それから、……本格的な凌辱が始まった。

鬼畜

kichiku

鬼畜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×217
  • 萌28
  • 中立16
  • しゅみじゃない21

--

レビュー数
42
得点
368
評価数
122
平均
3.3 / 5
神率
32.8%
著者
吉田珠姫 

作家さんの新作発表
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イラスト
相葉キョウコ 
媒体
BL小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576120072

あらすじ

家の中に悪魔がいる――。大学生の風間文人は育ての祖父母の死をきっかけに実家へ戻ることに。二つ年下の弟・達也は文人を歓迎するが、その異常なほどのはしゃぎように薄ら寒いものを覚える。成績優秀で見た目もよく、友だちも多いという達也。しかし文人への執着を露わにした達也は家という密室の中、逃げるすべを失った文人を風呂場でやすやすと犯す。実の弟に犯された屈辱に打ちひしがれる文人。しかし兄を精神的支配下に置いた達也の行為はエスカレートし……。

表題作鬼畜

達也,東京に父母と住む弟,高校3年生
風間文人,北陸に住む兄,大学2年生

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数42

怖い…

これは…評価に迷う作品ですね…。
恋愛モノとしては「しゅみじゃない」ですが、サイコ物としてはこれ以上ないほどの恐怖を感じられる作品でした。
なので中間地点の評価で「萌」にしました。
正に悪魔に狂わされていくというお話で、主人公の文人とその家族たちの心境に私も引き込まれる感じがしました。
文人の弟の達也はただのヤンデレという程度ではなく、もう狂っています(まだ18歳なんですけどね…汗)。
タブーといわれる中でもかなりランクが高いタブーを犯しています。
常識の感覚がなくなっていく怖さです。
あとがきで作者さんも「黒い」と仰っているのですが、かなり強烈な黒さなので、ある程度耐性がある方にお勧めします。
狂気の愛とか、究極のヤンデレがお好きな方には最高の作品かもしれません。
吉田珠姫さんの作品は初めて読みましたが、かなり強烈な印象が残りました。

3

噂通りの“怪作”

最初、弟の子供じみた言葉遣いにどうしても慣れられなくて、「表と裏を使い分けて、本性あらわした後は普通の言葉遣いになってくれたらいいのに」と思っていましたが、だんだんそんなことどうでもよくなった。
なぜなら本作の問題の根幹はそんなところにはないからです。“弟が装っていた仮面の言葉遣いに慣れられない”など、瑣末な問題に過ぎない。

電車の中でのイチャイチャ強制、ウエディングドレスを着せての試着室セックス強制、そして幼児語強制……という怒涛のプレイ展開こそが本作の大きな問題なのですが。
すべてが、最初は嫌悪感なんてものではなく生理的拒否反応が起きる。
なのに、何故だろう……プレイレベルが上がっていくうちに、「前プレイの方がましだった」→「いやむしろ前プレイは萌える」という風に感じ方に変化が起きていくのは……。

強制的に萌えが引き起こされるのです。
どんどんハードな展開になっていくのを読み進めているうちに、読んでいるこっちの許容範囲(萌え範囲)もどんどん広がっていくのです。
なんだか萌え調教をされている気分でした。

ラストの、父との一件に萌えられた(萌えてしまった)時は、「完全に新しい扉を開けてしまったな」という、諦念のような、よくわからない達成感がありました。

他に類を見ない怪作。
色々思うところはあるのですが、特に一点「うーん、なるほど……」と思ったのは弟の執着に愛があまり見えなかったこと。
個人的に、鬼畜行為の背景にはやっぱり「好きで好きで仕方がないから、愛しているから貶めるんだ」という感情が欲しいなと思うのですが。
もちろん本作の弟も、受けである兄が好きだ好きだとは言う。けれど、そう発言する時はいつも兄を煙に巻いている時なので、いまいち本気度が見えない。
むしろラストの父との3P中の「ふーちゃん(受け)が僕たちを狂わせるんだよ。僕たちは被害者なんだ」「ふーちゃんは悪い子だから、素直に脚を開くいい子にしてあげるんだ」という発言の方が本音なのかな、と感じました。
けれど、幼少期から兄に執着していた弟の感情と考えるには、それもまた後付けの理由(口先だけの理由)で本音ではないように感じるので、やっぱり愛が見えづらいな……という印象。理性を失わせて快楽の虜囚にしたいのだということだけは、よくわかるんだけど。

