オレ様外交官×童顔新米SPの調教ラブ!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作SPは愛の特訓中 ダブルスタンダードは崩せない

外務省北米二課所属厚顔不遜なエリート外交官・原正孝
警備から一念発起してSPを目指す巡査・宇佐見翔太

あらすじ

 新米警察官の宇佐見翔太は恋人のオレ様エリート外交官・原を守るため、SPを目指して修業中、なはずが異例の大抜擢でいきなり要人警護を担当することに。慣れない世界で戸惑っていたところへ、指導先輩の杉山が手厚いフォローの手を伸ばしてきた。それを知った原は、宇佐見への独占欲を剥き出しにする。おまけに上司から「原と外務省をスパイしろ」という密命がくだり……。
 恋と任務に板挟みの「童顔SP」非常事態!!
(出版社より)

作品情報

作品名
SPは愛の特訓中 ダブルスタンダードは崩せない
著者
能迅なのと 
イラスト
椎名咲月 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048704755
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

建前≠本音

今回は外務省北米二課所属厚顔不遜なエリート外交官と
警備から一念発起してSPを目指す巡査のお話です。

前作にて一念発起し警察官になった受様が
国際会議の警護にかりださてしまった顛末を収録。

攻様との出会いをきっかけに
バイト感覚だった警備の仕事を
生涯の仕事にしようと決意した受様。

攻様のSPを最終目的に
募集されていた警察官の中途採用合格後は、
警察学校も頑張って卒業、

配属署での着任式も済ませた受様は
お世話になった警備会社の
先輩諸氏に挨拶すべく外務省を訪れます。

しかし、
目的の人物に会う前に
もっとも厄介な人物に見つかってしまいます。

傲岸不遜な雰囲気を放ち
アジアの黒太子とも呼ばれる
北米課勤務のエリート外交官であり
受様の恋人である攻様その人です。

俺様基準な攻様は
いつでもどこでもゴーイングマイウェイなので
その場でも受様の唇を美味しく頂いてご満悦♪

受様は国費で養われている公務員が
真昼間からする事かと思うのですが
聞いてくれる攻様でもなく、
目的の人物との約束を言い訳に
その場逃れるのですが…

その後に
警視庁の事務課に出向いた受様は
自分が今日付の辞令で
警備部配属になっている事を知らされます!!

どうやらこの配属は
三週間後に開かれる国際会議に備えての
警備増強を訴える外務省のゴリ押しのようで

自分を公私ともに縛りたいと言い放つ
攻様のニヤニヤ笑いが透けて見えた受様は
唖然としてしまいます。

しかも
警備部警護課では直属の上司から
外務省の思惑を探れと言われて
呆然としてしまうのです(笑)

果たして受様は
いきなりのSP修業に受様は耐えられるのか?!

そして国際会議は無事に迎えられるのか?!

前作『ダブルスタンダード甘く淫らな外交戦略』の
続編で前作でめでたく恋人になった二人の
その後編になります。

出来あがったカプでの続編では
ラブ面での危機が定番ですが

本作カプは俺様な攻様が
受様の先輩SPに威嚇はするものの
受様は攻様に夢中なのでラブ面は無問題♪

今回の攻様は受様独占計画と
警備部の人員増強計画という目的を達すべく
暗躍しています(笑)

結果的には
受様はSPとして一歩前進しますが
何も知らずに爆走させらてれいるので

最後の種明かしまでドキドキ満載で
大変楽しく読めました♪

受様がいろいろと悩んでも
自分が判断基準のエリート外交官には
太刀打ちできないだろという
ある意味お約束なドンデン返しが
とっても面白かったです。

攻様の父も何やら伏線がありそうなので
次作に続く事を期待していま~す。

今回は本作同様、
攻様の動向を探る事になった受様のお話で、
妃川螢さん『密愛監察』はいかがでしよう?

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP