オメガ・リバース~番えない君は夜に溺れる~

omega reverse

オメガ・リバース~番えない君は夜に溺れる~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×24
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
70
評価数
19
平均
3.7 / 5
神率
31.6%
著者
すぎちよ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
comic marginal &h
発売日
電子発売日
ISBN
9784575380941

あらすじ

セックスすると相手の性をβに変えられる性質「Δ(デルタ)」を持つ、壮一郎。困っているΩを救うため、依頼主をβにする仕事をしていた。ある夜、セックスを頼んできたのはαの青年。初めて抱かれる側になった壮一郎だったが、優しすぎる愛撫に戸惑ってしまう。彼の正体は、長い間会っていなかった幼馴染の新だった――。【セックスしたら、番えない】性別を超える愛を描く、新感覚オメガバース。後日談を描いたコミックス描き下ろし漫画13pを収録。

表題作オメガ・リバース~番えない君は夜に溺れる~

九条新,大学生,α
壮一郎,β,依頼主をβにするΔ

その他の収録作品

  • アフターストーリー①
  • アフターストーリー②
  • あとがき

レビュー投稿数5

かなり捻りを加えた設定ではある

一冊丸々表題です。
絵柄は好みが分かれると思います。


同じ施設出身の幼馴染み執着アルファ攻×同じ施設出身の特殊能力を持つオメガ受というカプです。

攻とのリバ表現はありませんが受が他のオメガを抱いている描写が極僅かですがありますので受が攻ポジに回るのが無理な方はやめた方が良いです。

お話はセックスすると相手の第二性をベータに変えられる能力を持つデルタの壮一郎(受)
オメガを救うために抱く事を仕事にしていた。
壮一郎の前にアルファの青年アラタ(攻)が依頼をしてきたが壮一郎は初めて抱かれるなら相手はもう決めてあるときっぱり断言し……という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。

設定はこれまでのオメガバに一捻り加えた感じで面白いとは思いました。
ただ壮一郎が自分がオメガになったとしても他の助けを求めるオメガがいる限り仕事(セックス)は辞めないという頑ななところが好きになれませんでした。
後、オメガバではアルファ、ベータ、オメガは第二性であって階級というのに違和感を持ってしまって生まれもった性質の変換ではなく階級(ランク)の変換なの?とモヤモヤしてしまいました。
それにこの世界観でも発情期は抑制剤が流通しているのを見ると辛いものという印象なのに壮一郎の発情期の理解もきちんと出来てない印象でなら何故オメガを助けたいの?となってしまいました。
最後にその理由も語られますが個人的には後付けの無理矢理のように感じてしまい萎え。
自分の家族の様な存在のユキ(オメガ)に初めては壮一郎にもらって欲しいと頼まれて抱いてその後にヴァージンはアラタにとなる思考回路も??しかなかった。

愛と救いを描く新感覚オメガバースとありますが結末だけを見るとどこに救いが?と思ってしまいました。
愛も家族愛的な方が強いのにそれを無理矢理BLにしなきゃいけないから恋情にしたって感じでした。

オメガバースとして設定はかなり捻られていてこれまでの作品とはひと味違いましたがそれを生かせていないといった印象で終わってしまいました。

読み返すことはないですね。

0

新しい切り口のオメガバース

まずはデビュー13年目のデビューコミックスおめでとうございます。

最近は色々なオメガバ作品が登場しですが、こちらの作品は「オメリバ」と言うらしいです。

今までに無い設定でとても楽しませて頂きました。
壮一郎のΩを助けたいって気持ちが独りよがりな感じが強くて、ちょとだけ共感出来ないのが残念でした。けれど新の壮一郎を思う真っ直ぐな気持ちは健気で、とても好感が持てました。

途中の壮一郎が騙されて市議の接待に利用された時の衣装だけが、コレじゃない感が強くて失笑してしまいました。(元々電子単話配信だったからでしょうか?)

結局は性別云々じゃなくて気持ちの強さなんですよね。終わり方もとても良かったと思います。

実はとても凄い人物だった闇医者とか、二人の幼馴染みで一番初めにβになったユキとか、一見悪そうなマサとか、魅力的な脇役が沢山登場してました。

オメリバをシリーズ化したら面白いのではと思いました。

0

新感覚オメガバース

電子分冊版の頃から大好きで、コミックス発売をずっと待ち望んでいた作品です。

性の狭間でもがく『Δ』の、救いと愛の物語です。

主人公の壮一郎(自身の階級はβ)は、セックスすると相手の階級をβにするという不思議な力(Δ)を持っていました。そんな壮一郎の前に金持ちのαが現れ、想い人と添い遂げるためβにデリートしてほしいと依頼してきます。実はその依頼をしてきた相手が、子供の頃に施設で一緒に育った幼馴染みの新だった...というところから物語が動き始めます。

見所は壮一郎が何故『Δ』として、階級社会に苦しむΩを救っているのか?ですね。

『Δ』の力には更に秘密があり、Ωを救うΔの力を使うことで自身が『Ω』になっていく...というもの。

新がもしデリートされたらα→β
β→Ωへ変化していく壮一郎とスレ違う性、まさしくこれが『セックスしたら、番えない。』ということです。

更にΔの力を利用する者が現れ、様々な困難が2人に襲いかかります。そんな中、壮一郎は新への想いを少しずつ育てていきます。
2人は無事に番うことができるのか!?是非、作品を読んで確かめてみて下さい!

