おさるのくせに、可愛いじゃない

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表題作Monsterの恋愛学

カイル・朝田 西洋民俗学専攻のイギリス人客員教授 
小山内雅 助手で大学院生 人ならざるモノが視える

その他の収録作品

  • Monsterの恋愛学 その後のふたり
  • あとがき

あらすじ

人ならざるモノが視える大学院生の雅は、モンスター研究の権威としてイギリスから迎えられたカイル・朝田教授の助手に任命された。モンスターは実在しないという朝田とぶつかり、しかもタラシで有名な彼にいつも振りまわされる雅。しかし、ある時、朝田がモンスターの求める白百合の血統だと聞いてしまい、更に慣れない身体に気持ちいい事まで教えられてしまって――!?
(出版社より)

作品情報

作品名
Monsterの恋愛学
著者
藤井咲耶 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861345593
3

(2)

(0)

萌々

(1)

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中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

攻めがイイ

藤井先生の本初めて読みましたが、攻めキャラが好みの絵で良かったです♪あと、展開的にもなかなか手を出さずにお預け→かーらーの!最後の最後に!ってかんじが良かったですね。他の作品もまた読んでみようかなと思いました。

ファンタジーも大好物ですのでグッときました。ややライトなファンタジーといったかんじ。本編であまり触れられなかったのですが、過去のストーリーが素敵だったので、まだまだ掘り下げたら面白い作品になるのではないかなぁ?と思います。。2出してくれぇええーーー

作者あとがきで「ファンタジーにはもう手ぇだすめぇ」とか書かれてましたが、全然イケると思うのでまた宜しくお願いしますよぉ先生!w

1

ファンタジー!

軽めのファンタジーものかと思ったら、主役2人の過去は結構複雑で詰め込まれた設定でした。
でも、程よくやんわりコメディタッチで展開していくので、それ程気になることなくサラリと読めます。

モンスター研究家のカイル教授 × 大学院生&助手に指名される•雅。

カイル教授は、美形で男女問わずタラしのイギリス人。
モンスター類は世の中に存在しないと強く主張する人。
でも、実はこの教授こそがモンスター!
本当はモンスターが大好きで、一人占めして美味しく頂こうと考えているから、自分の為にモンスター説を否定している腹黒い人だったんです(笑)

雅は、民俗学を研究している平凡な大学院生。
ただ、色んなものが見えてしまうトラブル体質。
それは…モンスターが狙う白百合の血統を受け継ぐものだから。
カイル教授が日本にきて、助手に指名したのも、本当は雅を守るため。

2人は400年前に出会い、禁断の恋に落ち、他のモンスターに雅が白百合の血統であることを知られないため、カイルが封印をかけていたんです。
その力が弱まっている事をしり、カイルは再び雅の前に姿を現したと…。
ただ、雅は過去の事すべで記憶はありません。

そんな感じで封印が弱まったため、雅の周りは騒がしく次から次とトラブルに巻き込まれ、バタバタ展開していくお話でした。

雅が、本当に一生懸命で真面目でおっちょこちょいな性格だから、全体的にほのぼのした雰囲気です。
カイル教授が「おさるくん」ってからかって、可愛がって遊ぶところが面白かったです(笑)

2人が出会って恋に落ちた400年前のことを、もう少し詳しく描かれていたら良かったのにと…!
せっかく見所エピだったのに、結果的にコメディ色の方が強くなって流して読んでしまう構成になってしまったのも残念。

エロはあっさり目です。

楽しく読むファンタジーものとしては初心者向き。
本格的なものを求める方には物足らないかもしれません。

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