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俺とおまえが不埒な理由

ore to omae ga furachi na riyuu

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表題作俺とおまえが不埒な理由

狩野誠央 26才 大手飲料メーカー生産部の熱血男
脇田慎一郎 同期でマーケティング部の完璧主義者

その他の収録作品

  • アフター5☆ショウタイム
  • あれから
  • あとがき

あらすじ

大手飲料メーカーの生産部に勤める狩野は、マーケティング部の脇田と犬猿の仲だった。
ある日、大好きなロックバンド「エアローゼス」のコンサートの帰りに立ち寄ったカラオケボックスで、エアローゼスの歌を超絶上手く歌う人物を発見する。
よく見るとそれはなんと、あの脇田だった。彼もエアローゼスを好きだと知った狩野は、彼と打ち解けるようになり……!?
描き下ろしも収録!!

作品情報

作品名
俺とおまえが不埒な理由
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047287563
3.7

(76)

(16)

萌々

(37)

(14)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
276
評価数
76
平均
3.7 / 5
神率
21.1%

レビュー投稿数15

仕事も趣味もいい関係性

テンポ良く楽しく読めました(重要)

カラオケで盛り上がるシーン、脇田がかっこいいはずなのにコミカルになるのがかわいくておもしろくて好きです。
(バンドものって気取る系が多いイメージですが、気まジャガもそうでしたが、かっこいいところはかっこよくて普段は等身大な描き方がとても好みです)

そして、脇田の「やだ」の破壊力!
あんなにかわいらしくぎゅーっとされたら、そりゃ惚れてしまいますよね狩野。
その後も「やだあ狩野お〜〜」はエロかわいかったし。
でもそこで踏みとどまったのがえらい狩野。

そこから、ぐんぐんストレートに押す狩野がいい。
脇田もぐずぐず言わず意外と素直だったし(好き)

同じバンド好きで盛り上がる楽しさが伝わって、なんか懐かしかったです(エアロスミスのライブ昔何度か行きました)
そんな人と一緒に行くフェスなんて楽しさ半端ないですもんね。

仕事でも認め合う関係性がよかったです。

あわよくば、おまけで脇田の「やだ」をもう1度見たかったですw

0

神様、クラッチ様!

ものすごく面白かった!
ふと気付いたら、読んでる間ずーっとにやにやしてました。

飲料会社のマーケティング部と生産部。
狩野の天敵はいつも嫌味たっぷりに無理難題を押しつけてくる脇田。
毎日のようにバトルを繰り広げていた2人だったが…。

大好きなものが一緒で通じ合えるって最高ですね!
人付き合いの悪いキャラが相手にだけどんどんこころを開いていくのも大好物です。
心酔してやまないバンドのことで盛り上がってはしゃぐ2人が可愛いです。ノリが中学生男子みたいな感じで本当に微笑ましい。
そんな意外な一面を見てしまって意識してしまう狩野のわたわたも、誤魔化そうとする脇田の赤面も可愛い!

1人カラオケをしていた脇田が狩野と2人カラオケになって、狩野のいる世界にいたいからみんなでカラオケ…。なに、もう、素敵すぎるやん。
お互いに真剣に向き合いつつ、天井に貼ったクラッチ様のポスターに邪魔されつつも、すれ違ってもすぐに動いて仲直りしたり、必死で休みをもぎ取って野外フェスに行ったり。逃げずにお互いを大事にできる2人に痺れました。

とにかく可愛い2人です。
2人がおじいちゃんになってクラッチ様が天に召されても、一緒にDVD観たり、カラオケしたりしてそうな、ほのぼのと優しい気持ちになれる作品でした。
おすすめです!!

0

神様、クラッチ様が結びつけた二人

神様、クラッチ様!
飲料メーカーの同期で犬猿の仲の狩野と脇田。生産部とマーケティング部でいつも上から目線で無茶振りする脇田。わかるよ、生産部って営業からも工場からもギャイギャイ言われて板挟みだよね!

大好きなバンドのコンサートの帰り一人カラオケで余韻に浸っていると超絶上手く歌っているのはあの脇田!
こっから盛り上がって行きます。
狩野はどんどん脇田の意外性や可愛さに好きになっていきますね。そして友達以上の関係に。

とにかく忙しくてすれ違いまくりですがなんとか初エッチか?となったときに天井のクラッチのポスターが!

そして休暇をもぎ取って夏フェスに誘いお泊まり。今度こそ最後まで!イチャイチャタイムを仕事のトラブルの電話で中断されますが脇田も後押しして仕事に戻ります。その時エレベーターでクラッチ様と遭遇!

