俺と僕…どっちが好き?

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表題作せまい。

大五郎(28),ヨイの住むアパートの大家
森田夜一(ヨイ),お笑い芸人

同時収録作品せまい

塩本,お笑い芸人,ヨイの相方
森田夜一(ヨイ),お笑い芸人

同時収録作品マキフナキ

船木,お笑い芸人
牧,お笑い芸人,ドM

同時収録作品あっち

理久,子供時代〜高校生
樹,子供時代〜高校生

その他の収録作品

  • 三角関係で言わせたいセリフ

あらすじ

駆け出しの漫才コンビ「せまい。」の
ヨイと塩ちゃんが公園で漫才の稽古をする時、
必ず現れるモサくてあやしいオッサン。
決して笑わない彼の正体はヨイのアパートの大家の大五郎だった。
漫才のネタを犯罪計画と勘違いした大五郎は
ヨイの正体を探るべく近づいてきたのだが、
それを知らないヨイはてっきり自分に恋してると思い、
ネタのため大五郎と親しくなることにしたのだけれど――?

漫才コンビの捻じれた愛と監視する大家の過酷な愛が交錯するトリニティラブ❤

作品情報

作品名
せまい。
著者
碗島子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801963252
3.4

(103)

(12)

萌々

(44)

(32)

中立

(12)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
17
得点
344
評価数
103
平均
3.4 / 5
神率
11.7%

レビュー投稿数17

表題作が……

試し読みで掲載されていた ヨイくんと塩ちゃんのコントに興味を持ち、お迎えしました。
収録作品は『せまい。』『マキフナキ』『あっち』の3作+『せまい。』の描き下ろしです。

表題作『せまい。』
ハッキリと言ってしまえば「大五郎が邪魔」です。
彼の言動の大半が、自分には理解し難いものでした。
そもそも、大五郎はヨイくんが好きなのでしょうか……?? 何度か読み返しましたが、よく分かりません。
ヨイくんと塩ちゃん 2人だけのお話ならば……(大五郎がただの当て馬ならば……)と思ってしまいました。

『マキフナキ』
「船木くんが冷たくて嫌だなぁ……」と思いつつ読み進めておりましたが、物語の最後で納得。
好き嫌いは分かれそうではありますが……
碗島子先生の魅力が詰まった作品だと感じました。

『あっち』
癖のない、読みやすい作品でした。
前半の、神秘的な雰囲気を感じさせる描写が素晴らしいです。
収録作品中、1番甘々なお話です。

3作共に苦手というわけではありませんが……
『せまい。』のストーリー展開に もやもやとした感じが残りましたので、この評価と致します。

11

おあとがよろしいようで!!

こちら、中編の表題作とそのスピンオフ、他、短編が1作です。
表題作がかなり強烈ですが、スピンオフも負けず劣らず強烈。
そんなワケでレビュータイトルを「おあとがよろしいようで」にさせてもらいました。


「せまい。」
駆け出しの漫才コンビ「せまい。」のヨイちゃんと塩ちゃん+モサくてあやしいオッサンによる3Pものです。
公園で漫才の練習をしていると、毎回現れるあやしいオッサン。
彼が自分を好きだと気付いたヨイちゃんは、ネタの為に寝てみますがー・・・と言ったものです。

こちらコメディですが、碗先生らしいシュールな笑いにあふれたものです。
誤解が誤解を呼びてトコでしょうか。
で、レーベルがレーベルなので超エロエロ。
最初は大五郎(モサいおっさん)によるアナル開発から始まりますが、ディルドに尿道攻めに異物挿入、最終的には塩ちゃんが混じって3Pです。

ヨイちゃんがちょっとアホの子なのは否めませんが、超健気なんですよ。
芸人のサガ、ネタ命かと思っていたら、そこまでネタを欲しがる理由にキュンと。
3Pものなのですが、実は塩ちゃん×ヨイちゃんなのです。大五郎はオマケ。大五郎の立ち位置もなかなかシュールだなぁ。

他、タイトルの「せまい。」て何やねんと思っていたら、3Pでのオチで「ぶはっ!」と。そっちかーい!!
いやもう、最高に楽しいです。


「マキフナキ」
「せまい。」の先輩芸人コンビ・マキフナキの二人によるスピンオフの短編です。ちなみに、裏表紙がこの二人。
購入時、レジで裏表紙を出さない方がよろしいかと!!

