• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作おねがいっ!おネェさん!

袋小路タマ夫(リリー)
オカマバーの美人ホステス
京平
ホストでヒモ

同時収録作品流れ星プリズナー

同時収録作品お大事に

川奈
学生,顎ひげ
本間
学生

同時収録作品小日向家

小日向隼人
受験生
小日向士郎
一児の父,無精ヒゲ

同時収録作品ヤンキー&めがね

宮田
高校生,オタク
赤井
高校生,眉なし爬虫類顔,強くてバカ

同時収録作品願いごとひとつ

イフリート
魔神,受け気味
アサド
盗賊,顔キズ

その他の収録作品

  • おまけ4コマ「がんばれアサドくん!」「がんばれ変態王子!」「小日向家12年後」「習性(ヤンキー&めがね番外)」
  • あとがき

あらすじ

おネェのタマ夫は、傍若無人な恋人・京平に呆れつつも惚れた弱味から甘んじて世話を焼いていた。
だがしかし、浮気ぎわくがきっかけでケンカをこじらせ、事態は急速にアブない方向へ-!?

ブチ切れたオカマの鉄槌、受けてみよー!
オンナ言葉とオトコ言葉を駆使してガンガン攻めるタマ夫に、京平の新しい扉が乱暴にも開かれた-!

作品情報

作品名
おねがいっ!おネェさん!
著者
海野サチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784893937155
3.8

(41)

(12)

萌々

(18)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
151
評価数
41
平均
3.8 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数15

強いおネェさんは好きですか?

個性的な拍子に惹かれて、手に取った作品です。表題作含め、バンドマンが登場したり、指輪の魔神が登場したりと、バラエティ豊かな短編集です。

表題作は、好き勝手する恋人に切れたおネェがガンガン容赦なく攻めるのと、新しい扉を開けてしまったM男くんを堪能できます。筋肉女装には残念ながら萌えれなかったけど、M男くんの普段偉そうにしてる態度とエッチの時とのギャップは萌えます。
だからか、表題作以外が、萌えれて面白かったです。

特に好きなのは、バンドマン達の恋を描いた『流れ星プリズナー』です。
いつも偉そうで性格も悪そうなボーカル君が、ホントは泣き虫で可愛くて…というギャップにキュンキュンします。最初は文句ばかり言ってたメンバーのコが、その魅力に気づいてドキドキしてる様子も、おかしくて微笑ましいです。
他の短編では、唐突な展開が面白くて、ギャップに萌えて楽しめます。絵もお話も個性的だけど、結構好きです。

3

タマ夫カッコイイ……

おねぇ系作品自体目立つのに、タマ夫がカッコイイせいで
余計に目立つよwwwww

ダメ男に惚れちゃうオネェって結構多いらしい……
多分オネェの方が実際の女より優しいからなのかも。

私は京平がいくらイケメンでもタマ夫みたいに優しく出来ないモン。
ほんと凄いなタマ夫は……。

柔道強いってのもなかなかツボったな~。
弟も可愛いし。サブキャラのオネェ達もなかなか良かった。

ストーリーも面白いし笑えて読めるのは良いんだけど
あんまりにも京平がタイプじゃないので-1wwwww

4

ことごとく読みがハズレた漫画。

収録作品は表題作の他に5本+おまけ漫画ですが
高確率で攻め受けの読みをはずしました(笑)
なので一度目は戸惑いで萌えることができず・・・
少し間を置いて再度読んでみたところ、これ、凄くいいです!
寧ろこの攻め受けでいいんだと思えました。
どの話もキャラが立っていて、絵柄も私は好みでした。
全体的にややガチムチ寄り(特に受け)Hシーンが濃いです。
苦手な方はご注意を。

以下寸評とCP傾向です!


