • 夢のような男
  • 悪魔のジレンマ
  • アクマでお邪魔
  • アクマで、秘書ですから。
  • あとがき

あらすじ

「我が名はベリアル。汝の願いを三つ叶えよう」若くしてグループ会社社長の地位にある神野 了。富も権力も得ていながら彼の心は満たされず、退屈を持て余していた――。ふとしたことから手に入れた「悪魔召喚」の本で、戯れに悪魔を喚び出してみたところ、本物の悪魔が現れた!? 叶えてほしい願いなどないので、妙に色っぽい悪魔・ベリアルにセックスの相手をお願いしたところ、とってもヨかったvので専属秘書に! さあ、最後のお願いは何にしようか…?

(出版社より)

作品情報

作品名
アクマで契約
著者
氷室桜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796401463
2.9

(10)

(0)

萌々

(2)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
27
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

悪魔×悪魔×悪魔

ずっと読みたかった作品だったので、読めて満足
とりあえず読後ほっこりいい作品ヽ(*´Д`*)ノ
結論から言えば、人間ほど非道なものはない!ってなもんで
可愛いらしいエピソード満天な一冊でした。

>>アクマで契約
つたない魔方陣から現れたのは、美麗な青年悪魔。
3つの願いを叶えてくれるという。
地位も名声もお金もある。そんな攻がまず願ったのは・・?!
性欲が一番なんて、とんだ傲慢ですねwww
なんて思いつつ、慣らされてエロエロな身体になっていく悪魔乙。
最終的には、気持ちも落ちていくわけですが、
ヤキモチをやく姿が可愛かったです。
=悪魔の癖に罪もなにもねぇだろ=
可愛い悪魔さんwにカンパイw
個人的には、小悪魔含めて~の4Pとか見てみたかったかな。

>>デビルメイクラブ
個人的には、小悪魔くんなショタ悪魔がいっとう好きでしたww
氷室さんの最近の作品はわりと大人がおおめ。
なので、最近のものはあまり手を付けていなかったんですが
やっぱり氷室さんの描かれるショタがいい!!可愛いw
今回はまた、自分の主人には忠実だけれど・・・なツンデレ悪魔。
結局、人間の手の中に落ちてしまうのですが
ちょっと弱めのおツムと快楽に弱いからだ
モエました(`・ω・´)デモしっぽがあるとなお嬉しかった。

>>僕と悪魔とお勉強
受験生、頭を抱えるさなか、兄に教えられた魔方陣
すがるつもりで書いた魔方陣から現れたのはなんと
い・・・い・・・淫魔ぁぁあぁ!!!?
でも、わりとピュアで可愛くてよかったです。
結局受験には合格したのだろうか(笑

1

人間臭い悪魔さんです

暇を持て余した社長が遊びで召喚したのはアクマ、召喚されたアクマイラストは
かなり素敵でクールだったのですが、あっさり人間にヤラれてしまう。
それも夢も希望もないようなお飾り社長。

二代目ぼんくら社長が呼び出したアクマを秘書にして、憂さ晴らししている感じ。
でも本当は信頼している社長の代からの社員が自分を排除しようとしている噂に
心をへし折られている様子もあって、アクマが社長の邪魔な存在を排除する契約を
持ちかけ、その代り記憶も大事なものも差し出す~なんてシリアスな面もあるかと思えば
結局は召喚したアクマを秘書兼恋人にして手放さないなんてオチに話。
その他にも悪魔らしくないアクマが登場して様々な契約の形&人間と恋になる
そんなファンジーなストーリーが集まった作品でした。

1

表紙絵が凄く好きで眺めてはニヤニヤしています。

人間×悪魔が二組と悪魔×人間が一組の三カップルが登場する連作です。
表題作が、悪魔のような人間の男×ツンデレ悪魔(上級ぽい)
次が、飄々とした軽い感じの人間の男×ショタ気味やんちゃ悪魔(下っ端?)
最後が、ドロ~リとした色気の滴る淫魔×出来のいい兄弟の中で唯一の落ちこぼれでヘタレ気味な人間
という具合にそれぞれ登場人物の個性が違うので読んでいて楽しかった作品です。

悪魔が出てくればそれなりにファンタジー路線に思えるのですが、人知を超えたというか超常現象のような都合の良い魔法的な物は殆んど出てこず、変に話が壮大になったりしなくて良かった。
読んでいてシリアスとコメディと恋愛の分量が良い感じ、と思いました。

自分としてはやはり表題作の『アクマで契約』の「悪魔に悪魔のようだ」と言われた神野とその神野に気まぐれで召喚された悪魔・ベリアルの話が一番好みでした。
何と言っても敬語受けで眼鏡のベリアルがツンデレなのがツボ!萌え!です。
涙目も色っぽくて萌えです。いったん始まってしまえば嫌がりつつも神野に従い良いように扱われる姿がなんとも色っぽく、悪魔本来の姿の時に出てくる、尖がり耳、角、黒い爪。これがまたイタすシーンでは妙にエロくさかったのです。
そんなベリアルを翻弄する神野は年若く容姿も良く、地位も名誉もあって身勝手な俺様に見えて神野には神野なりの苦悩があり、現状に甘んじている事が窮屈で退屈で。
まぁ、その暇つぶしでベリアルは召喚されてしまった訳なのですが・・・。しかし、暇つぶしに悪魔召喚やっちゃうとかどんだけ暇だったの!?

