オレよ、素直になれ!!!

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灯先輩と氷河の大変な生活

akarisenpai to hyouga no taihen na seikatu

灯先辈与冰河的艰难生活

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表題作灯先輩と氷河の大変な生活

ルームシェアのデザイン科1年生 蒼戸女氷河 19歳
美大油絵科の3年生 灯紅一郎 20歳

その他の収録作品

  • 吹雪とミドリの始まらない日常

あらすじ

美大3年生の灯は、性的な言葉を聞くと激しく赤面してしまう純情男子v
ある日、ルームシェア相手として見知らぬ下級生・氷河を紹介される。
そいつは1年生だというのに、上から目線で毒舌を吐きまくる超生意気なヤツ!!!
とどめに、最も苦手な『童貞(発火ワード)』を連呼された灯は、同居を断固拒否するが──!?

奥手でド直球な先輩と、超弩級ツンデレ後輩の、焦れ萌えライフ!

(出版社より)

作品情報

作品名
灯先輩と氷河の大変な生活
著者
田中ボール 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
シリーズ
灯先輩と氷河の大変な生活
発売日
ISBN
9784775519295
3.7

(49)

(14)

萌々

(19)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
179
評価数
49
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数12

台詞が良い

展開とかに意外性はあったりはしないんですが、コメディ調でテンポも良くて読みやすく、私は何より作中に出てくる台詞が好きでした。多くのシーンのセリフが胸を打ちます。個人的に一番好きだったのは「物や色や感情が、なにもかもが2人の間でごちゃ混ぜになる。先輩がそれを『いいな』と言う。」「こんなに幸せなことはないーー」というセリフです。ぜひどの場面で出てくるのか読んで確かめて見て欲しいです。

1

病的なツンデレレベルが笑える

美大生同士、先輩の紹介でルームシェアをすることになっちゃった一年生の氷河と三年生の灯先輩。

初対面なのに「バカが!」「童貞先輩」と言っちゃってお互いに一触即発の二人。当然、犬猿の仲みたいになっちゃってどうやってBがLになるのか?このままケンカップル路線でずっといくのか?と思ったら、結構早い段階で氷河が灯先輩に対して恋に落ちてしまいます。灯先輩のことをあんなに童貞先輩とバカにしていたんだけど、あるきっかけで灯先輩のことを見直すんです。
氷河には有名デザイナーとして名を轟かせている優秀な兄がいて、周りからは有名な兄の弟という色眼鏡を通じてしか見てもらえなかった氷河だけど、灯先輩だけが有名デザイナーの弟だからなんだと言ってくれるのが新鮮で救われる氷河。

この人のこと結構好き…と思ったのに、口をついて出たのは「バカが」の一言。

人に好意を伝えるのが久しぶりすぎて、思っていることと真逆のことが口をついて出てしまう!もうこれが病的なツンデレレベルで笑えます。デレの部分は本人と読者しか判っておらず、灯先輩側からするとツンしかないという状態です。本人もアベコベすぎる自分の行動に悩んで病院行こうかな…と思っちゃうほど。

ツン部分しか見えない灯先輩にはお気の毒だけど、あぁ何でこんな事言っちゃうんだ!俺!!とジタバタする氷河の心の内側が可愛い。そして氷河が時々暴走しちゃって言葉ではなく態度で示しちゃう部分にドキっとさせられます。
告白ですら否定の否定で拗れすぎててややこしいんだけど、氷河の心臓がドキドキしているからちゃんと本気だと伝わるっていうのもいいです。

2

攻めの天邪鬼っぷりが徹底してます

答姐でオススメされていたので読んでみました。
攻めが先輩に対して態度悪いなーと思いながらもこれがどんなラブ展開になっていくのかとドキドキワクワクしていたら、見開きの「バカが。」発言に大爆笑してしまいました。
凄いインパクト!!
その後は攻めの心の声が常時聞こえていたので、ヘタレっぷりを楽しめましたが、普通に言葉だけ聞いてたら、コイツ本当に性格悪いなとしか思えないと思います。
心の広い受けの好感度が高いです。
エロシーンなんて、攻めがもはや心の声と会話までしちゃってるし、ヘタレなのにやたらオラオラなのが笑えました。
すれ違いや誤解にヤキモキさせられますが、絵柄も可愛くて、楽しめました。


1

楽しい^^※

萌えるかと言えば萌えはしない。
ムードも減ったくれもあったものじゃないですが、
実にドタバタ感がたのしい1冊なのです。

お話の始まりは突然同居人から言い渡されたサヨナラ宣告。
「大丈夫、変わりはよういしてあるから」
ところがその同居人、後輩のくせに超不遜。
生意気で上から目線。
ところがあることをきっかけに豹変・・・する?!
や、気持ち的には「好き」に傾いても
かたくなに表面が変わらないのが面白い。
「ツンデレ」と銘打ってはありますが
相手からすればそれはツン☆オンリーなわけで。
「ツン」の自覚はあるからあと一歩、とは思うのだけど
自らも「ツン」の有り所に葛藤している様が面白いので
ま、そのままでもいいのかなと思ってみたり。

次回は少々のデレでも期待したいところ。

2

発火


灯先輩、発火しすぎですね。確かに可愛いけども……その内、燃えちゃいませんか?
それても、沸騰しすぎで脳みそ溶けちゃいますか?

