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表題作ダブルブッキング -同居は甘い恋の罠-

東條崇彬/東邦産業CEO
高橋博巳/介護士

あらすじ

切れ味鋭い介護士の博巳は、伝説の元ヤンキー。やんごとなき事情で引っ越した彼だったが、転居先はなんとWブッキングで……!? 巨大コングロマリットのCEO×元ヤン介護士の意外性抜群ラブ!!

作品情報

作品名
ダブルブッキング -同居は甘い恋の罠-
著者
橘かおる 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592876731
3.2

(9)

(0)

萌々

(3)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
28
評価数
9
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

愛しき翻弄される元ヤン☆

同居モノ好き。どこでどうなるかわからないスリルが↑↑
小説はエロ専だけどこのシチュだと読んじゃう。

テイストはほのぼの・あまあま。H少。
受様=介護士、元ヤン
攻様=会社社長、超セレブ

中盤までは淡々と過ぎて行き、最初は大変な同居も協力し合う事でお互い相手を理解し、距離を縮めていく。

攻様の告白からはグイグイ引き込まれて一気読み☆

告白からH(触るだけ)になだれ込み自分の気持ちもわからないのに行為を受け入れてしまった受様。そして気持ちが抑えきれず行為は受け入れてもらえたものの、受様の心情が気になる攻様。
そんな2人のH後の気まずい、恥ずかしい微妙な心理からの描写がとてもよく描けてる(^^*)
この部分だけじゃなく全体的に細部までしっかり丁寧に描いているのですんなりキャラも入ってきて読みやすい。話の背景もよくわかる。

自分としては攻様の天然さと割と素直で一生懸命なところがツボ◎セレブで男前なのに!カワイすぎ´ω`
思うに、攻様は感情を表現するのが苦手なタイプ。
言葉遣いも◎直球。けど真摯で嘘がない。あんな事言われたらめろめろだね(≧∇≦)←読めばわかる♪

最後にやっと結ばれて(濃厚)ハッピーエンド♪
攻様の気持ちを考えると涙せずにはおれません(ToT)
いぃなぁこんなダンナ様♪

最初に書いたけど中盤までラブ度はほぼ0なのでつまらないと感じる方もいるかもしれない。けど絶対損はしない作品!
意地っぱり元ヤン受様が抗えない大きな渦にのみこまれるサマをお楽しみ下さい(≧∇≦)

2

見た目と違うのはお互い様?

ヤンキー上がりで見た目もその系統の受け様が
電車内で見かけたのは電車に乗るのが
大変不釣り合いなエグゼクティブな男性。
初めての電車なのだろう様子は一目で分かるもので
電車の揺れでポールにぶつかり鼻血を出した攻め様を
無理に電車内から降ろし治療をしてやったのだが・・・・
お礼云々の会話が続き、受け様は職場へ遅刻すると
攻め様から挨拶もそこそこ離れようとしますが
お礼としつこく言い張る攻め様にうんざりしてしまい
電車は庶民の乗り物だから乗るな、2DKのアパートに
住んで働いているような人が乗る乗り物だと言ってしまう。
それを聞いた攻め様はなるほどと納得。。。。
これが受け様の受難(幸せ)の始まりなのです。

受け様に言われた一言で自活の為アパートでの
一人暮らしを始めようとしている攻め様。
そしてアパートの改築の為に上司の手配で
新しい住まいへと引っ越しをしてきた受け様が
同じ物件でまさに、ダブルブッキング!
話の流れでしばらく同居になった二人。
会社では優秀なCEO、でも何も出来ないお坊ちゃま?
そして外見を裏切る優しさと面倒みがとても良い
受け様とのコミカルな生活が始まる。
受け様は、何も出来ないけど、真面目に努力する
攻め様にいつの間にか絆され生活のいろはを伝授していく。
攻め様はそれに感謝しつつ次第にそれだけではない
感情が育っていきます。
自覚してからの攻め様の愛の告白は激しくなる。
でも受け様は、なにやら同様しまくりで・・・・
結構一途で情熱的な攻め様に翻弄される受け様。
でも、自分の気持ちが分からなくて・・・
そんな時にトラブルで攻め様の危険を感じて
自分の思いに気が付く受け様。
コミカルな作品で、でも優しい雰囲気のある
とても楽しいお話でした。

0

尻切れトンボのような

前半はなぜか読み進めるのが大変でした。ラブ要素がなかったからかな?
ただ、どれだけ仕事を頑張っているかなど彼らの生活が垣間見える感じは良いと思います。

隣のご夫婦の声が聞こえてきたて…というのは伏線だと期待していたのですが、最後何もなくて残念。おかげで尻切れトンボのような印象です。
その辺を拾ってもらえると評価も変わったかなーと思います。

ふたりの最中の声が隣に聞こえてて、最後はお隣さんと余計気まずくなるのかなと思ったのですが違いましたね。
読んでいてハラハラして集中できなかったです(笑)

2

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