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『王子、池袋系。』のスピンオフで、『王子~』の攻め様甘利さんの友人で『王子~』にも登場していた近藤さんが今回は主人公です。
本編の方は前作を読んでいなくても大丈夫だと思いますが、同時収録されている短編が『王子~』の2人がメインなので、やっぱりそちらを先に読んでいた方が収録作品全部楽しめると思います。
どちらのカップルも芸能界が関わってくるのですが、今回の受け様は俳優なのに余り華やかな雰囲気ではないですね。
『王子~』での甘利さんの方がキラキラしてました(笑)。
でも俳優も華やかな世界だけじゃないんだという感じのお話です。
地道な努力と積み重ね、そして根性というところがこの作品では目立っていたかな(あ、でも決してスポ根のような作品ではありません 笑)。
何年も想いを秘めてきた受け様が一生懸命に、誠実に攻め様にアピールしている姿に好感を覚えました。
攻め様もとても真面目なんですよ。とても責任感のある大人でした。でも手を出す時は速攻なのが笑いました。
思い立ったら即行動タイプなんですね、きっと。
同時収録の『王子~』のカップルのお話では相変わらずラブラブなのが見れて良かったです。
おっさんが一回り下の恋人を甘やかす。
これってよく考えたらものすごく可愛いとおもうのだ(*´д`*)ハァハァ
逆にスマートじゃないBL萌とかあってもいいと思うの。
とはいえ、存外ガツガツしててどーよと思いもするんですけどね。
お話は、昔励ましてくれた年上のあの人に会いたくて
再会して嬉しくて
存外頑張っちゃって。
猛烈アプローーーーーーーーーーーーーチ!頑張れ俺!
な、受の奮闘記。
最初の好きから恋愛の好きへのシフトのタイミングがわかりにくかった。
「付き合うか!」「やるか!」のタイミング
なんかリアルってこんな感じなの?リア充な感じか?
立て続けに3冊この作家さんの本を読んだからなのか
どの攻もこのパターンな気がしてなんだかちょっとグッタリ
なんにせよ、攻に近づきたくて頑張る受は可愛かった。
「王子、池袋系」の二人も登場してますね。
甘くてよし(ノ∀`)
ほうほう、王子、池袋系。のスピンオフとな。
まぁスピンオフ言われても前作知らないからなんとも言えないんですが、
小説のほうのイラストでお見かけする方だから買ってみたというそれだけの動機でした。
内容は業界系ということですが、あまり濃く業界ネタが入っている感じでもなく、
二人に焦点を当てるならこれぐらいでも良いのかな、
でも業界という設定があるのに、こんなに綺麗にまとめちゃうともったいないな、
とも思いながら読みました。
絵が丁寧に描かれていて読みやすかったです。
これからも新規開拓頑張るぞ。
『王子、池袋系。』のスピンオフです。なんて、さもスピンとわかっていて買ったみたいな感じですが、全然気づかずに読んでいて、途中に甘利さんが出てきたので、ん?この名前…なんか聞いたことある…ような……となったのです。鈍い。
『王子』のときほどキラキラしてないし甘利さん。気づかないよ。
そういえばこの黒ロン毛の近藤さん、『王子』に出てましたよね。甘利さんが居酒屋で恋愛相談して、ノンケの近藤さんはドン引きしてた憶えが。
その近藤さんが、売れっ子俳優の高坂君に猛アタックを受けます。
子役を一時引退していた高坂君が、役者として復帰したものの、自分の力不足に落ち込んでいたところを、近藤さんにアドバイスを貰ったことで好きになってしまったという。
王子組はBL漫画好きという楽しい共通点があったけど、この二人の共通点は強いて言うなら生い立ちの特異性。
性格もノリも違うし、一回りの年齢差からくる感覚的なギャップがあったり、なにしろ近藤さんはノンケ。
高坂君の体当たり的な強引さがなければ、うまくいかなかったと思うばかりでした。
でもこれってほんとに一か八か。タイミング合わなければ、高坂君は玉砕の可能性が高いので、どうなるのかヤキモキしながら読んでいました。それだけに、近藤さんがあっさり受け入れたことにちょっと物足りなさが。
うーん、こういうバランス、難しいですねえ。
後半に『王子』カップルのお話が載っていますが、なんだかそっちに持っていかれた感じです。やっぱこっちのカップルには負けるんだよなあ。
近藤さんはもう35だったんですね・・・甘利と似たり寄ったり位だと思ってた。
業界系だからかな、年を感じさせないルックスなのは。
中身は年齢並、ヘタすっと年齢以上にオヤジで、年の離れた弟をまるで「子離れできない父親」のように構って完全に自分の幸せとかがどっかに放置されている感じ。
キスをした数ページ先でもうエッチしているというジェットコースターみたいな展開をうまい事言葉でコーティングしているテクニックは凄いなと思いますが、
「もっと続けるつもりの連載をぶっちぎられたのかな?」
と疑惑に思ってしまう所もありやナシや。
母親というトラウマと弟という重荷を取り払うべくスカッとくっつけたことはめでたし、ですが、ほほー、という感想を抱いた以上の何かがなかったのはなぜだろう。
芸能界という世界の遠さなのかな・・・。
