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表題作トマトな収穫

竪次郎・受様のマンションに越してきた俳優の卵34
三木七芽・マンション屋上で野菜を育てる会社員36

同時収録作品山神フェスタ

アカ・受様のライバルで紅山の山神の赤タヌキ
シロ・攻様のライバルで白山の山神の白キツネ

同時収録作品そんなお前がだいきらい

鷹支・地元で働く傲慢で俺様な受様の元カレ
周・ムリヤリの有給消化で自宅に帰省した会社員

その他の収録作品

  • そんな自分もがだいきらい
  • トマトなその後

あらすじ

マジメなビジネスマンの三木は元カレとの同棲を解消したばかり。元カレの残していった共同菜園の野菜達をたどたどしく育て始めたところに野菜栽培にうるさいハデな男・次郎が現れ?!

作品情報

作品名
トマトな収穫
著者
あおいれびん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403663451
3.5

(4)

(0)

萌々

(2)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

美味しく収穫されたのは

本作は表題作の他に短編3本を収録した短編集になります。

【トマトな収穫】
マンションに越してきた人付き合いの良い俳優のタマゴと
マンション屋上で野菜を育てている生真面目な会社員のお話。

受様の住むマンションは家族向けで
屋上に居住者専用の菜園があります。

受様は恋人とこのマンションに越してきて
恋人がその菜園で野菜を育てていましたが

2人の恋が終わると
彼はマンションを去って行き
菜園には伸び始めた野菜だけが残されます。

枯れていくのはしのびなくて
受様はマニアル本を片手に
野菜達を育てる事を決意します。

そんな受様の住むマンションに
ちょっと派手目な感じの男前が越してきます。
彼が今回の攻様になります♪

屋上菜園はマンション住民の井戸端で
受様は奥様達の会話から攻様情報を
自然に収集してしまいます(笑)

攻様は30代で
姉夫婦が長期不在中のため
留守番となったらしいのですが
人付合いも得てではない受様には
何をやっている人なのかは判りません。

しかし
攻様がマンション会合に
受様が奥様方のパーティーに
それぞれの代理も兼ねて出た事がきっかけで

受様は攻様が
受様に興味津々だったと告げられます。

アナタのゴーヤを美味しく育ててあげますね♪

攻様が目指しているのは何の実り?!

生真面目なゲイでツンデレな受様と
マメで明るく押せ押せな攻様の
恋物語になります♪

受様は恋人と別れても
彼の育てていた野菜を見捨てられずに
律義に育てているのは良いモノの

実家が農家の攻様には
全くもってなっていくて
とっても気になっていたのです。

もちろん、
攻様が気になっていたのは
野菜だけではないのですけどね♪

攻様は泣かず飛ばずの俳優さんで
なかなか芽が出ないため年内には
俳優業に見切りをつけるつもりでしたが

ちょうど受様と出合った頃に
演じた役がきっかけでブレイク、
二人がアヤシイ関係とスクープされて…

短期集中連載らしく
各話のアップダウンにドキドキしながら
楽しく読めました♪

受様はちょっとネガティブ君ですが
攻様がとっても明るいので
テンポよく楽しむ事が出来ます。

他の3本も可愛く明るいお話です。
あおいさんは長いお話よりも
短編の方が勢いがあって読みやすいですね。

【山神フェスタ】
キツネの山神様とタヌキの山神様のお話。

【そんなお前がだいきらい】
【そんな自分もがだいきらい】
地元で実家を手伝う酒屋の息子と
都会で働く多忙なサラリーマンのお話。

【トマトなその後】
表題作カプの後日談SS。

表題作も良かったですが
ケモミミ擬人化な【山神フェスタ】も
MYツボ押しまくりでした。

クールビューティなお狐様に迫る
一途な年下ワンコの狸君との追いかけっこは
最初から勝ちは決まってるのですよ(笑)

お供というか部下達の恋物語とか
続編があっても良かったな、残念!

本作はフェア店で購入すると
特典でイラスト入りのペーパー付きですが
一枚絵にコメントのみでコレまた残念!!

あおいさんの連続発刊は
本作で最後になります。

特典ペーパーがあったり
昔の未収録作品が収録されたりと
特典付きなのは良かったですが

できたらコマメに発刊して頂いた方が
ワクワクが継続するし
お財布には優しいかったなぁ(笑)

今回はあおいさんの連続発刊作から
『ネバーコンプレックス』をおススメとします。

0

トマトが取り持つ愛情ストーリー

しょっぱなの「山神フェスタ」は、獣耳&しっぽもふもふで、それだけでニンマリ。
始めに萌え心を擽るなんてなんてニクイのかしら?って萌えながら読みました。
山の神様同士の追いかけっこレースで、シロ神を捕まえたら契る事が出来て
山も安定して里が潤うことになるのですが、100年前の開始当初は契った二人が
その後はシロ神が逃げまくって契る事が出来なくて・・・山もピンチ!
でも、シロ神が逃げるのには理由があって・・・・
神々のロマンティックなラブストーリーで、萌えました。

「そんなお前がだいきらい」「そんな自分もがだいきらい」は幼なじみ同士で
一人じゃ何も決められないし出来ない受け様と何処までも強引でオレ様系の
攻め様との大好きだから嫌いなんて言う思いと言葉が違う意地っ張りな受け様とのラブ
この作品はエロ多めで、クーラーや扇風機にまで嫉妬する攻め様が良かった。

標題のストーリーは、ゲイのリーマンと芽が出ない役者とのマンション屋上の
小さな四角い菜園で知り合った二人が恋人同士になって、途中トラブルの見舞われ
それでも、互いの思いに偽りなく生きてるラブストーリー。
人を愛すること以上に大切なものは無いなんて感じの優しいお話でした。

1

真っ赤なトマトってなんだか卑猥

ゆすり合って、こすりあうとか
「頑張ってくれてるのよw」とか、一見すれば卑猥で仕方ない
と、思ったのは果たしてワタシだけだろうか(ノ∀`笑))
のっけの、擬人ケモモミミ作品が好きです。
なんてこたーない、ただのケモ耳が好きなだけ。
ケモ耳なら大抵萌えてしまうワタシが悪いんです。
これはいわゆる、山の擬人化ってことでいいんだろうか。
違うか、狐と狸?
山同士がよりよい恵みをもたらすためにおたがいの山の神同士がまぐわう儀式。
さもありなん、公式のエロい式典ってなわけで
どうにもこうにもですなww
相手が好きすぎて、ヤったら余計に情がわいて、やるだけのための儀式と相手は思っているのに、離れているのがヤっちゃうとますから逃げまくる受
ってのが、理解できると可愛いかも思ってしまう。
そんな受と一緒になりたくて、驚異的なスピード出世して、愛しまくってる攻だというのにもかかわらずwツンデレオイシイ作品。

他短編いくつか

1

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