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表題作帰り道で恋に惑う

佐久間
バツイチシングルファーザー
白木
保育士

同時収録作品カラダは嘘を知らない

春日井
薬品メーカー営業
湯本
薬局勤務薬剤師

同時収録作品やさしくしたい

文博
農家の息子
根津
農協職員

その他の収録作品

  • 帰り道で恋は始まる
  • それから(描き下ろし)
  • カラダは愛を欲する
  • カバー下:漫画、あとがき

あらすじ

「帰り道で恋に惑う」「童貞ヒツジとあばずれ狼」2冊同時発売記念!初版限定えっちなミニ小冊子(童貞ヒツジver)封入

保育士の白木は園児の父・佐久間に片想いをしている。バツイチで子育てをしている佐久間を煩わせるつもりはなく、いつも遅い時間にお迎えにくる佐久間と一緒に帰るわずかな時間が唯一の楽しみ。ところがある日、佐久間と声が似ているという理由で、体の関係を持っていた男との揉め事を佐久間本人に見られてしまい…。バツイチ子持ちリーマン×保父さんの表題作ほか、イケメンMR×お堅い薬剤師の白衣ラブも収録。

収録作品:帰り道で恋は始まる/帰り道で恋に惑う/それから(描き下ろし)/カラダは嘘を知らない/カラダは愛を欲する/やさしくしたい

(出版社より)

作品情報

作品名
帰り道で恋に惑う
著者
水渡ひとみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
帰り道で恋に惑う
発売日
ISBN
9784796402057
3.3

(24)

(0)

萌々

(10)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
80
評価数
24
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数10

どの作品もおススメできる

3編からなる短編集でしたが、
どの作品もとても良かったです。

表紙の印象で選びました。
表題作は、
シングルファーザー×保育士

タイトル通り、子どもと3人で帰る帰り道を
大切にしています。
少しでも一緒にいたいために、
理由をつけて遠回りする保育士の白木が健気。
そして、攻めの佐久間は意外とSっぽくてツボでした。

2作目も3作目もどちらも良かったのですが、
特に3作目「やさしくしたい」がとても好きでした。
切ない気持ちになったけど、タイトル通り
とても優しさの溢れるお話でした。

1

恋3つ、詰め合わせ

大きく3つの話が収録されています。

「帰り道で恋は始まる」
「帰り道で恋に惑う」
「それから」
子連れバツイチ・佐久間と、佐久間の子供が通う園の保育士さん・白木先生の物語。
ゲイの白木は佐久間さんに恋してる。でもノンケだから諦めていたが、ある日セフレと揉めてる所を佐久間に見られて…思わず告ります。
白木先生は見た目大人しそうなんだけど、佐久間さんに似た声のセフレとカラダだけとか、佐久間さんのマフラーに顔埋めてオ○ニーしたり、実はエロ度高め。
対して佐久間は相手が男性でも、寄ってきたら狩る!っていう感じですか?
お2人がお互いだけを見てるなら万事オッケーだと思います。
この佐久間の息子・遊大くんがクールな大学生になる話が「ハツコイの彼方」です。そちらにも白木先生が登場しますので併せてどうぞ。

「カラダは嘘を知らない」「カラダは愛を欲する」
チャラーい製薬会社の営業マン・春日井と、町の調剤薬局のド真面目薬剤師・湯本の物語。
春日井はいつもいつも湯本にちょっかい出して、湯本はピリピリ。
優しく、からかい気味に、でも強引に言いくるめられて、なぜか春日井の部屋で風呂に入り、泊まることに。文句も言いまくってるのに気づけば同じベッドで……⁉︎
この辺湯本サンは流されすぎ〜。こういうのも調教っていうんでしょうかね…?ソフト調教。
その後、春日井が忙しくなって会えない日々があり、湯本は心もおしりも寂しくて自分で……
誤解した春日井の嫉妬あります。湯本さんのメガネしたままHもあります。

「やさしくしたい」
方言BL。そして褐色男子。
農家の息子・文博(未成年)と都会?から来た農協職員・根津の物語。
根津は前にいた町でゲイばれして辛い思いをし、今の文博との関係を極秘にしていた。なのに文博は近所のおじさんに口を滑らせていた…!
大ショックを受けるが、文博も迂闊だったわけではないことがわかりより想いを募らせる。
根津が思わず涙をこぼして文博が固まるシーンがとても好きでした。

