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表題作終 トラさんと狼さん

ベンガル虎 トラさん
狼さん トラさんの嫁

その他の収録作品

  • 狼パパと黒羊
  • トラさんと狼さん 番外編
  • ハッピーハロウィン
  • トラさんと狼さんのアニバーサリー
  • 狼さんの宝物
  • ラストコール

あらすじ

累計10万部突破★続々重版中!!
「トラさんと狼さん」シリーズ最終巻!

ベンガル虎のトラさん(夫)が超愛してる狼さん(ツンデレ妻)には息子命★の狼父(イジワル舅)がいたのです☆ 狼さんと末永~く添い遂げたい腹黒なトラさんが狙うのは狼父の異常な若さのヒケツ!そんな濃い二匹に翻弄されてヨロヨロな狼さんは!? ラブラブ獣夫婦★グランドフィナーレ!!

(出版社より)

作品情報

作品名
終 トラさんと狼さん
著者
春野アヒル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
トラさんと狼さん
発売日
ISBN
9784832288065
4.4

(44)

(21)

萌々

(20)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
194
評価数
44
平均
4.4 / 5
神率
47.7%

レビュー投稿数13

よい終わりかたー

終わっちゃいましたね。シリーズとしては四冊目で、狼さんを少しでも長生きさせるにはどうしたら良いかってことが前回からのテーマでした。動物に詳しくないのでライオンの方が長生きだとか知らなかったんですが長生きさせる秘密が狼さんの義父から明かされますね。なるほどー、それが正しいのかどうなのかわかりませんがストーリーとしてはとても上手く出来てますねぇ。優しい獣医さんに助けられた狼さんに会いに行くトラさん、そこで狼さんの本音を少し聞いてしまって…切なかったですね。でも、話はちゃんと最後まで聞いて、分からなければ聞いてみないとね。

別れを決めてから走馬灯のように今まで狼さんが自分に口うるさく言ってきたこと、世話を焼いてくれたことを思い出すシーンはじわっときました。

ラストの決め方も決定的な描写じゃなくふんわりと伝聞調で書かれていたのが良かったです。二人が末長く幸せに暮らしたことはこう言うふんわりとした描写で十分だなと思いました。

擬人化もののなかでは間違いなくベスト3に入る作品です。

1

満足な最終巻!!

巻を重ねるごとに切なくなってくる、トラさんシリーズもとうとう最終巻になりました。お互いがお互いしか見ていない2人(二匹?)の今後に関わる秘密がとうとうわかると思うとドキドキしながら読みました。

相手のために考え、悩んでいる姿にキュンってなりました。うさぎに真剣に相談しているトラさんが可愛かったです。命を延ばすことよりも一緒にいることを選び、「残りの人生全部お前にやる」とプロポーズする狼さんが素敵でした。
番外編のお父さんの話ではメリーさんが一途で可愛かったです。

種族が違っても死をもってしても離れられない関係に、何があってもこのまま仲良く暮らしていくんだろうな~と幸せな気持ちになれました。



2

良かった!

終。です。
狼さんのお父さんがなぜ若々しくいるのか。
少しでも長生きを狼さんにしてもらいたい。

狼さんも長生きをしたいと思う。でも、自分だけが長生きをすることではなく、長生きをして一日でも長くトラと一緒にいたいから
 長くいきたいと思う。

寿命についての宿命が
ずっとついてきます。
狼さん男前すぎます!

お父さんと黒羊のお話もあるのですが、黒羊とってもかわいいです

アヒルさんのイラストじゃなければ、抵抗があったであろう
擬人化。
人間化しているけど
動物としてのルールはある

守るべき線をしっかりとらえながらの展開でした。

ポツポツでもいいから
ずっと読み続けたい!

3

読み返して見て、改めて。。

何度目かの読み返し。いい加減ネタバレなのに、やはり最後の最後で、ホロリ。。と泣けてしまう。個人的には、正しく名作!

シリーズスタート時は、ケモミミの可愛いお話という認識でした。なので、当然ながら、異種動物間に立ちはだかる寿命という壁は、ギャグ+ほのぼのテイストな作風にあっては、出てこない(又は、魔法のようなご都合主義で、上手いこと纏められるだろう)と、たかをくくっていたら、本当に直球勝負できましたね。

勿論、若さ(寿命)の秘訣は、あまりにごもっともな理由で、魔法でも何でもない。この世の無常を(無情ではなく)感じました。

いつか、人間の研究によって、生命の寿命が延びる日が来るのかもしれない。。けれど、成人病にかかってしまうペットの話を聞くと、世の中の理は、そう簡単に覆えされるものではないのかも。。と、感じている私です。

狼さんにとってのトラさんは、何年経っても『可愛いヨメ(トラ猫であり、子トラ』』なので、過保護過ぎる位の愛情を、トラさんに注いでくれる。

トラさんは、そんな狼さんが大好きで、早く一人前の大人になりたい、狼さんを幸せにしたいと一途に願い、行動する。かなり腹黒でも、それは愛ゆえ。。の世界。

腹黒なくせに泣き虫で、そんなトラさんに狼さんは理想の旦那さまなのかもしれないです。(←エッチについては、男前受けですが。。)

狼さんを失ったら、生けていけないようなトラさんが、きっと狼さんとの思い出とともに、狼さんが迎えに来るその日が来るのを待つようにして過ごしたのかな?と、二人の未来に思いを馳せるたびに涙腺が弛んでしまいます。

むしろ、ご都合主義に頼らないエンドマークは、究極のハッピーエンドに思えて、天晴れです。
今を精一杯生きるって素晴らしいと、じわじわ込み上げて来る作品だと思います。

このエンディングだからこその『神』評価です。

5

これでホントにお終いなの!!

終わりマークが付いている、ホントに最終巻なのかと非常に残念に感じる。
1冊目から萌え萌えのピュア胸キュンの嵐に巻き込んでくれたこのシリーズ
前作で狼パパさんが年を取らない秘密が未解決のままで、トラさんの熱意と根性で
パパさんから秘密を聞き出したトラさん。
でもそれはファンタジーでも、奇跡でもなんでもなくて、人間が関係する内容で
なる程なんて思ってしまう展開でした。
でも、それを実行する為には、トラさんと狼さんは離れなければならない運命。
いったいトラさんはどうするのか、そして狼さんは・・・

本筋のお話の他におさなかったトラさん、成長記録や狼さんの長期不在の時の
出来事なども読めるので、萌えは限りなく健在でした。
そしてビックリしちゃうのは狼パパさんが、黒い羊と・・・彼方も受けかっ!なんて
番外編的ストーリーもあって楽しめましたが、やはり1番は狼さんとトラさんです。
狼さんの寿命ももしかしたら延びちゃうかもって思わせてくれる内容にハッピー
好きの私はほっと一安心しましたよ。
いつまでも変わらぬ萌え萌えさん同士でハッピーになってね。って思えるお話。
ほのぼの萌えをありがとうと言いたい作品でした。

2

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