エロスで身体が暴走する……!!!!

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表題作恋人は淫霊憑き

ホテルグループの御曹司
中堅葬儀社の葬祭ディレクタ

その他の収録作品

  • 黒服の煽情
  • 黒髪の発情
  • 黒月の殉情

あらすじ

小さな葬儀社で葬祭ディレクターを務める真木。明日は提携事業先の御曹司・誠史郎が乗りこんでくるという時に、なんと淫乱な遊女の霊に憑依されてしまって!? キラキラオーラ全開の誠史郎に、『喪服のオトコにムラムラきちゃって、Hしたくてたまらないんです』なんてとても言えない!! でもおかしな様子の真木を優しく気遣う誠史郎にときめきも感じてしまう――この気持ちは恋? それとも憑依霊のせい? 暴走エロスラブ!

(出版社より)

作品情報

作品名
恋人は淫霊憑き
著者
ななおあきら 
イラスト
羽柴みず 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048861564
3

(4)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
12
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

タイトルからえろえろを想像してたんですが

タイトルからして内容がだいたい想像がつくのですが、主人公が淫魔にとりつかれてしまうというラブコメです。
短編集で、その都度主人公・真木が違うものに取り付かれてしまう不敏なお話。

真木は葬儀屋に勤める真面目でどちらかというと堅物な人物なのですが、淫魔にとりつかれてしまってから周りの男性に欲情しては誘い受け(?)をする体質に。
この淫魔というのは女性の霊です。でも想像していたようなえろ度の高いお話でなくどちらかというと、えろ度は少なめ。
男に欲情するといってもそこまで理性をなくすというわけでなく、実際どうにかなることもなく、危なかったね、という程度なのが少々ものたりなかったです。

淫魔自体がそんなに強くない感じがしました。たま~に顔を出す程度。
面白くて好みなテーマだと思ったので、もっとガッツリとりつかれてしまうお話で、真木がしっかり別人になってしまう…みたいなほうが面白かったかも。

攻めキャラは研修でやってきた一つ年下の三宮。
この人がすごく攻めとしてよいキャラだと思ったので、淫魔がもっとこの人に絡んでくれたら楽しめたのですが、何故か周りの男性には絡むのに、三宮にはあんまり絡んでいかなかったんですよね、残念^^;

淫魔を払うにしても、三宮が協力して二人で力をあわせて払う、みたいな話でもなく、取り付かれたときも出て行ったときも唐突であっさりなのがあれっ?という感じでした。
この三宮ですが、帝王学を学んだ御曹司でけっこうな自信家で遊び人です。
ですが、前に一度、事業の立ち上げで真木の勤める葬儀屋に研修にやって来たときに客からクレームをかい、以来反省して負けず嫌いからもう一度研修に来たという設定。
厭味なお金持ち、という印象から一転、負けず嫌いで一途なやんちゃな年下という好感の持てるキャラでした。

淫魔の設定が思ったよりも薄すぎて、正体やなぜ取り付かれたかなともけっこう軽くて、これを言ったら本末転倒なのですが、葬儀屋の仕事についてもきっちり調べてかかれてあるので、単純に葬儀屋を舞台にしたこの二人の恋愛ものでも十分楽しめたんじゃないかなあと思いました。

1

憑依体質?

題名に飛びついて購入しちゃいました。

提携事業先の御曹司×葬祭ディレクターのお話で、
葬祭ディレクターの真木が淫乱遊女に憑かれてしまったせいで、
奥様を亡くした喪主の「しおれた」感じの方に発情してしまう・・・
といった中での、御曹司とのラブ。

面白い設定で、なかなか良かったとは思います。

ただ、なんだろうな~
なんとなく、個人的には消化不良な感じです。
ノンケ同士の恋愛でもあるので、
お互いはが惹かれる過程が見えてもよかったかと。

0

タイトル通りだけどなんか違うかも(笑)