『おねがいっ!おネエさん!』
オカマ×ホスト

表題作。
ドドM+恥ずかしいエロス特集で描かれたものらしいです。
おネェタマ夫に大事にされ、調子に乗ってヒモ状態のホスト京平。
ある出来事でタマ夫をキレさせてしまうのですが
ボーダーラインを超えていることも気づかず京平は何時も通りに偉そう。
・・・口で言ってもわからない駄目な子には身体で覚えこませるしかありません(笑)
やられちゃってる時の京平はもうなんていうか
・・・自分も愛でたいの一言。可愛いです。
ドド、まではいかないかな?と思いますがマゾっぽくはありました。

『流れ星プリズナー』
バンドもの

この作品だけ清いです。
バンド内で付き合っているゲイカップルはいるものの
その二人を深く掘り下げることはなく
バンドメンバーの青春モノ・・・ってとこでしょうか?
他の作品が濃いだけにあまり印象に残りませんでした。

『お大事に』
高校生×セックス依存症高校生

ノンケ攻め。受けの子を理解する為にゲイ動画をみようとするなど可愛い。
照れ顔も可愛いので逆CPでもいいなぁと思っていたら
あとがきでその内逆転するかもと書かれていたので安心(?)しましたw

『小日向家』
中学生×子連れおっさん

中学生にみえない中学生っていますよね。
でもこの攻めは中学生にみえます。
おっさんを意識して思春期真っ只中、箍が外れ
「甘えさせてよ」と迫るパターン…好物です。

『ヤンキー&めがね』
オタク系高校生×わんこ系ヤンキー高校生

拒否られても拒否られてもめげずに慕うヤンキー赤井が良かった。
獣耳が付いてるようなヘアスタイルも可愛い。
攻めのオタクくんは「眼鏡をとると美少年」なんですが
このネタは使い古されていても結構好きです。

『願いごとひとつ』
アラブ・エジプトもの

出てくる登場人物は全て受け(かもしれない)
深刻な攻め不足な中での話ですが個人的にはこの話が一番面白かったです。
褐色の肌最高!!

以上です!

3

まさに探していたもの

自分はマイナー嗜好だと悟って早数年、自分の求めるものなんて見つからないんだろうなともう半ば諦めていた時分に出会えた作品。昨日の話ですが(笑
電子書籍式で購入し読んだのですが、最初から最後まで「・・・・!・・・・!(声にならない何か)」でした。
下記の皆様が内容は詳しく述べて下さっているので省きますが、もう本当に良かった!
受けが格好良くてガッチリしていて大抵みんな攻めより背が高くて男臭くて…でも可愛い一面もたくさんあって(特にアレの際の可愛さったらない!です本当に)
特に私はオールバック(というよりデコ出し受け)と髭受けに滅法弱いので、表題作と「お大事に」「小日向家」「ヤンキー&めがね」は至高でした。はい、ほぼ全部です。
コミックス内に一つはそういう類の受けが居る、というマンガは過去ちらほら見たことがあったのですがここまで一貫して受けが私好みなんてこの人は私か?(思考的な意味で)と思うほどでした(笑

ところで、皆さんのレビューを拝見して気付いたのですが、どうやら電子書籍と本誌では若干性的シーンが異なるのですね、修正的な意味で。(笑
本誌ではがっつり描かれているハズのソレが電子書籍ではギリギリそれだと判断つく程の真っ白修正に…(苦笑
同時購入したほかの作品でもそうだったので、規制でも掛かっているのかな?
ラブコミさんの電子書籍(というかそれ自体)初めてだったので詳しくないのですが。
私個人の感想としては、がっつりそこの部分も拝みたい所なので日本に一時帰国した際には本誌を購入したいと思います。

いやあ大満足。です。
作家さん、また本出して下さらないかな。アラビアンの王子が受けだと聞き、ああ一生着いて行きますと決意しました。
というレビューも何もない感想を失礼しました。

4

マッチョ受け

コレはいい作品です。

久しぶりのヒットです。

マッチョ受けです。
男臭いマッチョが、あんあんって言ってます。

ギャップが、萌えます。

普段は男らしい、っというか、だらしない男そのものの受け。
途中までは、攻めオーラを出していますが、途中から、ネコに変わります。
受けって言うか、ネコです。
でも、ゲイゲイしいわけではなくて、そこは、きっちりBLでして。

表題作と、ショートが数本入っていますが、全作品、攻めっぽい兄ちゃんが、ネコってます。
でも、攻めキャラも、男性向けのエロ本の”おねしょた”みたいに、なよなよしてたり、ショタっていなくて、ちゃんと筋肉のある青年で(でも、受けの方が体格がいい)萌えました。

特に、表題作になっている、元柔道家のオカマさんに掘られるオラオラ系ホストが、もうホントツボでした。

ホストがオカマに尻を叩かれて、きゅぅぅんって、気持ちよくなってる。
気持ちよくなってることを、否定するホストが可愛い。
どMの癖に、いじめられると怒るし、泣いちゃうし、でも、お仕置きされると、あんあん言っちゃう。

あっ、あと、ほとんど修正が入っていませんでした、くっろい細い線が一本で、その線も、微妙にそれてて、局部は、ほとんど隠れていませんでした。

アナに指を突っ込んでいるコマで例えると、修正の黒線が入っているのは、指の部分だったりします。
それは意味があるのか!?それともその部分になにか、もっと卑猥な何かがあるのか?

