失恋と同時に恋をされる側の痛みを知る――幼なじみのセンチメンタル・ラブ

花畑と別れ話

hanabatake to wakarebanashi

与花圃道别

花畑と別れ話
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神16
  • 萌×215
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
11
得点
175
評価数
47
平均
3.8 / 5
神率
34%
著者
 
媒体
コミック
出版社
エンターブレイン
シリーズ
B's‐LOVEY COMICS(コミック・エンターブレイン)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784047286191

あらすじ

仲の良い幼なじみ3人組のたくや、ゆいじ、あき。
たくやはあきに密かに恋をしていたが、あきに彼氏ができたことであっけなく失恋する。
ショックを隠せず、泣いてしまったたくやにゆいじが告白してきて……。

たくやとゆいじのその後を描いた24ページの描き下ろしも収録。

(出版社より)

表題作花畑と別れ話

仲良し3人組の一人  ゆいじ
仲良し3人組の一人  たくや

同時収録作品バイバイベイビー

野々山さんの後輩  遼太郎
遼太郎の恋人  野々山さん

評価・レビューする

レビュー投稿数11

優しさに胸が震える

数年ぶりに小嶋さんの作品を読んだのですが、絵柄が随分と変わっている気がしてぴっくりしました。
特に表題作がそう感じたのですが、同時収録の「バイバイベイビー」は表題作程感じなかったです。
でも、絵は多少変わっていたとしても、暖かいお話やキュンとするようなところは変わってないなと思いました。
どちらのお話も好きでしたが、二つのうちどっち?と聞かれたら、「バイバイベイビー」の方が更に強く心に響きました。
主人公の父親が一体何をしているのか分からないのですが、まだ高校生のはずの主人公が幼い腹違いの弟と2人残されて頑張っているのがもうなんとも…。
苦労しているはずなんですが、そういうのは表には全く感じられず、2人とペットのうさぎちゃんと一緒に生きています。
そこへ主人公の恋人も加わって、喧嘩も絶えないのですが、みんなで暖かく生きている姿に癒されました。
モノローグや台詞も優しさに溢れていて涙誘われました。

1

あぁ~

これが青春時代の甘酸っぱい恋かぁ~って感じです。
自分もそんな時代があったなぁ~って感じです。
キス止まりなので、ちょっとエロ的には物足りないですが、ストーリー的には満足です。

同時収録の「バイバイベイビー」は目線は攻めキャラでも受けキャラでもなく攻めキャラの義理の弟の目線で、初めてだったので結構新鮮な感じがしました。
こちらもエロはなくちょっと物足りないですが、純な恋愛って感じです。
最初は攻めキャラの義理の弟ディディが大人になって義理の兄である遼太郎と恋をするのかなって思っていたからちょっと残念な感じはしましたけれど(兄弟シチュが大好きなもので・・・)

2

ザ・青春って感じ

この本はさわやかです。
特に「花畑と別れ話」は、これでもかというほど胸キュンシーンがたくさんで、何度「心臓にわりぃわ!」と叫んだことでしょう・・・(笑)
ゆいじがいちいちかっこよくて、でも好かれるたくやの苦しさもわかる。
そんな一作です。

1

青春の甘さと淡い恋

小嶋ララ子さんの絵柄ももちろんですが、お話からも終始きらっきらしたものを存分に感じました。
痛みとか、悲しみとかよりももっと単純で、気が付いてしまうと恥ずかしくなるようなそういう甘い内容でした。
とくに、「花畑と別れ話」はそう。
攻めのゆいじが、付き合うならたくやじゃないとイヤだしたくやがいいしたくやのことは何でも知ってるし知りたいしすごく好き、っていうのは分かりました。もっと他にもいい人いるだろうに、って受けのたくやが思うように、読み手である私も思いました。
でも、私達読み手が知らないたくやの良さを、幼馴染であるゆいじはずっと傍で見てきているんですよね。恋愛下手くそで結局あきに巧く言葉一つ伝えられなくて不器用だけど人のこと優先で考えて、ってそれ以外でもたくさん、見ているんでしょうね。

「バイバイベイビー」は、あるカップルを家族である第三者目線から見た話。
これもまたキラキラしていました。ディディというハーフの男の子目線なので、よけいにきらきらしていました。

萌えが一致すれば、とても読みごたえがあると思います。ふたつのシリーズでそれぞれ数話ずつ入っておりますので、続き楽しめるはずです。
個人的に、萌えというよりは「なんだか可愛いなァ」によってしまいましたので、中立で。エッチな要素が一切ありませんので(キス描写程度)、かわいいBLを読みたい!という方にはおすすめします。綿菓子のようです、きらきらしています。

