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表題作眠り姫とチョコレート

関口龍之介
厨房担当、37歳
黒田剛
バー「チェネレントラ」のマスター

その他の収録作品

  • ロマンチストとチョコレート
  • あとがき

あらすじ

ハンサムで身長は180を超える黒田剛は、見た目と違い心は乙女で恋に諦めと憧れを抱いていたが、ある日料理人の関口に口説かれ…!?

作品情報

作品名
眠り姫とチョコレート
著者
佐倉朱里 
イラスト
青山十三 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
眠り姫とチョコレート
発売日
ISBN
9784344827189
3.3

(19)

(2)

萌々

(4)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
61
評価数
19
平均
3.3 / 5
神率
10.5%

レビュー投稿数9

受けさん、名前も男っぽいんで悲しんでるんだよ(笑)

(すいません誤字修正・・・)
をを。お姉さま方、ありがとうございます!
なるほど、唇にコルトのスピンオフだったのですね!!!!
やあ、登場するヒラヒラコンビが、どう考えても、なんか作品あるだろーと
思ってたのが今、とってもスッキリしました!!!!!
getしよ。朝南先生の挿絵だし!

佐倉先生、かなり尊敬してます。なんてったって読ませる!引き込まれる!
青山先生の絵も大好き!(靴屋さんシリーズ好きー)
で、当作品読んでみようとgetしました。
レビュー全く読んでなかったので、てっきりスイートものかと思ってたら、
ちがった。BARでした。
大人攻め料理人×うぶうぶ いじいじイケメンオーナー。
申し訳ない、受けのオネエ言葉に少々反応してしまったため、萌2。
イケメン同士のカプでok!な方は、よいのでは と思います。

1.受けさんが、すんごいイケメンなのに、オネエ言葉の時あり
  &ピンクふりふり着てみたい、でもガタイがいいから似合わない、
  可愛いなんて思ってもらえる訳がない と
  思い込んでるうじうじさん。
  なんだか読んでて泣きそうになってしまった。つらくて。
  自分の外見って、ある程度制御できるけど、
  望んでる方向に向いてるかどうかは、あんまり選べない。
  そこがとても良く分かって、切なかった。

2.対する攻めさん。なんとまあ根気強いことか。
  受けさんがぐるぐるぐるぐるぐるぐるしてる間、ずーっと側で、
  ゆったり(ぽく)待ってる。このおっさん、エライ、すごい、
  器がでかい。
  パートナーにはこういうおっさんがいいなあ。。。
  どっかに売ってないかな(笑)

人生真面目に生きてりゃ、いつかこういういい出会いがあるさっ
と自分を慰めておいて。
受けさんには少々イラっとしましたが、頑張ったので、よしとします!
攻めさんの器のでかさがとっても好きな1冊でした。

2

『眠り姫』になぞらえて

甘いタイトルに対して「姫」と呼ぶには少し違和感のある男前2人の表紙に惹かれ読みました。

背が高く肩幅が広く「可愛い」という容姿からかけ離れた男前がコンプレックスの受けと、
コンプレックスを抱え不器用な受けを可愛がり倒し、大人の包容力と程よい男臭さを持つ攻めの、
甘くて少し苦い大人の駆け引きめいた会話をしつつ、その反面、恋愛初心者の初心な受けの反応のギャップが可愛いお話でした。

受けは見た目と中身のギャップに苦しんでる…という設定だとは思うのですが、
オネエ言葉はビジネスでリラックス状態は男喋りだし
可愛い服は似合わないから、と避けてる割に本当に着たいと思ってるのかあやふやだし
「心は乙女」とはどの部分を指してたんだろう??
恋愛にキラキラとした夢を持ってる部分がそうだったのかなぁ?と疑問。

体型コンプレックスがあり、故に恋愛を遠くから憧れで見てきただけで全くの初心者で。
恋人との関係がステップアップされるのに怖くてビビる気持ちは分からなくもないけど
態度が頑なで引き伸ばし引き伸ばし引き伸ばしで……うーん( ˘•ω•˘ ).。oஇ
男前で大人の雰囲気たっぷりに反してめんどくさい。。。

