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表題作二人のマハラジャ

ヴィシャ/ラージャ
マハラジャ
真矢
ボランティアの日本語講師

その他の収録作品

  • マハラジャのごはん
  • 長髪のマハラジャたち
  • あとがき

あらすじ

ボランティアでインドへ渡った大学生の真矢は、到着早々物取りに襲われてしまう。
そんな真矢の前に銀青の瞳のヴィシュヴェンドラ、緑の瞳のラージェーンドラ――
二人のマハラジャが現れる。彼らは真矢を救うかに見えたが…!?
「泣くほどの痛みが快楽に変わる瞬間を味わわせてやろう」
二人の王と青年の官能に満ちた淫らな愛の物語! 描き下ろし番外編も収録!!

(出版社より)

作品情報

作品名
二人のマハラジャ
著者
環レン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784799711880
3.1

(10)

(1)

萌々

(2)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
29
評価数
10
平均
3.1 / 5
神率
10%

レビュー投稿数7

愛のカケラもなし

この3角関係に愛のカケラの一つも感じませんでした。

最初はまだ良かったと思う。

二人のマハラジャは幼い頃から毒殺されないために、毒を摂取しながら暮らしてるようです。

マヤがラトナってなに?と聞いて教える為にキスをしたラージェだけど、摂取していた毒がマヤに移ってしまう。
で、一応は苦しんでるマヤだけど、緊迫感ゼロに近い。

ラージェがマヤを押さえ付けてレイプした辺りから、なにこの展開は…。

マヤがラトナ(唯一のものという意味)だとしたら、もっと丁寧に優しくするべきじゃ?

マヤがヴィシェのことを好きなら心の純潔を訴えるなら自害しろと、死にたくないらマヤをレイプしたラージェを選べと。

マヤがどっちかを好きっていう感情も薄すぎる。
まだ死にたくないからラージェを選んだけど、そんなに切羽詰まった様子はなかった。

褐色肌やアラブ系のものは好きだけど内容が薄い。

あと、作者の旅のエッセイとかほぼこの漫画と関係ないので…いるんですか?
という感じでした。

0

二人のマハラジャに何される

つまり3Pものということで。どうにも直接的な言い方しか出来なくてすみません。
細かいことはどうでもいい、エロを楽しみたいという方には丁度良いと思います。

マハラジャ=インドものなんですが、
絵面的になんでか雰囲気はアラビアン・アラブ系に感じてしまいました。

多分二人の攻めが東洋の血が足りない顔をしているのが原因かと思われます。
あとはアジアっぽい小物とか模様を入れたらちょっと違ったのかな。
でも絵のことはマハラジャもアラビアンもよく分からないしどうでもいいって人にとっては全く気にならない程度の話です。

しかし私が毎回一番楽しんでいるのは環先生のあとがきにあるような、旅行エッセイだったりします。
ぶっちゃけ漫画そのものより笑えたりするので、環先生にはぜひ旅行ネタをやってもらいたいなぁと。しかも笑えるやつをお願いしたいです。

1

深く突っ込まない、雰囲気を楽しむ。

雑誌掲載で既読ですが、コミック化したものを再読し、改めて作者の環レンさんはやはり今作のような『設定モノ』を描かれた方が面白いと、再確認しました。
現代モノも一応購入して読むものの、いつもしっくりこない。
作画的な問題?
毎回思うのは、攻めのお顔が結構濃いめですよね、ということです。
BLフィクションの世界ですので、日本人に見えるだとか見えないだとかというのは多くの作家さんに言えることなのですが。

お話はマハラジャ二人に愛される受という三角関係もの。
二人のマハラジャ達はかつては互いに学び、育った幼馴染。しかし、あることがきっかけで確執が生じてしまう。
そんな二人の間で揺れ動く受・・・どちらか一人なんて選べない!
・・・という話ではありません。

どちらかというと受は、マハラジャ攻達の関係修復のために二人の間にぽいっと放り投げられた人身御供のような存在に感じました。
兎に角、初っ端から不運続きで、受は初めから最後まで心休まる時が無かったのでは?と思える程に振り回されていた。