1

甘酸っぱい恋

まとめ買いしていたうちの一冊です。前の二冊を読み、自分の好みには合わないな、と
感じたのでしばらく放置していましたが、ようやく読めました。

★ゆいじ×たくや★
表題作。『失恋と同時に恋をされる側の痛みを知る――』と、あらすじにもあったので
そういうお話なのかと思っていたら、微妙に違いました。
失恋後の受けはあっけらかんとしていて、失恋の痛みのようなものも
感じられませんでしたし、「恋をされる側の痛み」のほうも、ほとんど感じられませんでした。

心理・心情描写があまり無いからかなあ。ふわふわして甘いけれど、ただそれだけ、
という感じで薄っぺらく感じてしまい、物足りないのです。
デッサンが度々狂っているのもやはり気になります。

さらっと読める可愛いほのぼの系にしよう、という意図で描かれた物ならそれはそれで、
こちらも甘々な可愛さだけを堪能できるのですが、切なさや歯がゆさ、迷いや悩みを
全面に出そうとしているのを感じるけれど、出せておらず、モヤモヤする。
という感じでしょうか。

キャラクター(もしくは絵)か、ストーリー、どちらかにでも魅力を
感じる続きことができれば、もう少し萌えられたかもしれません。

4

ふわふわ~ほわほわ~

うふふ~あはは~ふ~わふわ~
可愛いけど、自分には可愛いすぎたゼ!
前に読んだ時は「いいじゃん」と思ったのですが、
今日読んだらなんだか背中がむず痒くなりました。

表紙の色彩といい、パステル系・水彩系が好きな人にはたまらない一冊だと思います。
イラストとして表紙だけ見るぶんにはいいのですが、
漫画のほうをずっと見ていると、何となく物足りなくなってきます。
ラフ絵に近い線画のたよりない感じがなんとも。

今っぽい高校生同士の会話とか、プラトニックで甘酸っぱい感じも悪くはないかな、と。
うん、嫌いじゃないんですけどね。

ちょっと絵が少女漫画過ぎるかな。
なので逆に女の子や子供を描くとしっくり来る絵だなと感じました。
というわけで地黒なディディは可愛いかった!

3

かわいいは正義。

ララ子さんの受けにしては珍しく、黒目パッチリかわいこちゃんではなく、見るからにアホそうな顔した(ひどい)普通の男子高生で、それがすねたり赤面したり泣いたり予想通りバカで素直だったりするもんだから、のっけからもう萌えました。
作者さんもアトガキで、描いててコーフンしたって言ってるけどわかる!地味な顔がゆがむと色っぽくてコーフンする!(笑)
そして幼馴染みの非の打ち所のない攻め。少女マンガ!
たくやのことかわいくてしょうがない、ゆいじの気持ちがわかる。
なにリュックにウサギとかつけてんだ!って思う。

もう一編は攻めの子の弟ディディがひたすらかわいい。
お兄ちゃんカップルの話が主軸なんですが、大好きなウサギを胸のとこに抱いてるディディを見てるだけで癒される。
そっちに意識がいきすぎてちょっと本編が頭に入らなかったくらい(笑)。
ピュアなディディは大きくなったらどっちなんだろう…。
背伸びそうって書いてあるしバリ出身で肌も浅黒いから、南国の王子様みたいなイケメンになってやさしい鬼畜攻めに育たないかなぁ。読みたい!

1

高校生はくぁわいい

ララ子さんの高校生は、ほんとにかわいい。

初めての恋の感情に、自覚が追いつけなくて、
自分で自分が上手くコントロールできなくなって、
泣いたり、怒ったり、ドギマギしたり、拗ねたりしたり。

また、絵も、かわいらしい。
小作りなお顔に細い首、
薄い肩、小さいお尻、
ふわふわの髪、小さな唇。

可愛い恋のお話と、可愛い男の子。
こんな風な古典的な少女趣味満開な世界で、ロマンティックに癒されたい。
ララ子さんって、もしかしたら、現世のあれやこれやをとりあえず一回り通過した昔少女の希望の星かも知れない。

1

もう決まっていたのです

いつまでも3人仲良くずっとずっと一緒だと思っていたのに。
本当は女子のあきは自分を好きだと思い自分もあきを好きだったのに。
おちこむたくやにゆいは「好きだ」と・・・
今回のララ子さんは痛さ少なめ、むしろ甘酸っぱさを全面出しした可愛らしく淡い恋のお話でした。

たくやはゆいに告白されて、もちろんグルグルするんですが、その理由がゆいの事を思ってなんです。
男の俺なんか好きなんて、周りから何か言われるぞ、幸せになれないそんなの辛いよって。
もうそれは告白してるも同じですね♪
意識してなかっただけに、意識するとそれは当たり前の存在だったというとても淡くて辛いらしい恋でした。
しかし、タイトル【花畑と別れ話】この意味が未だにわからない自分は鈍感すぎるのでしょうか(涙)

