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おバカエロスが帰ってきた!!
興奮させた者勝ち。
SEXレベル『変態』のBL漫画に、萌を求めてはいけない･･･いけないが
興奮･･･しましたごちそうさまでした。
絵柄はあまり好みではなかったのに
アングルと感度(知らないだろお前)と斬新なシリアスへのもっていき方で
この評価です。萌というより興奮。
メインストーリーの主人公は
ある日血尿が出てしまい、診察を受けるために変態病院に行きます。
さあこれが運の尽き、そっからはもうBLではなくAV展開ですコノヤロウ。
あれよあれと流されて、気づいたときには3P☆
最終的に「ちゃんとした治療法無いけどね★」なんて言われちゃう始末。
おつかれさまです。
じーちゃんにSMちっくな格好されて作品にされてる男の子が
ちょっと気になってしまい、いい感じで解放させてあげれそうだったのに
じーちゃんにいいように流されて、目の前でエッチさせられたり
告白したら周りにいたやつらにいいようにまわされて
ボロボロにされて好きな人には拒絶されたが
実はネットで知り合ったヤツがその本人で切なく結ばれたり
あとはパンツ履いたら災いが起きるから常にノーパンでいなきゃいけなくて
試しに履いたら雷が落ちてて転校するハメに･･･
っていう、シリアスなのかトンデモなのか
多分両方なんでしょうがめちゃくちゃなショートストーリー集になっております。
斬新な変態レベルBL漫画を読んでみようと思う方、こちらおすすめです。
レビューしきれない(笑)
おもしろかった！
作者さん曰く「様子がおかしい作品」だそうですよ。久しぶりに柚摩さんの作品読まさせていただきました。エロありアホありシリアスありで楽しめました！
エロアホも好きなんですがやはりシリアスものが大好きなのでお気に入りい作品は「こっち向いてよエンゼル君 」と「愛のコトノハ」でした。
「こっち向いてよエンゼル君」
変態カメラマンの攻は電車で隣に座った美人さんの受をじろじろ観察。怪しがる受。実は目的地は一緒で攻は素晴らしい景色をカメラでとらえるため、受は恋人の裏切りから自殺目的のため。
受の目的を知った攻が最後のひと時を一緒に過ごそうと提案。朝が来るまでの間、一緒に食事し、会話し、同じ空間でありきたりな1日を過ごす。その過程の中で徐々に惹かれて行くのですがホントに少ないページでしっかり読ませてくれているのが素晴しかったです！
「愛のコトノハ」
攻に告白した受は攻めの友達に聞かれてしまい性的ないじめを受ける。攻は受のこと好きなのに自分の性癖を認めたくなくて、直接手を出さないが屈辱を受ける受を毎回眺めているだけ。受の唯一の拠り所は掲示板で知り合ったＫという人物。いじめの相談から攻への気持ちまでさらけ出せる存在であるのですが。。。
読み手として予想できる展開であるからこそそのメールでのやり取りがすごく切なかったです。
このアホエロはコミックJUNEでは別格☆
中身なしのエロは食傷気味の自分は、最近コミックJUNE系列作品は遠慮しているのですが、おかしさとか面白さを伴うエロに一目おいている柚摩サトル作品は別格です♪
やっぱり今回もはずしませんでした！！
もう笑っちゃうよｗ
血尿が出たから泌尿器科に掛け込んだ主人公が、何やら怪しげな病院であれこれいじられちゃう話しなんですが、
この変態医者と助手というのが、二人そろっておかしな輩なのがいいですｖ
拗ねて部活に出て来なくなった仲間を来させるためにあんなことまでしちゃう話しとか
電車で隣合わせた男性にエロ妄想していたら実は自殺志願者だったとか
恋人同士の二人は実は正義の味方と悪の組織でという、おかしな循環物語だったりとか、
それと対比するように、ちょっとシリアスな話しも二本。
祖父のモデルとしてエロい調教をされている同級生の姿をみてしまい、それに誘いこまれる話しとか
いじめを受けている高校生が、それをチャット相手に相談していたのだがそれは実は・・・なお話とか
その後に、いつもバイト先で出会う気になっていた少年と、友人に連れて行かれたエロのセミナー先でモデルとして合ってしまいとか
アホエロ+ちょっとシリアス+ちょっと切ないけどいい話など、一辺倒に流されていない構成が実にこのレーベルにしてはグレードが高いと思います！
そして何より、ちょっと番宣めいたパンツの呪いの番外もあったりして、この一冊は実に楽しめる本なのです。
自分的にはどれも好きｖ
ただ一つ、文句を言うなら・・・局部の白抜きといいますが、昔北斗七星だったのが、でっかいホワイトをボタっと落としたような修正（涙）
情緒もへったくれもないデス、、、これならいっそ局部表現なくしてくれたほうがよほどいいと思うほどに。
修正の仕方ももうちょっとどうにかならんもんですかねぇ。。。
ジュネ作品の中でいうと
今回は、泌尿器科という文言にあおられて、
購入してしましいましたが、
個人的な感覚ですが、失敗が多い、ジュネ作品の中でいうと
今回は、成功かと(笑)
９本入っている中で、個人的お気に入りは、
「あなたの瞳でイカされたい」です。
コンビニ店員にお気に入りがいる先生は、
ついつい通っているのですが、全くそれ以上の進展はありません。
そんな中、怪しげなセックス講座に参加します。
そこで、なんと、モデルとして現れるのは、
そのコンビニのお気に入りの子だったんですよ(笑)
そして、実は、その子、元卒業生だったという・・・。
なかなか、めっけもんでした☆
この先生に求める物は完璧にあるｗ
・バカバカしさ（情緒とか余韻とか無視ｗ）
・エロさ（リアルさとかはおいといてとにかく煽ってくるような）
・バカワイらしさ（つまり、バカだから可愛い）
普通に萌え脳で読んだら
そんな導入あるかぁ！とかそんな超展開あるかぁ！とかその形は変だろ！とか、
どうしようもなくダメなBLを書いておられる気がするんですが、
そんなものをこの先生に求めちゃあかんと思うのです。
そう、たとえ泌尿器科の先生が相手の顔をみて予約を蹴っ飛ばしたり予約もないのに勝手に引きずり込もうが（僕のサラ秘尿日記）
エッチの最中にいきなり受けがチェ・ゲバラについて仁王立ちで演説はじめようが（明日の敵は今日のネコ）
電車の横に座った相手にいきなり欲情しようが（こっち向いてよエンゼル君）
セックス講座に参加したらいきなり実験台に好きな相手が出てきてそれが実は卒業生であろうが（あなたの瞳でイカされたい）
そしてパンツをはいただけで雷が落ちようが（パンティノン伝説）
パカパカしくてエロくて受けがバカワいければそれでいいのです。
そういう結城サトル先生の持ち味そのまま発揮された大変に笑える上に下半身もうずくすばらしい漫画だと思います。
でも、通常のBLの物差しで測ると非常に残念なことは否めませんｗ
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