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表題作業界系ノジジョウ。

近藤慶,35歳,放送作家
高坂喬,23歳,若手俳優

同時収録作品王子、池袋系。

エリート会社員の恋人 甘利征二・27歳
オタク 朝比奈充・21歳

その他の収録作品

  • 俺の家に芸能人が入り浸って正直困惑しているんだがどうすればいい!?
  • 青年のジジョウ。~悩める高坂喬編~
  • あとがき

あらすじ

今大注目の若手俳優・高坂の片想いの相手…それは、放送作家の近藤!
数年前、落ち込んでいた高坂を優しく励ましてくれた近藤と、どうにかして も~っと近づきたい! けれど大人な近藤は全然ツレなくて――!?
華やかな芸能界で秘密の恋 キラキラリーマン×純情オタクの胸キュンラブ「王子、池袋系。」番外編も収録。

(出版社より)

作品情報

作品名
業界系ノジジョウ。
著者
サクラサクヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
王子、池袋系。
発売日
ISBN
9784799712320
3

(18)

(0)

萌々

(5)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
52
評価数
18
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

こっちがあとで良かったのかも…

『王子、池袋系。』のスピンオフです。なんて、さもスピンとわかっていて買ったみたいな感じですが、全然気づかずに読んでいて、途中に甘利さんが出てきたので、ん?この名前…なんか聞いたことある…ような……となったのです。鈍い。
『王子』のときほどキラキラしてないし甘利さん。気づかないよ。
そういえばこの黒ロン毛の近藤さん、『王子』に出てましたよね。甘利さんが居酒屋で恋愛相談して、ノンケの近藤さんはドン引きしてた憶えが。
その近藤さんが、売れっ子俳優の高坂君に猛アタックを受けます。
子役を一時引退していた高坂君が、役者として復帰したものの、自分の力不足に落ち込んでいたところを、近藤さんにアドバイスを貰ったことで好きになってしまったという。
王子組はBL漫画好きという楽しい共通点があったけど、この二人の共通点は強いて言うなら生い立ちの特異性。
性格もノリも違うし、一回りの年齢差からくる感覚的なギャップがあったり、なにしろ近藤さんはノンケ。
高坂君の体当たり的な強引さがなければ、うまくいかなかったと思うばかりでした。
でもこれってほんとに一か八か。タイミング合わなければ、高坂君は玉砕の可能性が高いので、どうなるのかヤキモキしながら読んでいました。それだけに、近藤さんがあっさり受け入れたことにちょっと物足りなさが。
うーん、こういうバランス、難しいですねえ。
後半に『王子』カップルのお話が載っていますが、なんだかそっちに持っていかれた感じです。やっぱこっちのカップルには負けるんだよなあ。

2

ほんとオヤジだわ

業界人だけど、一般人と変わらない放送作家の攻め様と若手俳優とのお話。
ラブと言うには淡泊で、何やら二人とも今までの人生後ろ向きな感じで、
今一つ前に進む事が出来ない状態で足踏みしているみたいなのです。

受け様は昔子役でデビューして、母親がステージママ状態になり過ぎて、
子供が嫌がってもお構いなしで、更に家族崩壊で、受け様は祖母に育てられそれから
普通の子供のように暮らした後に、高校生になり再びスカウトされて業界に舞戻る。
未だに母親との関係はギクシャクしていて、そんな時に元気づけられた相手が攻め様。
そこから受け様は攻め様を慕うようになる。

そして攻め様は、17才と若い時に未婚のまま自分を生んだ母親と、その後18才も
歳の離れた弟が生まれ、3人でちょっと歪みのある家族ながらも、弟と母親を自分が
守らなければと言う思いで生きて来て、母親が若いうちに亡くなった事で、
攻め様は今度は歳の離れた兄&父親代わりで弟を育てるオヤジみたいに生きて来て、
すっかり35歳なのに、なんだか枯れ気味な時に、受け様に懐かれ告白される。

二人とも、過去のこだわりの中にいるのですが、受け様の告白で前に進む事になり、
受け様も攻め様と付き合う事で母親との関係を前に進める事になる、そんなお話。
内容的には良いと思うけれど、個人的な萌えどころが攻め様のオヤジネタくらいしか
感じられなかったなぁ~なんて感じですかね。

