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表題作マジカル少女系男子

鈴木龍司28歳,悪の帝王ツリー・ベル,銀行員
黒沢悠馬,バイトで魔法少女になる高校2年生 

あらすじ

一見、どこにでもいる普通の高校生の悠馬のバイトは、ちっとも普通ではない。なんと、魔法少女「メリー・メアリー」に変身して、街の平和を守るのが仕事なのだ。高校に通いながら自称・悪の帝王「ツリー・ベル」と戦う悠馬は、昼ご飯を食べるために入った中華料理店でサラリーマンと相席になった。そのサラリーマンは、瞳も髪の色も違うけれど、ツリー・ベルにそっくりで──!?

作品情報

作品名
マジカル少女系男子
著者
高将にぐん 
イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775518809
3.5

(14)

(1)

萌々

(8)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
48
評価数
14
平均
3.5 / 5
神率
7.1%

レビュー投稿数9

高将さんらしい!

高将さんの新刊は、またも魔法使いもの。
魔法使い(魔女っ子)ものって、
なかなか受け入れられそうもない、ジャンルと思いきや、
高将さんマジックでしょうかっ!!
なかなかどうして、面白くてたまりませんでした。
高将さん作品の中でも、1,2を争うぐらいに、好きですね~。

高校生の悠馬は、日々バイトで魔法少女として悪の帝王、
ツリー・ベルと戦っています。
そんなある日、中華料理屋さんで、
ツリーベルーにそっくりなエリートサラリーマンと出会います。
お互い人として出会うことで、
ツリーベルが何故街を征服しようとしているのか?などを
知り、どんどんツリーベルに惹かれていってしまう。

この作品、ツリーベルのキャラが好き!!
いわゆる不器用エリートな感じがすきです。
そして、ある理由から、あれが2本生えているという・・・。
しかも、その2本が全く同じ形状ではいため、
エチも2倍楽しんでいるような・・・。

たまりません!!

3

バカバカしいけど切なさもちょっとある

とっても面白かったです!
購入の決め手は「ツリー・ベル」が「鈴木」というバカバカしさ(褒めてます)と攻めが眼鏡だった事です。

受けの悠馬(メリー・メアリー)と攻めの鈴木(ツリー・ベル)は敵同士なのにどうやってラブラブになるのか?と思いながら読んでいました。
終盤は「ツリー・ベルではなく鈴木状態でのエロはあるのか?」と馬鹿な事を考えながら読んでいました。
鈴木状態でのエロがあるか無いかは眼鏡攻め好きとしては切実な問題だったのです(笑)
鈴木状態でのエロもきちんとありました。
攻めが童貞というのは個人的に萌えポイントです。
攻めが童貞というのには理由があって、アレが2本あるからなんですけど、どうしてアレが2本なのかは是非読んで確かめて下さい。

悠馬は魔法少女時はミニスカ女装ですが、完全に割り切っています。
挿絵のパンチラ率が高いです(笑)表紙は流石にパンチラしていませんが。
パンツは残念ながら?女性用ではありません(笑)ボクサーパンツです。

あと悠馬がモテモテでした…男にですが。
友人の一也と使い魔のユニコーンのユニが悠馬に片思いをしているのですが、どちらも健気でいじらしかったです。
特にユニはあの状況での決断は辛かったと思うのです。
あと店長の使い魔二匹(どっちもオス)にも好かれています。
こっちは喋るけど見た目が完全に動物(白鳩と白兎)のようなのですごくほのぼのしています。
店長含めて挿絵が欲しかったです。

頭を空っぽにして読める話だと思います。
でも切なさもちょっとあると思います。

白薔薇の騎士様のその後も気になりますし、あと悠馬の他にも他にきっと魔法少女系男子がいるだろうから続編やスピンオフを希望です!
メリー・メアリーとツリー・ベルの共闘とか読んでみたいですね。

3

ぶっ飛んでるマジカル女装バイトプリンセス?