【バイバイベイビー】
こちらも、主人公カプに+として子供がひとり絡んできます。
遼太郎の腹違いで歳の離れた弟ディディ。
彼の純粋さが、色々考えて上手くいかない主人公たちのつまらない諍いを収める様は、ほのぼのします。
ディディのおまじない☆かわいかった。
彼等が擬似家族を作って、ほのぼのと生活してい続きる姿は現実的というよりおとぎ話の世界のようだが、遼太郎がまさか高校生だったとは!?
ちょっとそれが以外でした。

2

恋は不安で苦しいものなのです

ほんわかした癒されイラストに片思いの切なさと、恋を知った幸せと幸せななのに
不安になったりする10代の初々しい思いが伝わってくるようなお話でした。
この幼なじみ三人組、それも一人が女の子って言う設定は本来好きじゃない。
だって片方を選ばれたら何となく仲良し三人組ってバラバラしちゃうような気がする。
でも、この作品の三人組は、確かに片方の男の子が女の子を好きになるけれど、
他校のイケメンを女の子は好きになって付き合うようになり、女の子を好きだった
幼なじみのタクヤは告白前に失恋してしまう。

そして失恋したタクヤヲ慰めるもう一人の幼なじみのゆいじ、ゆいじはタクヤが好きで
失恋したタクヤに好きだと告白する。
言われたタクヤは、失恋と同時に好かれる苦しさを味わうが、長い間一緒にいた
幼なじみとの関係を見つめ直す事にもなります。
女の子相手は仄かな初恋の雰囲気があって、ゆいじとの関係は少し違う。
同性同士だから初めから恋の対象にしていないせいなのか、それでも同じ男として
ゆいじの事を憧れにも似た気持ちと幸せになって欲しい友人だと思っている。
ただ、好きと言われ応え続きられないと言う返事をするのは違うような気がするタクヤ。
きっとこの時点で、既にゆいじへの友人以外の気持ちが育っているような気がしました。
最後は、ほのぼのとしたハッピーエンドでピュアな恋心がそこらに散らばっている
ようなストーリーだったように思います。

2

恋と痛みとしあわせ。

うわぁ♪
固定ファンがしっかりといそうな作家さんだわ~
小嶋ララ子ワールドにこの本で初めて触れて、感じた素直な印象です。
柔らかい絵に、やさしく紡がれたステキな言葉たち。
まるで絵本のようなBL本だなぁと思いました。

■「花畑と別れ話」~「ふたりの恋」
男の子2人に女の子1人の仲良しの幼なじみ。
高校生になってもずっとずっといつも一緒。
そのずっとがいつまでも続くと思っていたのに、女の子に彼氏ができて、
「もう二人と一緒にあそべないのーっ」
キラキラの笑顔で言われて、その日、たくやの世界は一変。
いつも俺にピタっとくっついてて、俺のことが好きだと思っていたのに、
俺が好きなのと同じように……それがあっけなく失恋!…だせぇ……!!
でも、泣いてヤケ食いした帰り道、
一緒に取り残された幼なじみのもうひとり、ゆいじに言われる。
「俺がおまえを好きなんだってこと、なんでわかんねぇのかな」

たくやは知ることになるのです、
失恋の痛みに変わって心を支配する、恋をされる側の痛みを。

最高の友達で大切な人で、誰よりも幸せになってほしい人。
好きな子が一続き緒なら、その想いが本気なら、自分が諦めて応援してもいいくらい大事な友達。
その友達からの自分への告白。
なんで俺なの?
その “なんで” の真意に胸がジーンと……

ああもぅ~~キス止まりでも全然いい!
高校生らしいまっすぐな想いと、赤くなったほっぺで十分萌えました♡
くっついた後の、
嫉妬しちゃうシーンや、風邪のお見舞いエピソードもよかった~~

■「バイバイベイビー」
バリ生まれのハーフで、ちょっと色黒のかわいい小学生の男の子、ディディ。
その子の視点で描かれる、腹違いの高校生の兄とその恋人(もちろん男)との恋のお話。
若くて未熟で素直になれず、小さな事でケンカばっかりのふたり。
しあわせってなんだろね?
たいせつなコトってなんだろね?
こういうことかな?
ディディと、ディディが飼ってるウサギ(もふもふで可愛すぎ♡でも変な名前)と一緒に、
ふたりを見守りながら、気がつけば自分もそんな事を思い巡らしていました。

かわいすぎる絵に抵抗がなくて、
BLにはエロ必須!でなければ、
この本で、恋と痛みとしあわせに触れてみるのはどうでしょう♪

と言いつつ、ふと我にかえると、
絵が可愛すぎてちょっと恥ずかしくなってしまう自分もいるので、萌え評価としますw

2

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