1

近藤、おぬしwww

「王子、池袋系」で、天然王子・甘利のよき相談役だった放送作家の近藤が攻めとなったスピンオフですが・・・
ヒナのよき相談相手だったオタ仲間のモリが近藤とくっつけば?なんて言っていたら全然違う相手が準備されていましたーーー!!
ま、そうよね(汗)
オタもってきたら池袋系と似た感じの組み合わせになっちゃうかもしれないもんねw
この一冊、業界が舞台の割にとっても堅実なお話となりました。
近藤の枯れキャラが、その外見にとてもあっていて(?)大人なんだけど爺むさい感じもして、かと思うと結構唐突だったりして、
常識人で一見つまんなさそうなんだけど、意外性のある性格が不思議かも。

一時子役で活躍したのち引退、再び俳優として再デビューをして活躍している高坂が好きなのは放送作家の近藤。
実は駆け出しのころに彼にかけてもらった言葉に力をもらい、それから彼に認めてもらえるように頑張ってきた成果が現在の姿なのです。
だけど、どんなにしたっても近藤とは知り合い以上友達未満のような。。。
思い切って高坂は近藤に告白します!

割と高坂がポジティブな青年です。
彼なりに母親との確執というか子役時代のトラウマを抱えてはいるのですが、それでも仕事を含めとても前向きで態度で言葉で示す積極的な子でした。
むしろ、問題なのが近藤。
彼には年の離れた弟があり、7年前に母親が亡くなってから父親代わりをしている使命感みたいのが優先して、プライベートや自分のことがおろそかになってる現実。
弟にも親友の甘利にも指摘されますが、高坂に告白されることによって、自分を見つめなおすという、近藤の気持ち次第の展開でした。
・・・しかし・・・
近藤、決めたら早!!!(爆笑)
淡々とした顔と表情でいっちゃうから、おじさん、おじさん、、、www
まあ、ハッピーエンドには変わりないけど。
近藤恐るべし(笑)
描き下ろしの[青年ノジジョウ]にて明らかに♪

同時収録は「王子、池袋系」の甘利とヒナのカプが偶然高坂と出会って、業界パーティーに強引に連れてかれちゃって~ならぶ甘話ですが、
やっぱりこのカプ面白いですね♪
甘利のシレっとして天然がもうツボっちゃうよ!

1

あれ・・・!?

近藤さんはもう35だったんですね・・・甘利と似たり寄ったり位だと思ってた。
業界系だからかな、年を感じさせないルックスなのは。
中身は年齢並、ヘタすっと年齢以上にオヤジで、年の離れた弟をまるで「子離れできない父親」のように構って完全に自分の幸せとかがどっかに放置されている感じ。

キスをした数ページ先でもうエッチしているというジェットコースターみたいな展開をうまい事言葉でコーティングしているテクニックは凄いなと思いますが、
「もっと続けるつもりの連載をぶっちぎられたのかな?」
と疑惑に思ってしまう所もありやナシや。

母親というトラウマと弟という重荷を取り払うべくスカッとくっつけたことはめでたし、ですが、ほほー、という感想を抱いた以上の何かがなかったのはなぜだろう。
芸能界という世界の遠さなのかな・・・。

1

業界事情w

おっさんが一回り下の恋人を甘やかす。
これってよく考えたらものすごく可愛いとおもうのだ(*´д`*)ハァハァ
逆にスマートじゃないBL萌とかあってもいいと思うの。
とはいえ、存外ガツガツしててどーよと思いもするんですけどね。

お話は、昔励ましてくれた年上のあの人に会いたくて
再会して嬉しくて
存外頑張っちゃって。
猛烈アプローーーーーーーーーーーーーチ!頑張れ俺!
な、受の奮闘記。
最初の好きから恋愛の好きへのシフトのタイミングがわかりにくかった。
「付き合うか!」「やるか!」のタイミング
なんかリアルってこんな感じなの?リア充な感じか?
立て続けに3冊この作家さんの本を読んだからなのか
どの攻もこのパターンな気がしてなんだかちょっとグッタリ

なんにせよ、攻に近づきたくて頑張る受は可愛かった。

「王子、池袋系」の二人も登場してますね。
甘くてよし(ノ∀`)

1

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