この、カップル面白いわ。
氷河も脳内の俺とは別の言葉が出ちゃったりして。しかも、言ってはいけないワード的な。

表紙とかの絵の具で童貞とかバカとかモヤシとかオレ様とか書いてあるのが、なんか気になって思わず手にした作品でした。

でも、くるくるパーマと下まつ毛の緑山ミドリってキャラが一番好きかも知れない。

3

とにかく!

とにかく!面白い!
ぜひ一度は読んでもらいたい作品です。

なかなか素直になれない(ホントに素直じゃなくてもはやツンデレのレベルを超えてまわす笑)吹雪と初々しいわりにド直球な灯先輩の話。
全体的に絵も綺麗ですし、話もきちんとまとまっていて読みやすいです。好きになった理由もちゃんとわかります。適当に誤魔化したりとかしてません。

話はなにより、総合して可愛すぎです。
こっちが、「ああああああああああもうじれったいいいいい」と悶えてしまうくらいに可愛いです笑
「吹雪」自身ときちんと向き合ってくれる人となかなか出会えないまま成長し、色々と捻くれてしまった吹雪。そんな時出会った灯先輩はきちんと「吹雪」自身と向き合ってくれた。しかし、そんな先輩に感謝や好意を伝えようとしても、そんな気持ちを伝えることが久しぶりすぎて素直になれない!!
って感じの話なんですが、シリアス一直線というわけでもなく、けれどギャグだけで終わってしまっているだけでもなく。半々くらいに綺麗に収まっている話です。

1

あらかわいい。微笑ましいね。

うむ。かわゆい。
。。。こんな感じの作品でした。
この作者さんが別の名前で仕事をしている漫画を読んでこの絵好みだな~と思っていたら見つけたので半表紙買い、半作者買いだったこの作品。
正直話やキャラ設定には新しさや盛り上がりなどは無かったのですが、読んでいてなんと言うかすごく癒されると言うかなごむと言うか、個人的にはかなりよかったです。
作品全体が凄くあかるい感じでテンポがよく、気軽に読みやすいという所ももちろんよかったのですが、なんといってもキャラクター達がみんな可愛いんですよこれが!!キャラ設定は先に書いた通り目新しいと言うところは無いのですが、年上なのにすぐ真っ赤になってしまう先輩、ツンデレのツンが出すぎて上から目線なちょっとムカつく後輩、もうほんとTHE正統派かわいい!!そんな感じです。そら萌えるだろッッッッッ!!しかも絵と言うか表情を漫画的に描くのが上手い作者なのか凄くひとつひとつの表情がかわいいです。

絵やキャラ設定が好みであれば一度読めば好きになると思います。

1

はっきりいってしゅみじゃない

この氷河みたいなキャラは、大嫌い。(心の声も、ユニゾンで)
でも、この氷河の、本当の気持ちと裏腹につるつる出てきちゃうツンデレな悪口と、それを諫める心の声とが同じコマで争っている、このスタイルはすごくおもしろい。
氷河の事を、かわいいツンデレって思えるなら、楽しい作品。
絵もかわいいし、自分のことには自分が真摯にならなきゃって灯先輩がストレートに主張したりするところとかもイイなって思う。
それでもなぁ、
いくら、氷河は心の中では、好きだって素直にいいたくてじたばたしているのに、口から出ちゃうのは「バカが」なんだよって絵にされても、灯先輩にしてみれば「バカが」だけしか聞こえないわけで、
灯先輩が真っ直ぐなキャラだけに、余計に可哀想で、

1

ドカーン☆ドカーン☆

ツンデレ。
どっちも 天邪鬼。
初SEXしている時の擬音語がウケました。
私は なかなか話が一向に進まないので
途中からどうにもこうにもイライラしてしまい
二人とも いいかげんにしなさい!!って叫んでしまいました。
短気は損気。
だが 合わないものは どうしても合わなかったです。
コマワリの上手さが光っていました。
でっかく「バカが。」(好きだ・・・)の場面は驚きでした!
感情表現が分かりやすくて描いてあって良かったです。
天邪鬼が素直になるとは 難しいものよ。苦労するわね~。

0

最強のツンデレ天邪鬼!