水渡ひとみさんの描くいじらしい受け、やっぱりいいですね。

1

保護者と保育士

間に子供を挟んでの恋愛…。は結構好きな題材です。

表紙を見たら主人公の白木は大人しく健気に見えますが、読んでみたら案外強気で遊び人でした。Hにも積極的です。
最初の印象とのギャップはなかなかよかったと思います。

けれど子供がいる=ノンケということですよね。
それがあっさり白木を受け入れるには、少し説明が足りていない気もしました。なんで、いつから好きになったのかな?ノンケという葛藤はないのかな?という疑問を解消するのにもう一押し欲しかったです。
ただもう、子供は本当に可愛かったです。

「カラダは嘘を知らない」
こちらも表題作と同じで、なぜ好きになったのかな?という疑問がのこる作品でした。(攻めでなく受けのほうですが)
水渡さんの作品、好きなんですがいつも「いつの間にか好きになっている」「あっさり好きになっている」と感じることが度々あるのです。

ゲイの春日井に迫られるものの、断り続けるノンケの湯本。
ですが、一度身体の関係をもってしまい、そこからなし崩しに…

それからは誘われては家で抱き合うことの繰り返し。
最後は「俺の事好きでしょう?」というふうに、雰囲気でこれはくっついたのかな?という感じだったのですが 「身体から始まった関係」が、「いつの間に心まで」というのがちょっと表現しきれていなくて個人的に惜しい作品でした。

「やさしくしたい」
これが一番好きな作品でした。
方言特集の作品らしいのですが、攻めが方言です。年下なのですが、これがめちゃめちゃ可愛い!
前に別の作家さんの御本で、同じ方言特集に載った作品を読んだのですが、方言ってすごくいいですね^^
(自分の住んでる地方の方言だと先入観があって楽しめないんですが^^;)

田舎が舞台で、年下でゲイカップルであることに危機感がない文博に苛立つ恋人の根津。
考え方のすれちがいですが、なんだかゲイであることを別々に悩むこういうお話はせつないけどかわいいしきゅんときます。
私は水渡さんのかく、強気な受けが思わずぽろっと泣いてしまうシーンが大好きです。

総評としてこれがよかったので萌え萌えで。

2

2作目のとあるシーンがドツボった(*´Д`)ハァハァ

■帰り道で恋は始まる/帰り道で恋に惑う/それから■
佐久間(園児の父)×白木 紀行(保父)

保育士の白木は園児の父・佐久間に片想いをしている。
バツイチで子育てをしている佐久間を煩わせるつもりはなく、いつも遅い時間にお迎えにくる佐久間と一緒に帰るわずかな時間が唯一の楽しみ。
ところがある日、佐久間と声が似ているという理由で、体の関係を持っていた男との揉め事を佐久間本人に見られてしまい…。

パッと見おとなしくて優しそうでな白木先生が意外にもセフレをお持ちで吃驚した。
というかセフレには結構素っ気ないんですが、佐久間さんに対してはもう…ほんと可愛くて何このギャップ。
佐久間さんに掛けてもらったマフラーで自慰しているのにも吃驚したけどw

ってか佐久間さんの息子の雄大くん可愛いー!!!

■カラダは嘘を知らない/カラダは愛を欲する■
春日井(MR)×湯本(薬剤師)

調剤薬局勤務の湯本のもとに注文した薬を届けに来る春日井はいつも構い倒してくる。
そんなある日、強引な誘いに負けて春日井の部屋に行った湯本を…。

この2人好きだー!
ってか2話目が堪らんです!
春日井さんのお仕事が忙しくて少し会う期間があいちゃうんですよね。
その間に我慢できなくなっちゃった湯本さんが1人でイタすんですけど、お尻もいじらないとイケなくなっちゃっててw
翌日、時間に余裕のできた春日井さんと久しぶりにコトに及んだ時に「俺のこと考えて1人エッチしてくれた?」って聞かれて恥ずかしくて「し…してないっ!」って言っちゃうんです。
そしたら「じゃあなんでここ…こんなに柔らかいんだ?」「俺以外のやつと寝たの?」って怒りながらも(´・ω・`)ショボ-ンってなるんですよ!!!
ヤバイ、私こういう展開大好きみたいですっ!!!