葬儀会社に勤めている受け様とその葬儀会社と業務提携を
希望している大手のホテルグループ御曹司の攻め様との
憑依霊が取り持つシュールなラブストーリーでしょうかね。
受け様は感情の起伏が顔の出ないタイプの人間で容姿は整って
いるけれど、ほんとに葬儀会社向きで地味で目立たない人
対して攻め様は、そこにいるだけで煌めくオーラでも出てる
感じのイケメン御曹司で明るい感じ過ぎて葬儀向きじゃない
初めての出会いは2年前、攻め様が葬儀事業に参入を試みて受け様の
会社を買収する計画があったが、受け様が攻め様を案内した時に
攻め様をダメ出ししたことから始まる、別に怒っていたわけじゃ
ないのに、表情に変化が無かったことから攻め様はかなり怒って
いると勘違い、そして受け様は冷静に攻め様を判断して上司に報告
そして2年前の攻め様発案の計画は受け様の知らないところで
受け様のダメ出しの為に白紙になっているのです。
そして2年間勉強した攻め様は、今度こそ受け様に認めてもらおうと
受け様指導の研修にやってくるのですが2年ぶりに会った受け様は
何やら前回と違う感じがして・・・妙に目が潤み挙句に喪主の
男性に襲われかけたりと・・・受け様は遊女の霊に憑依されていて
受け様の意思とは無関係に男性のしょぼくれた喪服に発情して
なんども攻め様に助けられることに、初めは攻め様への気持ちも
この霊の仕業かもと思っていた受け様ですが攻め様に対しては
逆に霊は邪魔する嫌なやつ認識だったので純粋に攻め様を好きに
なってしまっている事を自覚する受け様。
そして憑依霊の欲求不満の為に受け様の身体は尋常じゃないほど
煽られてしまい、憑依霊もこの際攻め様でもいいとからと・・・
自分の意識を乗っ取られそうな為に、受け様は攻め様から
逃げるように自宅に、しかし攻め様が受け様を追いかけてきて
そして二人は結ばれる。その二人の本気の思いに遊女の霊は
成仏するように受け様から抜け出して・・・・
受け様が2年前のままだったら何事もなく研修を終われたのかもと
そしてやっぱり遊女の霊が縁結びだったのでは?って内容でした。
それがきっかけで受け様は霊媒体質になってるみたいです(笑)
後半の2編もやっぱり憑依されちゃいます。
後半の話の方がコミカルな感じ&意外性もあって面白かったです。

0

あけまして淫霊憑き♪

淫魔モノ好きなので、淫霊はどんなかな~と読んでみた。
期待を裏切らずエロかった♪

受サマはなんかわかんないけど憑依体質。淫乱女霊とネコ(♀)に憑かれちゃう。
とにかくヤリたい女霊にいいようにカラダを弄ばれる受サマ。攻サマとの最中も度々意識をのっとられ女霊にいぃとこをもってかれそぅになる。しかし攻サマはおまえなんか良くしてやるか、と冷たい態度に豹変。愛の力で必死に受サマを呼び戻し、女霊を払おうとする。霊が受サマのフリしても攻サマには全部お見通しだ!

3章に分かれてて、最後の章では受サマと攻サマが晴れて祝☆同棲となるんだけど、らぶらぶモードとは行かずお互い忙しくすれ違う生活。ようやくスキマ時間でいぃかんじになっても受サマは攻サマの体や仕事への支障など相手を思いやるあまり素直にコトにおよべない。そんな事が度々重なり攻サマも「お前の本音が聞きたい」と、ちょっとイラついてしまう。

リア共感した(-"-;)あるよねーこぅいうかんじ‥
そりゃしたいけどさ‥けど本気で心配してんだよこっちは!!

けど
じゃあいつヤるんだよ!!ってかんじだよね(-.-;)
やはり愛情確認の意味でもしたい時にするのがいいよ。ガマンするほうが不自然だし。むしろストレスになるしいろいろ悪影響が出そう。

メインはエロだけど胸キュンなとこもあり読みやすかったし満足♪
真面目でストイックな受サマがどうにもガマンできずひとり乱れるサマは萌( ̄∀ ̄〃

新年イッパツ目は淫霊ネタで明けました(笑)

0

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