登場キャラクターも魅力的です。

主人公の壮一郎(β)はぶっきらぼうで口は悪いですが、お人好しで優しい心の持ち主。セックスを仕事にしているのに、めちゃくちゃピュアだったりします。あと食いしん坊でジャンクフードが大好き。

幼馴染みの新(α)は、九条家の御曹司でお金持ち、イケメンですが、子供時代はちびで泣き虫、壮一郎に甘えていたので、時折チラッとその姿が顔を覗かせます。性格は天然ちゃんですね。少しズレたところがあるのも面白いです。そして好きな子にはスケベです(笑)

他にも物語のキーマンとも言えるユキ、壮一郎のΔの力に興味津々な闇医者、壮一郎と共に仕事をしているマサ等、様々なキャラクターが登場します。

また壮一郎と新の恋愛メインではありますが、色々な切り口から物語を楽しめます。

一途な幼馴染みα×階級デリートの青年Δの『新感覚オメガバース』

とってもオススメなので是非読んで頂きたい作品です。

4

今までない新しいストーリー

すぎちよ先生の作品は、どれも新しいストーリーだなぁといつも思って読んでいます。
Ωバースの話はたくさんありますけど、デリートする、と言う着目点がすごくいいです。
ぶっきらぼうだけど、心優しいβのDとαのアラタと。
辛い思いをしているΩのためにセックスをするD。
自分の本名も口にすることなく毎日を送っていて切ないです。アラタはずっと探していたんですね。大好きな壮を。
相手の階級を変えてしまうから、番になれない(T_T)
闇医者、そこは何とかしてあげて。二人にいつか可愛い子どもがやってきますように。
絵もキレイでおすすめの作品です。

3

ドラマチックです

セックスした相手の性別をデリート出来る新たな性別・Δ(デルタ)の主人公と、そんな彼を一途に愛するαの攻めによる新感覚オメガバースになります。
「これは面白そう!」と、めちゃくちゃ好みの設定のため購入しました。

まずこちら、設定が斬新ですし、それだけじゃなくて主役二人の恋愛もしっかり描かれていてと、とても素敵なお話なんですよ。
えーと、主人公であるソウですが、彼自身はβでありながら何故か寝た相手の性別をデリケート(消去)する事が出来るんですね。
で、彼は強気で悪ぶってはいるんですけど、実はすごく思いやりのある優しい人物なんですよ。
自身の体質を生かして、生きるのが困難で助けを求めるΩ達を抱いては、彼等をデリートしてβにしてきた。

そして、そんな彼にデリートの依頼をしてきたのが、αの御曹司・新。
彼ですが、実は同じ養護施設で育った幼馴染みで、ずっとソウを迎えに行く事を目標に生きて来てー・・・って感じになるんですけど。

これね、読んでみての一番の印象ですが、すごくドラマチックなんですよね。
ソウの特殊な体質Δですが、なんと本当の所は、相手の因子を吸い取るってものでして。
その為、何年にも渡りΩと寝てきたソウは、自身がΩへと変化してきてしまっている。
また、愛し合いながらも、寝れば相手をデリートしてしまう。
新をベータに変えてしまった時、Ωであるソウと共に生きていけるのかー?
二人はまさに純愛なんですけど、そんな彼等に次々降りかかる過酷な試練に、切なくも萌えちゃうと言いますか。
王道ではあるんですけど、愛に性別とか階級とか関係無いんだよと言うメッセージ性も素敵と言いますか。

と、そんな感じですごく素敵なお話なのです。
素敵なお話なのですが、若干気になる部分なんかもありまして。
えーと、こう、ちょっと設定の詰めが甘いと言うか、なんか細かい部分がボンヤリしてると言うか。
や、ソウのこの特殊な体質ですが、結局は最後まで謎のままなんですよね。
闇医者やもう一人の幼馴染みが研究してはいるものの。
何故デリート出来るのか?
何故、性行為がトリガーになるのか?
このへんが謎なまま終わっちゃうので、エロに都合の良い設定だな!感がどうしても出てきちゃうと言うか。
またソウですが、子供が出来ない体質なんですよね。
これも特に理由は描かれてない上に唐突に出てくる為、二人の切なさを盛り上げる為だけの都合の良い設定に見えてきちゃうと言うか。

あと、実はオチも良く分からない・・・。
新ですが、結局はβになっちゃって、その上戸籍まで無くしちゃって、もうこの先どうすんだ的な。
戸籍無いと困るだろうし、Ωのソウはこれから一生発情期に苦しんで行くんかなぁと。
てか、これは私の読解力の問題だとは思うんですけど、二人は番になれたんかなぁとも。
番になれた的な事は言ってるんですけど、なら発情期は大丈夫なハズなのに、そのへんは微妙に困っているみたいなラストだったし。
う~ん・・・。
相手の因子を吸い取るソウは、ベータの新と何回もエッチする事によって・・・と、希望が見えるラストではあるものの、ぼんやり曖昧なままなんですよね。
このへんをもうちょっと丁寧に描いてくれたら世界観に浸り切って楽しむ事が出来たのにと、残念で。
そもそも、これは大前提からになるけど、相手の性別をデリート(消去)するなら寝た相手はベータじゃなくて無性別になるんじゃないかと。
申し訳ないけど、こう言う部分のアラが目立つんですよね。

とは言え、全体的には好みの素敵な作品でした。
細かい部分は気にならなくて、新感覚のオメガバースに興味をそそられた方にオススメしたいです。

6

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