新進気鋭の彫刻家×老舗旅館の主人――ニューヨークでの一夜が運命を変える、アダルトラブロマンス。

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表題作愛、絆されて

瀧谷雄治/彫刻家/26才
水城桂/老舗旅館の経営者/29才

あらすじ

NY、失恋した夜。熱く口説く年下の男を振り切って帰国した水城。旅館を継いで苦心する水城の前に、彼は現れた。年下の男――彫刻家・瀧谷は、神のような手を差し伸べ危機を救った。今度は拒める訳がなかった。こんな真摯な瞳で見つめられたら…。

(出版社より)

作品情報

作品名
愛、絆されて
著者
橘かおる 
イラスト
小路龍流 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402583
3.1

(6)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

一途に思われて揺れる心

年下の攻め様の本気な一途な思いに心を動かされる受け様
大人同士のラブストーリーです。
ニューヨークで恋人の為に仕事をしていた受け様は
恋人から結婚を告げられ、そして仕事の為の結婚だから
受け様への気持ちは変わらないと・・・恋人に対する
考えの違いと気持ちのズレを感じた受け様は日本へ・・・
実家が老舗旅館で亡き父の後を継ぐべく奔走する受け様
経営状態は思っていた以上にひっ迫していて経営の立て直しに
奔走する中でニューヨークで一夜の関係を持った攻め様と出会う。
攻め様には恋人と別れるために協力をしてもらい、
そして一目ぼれだったと告白をされたが眠っている攻め様を
残し姿を消して帰国してきた受け様は動揺する。
しかし、そんな事を怒ってもいないような態度で受け様の
窮地をさり気なく救ってくれる。
そしてやっぱり受け様が好きだと・・・・
この攻め様はかなり有名な彫刻家で攻め様のおかげで
銀行の融資などもスムーズに話が進むのですが受け様は
男としてのプライドを傷つけられたように感じてしまう。
でも攻め様の彫刻に打ち込む姿を見ているとそんな思いも霧散して
何故か攻め様に惹かれ始めてる自分にも戸惑う。
気持ちのあやふやなまま身体の関係だけは続いて・・・
そして順調だった経営状態が突然低迷し始める、
それは、別れたはずの元恋人による妨害工作が原因だと分かり
元恋人は受け様に去られ、いかに大事だったかを知ったのですが
結婚も取りやめ受け様を強引に連れ戻そうと・・・
でも受け様の心は既に離れ攻め様へと向いていて
脅迫するようなまねで関係を元に戻そうとするが攻め様から
助け出され、そして受け様は攻め様以外はもう愛せないと・・・
元カレも悪い人ではないんですよね、遅くなったけど
ちゃんと気づいたけれどちょっと遅かったです。
個人的にこの元カレに同情しちゃいました(笑)
そしてさすが年下の攻め様、諦める事をしない粘り勝ちです。
年下だけど頼りにもなる攻め様にすっかり心ごと持ってかれましたね。
でもやはり大人ですからベタ甘に来る攻め様をクールに
いなしてる感じも良かったです。

2

ジャーマンシェパード?

古い本のレビューですいません。
1個しかレビューなかったんで、足してみようかと・・。
橘先生の文章がなんか肌にあうんです。
あっさり読みやすい・くすっと笑える雰囲気、王道!という印象。
今回なぜこの本を手に取ったかは不明。
たぶん橘先生をたどって購入と思います。

受けさんは ツンデレ というのではなく
クール、強気、主導権握りたいタイプ と思います。
「まてるか(=まってられへんわ!)」なんて言って自分でさっさと脱いでるし(笑)
その主導権握りたい ってところが好き~
受けさんに超べたぼれな攻めさんへ、まじで 「まて」 と言ってそうなので(笑)
またそれをきちんと守って「まて」するのが、いいわー、この攻めさん。
大型わんこには間違いないのですが、りりしい感じがあるので
もふっと癒すタイプではなく、ジャーマンシェパードあたりかと。

お話はあっさり甘々です。どろどろなし。
先生の挿絵がめちゃ美人です。
強気美人がお好きならよろしいんでは。

0

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