■やさしくしたい■
文博(農家の息子)×根津(農協職員)

お互いがゲイだと感じ取り、勢いで身体を繋げてそのまま付き合い始めた文博と根津。
過去のトラウマから絶対に他人にバレたくなかった根津だが、文博が近所の農家の坂井のおじさんにカミングアウトしていたのを知り…。

この土地に来る前にゲイだとバレて周りから嫌な目を向けられた根津さん。
…そりゃバレないように気をつかってるのに迂闊な行動されたら「(゚Д゚)ハァ?」ってなるし、勝手にカミングアウトなんて…過去に嫌な状況を経験してたら精神的にいっぱいいっぱいになって泣くわ…。
でもお気楽そうな文博も思いつめてた時あったのね…。
坂井さん、良い人だわー…。

※新潟下越の方言

3

子供を思うお父様にキュン

イラストが優しいです

白木先生、男に全くみえない。
女性的というより女性にしかみえなかった

佐久間さんを思いながら自慰をするところで
ついてるもんはついてると
再認識

それでも女性に見えました

離婚して子供を男性がが引き取り育てる
これも、よくあるテーマですが
大好きです
でも、離婚の理由がわからない

こんなに良い佐久間さんがなぜ離婚?

そこにふれることはなかったのですが
悶々と考えてしまいました。

他の短編集もそれぞれ良かったです

農業をしている文博ナイス
すね毛がかかれてるところも良かったです

力仕事している人体は
愛おしい

根津さんのどこにひかれたのでしょう。

それも知りたかった

0

地味にエロいの

表題作は保育士さんと保護者父。
ちょっと見おとなしやかな美人保育士さんが実はゲイで、やもめリーマンの保護者父に密かに憧れて恋心を…、
ここまではBL的にはよくある話だけど、この保育士さん、身体は別物ってセフレがいたりするのね、で、顔さえ定かに描いて貰えないセフレと修羅場っているところを憧れの人に見られちゃって…。
この地味でおとなしそうな保育士さんが、セフレに後ろからガツガツ突かれてっていうギャップにビックリだ。
自慰シーンも何げにエグイし、油断できない地味エロ!

自慰シーンは同録の「カラダは~」にもあって、こっちも地味にエロい。
このエロさは、カバーのしっとり系の絵で油断してると、けっこう地味に効くよ。

1

色気のある絵柄

攻めも受けもフェロモン全開!!って感じです。水渡さん。

『帰り道で恋は始まる』『帰り道で恋に惑う』『それから』
こんなに色っぽい保育士さんがいるか!?いや、いない!w
そしてこんなに魅力的なバツ1子持ちもいない!!
よってリアリティには欠けます、が、
まつ毛とか伏し目がちな表情とか惹かれます。
なんかもう良い匂いがしてきそうw
汗とか汗臭くなさそう。(←?)
ただ、お互い恋に落ちる過程を省きすぎなようなのがちょっと気になりました。
あと1ヶ月も放置はよくないよ、佐久間さん!!

『カラダは嘘を知らない』『カラダは愛を欲する』
こちらのお話の方が好きだな~。
真面目な受けが、チャラい攻めにアプローチされてほだされるシチュ♪
受けが潔癖そうに見えて、部屋は片付いていないっていうのも
ギャップがあって良いです。
攻めとのHを思い出して一人でイタシちゃうとかね、いい!!
でも一人だと満たされなくて
「…久しぶりにナカ…掻き回させて?」と耳元で囁かれ感じる受けー!
そりゃブルつくわい。
水渡さんは舌がいやらしいな。なんか。
普段は余裕ありまくりな攻めが、一瞬嫉妬に駆られるシーンも美味しかったです♪
結局甘々でゴチ!w

『やさしくしたい』
方言萌え…。
どうして自分の地域の方言以外は愛しく思えるんでしょうか;
だって津軽弁ってたぶん愛の告白とかHの時とか萎えると思うw
数ある方言BLでも、津軽弁のBL読んだ事ないなぁ…。
おっとそれはどうでも良いとして;
農業BLはちょいちょいみかけますが、
なんかもう懸命に働いているって感じが好感もてます☆
必死の努力も天候とか害虫とかで台無しになったり…やるせない…。
そして攻めの文博は想いがストレートで、優しい。
都会で偏見の目でみられ、傷つき疲れた根津をやんわり包んでくれる。
お幸せに♪