エロだけでなく、ハートフルな部分ももちろんありますし、いいBLです。

内田カヲルさんのちょっと昔の作品の、おっさんを(駄目っぽい)青年に換えた感じとでも表現したらよいでしょうか。

5

BLの枠ではないような

というかこれはもう青年誌?
んな生ぬるいイチャコララブ☆なBL漫画じゃあありません。
ジャケット見てもわかるようにwww

こちらで評価がわかれていて面白そうだったので購入しました。
いやー想定外な漫画でしたがこれはこれで面白かったです。

ただこれはただのエロ暴走BL☆漫画マジック!みたな漫画ではなく(どんなだ。)
大人のエロ漫画?でしたかね。

好みは分かれると思いますねー
BL枠として読む方には向かないかも・・・
「浮気っぽい男もいるよね、まったくしょうがないやつよ・・・」
とかなんとか言いながらもお互いを強く想ってるカップルメインの
しかも、男前オカマ攻め!(※ココ大事、男前おかま攻め!!!!)のお話でした。

強いオカマって何でこんなにかっこいいのかしら!?

サブのお話も複数あるのですが、メガネ男子に一目惚れするヤンキー高校生だとか
ヤンキーにしか見えないのに実はいいやつの話だとか・・・
(たぶん作者の趣向ですなww)
SFっぽいのも一つあったりして、成人向け青年誌って感じの一冊でした( ´ ▽ ` )

2

超かっこいい!と思ってしまったオカマ攻めサマ

この作品は短編集ですね。だいたい超マイナージャンルばかりのww

カップリングを挙げていくと、
・オカマ(高校時代柔道IHベスト8)×金髪ホストのヒモ男(取り柄はガタイのよさと女がきれないことw)×3話
・温厚なバンドの調整役バンマス×才能はあるけど傲慢なボーカル(←ドラム この子目線で話は進みます)
・見た目に反した純情男子高生×清楚そうな顔してセックス依存症な援交高校生
・家ではお母さん役の秀才中学生(養い子)×出戻ってきた一児の父
・瓶底眼鏡さえ外せば美少年のオタク×光物に目がないヤンキー
・無骨な青年盗賊×ツンデレ?な美少年の姿をした魔人

バンマス×ボーカル、盗賊×魔人以外のカップリングは逆でしょwとツッコミたくなるかと思いきや・・・・「だがそれがいい!」

特にお気に入りのカップリングはオカマ×ヒモホスト、純情高校生×援交高校生ですね←見事にキワモノカップリングですw

オカマ×ホストのお話は、受けの京平(ヒモホスト)の見事な好き勝手し放題をとりあえずは堪えていたタマ夫が、とうとうプッツンした時が本っ当に面白い!あと京平の実はドMっぷりが明かされていくところも面白い!

さんっざん不遜な態度をとっておきながら、叩かれてゾクゾク感じちゃってるんですw
しかもそんな事認めたくないのに段々めちゃくちゃ気持ち良くなっちゃてるんですwめっちゃ可愛いww



「男好きなくせに男が怖いから見た目が女の格好してるアタシと付き合ってんでしょ!」とタマ夫が看破した時は変に納得してしまいました。あ、そういう考え方ってあるんだな、リアルだなぁ、と。(ここでBLってよりかはゲイマンガじゃない?と思いましたが、面白かったからそんなことはどうでもいい)

4

BLというかエロ漫画?

うーん・・・。うーーん・・・。
BLをエロ漫画として楽しめる方にはよいのかもしれないのですが・・・。
私はBLを恋愛漫画として楽しむ傾向があるので、ちょっと求めている方向とは違うかなぁというのが正直な感想でした。
オネエ設定はわりと好きなんですが、あんまりにも唐突なHシーンとやってるだけ感がどうしても拭えませんでした。
あと、登場人物の名前のやっつけ感がwww
同時収録作も・・・そうですね。メガネとったら美少年設定とかもものすごく大好物なはずなんですが・・・。
全体に「なんでそうなるの?!」って思ってしまう唐突な展開が多くて個人的にはちょっとついていけなかった感じがします。

4

これもBL?