かなり意表を突いた変身ものファンタジーで今までにない楽しさを味わいました!
この本を読んでる時に、美少女戦士セーラー○ーンが光TVで流れていて、思わずWで
ウケましたよ、ちょうど読んでるシーンが白バラの騎士様登場と、TVで赤いバラを
持ったタキシード仮面様の登場で大笑いしてしまいました(笑)

でも、このマジカル少女は魔法使い、それもバイトでヒーロープリンセスに変身する
正義の味方なんですよね。
そしてその相棒的なユニコーンの童貞、処女性に拘る純潔マニアみたいな使い魔ちゃん。
なんて萌え度の高い作品なのかと感心しきりです。

そして男の子なのに、プリンセスに変身、でも下着は男物みたいな設定もGOOD!
悪役にはこれまた、派手な赤マントの攻め様登場で、戦隊もの真っ青展開。
そんな敵対する二人が偶然出会うのがラーメン屋で互いに相手が一目でわかる。
悪役なのに、意外に嘘が付けなくて素直で、そして実は悲しい過去があって、
ただ自分の居場所を求めてる・・・結構切なかったりする。
二人とも生粋の童貞で、純潔同士なのが敵対する相手なのに笑える。
この二人が恋に落ちていくのですが、単純そうで案外深かったりと面白い。
それに人間と竜のハーフの攻め様の下半身の秘密にはびっくりお得感が?あるかも(笑)
単純に楽しめる作品で面白いです。

3

まるでタガがはずれたかのようなハジケぶりにビックリ!!

最近、魔法少女ネタがツボっているのですが、まさかにぐん作品でこんなにはじけた・・・トンチキと呼んでいいいのか(爆笑!)魔法少女モノが見られるとはw
本来自分の趣味としては、いやいや仕方なく女装の魔法少女になってるタイプが好きだったりするのですが、
この主人公、そこはサバサバと割り切ってこの格好をしているところが潔ぎよい♪
しかも、バイトというから驚きで(普通応募するか!?)真面目に真剣に取り組んでるし、ここがまず良いトンチキを思わせる部分。
しかも悪の帝王の人間の姿はメガネをかけた銀行員で課長とか。(ラーメン屋で出会ってるw)
年齢が10万と28歳って、デー○ン閣下かと突っ込んだ人も多いだろう(笑)
更に更に~!!童貞です。。。二人とも。。。
魔法少女についてるユニコーンのユニも、お約束の設定ながら(某キャラを連想させはしますがw)これまた愉快。
皆に愛されている魔法少女メリー・メアリー(命名が安易でしかも二つ名前というのがw)、顔丸出しなのに正体がバレていない、っていうか友人も気がつかなくてメリーメアリーのファンだったりしているのが、笑えるではないですか。
もうこれ、設定勝ちですね♪
このトンチキ(いい意味ですよ!)を真面目にこなしていくから、これを受けれられるかられないかで多分好き嫌いも二分されそうな微妙な作品でもあるのでは?とも客観視いたしました。

彼等がどうして戦っているのか?
そして黒幕の存在とか、
悪の帝王ツリー・ベル=鈴木(爆!)の人間の姿の時とのギャップ萌えとか楽しませる要素が満載です
・・・話展開のネタバレはなしで・・・

一番びっくりさせられたのは、ツリー・ベルのいちもつが二本あって、ひとり二輪挿しができるという点でしょうか♪

かわいいイメージのにぐん作品、確かにかわいさもありましたが、ここまではっちゃけたのには本当、驚かされました。
実は・・・これも漫画で見てみたいかも?と思わなくも・・・ない
魔法少女だからスカートだが、カボチャパンツの魔法王子も悪くないw
ツリー・ベルの魔法少女も見てみたいような、見たくないような・・・100歩譲ってカボチャパンツ王子でも許します(笑)

2

魔女っ子なDK?!

今回も沢山ニヤニヤさせて頂きました^^
高将先生の十八番、「魔女っ子」モノです。

はっちゃけたファンタジーで、受が皆に愛されてます。
話の流れ的に同級生とくっ付きそうな感じだったのに、宿敵との恋を実らせます。
初めのカラーページでわかってましたけど、同級生との恋も見てみたかったなぁ…

…しかし、いかに時給がいいとはいえ、魔法少女の求人に男子高校生が応募するだろうか…(笑)
しかも慣れなのか女装する事に全然羞恥を覚えていない…将来、大物になりそうです。

個人的には、白薔薇の騎士様と店長が気になります。(CP的な意味でなく個々に)
スピンオフとか作られないかなぁ…
最終的に魔法少女になっちゃう攻の続きが読みたいです。
続編を熱く希望します!

2

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