唯一読んでいて萎えてしまったのが神野×ベリアルの『悪魔のジレンマ』で妙に説明的な台詞が出てきたこと。
三つめの願い事をついに神野が願うことに、これでやっと自分の世界に帰れる。なのに心がざわついて落ち着かない。
しかも、自分に良く似た容姿の人物に会いに出かけている事も気に入らない。嫉妬してる。
またその嫉妬をベリアルが「悪魔のプライド」と言う言葉に変換して、気が付かない振りをしている素直になれない気持ちを持て余している・・・など気持ち的にも盛り上がるんですが、とある人物の言い放った台詞が・・・その台詞だけがどうにもこうにも頭に残って、ここの部分がなければなぁと思ったのでした。
逆に同じ話の中で良かったのがベリアルの「悪魔でありながら人間に惹かれてしまうのは罪深い事なんでしょうか・・・?」
この台詞にきゅんときました。
ただの契約主と悪魔という関係だったのに、惹かれるはずが無い筈が惹かれてしまい、好きと感情を暴走させるのではなく、抑え込むような控えめな感じがツボでした。
また神野の返しが「悪魔のくせに罪にビビってんじゃねーよ」とさらっと返すのが良かった。

ベリアルの屋敷の配下?でショタ気味のフィーと神野の悪友で探偵の竹田の話も可愛かった。
竹田に餌づけされまくってるフィーが可愛く、竹田がひょっとしたら産業スパイかも!?と疑ったり慌てたり。
悪魔はなんでもお見通し!ではなく、こそこそと竹田の疑いを探ってみたりとなんだか人間くさい悪魔さんでした。 
一番悪魔っぽかったのが最後に出てきたインキュバスのレオナルドでしょうか。
攻めだからかな?なんだか魅力的で『悪魔』ぽい召喚・登場の仕方。淫夢オチにもクスっと笑ってしまった。
後書きにまたちょこちょこ描けたらとあったので、続編あればいいな!

1

人間の方が強いw

「アクマで執事ですから」は某セバスチャンの決まり文句でしたが、こちらの悪魔は秘書w
しかも、冗談(!?)で呼び出されてしまったかわいそうな悪魔。
召喚されたからには、契約を遂行しようとする何とも律儀な悪魔じゃないですか。
人間のほうがしたたかでずるくて、、悪魔が翻弄されてます。
そんな人間優位の悪魔のお話が2本と、逆に人間がヘタレなパターンが1本の、計3人の悪魔が登場します。
エロいけど何かさわやか。
そして、何となくかわいらしい。
コメディもあるんだけど、ちょっとシリアスも実は含んでいてみたいなストーリー展開は、とても読みやすいです。

父親の急逝により社長に祭り上げられた27歳の了は、社長のイスに座っていればいいと言われたお飾り社長。
暇つぶしに魔法陣を描き、呪文を唱えると現れたのは、何とも美形の悪魔・ベリエル。
遊びで呼んだと言われ、さっさと願いを叶えたいとせかすベリエルだけど、「そんなものいらねーよ」と押し倒されてしまい、願いを口に出しキスするのが契約履行の儀式であるから、性交渉にて契約成立!?秘書として働くことに(爆!)
了の方が悪魔みたいです。
でも、本当は了にも苦しみがあったりして、全然そういう面を見せないけど事情を知ってしまったベリエルは情が移ってしまったのかな?
ツンデレ秘書として、ドSの了に社長室で可愛がられております。
もちろん、悪魔だけに優秀ですよ!

もう一人の悪魔はベリエルを迎えにきた従者の下級悪魔のフィルタロス。
ちょっとショタ風味です♪
この子は、会社の医務室に勤める竹田に気に入られ、竹田の出すお菓子に胃袋を懐柔されて好きになっていく。
ここにも、本当はシリアスな問題があったりするのですが、あくまでも(?)彼等を主人公して、上手くそういった部分を上手く下地としてつかっていて愉しませる展開になってます。
ベリアルと了が恋人になっているのを知らないフィーが社長室に行くと、二人は交わっていて、びっくりしたフィーを竹田が・・・www
竹田も了に負けず劣らず性格わるいですからww
ま、そんなでこの二人もデキあがるという。
竹田、ショタコンですwww

そして会社から話は飛んで、竹田の弟で2浪中の望。
エリート一家の落ちこぼれの望はもう大学を落ちることを許されない。
だけど・・・と苦しんでいる時竹田が訪れて、悪魔召喚の本を手渡す。
わらにもすがる思いで召喚すると、どこをどう間違ったか現れたのは淫魔のレオナルド!!
これも、レオナルドによってコンプレックスの塊でヘタレの望が自己主張することを学び、レオナルドによって成長するという、何気にイイ話になっておりました。
しかし、オチは・・・爆笑です!

それぞれに個性のある悪魔が3人。
しかも人間も個性的で、キャラ的魅力は充分。
とっても面白かったです。
作者さんも気に入っていて、まだ少しちょこちょこ描いていきたいなんてあとがきに書かれているので期待したいと思います。

0

悪魔がいっぱい

吸血鬼やら悪魔やら、人外が受け、という設定はありそうで以外にない気がします。

このお話はクールな悪魔が若手社長にいいようにされちゃう…というs心を非常にくすぐる作品でした。首に鈴を付けられるシーンがとっても萌えた。
ただ、もともと「ドS攻め」アンソロに載っていた作品ですがそこまでS攻めかというとそうでもなく、もう一声、って感じがしました。

後半のフィーというショタ(?)系悪魔のお話のほうがどちらかというと面白かったです。黒髪・短髪・やんちゃな小悪魔という、外見と性格がお約束で、竹田との歳の差・身長差も非常にツボでよかったです。

最後のカップルのみ悪魔が攻め。
もうすこし表題作のカップルのストーリーを長めに取ってくれると尚よかったかなぁと思いました。

0

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