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花屋のアルバイトとヤクザの幹部とのラブロマンスです。
花屋と言っても弁護士でもある攻め様、親弁護士とのトラブルで弁護士として
続けて行くことに疑問と迷いを感じている。
受け様は、ヤクザの若き幹部で2年前に亡くなった前組長を敬愛しているのです。
そんな二人の出会いは、妊婦さんを助けた事から始まるのです。
まるで自分の妻かと言う勢いで受け様の車を止めて救済を願い出る攻め様
その後、組事務所に花のメンテナンスに来た攻め様と再会して、妊婦は他人と知り
なんてお人よしなんだと呆れる受け様。
ヤクザ相手に怖がりもしない笑顔で応じる攻め様に何故か亡き組長の面影が・・・
まぁ、初めの数ページで何となくお話の設定が分かってしまうのですが
それはそれで安心して読めるタイプのストーリーです。
一途で庶民系のワンコの攻め様と、ヤクザの幹部なのに箱入りの雰囲気があって
結構可愛いくて、でも素直じゃないツンデレ系の受け様との相手を思う気持ちが
二人の間に壁を作るようなお話で、それを強引に打ち破るワンコ攻め様。
萌えどころは初めての二人のHシーンでしょうかねぇ~
どっちが抱く側か話し合ってる様子がかなり微笑ましい、可愛いと言われて
嬉しい方が抱かれるほうだなんて・・・(笑)
でも結局は年下ワンコの甘えたおねだりで決まっちゃうのですよ~
ヤクザテイストはかなりぬるい感じですがハードが苦手な人には読みやすい
極道系のラブストーリーになっているお話です。
「お前、カタギの分際でオレに突っ込む気か?」
「え?はい、だめでしたか?」
「だってお前、オレだぞ?ヤクザだし、年上だし・・・」
基本ヤクザものは避けているのですが、帯の煽りでズキューン!ときました。
本屋で笑いをこらえきれず、ニヤニヤしちゃいました。
ヤクザもの苦手でも楽しく読めると思います。
そして小山田あみさんのイラストが素敵です。
特にエロのイラスト良すぎです。(特にカラー)
表情がいいんです!
初めて読む作家さんでしたが、文章も読みやすくてとてもおもしろかったです(^^)
特に受け様はクールなインテリヤクザなのかと思いきや、まさかの超天然さんなんですね!
オマケでもらったハーブを無意識に手間暇かけて、真冬にも関わらずワッサワサに育て上げました(笑)そりゃ、元木も苦笑いしちゃうよね(^_^;)
愛情のかけ方がまた、可愛いです。想像して、ニヤニヤしちゃいます(≧∇≦)クールにヤクザぶってる受け様が鉢植えもってウロウロする姿とか…可愛い(笑)
攻め様についてはちょっと思うところもあったのですが、まぁ気にならない程度だったので、流します(^_^;)
ヤクザものなのに、ほのぼのしていてサラッと読めるのでヤクザが苦手な方でも安心して読めると思います。
わかりやすいツンデレ。おもくそツンデレ。
というか、デレの部分がダダ漏れてて可愛い受をおもくそ堪能させて頂きました。
加えて、マイペースでそのツンデレを思うがままに翻弄し、
あまつさえ読み手をホクホクさせてくれる(〃ノ∀`〃)まさにドツボな作品でした。
文章も読みやすく、テーマがヤクザではあるものの
別段なにかしら危なげもなく。サラっと読むのにちょうどいい。
何より、キャラクターがツボだったもんで、楽しく読めました。
後半はわりとドドっとまとめた感があるので、どちらかといえば前半が好きかな。
跡継ぎ問題の話。
これは、だれがそうであるか。
どういう展開になっていくのか。わりと先読みが出来てしまうのが
少し残念ではありますが、最初からそういう軽目のと思っていれば問題ないのかな。
日常がホッコリそんな作品でした。
まぁ、あがいてはいますが攻守は逆転しないだろうな
そんな部分も微笑ましく。
エロは相変わらずコユくて汁だく。
もちろんおいしく頂きましたヨ。(´▽`o人)
ずっとくすくすと笑いながら読んでいたような気がします。
ヤクザ物が好きでいろんなヤクザを読んでますが、男らしいのに、こんなに可愛らしいヤクザも珍しいですw
ヤクザの幹部桐生とカタギの花屋バイト上條のお話。
お人好しの上條が通りがかりの妊婦を助けたくて桐生の車を土下座して止めたことで二人は出会う。
上條はその人柄の良さから桐生だけでなく側近や部下、ホステスまでも魅了し人を寄せる。
お客さんに配っているというスペアミントを桐生に渡すが、ヤクザがこんな物育てられるかと言いながらも上手く育ててしまって、緑の手と言われたり、夕飯の買い出しに付き合ったり、子供のようになだめられてキッチンで手伝いをさせられたり、ミントティーの入れ方を覚えさせられたりと上條に翻弄される。
それを嫌だといいながらもちゃんと付き合って言う事をきいてしまうのだから可愛い。
そんな桐生を同じく可愛いと思っている上條は好き好きオーラを出し始めますが…
お互い意識しているものの訳あって桐生が受け入れないのでぜんぜん進展しないのですが、組の事情や上條の隠された素性が組内部の事件へとつながり、二人の関係も一気に変わります。
でもいざ受け入れようと思ったら、まさか自分が『受』なんて!
ってことで、ワタシもびっくり。ちるちるで情報も入れてなかったし。いえ、普通は予想出来るんでしょうけれど(笑)
やられちゃってます桐生。
ヤダヤダと言いながらも結局何でも受け入れてしまう程上條が可愛いのでしょうね。
なんかCPと言うよりは良いコンビって感じです。
最期に花屋のバイトだった上條は本職の弁護士に戻ったのですが、「上條は組弁護士として桐生と双璧となりふたりは末永く幸せに暮らしました」ってところまで見えました!