コンビでありながら、船木が主導権を握り、パワハラを受けている牧。
どれ程酷い目に遭わされようと、牧は従い続けますがー・・・と言ったものです。
こちらは予備知識無しで読んだ方が絶対面白いと思うので、ネタバレなしで。
ただ、碗ワールド全開です。
オチのシーンでは思わず「ぐふっ!!」と。
この「ぐふっ」ですが、喜び5:萌5てトコです。
牧の表情とヨイちゃんのツッコミに、ぜひご注目下さい。


「あっち」
こちらはちょいオカルトチック・・・に見せ掛けてと言う短編。
超えてはいけないと言われている踏み切り。
そこで出会った二人はー・・・と言うお話です。

こちらは短編でありながら、エロと言いストーリーといい、とても面白かったです。
夏の暑い盛りと言った情景描写が、ちょい不思議な雰囲気に拍車をかけていて。
巻き込まれた形になるリーマンのその後が気になる・・・。

いつもの碗ワールド全開と言った作品で、とても楽しく読めました。

7

エロとギャグのバランス!

碗先生の作品を初めて読まさせて頂きました。
初めて読む先生の作品ってハズレか当たりか、
とても大事だと思いますが、、!
一言、《当たりだった!》という感じです!

細かく入っているギャグが独特で可愛らしい!
しかもエロい!!
絵はそこまで美しいといった感じではなく、
最近の作家さんでよくあるといっては申し訳ないのですが、、好き嫌いが別れる絵です。
が!それを上回る内容でした!!

《さらりと読める、ギャグエロ!!》

3

色々せまい

やっも読めた^^;
さすが碗先生!としか言えない三角関係ですね。
独特かつ素晴らしい。

【せまい】
漫才コンビのヨイと塩。そして、ヨイの大家・大五郎。
この大五郎が変なおっさんで、ちょっと気持ち悪かったです;
よくこんな得体の知れないおっさんとHできるな……って感じ。
「せまい」にはいろんな意味があるんだなあ。

【マキフナキ】
横暴で俺様な船木と、いいなりな牧。
牧が不憫でならなかったけど、実は……というね。
ドSをも凌駕するドMパワー!!
好きなカップルです♡

【あっち】
これは、なかなかの背徳感。
小さい頃から隠れてHなことをしている樹とリクがエロい。
でも、ラストがとても可愛くて好きでした^^


中編集なのに、全然物足りなくなかった。
どれも面白かったです!

3

マキフナキ推し!流石の碗島子ワールド

お笑い芸人モノって萌えるイメージが全然無くて読まないでいたんですが、碗島子先生だし割引だしで思い切って購入。

結果・・・やっぱり碗島子ワールドは最高でした_(:3 」∠)_

表題作『せまい。』は変なおじさんが気になるのと攻くんのジメジメ感が嫌いなんですが(好きな方ごめんなさい)エロが強い。ヨイくんアホすぎて心配になるけどそのおかげでめちゃくちゃ良いエロです。二輪挿、商業で久しぶりに見た。

次の『マキフナキ』(せまい。の先輩芸人)は二人の関係性が最高で、もっと見たいです。絶対的暴君面して相方の掌の上で転がされているドS可愛い。ネタ書きながら脚でイジイジするのめっちゃ器用でエロいのに笑ってしまいました最高。おまけ?のスパンキングも最高。

ラストの『あっち』はこれまた不思議な設定。オシリに玉(玉?)入れて電車乗るDKえっちすぎない?しかも見た目めちゃくちゃ普通というのがさらにえっろい。

2

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