いや~実によかった、面白かった!!
1冊通してツンデレが全力疾走しておりまして、飽きることなくジェットコースターのように怒涛となって攻めてまいります(爆)
だけどね、それをお笑いで茶化すんじゃなくて、ちゃんとトラウマとか、気持ちの機微とか、そういう切ない気持ちもちゃんと中に含まれていて、充実してるんです。
また新たなツンデレの名作(迷作?)が生まれた気がしますよ♪

美大生の灯の新しいルームシェアの相手になった男は、1年生のとーっても口の悪い、傲岸不遜の俺様・氷河。
こんな奴とはルームシェアなんかできないー!
だけど、氷河の兄が有名なデザイナーだってことを知り、なんだ、あいつは兄貴が有名だからそれにあぐらをかいてこんなにいばってるのかと思った灯。
それを「お前勘違いするなよ!俺はお前と向き合ってるんだ!」と真っ向から叱られたことで氷河は灯に惚れてしまう。
氷河は、小さい頃から出来のよい兄と比較されそれがコンプレックスに、おまけに、よって来る人々は兄の名声があるからこそ擦り寄ってくる、だからちょっと人間不信な感じになっていて、だから精一杯突っ張って、突っぱねて、不遜な態度で思っていることも口にできなくなっていたのです。
今まで、ずっと本音を言えなかった氷河だから、灯に優しくしたいと思っても口をついて出てくるのは憎まれ口ばかり。
その度に、灯を怒らせたりするのですが、
兄の有名デザイナーの吹雪が帰国して、、、、

とまあ、あれやこれやが発生するわけですよw

愉快なのは、素直な言葉が口に出せない氷河の脳内氷河の登場。
それの言葉の変換が見事すぎて、思わず吹き出す、吹き出す(笑)
この氷河を動かしてる、灯の存在が、実は氷河に目が行きがちだけど、いい役目をしてるんです。
彼の正確ですね♪
純情一途で、まっすぐで、情熱を持っていて、
だからこそ、氷河のツンデレの言葉の裏の実際の行動をきちんと見て、彼を評価することができる、かなりポジティブな人。
その割に、天邪鬼発言に踊らされて、発火しまくってましたが(笑)

こうした、性格の面白さを見せながら、自分の一番好きな”人としての成長”を描いているから、余計にツボったんですね!
トラウマから逃げないでまっすぐ向き合う勇気をもらって一歩踏み出した氷河。
中々天邪鬼は治りそうにないけれど、こうした相互向上タイプのカプは、とってもとっても、見ていて気持ちがいいです!

2

ツンデレBLの革命だ!

いやー、斬新だ。

ツンデレものという物は大抵は「ツンデレに逢う方」の視点で書かれることが多くて、
この本についても名前からして寒そうなツン、氷河が
兄へのコンプレックスと戦いながら、それでも無意識にデレるところに
灯がきゅんと来るのかなーとか思ってたのです。

ところが・・・まるっきり違うかった(苦笑)
「好きだ」の代わりに見開きどアップ黒バックで「バカか」と衝撃的な言葉を吐いてから
この本の主役はどこまでもツンデレ氷河の一人漫才。
まっとうな事を頭の中では考えてるのに言葉に出すともう滅茶苦茶な氷河が
そのことについてなぜそんなこと言うんだぁ!と本音君に言われながら、
とにかく悩み続けるのがミソなわけです。

それにさらに灯のファーストキスを奪った男でもある氷河の兄、吹雪が
またいらん方向に絡むことによってますます氷河は兄へのコンプレックス+思いのままにならない自分の口に振り回されるのです。

「嘘の嘘はほんとですよ~わかりますか~先輩!」
と訴えかける本音君の思いが先輩に伝わって、よかったよ。

そしておまけのショート。吹雪、お前も本音君と会話する奴だったのか!

2

ツンデレくんの心のうち、お見せしますw

初読みの作家さん。
本屋の新刊のコーナーで、黄色っぽい表紙がふと目に留まって読んでみました。

灯くんは20歳、美大の3年生で、童貞。
同居していた先輩が彼女と暮らす事になり、勝手に決められた次のルームメイトは
留学から帰ったばかりの見も知らぬ1年生、氷河くん、19歳。

非常に俺様な氷河くんは、実は有名な兄・吹雪への強いコンプレックスがある。
でも、灯先輩は「吹雪の弟」としてではなくて自分を見てくれ
…ふぉーりんらぶ♡

ところがこの氷河、極めつけのツンデレで全然素直になれない。
そこにお兄ちゃんが出て来てひっかき回したり、
グループ展で根を詰めた灯が倒れたり、
最後はお互いの気持ちが通じ合い、とお話自体は割と王道な道筋。

表紙の絵は好みだったのですが、漫画自体の絵はソレホドじゃあないし
ストーリーが特に心動かされる物だった訳でもない。
面白かったのは、ツンデレくんがセリフを言うたびに、二重人格よろしく
本音君とツン君が鬩ぎあっているのが絵で描かれているところや
Hシーンで、アチコチ黒塗り伏せ字になっているなどの、ベタなコミカルさ。

それと、「真摯でもそうじゃなくても結構生きるのは大変なんだろう。
だったら俺は真摯な方が好きだ、それだけだ…」みたいな真っすぐなセリフ(by 灯)が
てらいもなく繰り出されているところが、可愛いです。

2

この作品が収納されている本棚

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