絵柄からすると、体の線も細いのかと思いきや、
そうでもなくて意外と腕の感じが締まってて素敵でした♪
あと、指先も器用そうでよだれが出そうです。

2

設定は美味しい

表題作についてのみレビューです。

シングルファザー×保育士ものです。
受けはゲイで、攻めに惹かれているもののそれをカミングアウトする気は一切なく、後腐れのない関係を適当な相手と持っています。
しかし攻めに決定的な現場を見られて図らずもカミングアウトする事に。同時に自分の攻めへの好意も明らかになってしまうというまあ予測できる展開です。
ですが個人的には好意を寄せる攻めへの可愛いらしい面と、交際を迫ってきた相手を冷たくあしらった時に見せた男の面。その二面性の描き分けが自然でありながら生臭さや嫌味がなくてよかったと思います。
しかし、受けに重きを置けばその健気さに萌えますが、攻めの感情変化は今一つ追えない作品でした。受けが彼を攻めを好きだから好き?とも取れてしまいそこは物足りない印象でした。

とはいえ、絵柄も受けのもどかしい心理描写も好きなので個人的には良かったかなと。

1

面白かったけど、なんか惜しかった

帯『やさしくされると、期待していまう…。』

この本と同時に発売された「童貞ヒツジとあばずれ狼」が無茶苦茶おもろかったのでこちらも買いました~~、小冊子も付いてるし!
こちらには、童貞~の小冊子が、童貞ヒツジにはこちらの小冊子が付いているという商法にまんまと乗せられましたとも!!はい!!

表題作連作、他短編2作で合計3作収録。

どの話もいいんですが、表題作はですねー、なんかもっと化ける気がしただけにちょっと惜しかったかなーって気がしました。
いや、つまらなくはないんですよ。
つまらなくはないんだけど描きようによっては神評価を付ける位のものは持っていた様な気がするのです。
個人的には、白木〔受〕があんなに淫乱じゃない方が良かったかな。
エロシーンは控えめで、もっと心情的な交流からの恋愛をしみじみほんわか書いていた方が切なさが出たと思うんだけどどうだろうか。

1

タラシのお父さん?

水渡ひとみさん2冊同時刊行のこちらはバツイチシングルファーザーと子供の通う幼稚園の職員との恋の話。
このカプリング、シングルファーザーものとしては王道の設定だとおもうんですが、余りに王道すぎてちょっと面白さは、もう一冊のヤンキーものの方が面白かったかな?という感じです。

やはり幼稚園教諭のほうがゲイで、ほのかにシングルファーザーに心を寄せいて、ある日自分がゲイである場面を見られてカミングアウトしてしまう。
でもシングルファーザーの態度はいつもと変わりなく、教諭は一人で悩んで苦しんで。。。
このシングルファーザー佐久間の心の決定打がよくわからない。
ちょっと、惚れられていることに傲慢になってないか?なんて思えたり。
子育ての葛藤はあまりクローズアップされてなくて、主に教諭である受けが中心になっているので、彼に肩入れして読めばそれなりにちょっと切なくていい恋愛話なんだけど、全体を見渡すと歪な感じがぬぐえなかったのです。

もう一本は、好きだ好きだ好きだとストレートにぶつかってくる製薬会社の営業と、ヘタレでツンデレのちょと暗い薬剤師の物語。
シャツのボタンが一個撮れたくらいで、相手の家に行ってシャツを脱いで風呂まで入るかーーーー!?と、そのくらいボケ天然ヘタレな受けなんですが、その影には密かに彼への気持ちがあるのかな?と思っても仕方ないでしょう。
早く素直になってね、って言う感じのお話。
オドオド具合がぼっちゃん刈りのヘアスタイルと眼鏡の外見によくあってましたw

ラスト1本は、ゲイであることから会社を止めて地方の農協に入った男と、同じゲイの農家の息子の話。
この本の中では一番好きでした!!
何と言っても自分的好みシチュの農家、ズバリ!いかにも働く男でしたし、相手も農協というのが、、、萌えます!!
酒の勢いで寝てから何となく付き合いだしたけど、相手の農家の息子の素直さと男らしさ、そして、意外に閉鎖的と思われた田舎の寛容さに触れて、後味の良いお話でした。
まるで中近東の人かと思う位にトーンで色グロになってる農家の人々と攻めの農家の息子がいいですv

1

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