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表題作淫らな夜の蜜香

世界的調香師でイタリア貴族の末裔 ダンテ
冴えないサラリーマン 鞠谷芳樹 24歳

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  • あとがき

あらすじ

「か…嗅がないでください…っ」
「そそる匂いの、淫らな身体だ」
平凡なサラリーマン・鞠谷は絡まれている所を助けてくれた、美形のイタリア人・ダンテに押し倒され――お前の香りは男を引き寄せるフェロモンだと教えられる。
体中を愛撫で濡らされ、昂ぶりで犯され、激しい快楽に啼いた鞠谷。
そしてダンテの正体は、世界に名を馳せる調香師で、名門貴族の後継者だった!!
逃さない」とダンテに独占欲と熱い愛を露わにされ、戸惑うが…!?
身分違いの淫らなラブ!!

(出版社より)

作品情報

作品名
淫らな夜の蜜香
著者
眉山さくら 
イラスト
環レン 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784799711910
3

(3)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ワタシ・・・臭いんです

環レンさんの素敵なイラストがばっちり、これだけで高評価になってしまう(笑)
そして内容は、フェロモン系のお話で、ビーボーイSLASHですから若干エロが多め、
世界的に有名なイタリア人調香師と自分の体臭が気になって仕方ないコンプレックスの
かたまりみたいな地味で冴えないリーマンとのラブストーリー。

リーマンの受け様は、過去に親友だと思っていた相手に襲われそうになり、
未遂で終わったものの、翌日からその相手や仲間たちに気持ち悪いとか、変な匂いが
いつもしていると傷つけられ、自分の身体が臭いと思い込んでるのです。
この受け様の匂いは、男限定で惹きつけるフェロモンのような匂いで、ノーマル男も
その気にさせる強力な匂いなのですが、本人はその事実に気が付いて無く、
単に臭い匂いから、そのせいで男に絡まれたりすると思い込んでる。
リサーチ会社に勤務する受け様は同僚とリサーチを兼ねて人気のお店に行き、
そこでどこか人と違うオーラを背負った迫力のあるイタリア人攻め様とぶつかり
そこから思いもかけない事態へと進むのです。

調香師である攻め様は受け様の匂いに一目ぼれ状態で、トラブルに巻き込まれた
受け様を助け、その後二人で飲みながら、受け様は攻め様の雰囲気に流されるように
抱えていたトラウマを話してしまい、攻め様から自分の匂いを誤解していると告げられ
受け様は、半分強引に攻め様に抱かれてしまう。
二度と合う事が無いと思っていた攻め様に、仕事上で再会することになり、
熱く口説かれるようになり、ネガティブでコンプレックスに悩まされている受け様が
攻め様に見た目からも改造され、更に可愛がられることで、どんどん変わっていく。
最終的にはトラウマを攻め様のおかげで克服するのですが、逆に攻め様は不安になる。
自信を持つようになった受け様は無自覚で相手を誘うから攻め様は心配なのです。

攻め様の嫉妬や独占欲が受け様に伝わらなくてすれ違ってしまうのですが、
変わった受け様は、勇気を出して攻め様に素直な気持ちを伝えることでハッピー展開。
溺愛型の甘いラブストーリーになっています。

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