表題作はオカマのオネェさんとヒモのお話。
表紙とタイトルから、ギャグテイストなのは想像ついていたけど、このカバー絵からだと、ちょっと想像以上でした。
中扉のカラーイラストの魔神も、ラノベか早川のFT文庫風にきれいカワイイなのに、中身はというと・・・・。

男性向け?

青年誌?

ストーリーはおもしろいんだけど、肉感的な筋肉も嫌いじゃないけど、この詰め込み過ぎなコマ運びとか、エラや筋もくっきりなP~はちょっと私のお好みからは・・・。

青年誌系の絵が大丈夫ならしっかり楽しめると思うし、
この絵あってのこの味とも思うし、
短編の詰め合わせなのに満足感はあるし
なので、青年誌系(もっとはっきり言うとエロ漫画系)の絵でも大丈夫ならオススメv

3

潔くって清々しい

デビュー作から2年も経ってるだなんてびっくり。
すごく個性的でマニアックな作風だっただけに、忘れられない作家さんだでした。
今回は前作より、さらにパワーアップしている感じで、ショタ攻めのマッチョ受けなどもあり、本気で読み手を選んでるなあ。
あとアラブもの…かなり異質なアラブものだと思うんだけどどうでしょか。
ぜひこれの続き、というか番外編を読みたいです。

表題作は噂通りのオネェさんで大満足。オネエなのにオラオラ攻め。夢のようです。
仕事柄女装してるだけで、素は漢らしい男性なのか、それとも世のオネエ様の昼間の姿はあんな感じなのかな。
女装姿の濡れ場があれば言うことなかったんですが、まあ贅沢は言っていられない。
こういうジャンルをババーンと気前よく描いてくださっただけでありがたいです。

深刻な攻め不足!とあとがきにあったけど、ほんとそんな感じでウケました。私としては全員受けでも問題ナシ。
こんなにたくさんの短篇集なのに一話一話のミッチリ度のすごさエロさごちゃごちゃさ(笑)楽しませていただきました。

2

オネエ最強レベルw

表題作は1、2話どちらも一度読んだことがありました
確かその時は違う題名でしたが(私は単行本の方が好きですよ、単刀直入?でw)
その時この作家さん結構好きかも~といい印象持ったので、発売されたら迷わず買っちゃいました(^O^)
ふゅーじょんぷろだくとさんのコミックって少し高めだけど、これは値段以上の満足度◎!

タマ夫強いですね~
もう最強です、はい
私的に京平がネコなのがすごくうれしかったりします
オネエの下はプライドが許さない、でも快楽には勝てない…このぐるぐるした感じがたまらない
でも京平、あんたは根っからのネコだと思うよ!
書き下ろしでもガッツリMっぷり発揮してますから
弟くんはあれで男に目覚めてしまえばいいと思うw

「ヤンキー&めがね」も以前読んだことあったんですけど、何度読んでもやはり萌えますv
両者のギャップがツボを強烈に刺激←

「願いごとひとつ」では主役2人がキスした時に、思わずだめ~!と叫んでしまいました
直後ひとりで何やってんだ自分、っていうw
でも生きててよかった~
本当にうれしいです!

あと4コマ漫画の王子のその後が気になりました
王子、あなたもネコじゃないかなw

2

ここまでオネェキャラを全面に押し出したタイトルBLは珍しい。

表紙にやられました。
なんだろう、この妙に心惹かれる・・・というか誘われる表紙は!ということで、購入予定になかったのに買ってしまった1冊です。

襲い受けとか、誘い受けとか、ちょっとばかりそういった雰囲気の物を想像していましたが、なんとがっつりオネェ攻めでした。
いや、ネコちゃんもこなしてたのかもしれませんが、作中ではがっつりオネェ(女装でオカマバー勤務)なタマ夫攻めのダメダメなヒモホスト・京平という図式が出来上がっておりました。