脇田が会社の人達と馴染んでいくのが嬉しいけど寂しい狩野。脇田が好きなのは狩野だけだよ!

大好きなバンドの曲をエンドレスで一人カラオケする爽快感と達成感。同士を見つけ語り合える嬉しさとその同士が超絶上手くしかも自分に歌ってくれるなんて。共感するしよく伝わって来ますよ。

0

ロックファンあるあるが詰まってる

バンド男子達の話はちょいちょい読むけど、バンドファン同士の話って初めて読んだ!

生産部(狩野/攻)とマーケ部(脇田/受)という、部署的にも犬猿の仲になりがちな部署で特に犬猿の仲な二人が、同じロックバンドが好きという共通の趣味を通して仲良くなり過ぎる話です。
コミュ障のバンギャ(私)が実生活で仲良くなるような男子はファン友ぐらいなんで、中々リアリティ溢れる男子像且つお話だった(笑)

そこら中に細かい信者あるあるが潜んでるし、二人が崇拝するカリスマボーカリスト(クラッチ様)が絶妙なタイミングでちょいちょい絡んでくるし、ウノハナさんの仕込んだ小ネタにまんまとクスッ&ニヤッとさせられます。
狩野も脇田もお前は私かなんだけど、特に中二病気味の脇田の言動と行動は共感ポイント多すぎ…
冷静に考えたら一番最初に二人がカラオケボックスで意気投合して抱き合うシーンの二人の台詞とか意味が分からないんですけどね、でも解るなぁ(笑)

1冊丸々表題カプの話なんで、じっくり読めます。
意気投合から急速に距離を縮めてキスは直ぐにしちゃうんですが、そこからが少女マンガか?ばりに焦らされました。
クラッチ様と仕事があれこれと二人の邪魔をしてきます。
こういうお約束の展開嫌いじゃないですw

ウノハナさんのリーマンものは、ストーリーにちゃんとリーマン設定が活かされてて、ラブコメでもガッツリ仕事の話を混ぜ込んでくれるから読んでて楽しいです。
特に今回は脇田が自分と同じ職種だから、こっちのあるあるもあーあるあるだわ~と思いながら読んでしまって、なんかこの作品、色んなあるあるがあるあるでしたね。
仕事には真面目な二人なので、仕事をないがしろにするようなシーンがないところも好きです。

とりあえず脇田が可愛いです( ´艸`)
たまらんです。
なんという分かりやすいツンデレ!
ウノハナさんの受けキャラには毎度悉くハマってしまう。

両方ノンケなんで、共通の趣味での意気投合がそのまんま恋に発展するなんてのはぶっちゃけやっぱりファンタジーなんですけど、そこら辺の葛藤とかは個人的にはあってもなくてもどっちでもいい派なので、面白かったし萌えたので満足です!
二人の距離感にたっぷり萌えさせてもらいました。
BLと匂い系のいいとこどりって感じ。

そして最後まさかのクラッチ様オチで、綺麗にノックダウンさせられました。
神様クラッチ様さまさま!\(^o^)/

3

すっごい気持ちわかる!!

ウノハナさんの作品を遡っていろいろ読んでるんですが、このお話はすっごく共感できることが多くてノリノリで読んじゃいました♪
洋楽ではないですが、過去にバンドの追っかけ経験があるんで、バンドあるある的にもすごく面白かった☆

共通の趣味ってめちゃくちゃ大きいですよね!
それまでは犬猿の仲でも、同じものが好きっていうだけで一気に壁が取り払われる感じ☆
このお話の狩野と脇田もまさにそれ!!
好きなバンドの歌をそこのボーカルさながら歌われたりしたら、もうそれだけで心が傾いちゃうでしょ☆
しかも普段ツンケンな彼が褒められて頬を赤らめたり、酔っぱらって無防備になったり、いつもは見られない可愛い部分を自分だけに見せてると思ったら!ねぇ♪

急速に中を深めていく2人ですが、そこかしこにエアローゼスのカリスマボーカルであるクラッチ様が絡んでくるのが面白いです♪
やっとエッチに持ち込めると思った矢先、天井に貼られているクラッチ様のポスターと目が合ってエッチを断念したり、やっと思いを遂げた2人がいちゃこらしてるところでクラッチ様と遭遇したり、ちょ、クラッチ様ってなりましたよ(笑)
エエとこで使うなぁクラッチ様(笑)

社会人として真面目に誠実に仕事に向かっているところも描かれているし、仕事のストレスをバンドで発散する気持ちはめちゃくちゃわかるし、共感できるところがいっぱいあって楽しく一気に読めました♪
しかし、フェスでの狩野の格好が虫取り子供みたいで可愛かったな(笑)


2

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