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高校生の攻め視点で、テンポ良くお話は進みます。
受けがくまちゃんにかけた「おまじない」のせいで、
攻めの睡眠中は、攻めの視線がくまちゃんから見た光景になるところが面白かった。
くまちゃんは受けの部屋に置いてあるので、受けのプライベートが丸見えなのです。
受けの自分に対する執着ぶりとか、一途なところとかが見たくもないのに見えてしまって、
攻めの心の叫びや、おバカな受けに対するツッコミが笑える。
後半は二人のラブラブぶりが見れて満足です♪
挿絵も可愛くて物語に合ってました。
終わりよければ全てよしという感じは否めませんが
最終的に、二人が幸せならそれでいいのかなと思えるお話でした( ̄◇ ̄;)
なんというか、、、ね!絵柄がかわいいだけにwという気もします。
学校一の美少年に告白をされてしまった攻。
もちろんかわいいとは思うけれども、なんといっても性別の垣根ってあるじゃないですか。
いくら可愛くても男は無理っしょ。
と、最初から告白の返事は「NO」けれども簡単に諦める受じゃない。
健気にしつこく、受は頑張るのです。
最終神頼みとお願いを込めたのが、代々引き継がれている幸せのくまちゃん。
これが不幸の始まり(幸せの?)
くまのちからで両思い?!なお話なのであります。
いろんな意味で痛い部分は多々。
父上までwwwと思うと尚更ですが、読み手としては
ある意味斬新というか、攻が苦悩しながらも。
そして視線の先の受がなんとも健気(なのだが。。)なところが面白かったです。
シリアスもいいけど、こういうのがあると刺激的でいいと思います。
可愛らしい表紙とタイトルに惹かれて購入。
…したのはよかったのです、が。
読んでみてわかったのは、くまちゃんが幸福ではなく呪いのくまちゃんであること!
恋愛成就を願う方からすれば幸福ですが、願われる方からするともう本当呪いです…くまちゃん、怖い(笑)
ノンケな攻を陥落させてしまう程の威力を持つくまちゃんですから、相当強い力を持っていると思われます。
元は受のお母さんの物らしいのですが…一体何者なんだろう、くまちゃん…。
受のお父さんといい、攻といい、ちょっとした被害者です(笑)
全体的な話としては面白かったんですが、くまちゃんの正体について特に何も書かれていなかったので、それが残念です。
あと、前半の受のストーカーっぷりもある意味、怖いです(笑)
後半に受のストーカーが出てきますが、やってる事あんまり変わらないような…(爆)
個人的に大好物な女装が2度も出てきたので、満足しました^^
大好きな成瀬先生の新刊ということでくらいつきました。
前評で見ていた通りに恐いくまちゃんでした。
ママのママからもらったというくまちゃんにおまじないをすると恋の願いが叶うという・・・
攻様は眠ると自分がくまちゃんの中に入って受くんの行動をくまちゃん目線で見続けさせられるのですがそれが恋を成就させた後も続くってのが恐かったです。
受くんのパパも幸福のくまちゃんのおかげ?でママと結婚したというのに今でもくまちゃん目線で色々見させられたりしてるとは・・・
一生続くのか・・・
受くんが攻様を大好きってシチュエーションが凄く好きなので大好き分野なんですが今回は
受くんの愛が深すぎて素直に甘甘な雰囲気に浸ってられない感がありました(^^;)
SSでくまちゃんに攻様が身体を乗っ取られてた間に受くんに言った
「いつの世になっても図々しいやつだな」って台詞が気になる~
一体このくまちゃんの正体は・・・小冊子とかでいいのでこの辺のお話を読んで見たいです。
なんなら続編で大学生編とかもあってもいいかなと。
今まで読んだ成瀬さんの中でいちばん面白かったです(既刊はほとんど持っていますが、半数くらいは未読ですので、あくまでも既読の中では)。
キャラクターもストーリーも、かなり『逸脱』しているところが私はよかったですね。正直言って、中途半端なコメディは始末に困るので。
↑のとおり、一見『可愛いファンタジー』その実『ホラー』入り!?
ただ、コメディとして捉えるなら、幸福のくまちゃんの『呪い』で大和(攻)が怪我し(させられ)たり、血文字の~のくだりはちょっと行き過ぎだと感じました。なんというか、コメディとホラー(オカルト)がどっちつかずの印象だったんです。
いっそ完全な『ホラー』ならまた別ですが、あくまでも大元は『コメディ』とするなら、ちょっと後味が悪いです。
蓮(受)のストーカーっぷりも、ポジティブ過ぎるキャラクターも、たぶん好みの分かれるところでしょうが、私はOKです。
大和の受難も、巻き込まれて心情的に振り回される段階なら、笑える・楽しめる範囲ですが、身体的な被害(まして骨折だし、影響も大きいし)になると笑えません。引きますよ。
作者の意図がどこにあるのか気になるところですが、そういうところに突っ込まずに、『何も考えずに読む』作品だと考えれば、私はすごく面白かったです。
そういうわけで、いろいろと引っかかりはあるので『神』にはできませんが、十分面白かったし、好きですね。