攻めはそんな長期戦も『眠り姫』に例えてじっくり楽しんでいたのが、読んでて萎える気持ちを上げてくれました。攻めの大人の余裕は色気たっぷりでカッコ良かったー!(∩´///`∩)
時には茶目っ気のある可愛いイタズラして子供っぽい部分を見せるギャップも堪らんです♪
(攻め魅力的だったので最後まで読み切ることが出来たのかもしれない…)

前半は来店する客と延々と続く会話に読み慣れず、どのセリフを誰が言ってるんだ?と戸惑うシーンもちらほら。何度も戻って読み直して頭を整理して…と少々読むのに苦労しました。
客と会話シーンがやたら長かったけど必要だったのかなと思う部分もあり途中ダレてしまったり。

全体的には概ね楽しめたけど、うーん…萌え寄りの中立です。

2

童話とチョコレート

「唇にコルト」のスピンオフ作品です。前作を未読でも楽しめますが、平沢がやけに登場しますので、どんな男でどんな過去があるのか、平井とどんな風にカップルになったのか、ともやもやとしてしまうかもしれません。私はしました!

「眠り姫とチョコレート」は黒田(受け)視点で恋人になるまで。
「ロマンチストとチョコレート」は関口(攻め)視点がメインになりつつも、黒田(受け)の視点もある、無事にエッチをするまでの話です。

黒田の店の名前は「シンデレラ」から。関口は黒田を「眠り姫」に例えると童話が絡まっています。そこに、チョコレートを「恋」に例える平沢と、「黒田」を例える関口の話も登場し、ロマンチックな雰囲気に拍車をかけていました。

黒田が逃げるタイプなので、ストレートに迫る関口がとても格好良かったです。浮気調査はいくら?と思わず調べてしまう黒田に、「本人に直接訊いたらどうだ」と言う場面が特に好きです。

ただ、読み返してみると、現在好きだから将来ずっと好きだとは言い切れないドン・ファンな関口(ただし黒田意見)なので、「王子様とずっと幸せに暮らしました」になるのかちょっと心配ではあるのですが、とりあえず今は愛し合ってるので良いかな!と自分を納得させました。

青山先生のイラストも素敵でした!ただ、平井&平沢の挿絵イラストはもっと早い段階で欲しかったです。頻繁に登場するので、どんな風貌なんだろうともやもやしながら読んでました。

3

そのまま男前受けだったら……


苦手な分野かもしれないと思いながらも、青山十三先生のイラストが好きなので読んでみました。

おねぇ系は嫌いじゃないけど、BLでおねぇ系が主人公になると趣旨が少し変わるんじゃないかと……。
BLとは言い切れないなと自分は思います。

BLゲーム 神様(仮)のおねぇキャラ ウサコママは好きです。
でも、やっぱり、脇役だから光って見えるんだと思います。

黒田は恋愛でも苦労していて切ない部分もあって、可愛い部分もあっていいんですけどね。

黒田は心はオトメと書かれていますが、おねぇ言葉を使う人は心も女性なのかなと思ってしまうので……。
普通の言葉で心がオトメとはまた違うし。
自分にはそんな変な先入観があります。

これで黒田がおねぇではなく、男前美人受けだったら萌えな作品だったな。

でも、青山十三先生の黒田が素敵過ぎます。

2

甘い大人の物語

バー・チェネレントラのオーナーでバーテンダーの黒田剛。
長身できりっとした男前なのだが、
心は乙女の彼にとってはそれこそがコンプレックス、
そんな彼に好意を寄せるシェフ関口龍之介。
大人二人の丁寧な恋物語。

……なのだが、どんなに好きだと言っても信じられない主人公は
まるで思春期女子のよう。

コンプレックスまみれで臆病な黒田に、
とても辛抱強く愛を伝え心をほぐして行く関口。
いや黒田さんは素敵な人だとは思いますが、偉いね!関口さん。


場面は夜が多いものの暗かったり捻ってあったりはあまりなく、
Hシーンは多くはないが、大人テイストに糖度は高い。

個人的にはちと退屈で物足りないけれど、甘くさらっと読める話ではある。
スピンオフみたいだが(こちらは気持ちよくサラ〜っとはいかない?)
前作を知らなくても全く問題ない。


「チェネレントラ」とは、イタリア語でシンデレラの意味だとか。
ね?本当に乙女でしょ?


6

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