電子限定おまけ付き
犬体質×吸血体質!?
上田にく先生の作家買いです。
今までにない、ファンタジックなお話。
吸血体質の一穂は寂しがり屋さん、見知らぬレジのお兄さんにも話し掛けてしまいます。
道端に、酔っ払いがいても介抱して自宅に連れ帰るくらい、人恋しい。
酔っ払いが、攻の青波なんですが、こちらは動物体質で、犬。
側にもふもふがあれば、愛でちゃうのは道理ですわ!
吸血体質なのに、吸血行為を嫌って、虚弱な一穂。
青波は、心配してくれて。吸血行為に至るんですが…
なるほど~吸血行為は快楽物質が分泌されて、青波は…
一穂は綺麗だし、吸血行為は気持ちよくなっちゃうし!青波やっちゃうよね!たまらないよね!
一穂の通うクリニックの先生も吸血体質で、怪しく不思議です。先生の過去もチラ見してみたくなりました。
何より、青波の動物体質の発現のもふもふ感!一穂の気持ちがわかります。
何だかんだ、離れられない関係になった二人。お幸せにね!
しかし、見た目の若い一穂は寿命も長いのかな?生命の個体差もあるんだろうな~と考えちゃいました。
吸血鬼の体質なのに血を吸いたくなくてずっと栄養剤で誤魔化してきた貧弱かつ生活能力皆無な一穂さん(受け)
犬の体質でスタミナばっちりもふもふにもなれさらに家事もこなせる真面目な好青年の青葉くん(攻め)
寂しがりな一穂さんが、路上に座り込んでいた酔っ払いの青葉くんに話しかけたことで、この2人の物語は始まります
一穂さんに血を飲ませることはできるのか……?
不健康を治すため血を飲ませようとする青葉くんと血を飲みたくない一穂さんの熱い!?攻防!!(決着がつくまでほんの数ページ…)は必見です!!
暗すぎる過去もトラウマも、激しいすれ違いもなく(軽く逃げ腰なくらいです)、穏やかなままで最後まで読めて、でも確かに満足できました!
もっと他の特殊体質の人も含めて、この2人の続きが読みたい……!
絵も綺麗だし、犬もふもふで可愛いし、脇役でちょこちょこでてくるかかりつけの医師がまたいいキャラしてるし……!
とりあえず甘々に癒されたい人にはおすすめです!
最近、寂しさを感じている一穂(受)は、普段は拾わない(^^)すがすがしい?酔っ払いを拾ってしまう(^^)。
次の朝、なんと!隣に寝ていたのはU^ェ^U
特殊体質が存在する世界で、吸血体質と動物体質のほんわかした話。
青波(攻)は、世話焼ワンコで、無精な一穂のお世話をします。
いいな〜お世話してくれて、お願いしたらワンコになってくれて、モフモフさせてくれて、抱きしめてゴロゴロさせてくれるなんて…私も欲しい。
でも、散歩はスパルタ(^^)。走らされます。
寂しいから一緒にいてから始まって、段々と惹かれ合う二人の話がほんわかします。
動物体質(犬)の青波と吸血体質の一穂。
表紙でお分かりの通り、攻めも受けもキバがあります。
一穂は髪が金髪で瞳が赤く、月に一度少量の
血液を摂取する必要があるのですが、本人が摂る気が
ないので今まで血を飲んだことがなく、
家が好きなインドア派で派手な見た目に反して
控えめな性格で寂しがりやです。
青波は目つきは鋭いのですが、ハスキーのような
犬の姿がなんともかわいい〜!
もふもふしたくなるのも仕方がない!
しかも家事スキルが高くて世話焼き。
体育会系でスポ根タイプなので軟弱な一穂を
引きずり回しているのが面白かったです。
一緒に住むことになったふたりがもだもだ
しながら意識しあっていくのが微笑ましい…
一穂の健康面を気遣いちょっと強引に自分の血を
飲むよう勧める青波。
獣臭さにはじめは拒否していましたが(笑)
青波への想いが募るにつれ本能的に欲していくように…
そしてえっちの時にとうとう一穂から青波に血を
おねだりするんです!
吸血お約束(?)の催淫効果もアリなのでわたし的に
盛り上がりポイントだったのですが、
描写が結構あっさりめでしょんぼり…
ふたりのやりとりもビジュアルも好きなので
もっとお盛んなところが見たくてついつい
欲しがってしまいましたが、すったもんだの
スケートデートがかわいかったのでよかったです。
一穂の主治医のアンニュイな先生の言動も
いいアクセントで楽しかったです。
吸血系特殊体質の一穂が酔っ払い青年の青波を拾ったら、動物系特殊体質だった!
朝起きて隣にいたはずの青年が大型犬になってるの超可愛かった♡
青波がかわいいワンコ気質で、吸血系なのに吸血が嫌いで栄養不足の一穂の体調を心配して運動を進めたり朝食を作ったり、片付けが苦手な一穂の部屋を掃除したり。
見事な年下ワンコちゃん♪
一向に改善しない体調を気遣って半強制的に自分の血を飲ませる青波にかわいくてキュンとかしちゃうけど、飲んだ瞬間獣臭半端ない激マズ血液に悶える一穂に爆笑しちゃいました(笑)
お互い意識し始めてからはもぉ可愛さ爆発でした♡
ほんわかキュンキュンな一冊でした!!