「ノスタルジック」ソネット番外編ペーパー

「ノスタルジック」ソネット番外編ペーパー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
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レビュー数
4
得点
16
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 

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イラスト
 
媒体
小冊子
出版社
心交社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
ソネット

あらすじ

本編、フランスに行くことにした柾史と幸のひと悶着があった後と、出発のラストの間の出来事。
旅立ちのあいさつに来たそれぞれの様子を、ゼミの指導教官である島田の視点から綴る

表題作「ノスタルジック」ソネット番外編ペーパー

2コ上の同じゼミ生 広尾柾史
詩人志望の芸大文芸部学生 仁科幸

レビュー投稿数4

島村先生

本編後の二人を見送る島村視点のお話。

島村先生は、仁科と広尾の二人の結びつきを、ちょっとの羨望を込めて。微笑ましい物として見送ったわけだけど、結局の所、この二人が恋人関係になったって事は気付いていたんでしょうかね?
このお話だけでは、気付いてなかったともとれるし、
広尾の方が仁科の前にも同性と付き合った経験があるのを、島村に隠していた風もないから、案外この二人がそういう恋愛関係になっていたのも承知の上で、自分の若かりし日を懐かしんでいるようにもとれるし、
なかなか、奥行き深いお話でした。

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主人公達を見送る

この番外ペーパーを読んで本編の評価が上がったほどに、主人公達を見守っていた先生であり、広尾の叔父である島村の視点が入ったことで、彼等の姿にとても共感が得られる形になったと自分は思いました。
SSにしては裏も表もあるぎっしり7ページ分の短編。
それだけでも、何か嬉しい♪

何となく思いつきで柾史に仁科を紹介した島村だったが、それがこんな事になろうとは、叔父としても島田には嬉しい誤算だったのでしょう。
温かく彼等を見守る姿が実に親な気分で、これからも彼等の良い理解者なんだろうな、、と想われる場面。
-あの時、柾史は自分だけのたった一人の詩人を見つけたのだ-
-なんだかうらやましい限りだね-
そこには、ちょっと妬けてしまうほどの、島村の気持ちも見えなくもない。
フランスに立つ挨拶をしに来た仁科にまるで島田は親のような言葉をなげかけていました。
若者の旅立ちと見送る中年。
島田、、彼には一体どんな過去があったのかな?どんな青春があったのかな?
そんな事もちらと想いながら、島田と一緒に主人公達を見送る気持ちになった短編でした。

1

叔父様のノスタルジック

攻め様の叔父であり受け様の担当講師が二人を綴るショートです。
二人が出会うきっかけを意図的に作った経緯が描かれていて
それが思っていた以上に二人を強く結びつけてしまったことを
感慨深く思っているのです。
甥っ子の複雑な家庭環境の為に同じ年頃の子供よりも早く大人になって
しまった甥っ子が受け様に対する時だけは年相応な様子を見せることを
良かったと思う肉親の情が感じられるんです。
そして教え子である受け様の事も、受け様が思っている以上に気にかけていて
不器用な詩人の受け様を可愛く思っているのです。
そんな自分からみた二人の出会いから今までの出来事を回想して
自分もそんな出会いをしてみたかったとノスタルジックに浸る叔父様です。

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無限大の未来へ

「ソネット」番外編ペーパーとなります。
7ページもの。

以下、内容となります。
↓↓↓↓





タイトル「ノスタルジック」

本編内「無垢な詩人に告げる愛のことば」の時の時間軸で、視点は広尾と仁科のゼミの担当教員であり、広尾の叔父でもある島村です。
広尾と仁科がいよいよフランスに一緒に留学する事が本決まりとなり…という場面。

広尾に仁科を紹介したのはほんの思いつきだったのに、ここまで急速に親しくなるとは…
いっとき仁科が詩を書けなくなった時、どうやらその原因に広尾が関係しているらしかったが、その時に広尾が翻訳したフランスの詩を仁科に渡した後、劇的に仁科の詩の世界が変化した。
詩人の作風の変換期に立ち合い、目の当たりにしたのだ、という思いは、自分自身をも高揚させたが。
そして気付く。
広尾は自分だけの詩人を見つけたのだ、と。

仁科が島村に挨拶しに来たエピソードで締め括られるのですが、島村に感謝の挨拶をする仁科に広尾が扉の外から「まだかよ!」と急かすんです。
本編では仁科に比べてずっと落ち着いた大人のようだった広尾の、ずいぶん子供っぽいような、年相応の若さが見える描写は、年嵩でしかも叔父の立場の島村視点ならでは。
タイトルの「ノスタルジック」は、広尾と仁科の様子を見て自分の若き日々の楽しさ、充実していたことを思い出す…そこから来ているようです。
島村が2人が「恋人」であることまで気付いたかどうかはわかりません。ですが、2人が唯一無二の出会いと詩の絆で結びついた事は感じたのです。

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