実は・・・という隠された真実があるのだけど、これをもっと早くに伝えていればマハラジャ達の関係は変わっていて、受もここまで二人に翻弄され振り回されなかったのではないか?とも思うのでした。

描き下ろしは、本編のシリアスさとは打って変わって~なライトなコメディが二本収録されています。
二人のマハラジャに(やっぱり)振り回される受の、幸せなのか受難なのか?
苦労は多そうだけど、可愛がってもらえてるので良いんじゃないの?な二本。

お話も面白いのですが、とにかく雰囲気が良いので日常から離れた設定を楽ませていただきました。

そうそう第一話扉絵がカラー口絵として収録されています。
この絵だけ見ると、受はお人形さんのように可憐に見えるのですが・・・とっても元気な男子!です。あしからず。

1

浅黒い肌がイイ

世界観とか、ワタシわりとどうでもいいんですが、
環さん、中東もの描かせると巧いな(*´∀`*)と、再確認しました。
正直、最近の環さんの作品はあんまり・・・というか、
ハッチャケすぎてて全く意味がわからず頭悩ませていたんですが
シリアス目(よく考えるとアレだが)で、浅黒い肌をしたアラブが攻めているとなんだかそれだけで萌えです。
難しい話はわからないので、歴史がどーとか、本当は中東はどーだとか
砂漠だってどーだとか。そんなこたどうでも良いんです。
攻がかっこよければそれで良いwww

先生のボランティアとして砂漠にやってきた受。
行き倒れの砂漠で助けてくれた黒い長髪の男。
目が覚めて見たのは、同じ顔をした違う髪色の男。
それから~な話ですね。
結局のところ、男前二人にアンアンされてしまうお話
こだわって読まなければ十分楽しめるのかなと思います。
エロはもうすこしエロでもよかったな~とか。
最後のギャグものはいつものはっちゃけクセが見えるな~とか
とりあえず再読しますw

1

何もかもダメだがルックスだけが好み

マハラジャとアラブを混同する位の知識。
ごめん、私は世界地理は苦手なんだよ・・・orz

そもそも表紙買いした時は「アラブ」ものだと思ってました。
マハラジャって西アジアじゃなくて南アジア、インドじゃん・・・。

まぁ、傲慢で金持ちで一方的に愛をささげてくるという根本は
マハラジャとアラブは差はないのですが
取り敢えずであったとたん毒薬飲ませて殺そうというのは・・・正直ダメだ。

アラブものにある傲慢だが度量は大きい、でなくてこの二人の考え方はもう
ヴィシャとラージャ元々竹馬の友であるのにもう陰謀めいてる上に
お互いごちゃごちゃ誤解していて、もう度量が狭い狭い・・・。

そのための道具以下の道具として抱かれまくってる真矢を見てるとまぁ辛い辛い。
しかもべつに真矢はヴィシャにもラージャにも心惹かれるわけでなく
その想いレベルはせいぜい「常識的にみてそれは死ぬことじゃないだろ」とか
「ラージャが好きと言っとかないと殺される」というクラス。
ちょっともほだされてない。

「生きたお前が欲しい」
という言葉があって二人は和解。そうか、いっそのことラージャ×ヴィシャで真矢は当て馬なのか・・・そうかよかったよかった、やっと日本に帰れるね・・・じゃなかった。
結局お互いの愛の対抗心を受け止めさせられるため、二人とも受け止めさせられる次第。
ああ、真矢はどっちにも別に思いまったくないんだから離してやってくれ!と思ったしだいだw

というわけでマヤ視点だとどう考えてもバッドエンドにしか思えないこの本なのですが、
ヴィシャ/ラージャの美形ぶりがぶっ飛んでいてそっちの二人に肩入れしたくなるので
それに比べりゃ小市民な真矢の幸せとかどうでもいいかぁ、時が解決するだろう(苦笑)と思えてしまったwので・・・オマケの中立、という事にしておきます。

そうだった、買われてきた花嫁が面白かったから忘れてたけど、
この人は過去に何度も「趣味じゃない」「中立」をつけた元地雷原なんだったっけ・・・

2

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