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実は銭湯が舞台のBL好きです。
登場人物が何であれ何となく舞台として好きだったりしますw
今日の銭湯はどんな主人公達なんだろう?ワクワクと期待しながら手に取ったこの本でした。
第一希望の大学に合格して念願の一人暮らしを始めた直人ですが、入学式早々、寝坊ですっぽかすわ、初のバイトには遅れてクビになるわ、あげく断水の御知らせでお風呂に入れない!?
大家さんの紹介で出かけた銭湯ですが、そこの番台に座る青年は色が白くて細くてきゃしゃで、女子と比べてもそん色のないかわいい子。
銭湯の男湯も、このかわいい番台さん狙いで繁盛しているようです。
彼に見惚れるうちに直人は・・・
気がつくと頭と腰を冷やされて脱衣所で横になってました。
番台男子で妄想して湯あたりを起こして倒れてしまったよう!
そんな直人に番台男子は、その見た目とは全く違う怖い顔で冷たくあしらう。
一人で銭湯の後片付けをしている彼が大変だろうと声をかけると、うるさい!
少しもめたことで脱衣籠を壊してしまった直人は、翌日から弁償の為銭湯へ来いと言われて・・・
この番台男子、1年前まで祖母が切り盛りしていたのを、亡くなってから一人で切り盛りしている幸という男子で、しかも年上の22歳ということがわかります。
この直人、最初の登場がチャランポランだったのでいい加減な奴かな、なんて思ったら実は結構イイ奴でした。
幸の性格にギャップがあるとはいえ、彼の一人で健気に働く姿を見て、彼が好きになっちゃう。
幸も最初はうっとうしそうに、冷たくあしらうけど、直人の優しさに惹かれていって、
割と簡単にお付き合いすることになっちゃうので、拍子抜けな感じはいなめないのですが、
直人が学校を忘れるほど、銭湯を心配して、ちょっとアホっぽいけど番犬なワンコになる姿が、
そして何より幸のツンツンした態度の奥にある、素のヤンチャな顔、そしてとても素直で可愛らしくて健気なところ、
一人で意地張って頑張ってる姿が、とっても可愛いです♪
初めて二人でデートするお話が描き下ろしに入ってるのですが、おいおい!何だよ、この22歳!すれてなくて、かわいくて、ちょっとヤキモチやいたりして~♪♪
ちょっとした勘違いですれ違った日の夜、幸の元を訪ねると女子が幸にせまっていて!?
ここで続くになります。
一体どんな決着が下巻でつくのかな?
もう一本は箱入り金持ちお坊ちゃんがホームレス少年と出会うお話。
不思議な話だ(?)
可愛い番台さんがいる銭湯を舞台にしたラブストーリーでした。
大学生の攻め様は全て順調な滑り出しで大学に通う事になったのですが
入学式当日寝坊をし、挙句バイトに遅刻してクビになり水道工事で断水に
そこで大家に教えて貰った銭湯で運命の出会いをするのです。
そこは受け様の可愛い姿を目当てでにぎわう銭湯で、男だと分かってても
攻め様もなんとなく可愛いと思いながら妄想してしまいのぼせて倒れてしまう。
目覚めた時にいた受け様を見つけ!可愛いと思ったのもつかの間その口の悪さに
仄かな思いも撃沈、しかし夜遅くまで一人で働いている姿を目にして思わず手伝う事に
その日からタダ働きのお手伝いをするように・・・・
そしてかなり意地っ張りで素直じゃない受け様をやっぱり可愛いと思い初め
告白も全て吹っ飛ばしてキスをしてしまう。
受け様もそれを受け入れて・・・かなり急展開なんです。
でもやっぱり三尾先生のイラストは可愛いですねぇ~受け様の愛らしさが萌えです
第一印象とのギャップもあってそれも萌え、初めてのデートでなにやら誤解が
発生してしまい、すれ違ってしまった二人、後半が楽しみです。
絵がキレイです!
作者サマもおっしゃっていたのですが、当初はツンデレ×ツンデレのはずだったそうです。
がしかし、そうはなってなかった(笑)
上巻では、デレデレ×ツンツンです。
攻め君がアホです(笑)
結構笑わせてくれます。
アホ顔いっぱいですよ。
受け君の第一声が、外見から想像できないくらいの罵声なんで“ツン”の部分をどんな感じで出してくるのか期待してたのですが
スタンダードなツンデレでしたねー。
第一声のインパクトを継続してアホワンコに罵声を浴びせ続けて欲しかったです。
銭湯物で、受け君が和服着用なので、和服スキーとしてはエッチのしっとり感を期待したのですが
上巻ではまだまだお預け。
初めてのデートは受け君のツンデレ炸裂です。
意識しすぎて泣いちゃう可愛さもありですよ。
*同時収録の短編「HOME」
セレブ攻め特集で描かれたものだそうですが
設定が薄くて、受け君がなんて表現していいか・・
“アホ”とも違うし、うーん。“何にも考えてない?”
なので、こっちはあんまり萌えなかったです。
三尾先生の作品を手にとるのは実は初めて。
表紙の絵もすごく可愛んですが、モノクロの方が更にお上手な作家さんでした!
なんかねー、赤くなった顔とか凄くかあわいいんですよっ!
あと顔、体は勿論なんですが、番台さんの浴衣のしばり加減とかお上手!!
体のラインが綺麗で、服を着ててもムラムラできます(笑)
さてさて、絵の話はこの辺にしといてお話の内容ですね。
一途追っかけ攻×ツンデレ受
私的には「王道キターーーーーーーーーー!」といったかんじで、ドキドキワクワクしながら読んでったんですが。
うん?
あれあれあれ?
なんか受さん、最初のそれはただの暴言ですよね??
しかも割りと早い段階からデレしか見受けられなくなってませんかね?
私のツンデレ定義が間違ってんだろうか.....?汗
私的にはツンデレなるもの、どんなにいいかんじになってきてもやはりツンはある程度の割合では入ってほしいところ。
なのになんか後半ほぼ完全にデレではないですか?
私にとってあれはツンの域には届いていない!!!←
攻さんもなんか完全にデレデレだし、
ツンが足りない~~~( 'p `。)!!!!
あとは何故2人が互いに惹かれたのかがよくわからんw
攻さんの最初のアタック?も意味不明だし、
受さんの気持ちの変化もさっぱりわからん。
あーーー!情緒の無い発言すみません!;;;
いや、もうツンデレ抜きで考えりゃ絵もキャラ設定も申し分ないんですけど、心情変化が私にはイマイチ感じられませんでした。
でもでもやっぱり絵が好みなので萌にします!
兎に角絵を推す!!!!←
これはサクサク読めます。少女マンガみたいに読みやすいです。
温泉ものでツンデレ受けって実にオイシイ設定にホイホイです。
きれいな顔の受け、幸にひとめぼれをして、エッチな夢まで見てしまったのに、
現実は口が悪くてツンツンな人だったという感じで始まって・・・
それにしても幸のたまに見せるテレ顔、デレ顔にはきゅんきゅんしました。
表紙も中身の絵もかわいいし、ほのぼの系、落ち着いて読めるのでよかったです。
もうちょっと欲を言えば、話に波(?)がほしかったかなーと。