これイイ!
こういう、オネェキャラが実は攻めでしたーというネタはちょこちょこ見かけますが、表題作品で初めからオネェを全面的に押し出してる感じの話って初めてかな?と思います。
私の読書量が少なくて、出会って無いだけかもしれませんが。
まぁそこはさておき、このオネェ強いです。
ヒモ状態で、ほんとうにダメな子の京平へのブチキレ具合がまたよくて、ブチキレた後が大変男らしくそしてちょぃSです。
京平はちょぃMぽい。
タマ夫に攻められて、思いのほか気持ちよくてよがったり、泣いちゃったり、強請らされたりと、なかなかギャップが美味しかったです。
この作家さんの描く裸体が妙に色っぽく、というか肉厚な素敵な体の描き方をされてるのもまた印象的でした。

岡田屋鉄蔵さんの帯コメント「~~は正義」ってのがこれまたその通りで、読後は「ハイ、正義ですね!」と言わざるおえませんでした。
素敵な帯ですネ!

その他の短編好きなお話は『ヤンキー&めがね』と『小日向家』です。
『ヤンキー&めがね』
ぐるぐる眼鏡を外したら美系でした!なオタクでひ弱そうな攻めと、見るからにヤンキーで強面の受けというこれまたギャップな組み合わせで。
ヤンキー受けが妙に甲斐甲斐しく健気で可愛かったです。しかも、なんだかM属性という!美味しいキャラでした。
オタクな攻めとヤンキー受けのお話もうちょっと読みたかったな。

『小日向家』
なんというか、このお話は思いのほか衝撃的でした。
ネタバレは伏せておいた方がいいのかな?と私も思うので詳しくは書きませんが、とりあえず読みながら心の中で叫んだ言葉は「そっちかい!」でした。
少年は強く、おっさんは押しに弱く懐深いってところでしょうか。

他の読み切りも面白かったです!
良い買い物した!

4

オカマは強し

見た目で判断してはいけません!!・・・みたいなお話。       
例えオカマだろうと女装だろうとヤルときゃやるぜみたいな      
なんともイカスお話でしたよ。                   
初めはオカマお姉さんのヒモ状態だった攻め様?が
度重なる浮気に切れたお姉さまにがっちり仕置きされる!       
そして本人も気が付かなかった、ドMネコちゃまに(笑)
見た目完全受けなのに、その攻めブリがギャップ萌えです。               

1

筋肉女装、サイコー!

待ってました!ダイレクトに題名もイラストも「おネェ」と堂々と銘打つこの見事さ♪
帯に至っては、岡田屋鉄蔵氏が「筋肉女装は正義ってごらんなさいヨ」なんてコピーとイラストついてますから、もうっ!ワクワクするっきゃないです。
最近筋肉モノ少なくなってきてるんだもん、、、(悲しい)
脱いだらすごいんですっ!ってwww

この主人公タマ夫がまた男らしいんだ。
って言っても、ちゃんと惚れた男に対してはかいがいしくまめまめしい、例えそれがヒモだろうと、それがかわいくて女性らしい部分を見せるんです。
ヒモってわかっていても、何かしてあげちゃう。
彼がオトコを発動する時は、勿論嫉妬した時でもあるんだけど、「オカマ」ってバカにされた時のような気がします。
キれたタマ夫が、ヒモの京平に「あんたは、男が好きだけど男がこわいんでしょ」って、ホモフォビアではなくて、自分が男を好きなことを認めたくないっていうその反動で、オカマと付き合うという意味をズバっと切り込んだような気がします。
面白いシーンなのに、その後の展開・・・
タマ夫に掘られて、ビンビンにして、よがって、あまつさえ、気持ち良かったと、、、それが何より証明していたのか?と、ひょっとするとそんなに深い意味はないのかもしれないけど、妙に納得がいくシーンでした。
その後も、性懲りもなく意地張ってタマ夫に生意気な口をきいて追いだされてしまう京平。
つい男の優位性でい気軽のは、タマ夫がオカマであることに、女性と思いこんでる部分かもしれないし、甘えている部分かもしれないですね。
泣いて謝る京平と、まるで折檻するようなエッチで、京平をメロメロにしてしまうタマ夫は、いいカップルになったと思います。
表現も、がっちりした肉体が生々しさを呼んで実にイヤラシ具合がたまりません!!
オカメ攻めは最高、最強です♪

『流れ星プリズナー』はバンドの話なんですが、オカマ攻めの後にこんなちょっとイイ話が来ると、そのギャップにやられます。
構成うまいなv

『お大事に』男性相手にエンコーしている同級生を見てしまった級友。
何とかしてあげたいと思う級友と、まだ恋を本当は知らなかったんだと言うその同級生の、これから始まる本当の恋愛といったお話。