そんなこんなで結局、最後まで弟は何を考えているのかいまいち読めないままだった。
「好かれているから、愛されているから執着されて酷いことをされているのだろうけれど、決定的な言葉がないので、攻めの本音が見えない」という不気味さは、たぶん本作中で受けが感じている恐怖と同じで。
奥底が見えない不安感を読者にも味合わせる。さすが吉田先生だなと思いました。

5

好みに刺さりました

想像した斜め上の鬼畜行為でした。
攻めが弟なのも意外、表紙で俺様かと思いきや案外…。
兄がドン引く表情が大好きです、乾いた笑いを誘う良作でした!

3

最高!!

鬼畜攻めが好きな私には最高の小説でした!!!
最初は達也(攻)の一方通行なのが、最後は文人(受)が恐怖で堕ちるまでの鬼畜さがたまらなかったです!!
文人を手に入れるために親までも始末しようと考えながらズッコズッコはめる達也にニヤケが止まらない!!
恐怖を煽る話し方に気持ち悪さを感じました!そこがいい!
エロ本を全て達也と文人の顔に変えていたことを教えてくれた父も、最後はふたりに混ざり文人のためにお金を稼ぐ!とまで言ってしまい、鬼畜なのは達也だけではないところに思わず震えました!

ただひとつ、1度この本を読むと他の鬼畜攻めが物足りなく感じてしまいます…(申し訳ないです)。
ただただ鬼畜なだけでなく、ストーリーに抜け目がなくてシリアスなのは初めてでした!
読んでて楽しかったです!!

4

マジか・・・っていう

時折遠くを見つめながら(変な笑いがこみあげつつ)読みました。
何て本だ!

ヤバイと聞いて読んだのですが…ヤバイですね!
開始早々に片鱗が見え、壊れるのもかなり早かった。

まずこの本が世に出てきた事が嬉しい。(何度もポシャったらしい)
口調やら展開やら普通はこんなの「書けない」「書かない」所です。
口調一つとっても「さすがにこれはね」と憂慮するところ
作者さんが突き抜けて好きに書いている。
攻めの好感度?知るか!
という潔さすら感じる…。

人の感想を聞きたくなるようなちょっとした問題作。
こんだけアクが強いと当然好き嫌いが出ますね。
耐性強い方なら覗いてみては?楽しいですよ

4

ホラーチックでエロい

1冊丸ごと表題作。文人(受け)の視点で進みます。

内容はまさにタイトルどおりの「鬼畜」。前半は達也(攻め)に恐怖し、後半は達也に堕ちていくという展開でした。
攻め>>>>>受けで、一瞬たりとも優位性の逆転はなかったです。

無邪気ぶりつつ計算し尽くしている冷酷非道な達也が不気味でしたし、そんな達也に執着された文人にとって恐怖なのでしょうが、達也は精神的に追い詰めつつも殴ったりの暴力はしないうえ、エッチが上手にエロく書かれているので、読んでいて痛くなかったです。

文人にとっては味方もおらず、事態の好転もなく、逃げられないという救いのないエンドでしたが、助けを求めた友人が達也に殺されるなどの酷な展開による絶望の後押しもなかったので、後味は悪くなかったです。殺人自体も実際残酷な描写があったわけではなかったですし。

私は近親相姦も3Pも凌辱系も苦手な方ですが、恐怖の中にも「甘さ」を感じて読みやすいかったです。

ただ、吉田先生の作品は初読みだったのですが、他の作品紹介がいずれも複数Pで…しばらくはこの作品で満腹かなと思いました。

2

番外編SSもサクッとレビュー

本編レビューの前にまず、ときめきベストセレクション2016に掲載されています番外編SS「愛についての個人的考察」のレビューをサクッと致します(本当は別にするべきですがなかったので)
「愛についての考察」。兄を愛するあまりにタブーを犯しまくる弟、達也視点。なぜ、自分はここまで「彼」に惹かれ欲するのか、と自問自答しているところから始まり、考えても無駄だと結論づけて、子猫のように眠っている「彼」、文人にキスしてます。ようやく、こここまで懐いてくれた!と感慨に耽りつつ「ふーちゃん、ゆうべは僕のおちんちん入れられて、気持ちよかったでちゅか?」と語りかけ、「う、ん。気持ちよかったでちゅ」と返す文人。
ズブズブの二人の様子が窺えると共に、父親を始末するタイミングを計る恐ろしい達也。
彼の、魔性の尻穴に狂わせておけば、どんな男も理性が働かなくなるので、警戒が緩んだところで死亡保険をかけて処分、だそうです。
近親相姦の闇に堕ちてもなお、清らかな文人を守っていくのは自分であると決意する達也。
サクッと内容をご紹介するとこんなところでしょうか。ごく短い番外編ですが、達也視点の続編を読んでみたくなりました。
さて、ここからが本編レビューです。有名作品でありますのであらすじはなしで。
「タブー盛りの怪作」、感想を一言で言うとこうなりますかね。
私は近親相姦モノはあまり読みたくはない方で、この作品は兄弟だけではなく、父親ともなってしまうというドロドロの様相を呈しますが、アッという間に読み終えました。
文章が非常に読みやすいのに加えて、真面目な場面にもブラックな笑いがあるような感じもして。
幼児語が最初は嫌悪感がありましたが、終盤にはこれが普通の言葉遣いだったらそれこそ、目も当てられない感じになったかとも思いました。
間違いなく好みは分かれ、決して好ましい内容の作品ではないですが、こういう愛もあるのかなと思える作品。二人のその後が気になります。

10

これは怖い。ただひたすら怖い。

こちらでのレビューや、某通販サイト、個人サイト様たちの感想を巡り歩いて、前々から読んでみたいとか思って思い切って読んだのですが...。
怖い。その一言です。
弟の幼児言葉が無理だった~という感想も見かけたことがあって、その時はそれぐらい恐怖を沸きたてる演出だと思えばどうということはない、と完全になめくさっていました。
で、読んでみた結果...気持ち悪かったです。幼児言葉もですが、もう最初から最後まで。弟は本当に頭のいい人間ですね。無邪気を装って(兄貴は若干気味悪がってますけど)、両親を上手く使って兄貴を追い込んでいく、サイコパスの鑑です。
兄貴が祖父母が事故死(実は事故死ではなく...真相を知ったときは震えました)したことによって弟の住む家に戻ってきたとき、何時間も前から兄貴が来るのを待っていた、という序盤のシーンからもうかっと飛ばしてくれちゃってます。汗だくになって兄貴の帰りを楽しみに待つ弟(18歳)。兄弟の何気ない一コマといえばそれまでですが...すでにここから微笑ましいを通り越した何かを感じました。
H系雑誌に兄貴の顔写真を貼りつけて部屋に置いてある、って、しかも親父もそれ見て守ってくれるとか言っといて実は兄貴のこと性的な目で見てて最後らへんでは一緒にやっちゃうし。もう最高です。カオスすぎて笑いました。笑うしかない。そうでもしないと最後まで読めません。

兄弟もの、無理やりが好きな私でもこれはマジモンだ...と思いました。
弟はもう鬼畜とかじゃないです。人として持っているはずのものを持たない、人の皮を被った化け物といっても間違いないです。
ガチすぎて引くレベルで、正直しゅみじゃないをつけたかったところですが、そのレベルが最後まで突き抜けていて、中途半端に甘々・イチャイチャ・ハッピーエンドになることなく、主軸である弟は狂ったままで、希望も救いもへったくれもないエンディングまで完走しきったことに敬意を表して神評価です。
初級者にはまず向かない作品だと思いますが、本物のサイコパスが見れる、マジキチ的な意味で突き抜けた数少ない作品の一つなのでそういう意味では読んで絶対損はしないと思います。

12

個人的な気持ちは「しゅみじゃない」

「攻めが受けを好きすぎて監禁」という設定のお話が最近好きなので、ずっと前から気になっていた吉田珠姫先生の「鬼畜」を購入しました。皆様の評価が様々なので読む前から覚悟をしていましたが、「弟攻め」「年下攻め」も好きなので、きっと萌えられるかも~!なんて安易に考えていました。

が…。

これは凄いです…。もう正に「鬼畜」そのものでした…。
鳥肌が立つし読んでいて吐き気も起こるほど。それぐらいに達也の文人に対する執着の仕方が異常でした。

嫁姑問題から父方の祖父母に引き取られ、幼い頃から家族と離れて田舎で暮らしてきた兄である文人。物語は、二十歳になった文人が東京で暮らすことになったところから始まります。祖父母が亡くなり、東京にやってきた文人を出迎えたのは、弟である達也で…。

始まりから達也の言動には鳥肌が立ちました。一人称も「僕」で、話し方は「○○だったんだよぉ~?」「○○しようねっ」等、18歳の青年には見えない話し方です。それがまた恐怖を煽るというか、なんとも言えない気味悪さを覚えます。

いやぁ…こんなに後味が悪い作品は初めてかもしれません。逃げ道は全て奪い、文人を追い詰めていく達也。今まで沢山の攻めキャラを見てきましたが、ここまで徹底しているというか、狂っている攻めキャラは初めてでした。
好き嫌い分かれる作品だろうな~。私はちょっともう読めない…。後味が悪いというか、精神的ダメージを受けるというか。夜に読んだのですが、夜中のお手洗いがちょっと怖かったぐらいです。笑

近親相姦、無理矢理、3P…なかなかエグい内容ですが、そういうお話が好きな方にはオススメかもしれません。ただ、最後のほうで実の父も絡んで文人を…な展開や、物語の中には殺人(殺人シーンは出ません)も出てきますので、そういった内容も大丈夫な方のほうが宜しいかと思います。
狂いすぎて最後は「あぁ…これはこれでハピエンなのかもしれない…」と思いましたがモヤモヤも残る…。
本当に評価が分かれる内容かと思いますが、一度読んでいただきたいとも思う作品です。

読了後に思ったことは「これはもう読めない…無理…」だったので個人的な気持ちで言うと「しゅみじゃない」なのですが、でも逆にこんな作品を書けるなんて本当に凄いと思ったので「神」評価にさせていただきました。
18歳とは思えない達也の幼児口調は本当に鳥肌もの…!うおおぉ…

5

好きになれないけど・・・

評価に迷う、という皆様のレビューに深く同意です。
すごいものを読んでしまった・・・(@_@;)
無理矢理は私の好きなジャンルのはずなのですが、達也の言動に嫌悪感しかない。
でも、この「鬼畜」という題のBL本を選んで読んでいる私自身が、達也×文人のドロドロの鬼畜を期待していたはず。その期待通りに文人は達也に犯されていくのに・・・・・・
求めているものはコレだろ、と突きつけられて、その重さに私自身が耐えられなかった、ということなのでしょうか・・・私が簡単に検索している鬼畜というワード、とても恐ろしい言葉のような気がしています。
申し訳ないのですが、私はこの作品を好きになれそうにありません。
けど!読み終えた後の衝撃は凄まじい!!
これだけの読後感を与えられる作品、鬼畜なBLが好きだと自認していらっしゃる方には読んでみてもらいたいです。
ただ、ガチの近親相姦なので、地雷の方はご注意下さいね。

2

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