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表題作 えんどうくんの観察日記

津田 → 三浦祥朗

遠藤 → 近藤隆

その他キャラ
神崎[鈴村健一]/ 青山ちひろ[榎本温子]

あらすじ

高校生の津田は、ある日、席替えで無口で無表情な遠藤と席が前後になった。ささいなきっかけから交流が生まれ、今までまったく知らなかった遠藤が見えてくる。ほくろ、首、髪、ちょっとした表情の変化。けれど、もともと他人への関心が薄かった津田は、近づく遠藤との距離に焦燥感を覚え……。
他人への関心が薄いコワモテな高校生・津田くん×無口で無表情だけど色っぽい同級生・遠藤くん――不器用で甘酸っぱい二人の純愛観察日記をドラマCD化!

作品情報

作品名
えんどうくんの観察日記
著者
ハヤカワノジコ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
海津賢
脚本
沙藤いつき
オリジナル媒体
コミック
メーカー
ムービック(CD)
シリーズ
えんどうくんの観察日記
収録時間
69 分
枚数
1 枚
ふろく
外付け特典CD:おしゃべりCD付き(出演:近藤隆・三浦祥朗)
パッケージ発売日
JANコード
4961524574643
3.5

(32)

(5)

萌々

(11)

(12)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
109
評価数
32
平均
3.5 / 5
神率
15.6%

レビュー投稿数10

思いの外面白かった~。

原作未読でタイトルだけ見てかわいらしいお話かと思ってました。
いや、かわいらしいのはかわいらしいんだが。
なんというか…ニュアンスで感じとる繊細な感じとでも言いましょうか。
地味で寡黙な遠藤とちょっとコワモテな感じの津田。
接点のなかった2人が遠藤の髪を切りたい津田の友人・神崎の影響もあって少しずつ近付いていくようなお話。
それまで特に興味も持っていなかったような津田が遠藤の後ろの席になり観察するようになって。
小さな発見をいくつも繰り返して。
徐々に何かが自分の中で膨らんでいくような。
遠藤の方も周りに無関心のようでいて津田との言葉数の多くない会話の中で語られる言葉にはちゃんと意味があって。
確かに遠藤の中にあるものを感じられるというか。
それをうまく津田が感じ取れないし、自分の感情も最後までどうしたらいいかわからないから拗れる?感じではあるんですが。
なんというかこういう言い方もアレなんですが、思っていたより好印象の作品でした。
遠藤役の近ちゃん(近藤さん)はとにかく言葉数が少なくて。
それも言葉というか単語に近い勢いの端的なものが多くて。
なのに、その中にちゃんとその時々の心情が表れているようでさすがでした。
巻末の遠藤サイドから見た津田の観察のお話でちゃんとやっぱり先に意識してたのは遠藤の方だってわかってよかったです。
一方の津田役の三浦さん。
………ヤバイ、かっこいー!!!!!
低音のワル系。
これまでどちらかというと優しい温和な感じの三浦さんの声しか印象なかったので、これは非常に新鮮でした。
全編通して低音で。
それでいて、低音なりに心の中の葛藤というか焦りみたいなものとかの時にはちょっと温度が高くなるような感じがあって。
あとは「え~んど~」って伸ばして呼ぶ時の歌うような?呼び方がなんか耳に残りました。

特典フリトは近ちゃんと三浦さん。
2人とも本編がかなり抑え気味な感じだったのでとりあえず声を出してみる(笑)
津田は男にモテる感じのイイ奴。
女子にとってはちょっとコワイ存在。
千葉はそれに気付いた感じ。
遠藤は男にもモテる感じ。
通学の想い出は三浦さん、小・中・高と近所の学校に通ったので特に想い出もなく。
しかも、田舎だったので帰り道には田んぼしかなかったとか。
近ちゃんもわりと田舎だったみたいですが、高校あたりでちょっと街の方へ行き、コンビニが2軒くらいあったらしい(笑)
あとはペットの馬鹿話とか。

3

どわ!ときめいたー!!

元々原作は好きだったんですけど、
益々好きになりました!!
CDだけだと萌評価かもしれませんが
コミックスと共に聴くと、もう、がぁーーーー!!!!

津田役の三浦さん、191cmだともう少し低くてもいいかなと思いながら
高校生だし、聴いていくうちにぼそぼそ喋るのが
結構合ってるかな、なんて油断してたら
モノローグでガツンと堕ちた……。
track2の、屋上で遠藤の髪を切ろうとする時の
原作には無いモノローグ、
「その髪をかきいだき、ひきよせ、そして 微かに開かれたその唇に…」
ぎゃああああっ!!
三浦さん!!惚れるーーーーー!!
感情表現が乏しいのに、遠藤にどんどん揺らされる。
気になったら、触れたら、もう止められない津田が
たーまんねーーーーーーっ!!

一方遠藤、近藤さんじゃなきゃ駄目だ!!
高校生役めっさ合いますね!
そんで無口な役だからあんまり喋らないけど、
驚いた時の息の詰め方とか、
最終trackの「つだくんの観察日記 エピソード0」、
喋っててくれて嬉しかった♪
数字を刻んだ鉛筆を転がす音が効果的です。

神崎役の鈴村さん、すごく自然な高校生…。
私も髪を切ってほしい。
でも頭の形が好みじゃないと言われそう。髪質も。

原作と後半内容が前後している脚本が、
ある意味わかりやすくて考えてるなーと感心しました。

一番悶えたのがキスシーン!!!!!
Hがないのにこんなにドキドキしたのは久しぶりです!!
二人とも情熱の温度が低そうなのに、
無人駅とは言えこんなにがっついちゃう!!??
しかも仕掛けたのは遠藤ー!!!
(さっきから五月蠅いですよね、ごめんなさい;)
はぁぁぁ、キスだけでこんなんだったら
Hしたらどうなっちゃうんだ、この二人!と
先を妄想せずにはいられない。
脳内音声ONでw

女生徒・千葉とその友人ちひろ、
特にちひろが声高めでしたけど、
少しだけだったのであまり気になりませんでした。
遠藤が津田を駅で待っているのを教えてくれたしねw

ちょっとヤバいな、近藤さん。素敵。
更に三浦さんがもっとイイ。
原作片手に、じっくりハヤカワさんワールドに浸れます!!

3

まずは原作を読もう!

まず、このCDが発売される時「なんてチャレンジャーな!」と思いました。
だってこの話、台詞ではなく表情とか空間で読むお話で。
詩的というか、絵画的というか。
とにかく、台詞だけで表現は難しい作品ですよね。

でも、原作を読んで好きな人にはたまらないCD。
特に神崎くん役の鈴村さん、かなり好きです。
いや、津田くん役の三浦さんと遠藤くん役の近藤さんもハマりすぎ!
千葉ちゃんとちひろちゃんもイメージ通りで。
完璧だぁ~と萌え、今もちょいちょい聞いてしまいます。

最後の‘津田くんの観察日記 エピソード0’の鉛筆の音、原作読んでると忠実で萌えますが。
原作未読だとなんのこっちゃかな?
他にも、いつもは遠藤くんの髪を触っていた津田くんが、ちひろちゃんとのエピソード後は肩にふれて挨拶する。
いつもの髪へのスキンシップが無くて変な空気になるところ、音だけでは伝わりませんね。

このCDは原作を読んで、好きだと思った方にはオススメです。
原作同様キス止まりですが、とにかく声優さん萌え作品でした。

3

原作を読んでみようと思いました

原作未読です。キャストさん(三浦さん)目当てで買いました。近藤さんも好きですけど、遠藤くんあまり話さないんですね、ほぼほぼ声聞けないなーと思っていたらラスト『つだくんの観察日記』でやっと聴けました。可愛くてよかったです。

全編通して津田くんが、ちょっと斜に構えた、投げやりな話し方で淡々と喋っているので、三浦さんの声を堪能できます。
音楽も好きな感じで、聴いていて心地いいCDでした。

原作は続編があるんですね。やっぱり原作も読んでみようと思いました。

2

青春は恥ずかしく。無防備で、傲慢で、傷つきやすくて、キラキラしてる。

原作既読。

 近藤さんがすごく良い!!
 高校生が恋をするってこういうことなんだよなあ…としみじみ眩しく懐かしく思った。
 二人の距離がじわじわと近づいていくのが近藤さんと三浦さんの演技のやりとりを聞いているととてもリアルに伝わった。
 鈴村さんは安定感が半端ない。女の子たちも可愛くって。
 はるか昔の自分が高校生だった時のことを思わず思い出してしまった。恥ずかしい…
 そういうノスタルジーを刺激する一枚です。

 難点を言えば三浦さんのセリフとモノローグの区別がつきにくいことと。脚本の影響なのかな…
 他にも何をやっているのか、原作をうっすら覚えている程度ではよくわからないシーンがあること。
 クレタコさまがおっしゃっておられますが…
 原作を読まれてからの方がより楽しめるCDかと思います。
 
 

5

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