堕ちた天使は死ななければならない

ochita tenshi wa shinanakerebanaranai

堕ちた天使は死ななければならない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

185

レビュー数
2
得点
30
評価数
8
平均
3.9 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784576171098

あらすじ

ふたたび巡り会えた 夢見ていた人に――

連続殺人の捜査で警察官のジェフリーは、かつてカルト教団で<小さな天使>と呼ばれていたレイモンドと再会し、瞬く間に恋に落ちるが……。

ジェフリーが務めるニューオーリンズ警察に、娼婦のゲイ殺害の一報が届く。
金髪碧眼男性を狙った連続殺人――捜査で訪れた安アパートで出会ったのは、類稀な美形レイモンドだった。
子供時代、カルト教団に監禁されていた子どもたちの解放に関わったジェフリーは、彼が被害者の一人であることを思い出し、再会に心震わせる。
急速に惹かれ合う二人だが、狙われたレイモンドを救ったのはジェフリーのいとこでFBIきっての有能捜査官カイルで……。

表題作堕ちた天使は死ななければならない

ジェフリー・ウォーカー、ニューオルリンズ市警の刑事
レイモンド・シュナイダー、モデル

評価・レビューする

レビュー投稿数2

ミステリーとして読んでも面白い

タイトルと表紙に惹かれて購入。ネタバレ含んでいます。ご注意を。








アメリカ・ニューオーリンズが舞台。
金髪で、背中に翼のタトゥーを持つ人物ばかりが殺されるという事件が勃発。しかも、被害者を殺害後、その背中のタトゥーの部分の皮膚を剥いで持っていくという猟奇事件。その事件を捜査する刑事たちに「ウィング・リッパー」と呼ばれるその事件を捜査するのが、主人公のジェフリー。

州をまたいでの事件のためFBIがメインとなり捜査しているのですが、そのメンバーの一員が、ジェフリーのいとこであるカイル。有能で、人として完璧なカイルを尊敬しているジェフリーですが、ある日事件がらみで出会ったのはジェフリーが昔救ったことのある幼児誘拐事件の被害者・レイモンドで…。

というお話。

レイモンドがかつて巻き込まれた誘拐事件。
そこで彼が経験した、凄惨な日々。
レイモンドを筆頭に、誘拐されてきた子どもたちが、「ウィング・リッパー」の被害者になっているという事実。
そして、レイモンドとジェフリーとの間に育っていく恋心。

「ウィング・リッパー」が誰なのか、という続き謎解きは早々にわかってしまう所はあれど、ミステリーとしての展開も面白かったし、ジェフリー×レイとの恋愛という部分でも面白かった。

誘拐事件の被害者たちの過酷な過去と、孤独な現在。
そして、犯人の目的。
何より、殺人事件が盛り込まれていること。

全体を通して暗く、凄惨な展開ではあるので、もしかしたら読み手を選ぶ作品かもしれません。けれど、めちゃめちゃ面白かった。レイを愛する周囲の人たちの、彼に向ける愛情に思わずウルっとし、孤独だったレイがジェフリーという存在を得ていく過程にも激萌えした。

舞台がアメリカだから、なのか、普段の吉田さんらしい文体はちょっと鳴りを潜めていて、翻訳モノのような文体だったのも新鮮。あえてこういう文体にしてるのかなあ…。

犯人は何人も人を殺めているシリアルキラーで、なのでこういう感想を持つのは不道徳なのかもしれないけれど、犯人が可哀想で泣けた。方法さえ誤らなければ、彼も幸せを手に入れられたと思うんだけどな。犯人の過去が不憫だったのも、哀れに感じた要因だったと思うのだけれど。

レイはきれいな容姿をしていて(yocoさんの挿絵が半端なく美しいのもある)、子どもの頃に誘拐事件の被害者だったという過去があるせいか儚い青年をイメージしがちだけれど、言葉遣いが乱暴なのでちょっとギャップがあってそこも良かった。

4

ギャップ萌

過去に、カルト教団に捕らわれていたレイモンド。
その背中には薄く天使の羽根の刺青が残っていた。
金髪碧眼の男ばかりを狙って、殺してから背中の羽根の入れ墨を剥がす連続殺人。
果たして犯人の狙いは?

この本、とにもかくにも、表紙のカバーイラストに惹かれて購入。
中の挿絵も、レイモンドの美しさに説得力がありました。
分量的にはかなりのボリュウムの翻訳調サスペンスで、内容も幼少期の虐待が及ぼした結果の話のうえ、殺人シーンなども結構きつかったりしますが、事件の真相的なところは割とあっさりとわかりやすく解決して、サクサク読めます。

4

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