『小日向家』妻に逃げられて子育てに苦労する父親と、その甥っこの話。

『ヤンキー&めがね』眼鏡をはずしたら美少年!?なオタク高校生にひとめぼれした、強面ヤンキーのオタク限定の犬の姿。
バカ犬加減がかわいくてvレアものフィギアを壊されて鬼畜スイッチがはいるオタクが見ものです♪

『願いごとひとつ』願い事を叶える指輪の精と、何も望まない寂しい男の話ですが、これもまたファンタジーながら、すごくイイ話なんですよ!
ラストの更に追い打ちの衝撃が感動ものです!

こうして構成を見ても、緩急があって振り幅のとても広い作家さんだというのが解ります。
そしてどの話も大変に魅力的だということ。
とっても魅力的な一冊です。

2

見え隠れ(というか隠せてない)裏キャラが楽しい本

勿論タイトル買いなわけですが。
リアルオネエは別に萌えないのになぜかオネエBLは買ってしまう。

この本もかなり筋肉質ですが帯の岡田屋先生のリリ京がさらに筋肉増強振りで素晴らしいです。しかもオネエ攻めです。

「おねがいっオネエさん」
裏の顔:柔道最強クラスの武闘派
明らかにヒモと化している京平の「お前が一番だよ」という嘘くさーい言葉に態のいい古女房?的に振り回されてるオネエ、リリー(タマ夫)。
そんなリリーにちかづく一見優しい男、実は詐欺だった!
それをぶち壊しに行った京平は完全に善意だったのに逆にリリーは「仕事邪魔するなんてサイテー!」と切れ(まぁ事情知らないしな)それにさらに切れた京平が平手打ちし、さらにブチ切れたリリーが京平ぶん投げていじり倒して突っ込んで・・・という1つ目の話です。

うわ、すげぇ(汗)
ゴリッゴリに腹筋われたがたいのいいお兄さんを武闘派なおネエさんががっしがしに犯しまくる迫力のあるエッチシーンとともにインパクト大ですが、
まだこの話は3話まであります。この後しっかり体ごと愛し合うようになった(リバはやりたいのに未遂。そりゃぁ無理だなw)二人のお話はまだ続きます。

「流れ星プリズナー」
裏キャラ:一途な涙キャラ
能力はあるのに加入したバンドを片っ端から潰すツキオ。
その人に対する傍若無人さがどこから出てくるのか?という話とか。
この話は涙がきれいです。

「お大事に」
裏キャラ:セックス依存症
優等生でありながら実はセックス依存症という子につい触れてしまった実は経験などまるっきりないヤンキーがいろいろ考えては空回りする話。
目いっぱいエッチはしまくってるようなビッチが今更「恋ってなんだ」について考えるようなラストが好き。

「小日向家」
裏キャラ:野獣
主人公は小日向家の嫁に逃げられて子供を育てる羽目になったバツイチとその家で過ごすことになった親戚の少年、隼人。ですがこれ以上説明すると衝撃的な落ちが見える話なので、いくらネタバレといってもこれ以上は・・・

やはりその絡みまでの隼人の表情がいい。

「ねがい事は一つ」
裏キャラ:人間臭い愛慕
ランプの精、イフリートとそれを呼び出しちゃった盗賊の話。
この盗賊が家族を失ってからこれという希望を失い、これという愛する対象もなく、死なないために生きてるという乾ききった生活してたのが
「願い事がないためにいつまでもいる」
という事によりランプの精との日々を過ごすことに。
しかし、その結末はその盗賊の願い方とそれに答えたランプの精の想いですごい方向に着地します。わたしゃ、キターッと思いました。

結論だけ言うと二人は人間として幸せに仲良く暮らしました、なんですがこれも真ん中をモロバレしない方がはらはらしつつ読めていいと思う!
どっちも攻めっぽさを感じない、深刻な攻め不足!と作者コメントですが、個人的にはイフリート受けだろうって。

あと、最後のページに4コマでその後の二人がありますがウブすぎるイフリート君が何とも言えない。

(追伸)
今日までの間に気が付きゃ二桁(1日2回以上とか…)読んでたので評価ワンランク↑。
読めば読むほど細かいところに萌えが入る本です。
骨っぽいけど細身な足の爪にマニキュア塗るシーンとか。

6

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP