俺と部下の恋の先

ore to buka no koi no saki

俺和部下的恋爱之路

俺と部下の恋の先
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神146
  • 萌×255
  • 萌13
  • 中立8
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
26
得点
997
評価数
232
平均
4.4 / 5
神率
62.9%
著者
ナナメグリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
シリーズ
俺と上司の恋の話/俺と部下の恋の先/ 俺と彼氏の恋の果て
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784537130416

あらすじ

部下の高梨と付き合い始めたゲイの徳永。それから半年。
ノンケの男、しかも人生初めてのお付き合いにいつも以上にツンデレ爆発の徳永だったが、次第に高梨の大切さを痛感するようになる。
そんなある日、高梨の異動の話が持ち上がり…!?
「俺と上司の恋の話」の続編が大量描き下ろしをひっさげ登場!!
不器用なリーマン二人の恋の行方は…!?

表題作俺と部下の恋の先

高梨智明(総務課から営業へ)
徳永親(総務課)

その他の収録作品

  • 俺と彼氏の祝日の話(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数26

切実に迫ってきて泣けてきちゃいました

『俺と上司の恋のはなし』の続編。
まさか続編が出ると思いませんでした。
きっとラブ甘だったりすれ違ったりのショートなのかしら?と思ったら、予想外のガッツリ1冊。
そこには、いくらゲイ容認とはいえ社会人で働く現実があり、主人公達の切なる気持ちにもう、涙がとまりませんでした。
最初に、前作の簡単なあらすじが漫画紹介されているので入りやすいと思います。

社長の古谷に憧れの様な恋心を抱いている総務勤務の徳永は、ゲイであることで以前は社内の雰囲気が悪かったりもしたのですが、社長のおかげで今はその性癖も認められて円満にしております。
そんな彼の恋人になったのが部下になった高梨。
今回はその高梨が営業配属になり、慣れない仕事に苦労する高梨と、そんな彼を思いやるあまり疎遠になってしまう二人の姿が。
そしてやっと仕事をとれる間際になって高梨が商談相手から同性と付き合っていることを盾に仕事を破談にされたという展開が。
高梨を思いやり、彼に幸せになってもらいたいと考える徳永は・・・

BLはファンタジーということですが、彼等に突きつけられた問題はやけにリアルをまとっていて、凄く切ないです。
ゲイを容認している会社という存在自体がファンタジー?といえなくもないのですが、まだまだ大半の現実はそうなのでしょう。
高梨初めての仕事で苦労してるから、きっとつかれているから、そうやって気遣っている徳永は健気ですが、自分がいるばかりに高梨の仕事に、しいてはその結果は会社へと波及して、社員の生活も脅かすのではという考えは、ネガティブすぎるというより、あまりに切実で本当にあるあるだと思うのです。

徳永が高梨に会えなくなって、別に寂しくないしって意地張っている時、ふと彼がいなくなったらと考えた時に溢れだした涙にまず貰い涙して、
ああー徳永はこんなにも高梨の事を好きになっていたんだって。
高梨が仕事を取れたら名前呼びしようって、約束していたその矢先の出来事にまた涙して。
徳永の彼の思考は決してネガティブじゃなくて、絶対こうふうに考えるよね!ってゲイの哀しさと切実さを魅せるものだったのです。
だけど、高梨は頑張ります!
自分の幸せを想ってくれる人だからこそ、こんなに好きなのだと。
本当!働く者同士のカプの醍醐味ですよ☆

相変わらず古谷社長はいい人でした。
彼ががっちりと部下たちを後方で支え、いざという時には前へ出る。
何か理想の社長を見た感じもします。

まさか続編でこんなに深い話が待っていたなんて!
意表をつかれたと同時に、何か理想の社会人カプを見せてもらって大満足なのです。


11

泣いたー…。

どちらかと言うと淡々とした絵柄で、派手なお話って訳でもないのですが、丁寧に進んでいって途中すごい泣いてしまった。
ずっと色んなことを我慢して諦めてた徳永さんの孤独が、その悲しみに好きな人を巻き込みたくないって気持ちが、もうかわいくてかわいそうでページがなかなか捲れなかった。
単に人を好きなだけなのに、会社とか社会とかで理不尽に傷つけられることがあるんだろうなって、でもそこからのすれ違いをちゃんと恋人達のよくある痴話ゲンカだよってしてくれる攻めはすごくいいなって思った。
難しいことがあっても、これは恋の話ですからってスタンス。
理不尽に傷付いて、うわーんと泣いて、慰められて、明日からも頑張ろうっていう、こうやって日々を二人で続けていこうっていうのが、すごく良かった。

10

理想的なリーマンものBL作品

2013年に開催された「ナナメにメグる右肩上がりフェア」で初めて知り、
いつもの書店で独自の企画があり、その機会に購入しました。
この作品は書店のフェアで初めて知ったのですが、
つい先日、発売されたばかりで、
いつものように新刊チェックをしていたにもかかわらず、
新刊チェックで見た記憶が全く無くて不思議に思いました。

まず表紙を開いて目に飛び込んできたカラー口絵が
とても綺麗で惹かれました。
手前に描かれた桜が、まるで写真のようです。

前回は、どちらかというと攻めの高梨くん視点の割合が多かったですが、
今回は殆ど受けの徳永さん視点でした。
そのため、徳永さんの小さい頃の話や入社したての頃の話で
辛い思いをしてきたことが知れて、今度は攻めの高梨くんの仕事で
高梨さんに理不尽な思いをさせてしまったと強い責任感に苦しむ
徳永さんの描写がとても素晴らしいと思いました。

また、ほんの些細な擦れ違いから徐々に溝が大きくなってきてしまい、
最後には徳永さんが追いつめられたところに高梨さんが説いて、
擦れ違いを修正させる描写が、臨場感があって良かったです。

第5話の18~24ページにかけて、
まずは徳永さんの涙と台詞に、徳永さんの想いがとても伝わってきました。
「あんたが苦しいなら2人で逃げる?」など、この場面での高梨さんの
様々な台詞が心に響きました。

徳永さんが入社したての頃は嫌がらせや不当な扱いを受けていたけど、
昔、徳永さんに嫌がらせをしていた社員たちが、今では反省して、
徳永さんのことを理解して受け入れているのが、
とても良い職場だと思いました。

描き下ろし『俺と彼氏の祝日の話』の14ページ目、
「とけるかと思った…」と思わず言った徳永さんの心の中の台詞が、
今の状況を凝縮していて、的を射ていると思いました。
溶けてしまうほど高梨さんに(精神的に)とても愛されているのが
とても伝わってきました。
何だか、こちらまで十分に心が満たされた感じになりました。
人生を早まってしまった伊勢崎さんの分まで、
二人には末永く幸せに関係が続いていってほしいと思いました。


今回の評価は、「萌×2」と「神」で迷いました。
前作に比べて物語の展開、心理描写や表情の描写など、
様々な面で洗練されていると思いました。
また、やはり、現実的で真実味があり、BLならではの様々な問題を
リアルに描写しているところが、これぞリーマンものBLだと思い、
私の求めている理想的なリーマンものBLだったので、
前作と同じ評価にしてしまうのには物足りなさ過ぎたので、
今回は「神」評価にしました。

8

すれ違いから愛を深める

男前な部下×可愛らしいクーデレ上司のシリーズ、二作目です。すっきりしていて読みやすく、登場人物の表情が良く感情を表していると思います。スーツやコートもお洒落で素敵。切甘展開がお好きな方にはオススメします。

前巻で無事に結ばれた二人ですが、部下の高梨が営業部に回されることにより少しずつすれ違いが生まれます。

シリーズを通して言えることですが、高梨の幸せを願う気持ち故に独りよがりな考えに走ってしまう徳永の健気さにきゅんときます。そして、彼をひたすらまっすぐ追い掛ける高梨の男前っぷりが好きです。徳永さんはもう、何も心配せずにこのまま高梨にたっぷり愛してもらいなさい!と言いたくなります。

切ないですが、周りの環境には理解者が多く恵まれています。二人の間でのすれ違いですので、そこまで暗くならず安心して読める感じでは?ぜひシリーズを通して読んで頂きたい作品です。

4

切ない...

すごく胸が締め付けられました。1巻よりも大分シリアスになっています。徳永の過去が少し出てきます。自分のせいで高梨の人生を邪魔したくないっていう徳永の気持ちが随所に見られて、切ない...。徳永の笑顔が切ない...。少し不安症なところがある徳永を大きな心ですべてを受け入れる高梨、かっこよすぎです!!私もこんな人と恋愛したい!!この作品は、攻めと受けのポジションがぶれないというか、それぞれ役割がはっきり分かれているので、変に混乱することなく、スムーズに読めます。私はリバが結構好きなんですが、こういう風にはっきりわかれているのもいいな~と思いました。                             

4

読み返し率が高い本

数ヶ月間評価に迷っていましたが、これだけ読み返すなら「神」で良いと決心がつきました。
ものすごく感動したとか、面白くてたまらない、というわけではありませんが、絵柄が好みで読みやすいのと、年下で可愛く、かつ包容力もある高梨と、年上の意地を張るけどこれも可愛い徳永の組み合わせが気に入って、気が付けば、迷わず「神」評価をした、ほかの本よりはるかに多く手に取っています。

エロがすごく色っぽいところも良いです。
高梨みたいな、普段はスーツにネクタイで爽やかな人が、恋人には欲情を滾らせるところが非常に乙です。
先生には今後もこういうムッツリ君を極めていっていただきたいです。

2

涙が出ました

前作をだいぶ前に読みました。そのため、前作から一気に2冊読み、今幸せ気分です。

前作では、徳永はあっけらかんとしたゲイだと思っていましたが、本作品で幼少期から自分の性に気づき、周囲の目を気にするように生きてきた彼の姿も描かれており、せつなくなりました。
高梨は、部署が営業になり、自分の成長の為と、徳永と離れても必死に仕事をするが、結果に繋がらない日々。
特に、ゲイがいる会社との取引はできない的な事で、契約が白紙にされた所では、2人のそれぞれの辛さが伝わり苦しくなりました。

徳永は、気持ちを言葉にするのが苦手で、多分これが原因でケンカにもなるけど、伝わった時の2人の幸福感は、見ていてとても幸せです。
今回は、せつない内容ですが、ほっこりもします。どんどん良い関係になっていく2人が描かれているので、神評価!
書き下ろしの2人が、可愛らしくて、たまらなく好きです。

あと、一つあげるなら、上司の古屋がかっこ良すぎて、新しい世界が開けました(笑)

1

やっぱり良い!!!!!

ずっと待ってました、新刊!!
そしたら前作よりシリアスできゅんきゅん来るだなんて反則―!!
付き合ってうまくいく事ばかりじゃないのは当たり前だけど
やたらと仕事の事とか
元(?)想い人の古谷社長の存在とか効いてて
ああ、リーマンラブがここに…!!と震えます!!

年下でちょっと生意気な高梨が
どんどん男前になって、ちゃんと徳永に追いつく様に頑張る様は
…年下攻めってだから素晴らしいんだよ!!と改めて思いましたし
古谷社長に振られても、相変わらず健気だけど
高梨には少しツレない徳永、可愛いぜ…。
「…あんたがあの人を好きでもいいけど
オレが一番じゃないとイヤです」と二人きりの花見(at ベンチ)で
しっかり気持ちを伝えられ、本当はとっくに
寝顔をこっそり写メって待ち受けにするほど好きなのに。
ぐは…甘い…。

と思いきや、その後高梨の契約の事やら、徳永の過去やら
切ない展開――――!!!
その間も、感情に任せて怒鳴ったりとかしない高梨にもう
「ちょ、いい男だなお前はー!!」と思いました。
カッコ悪い所を社内で徳永に見られて思わず目を逸らしたり、
年下らしいところもあるのに。ずるいゾ☆

うまくいってそうで、二人とも浮かれてて、からの問題発生。
気持ちが弱って流されそうになる徳永を
止める社長がかっこよくてね…。
自分の人選が間違いじゃなかったと、
「惚れ惚れするね」なんて高梨に言ってのけるし、
わりと美味しいとこ持ってっちゃうんですもん!!還暦過ぎたのに!!

それでもやはりメインは二人のラブ。
お互いがお互いを想うあまりすれ違い、
でも静かに泣きながら心を見せ合うシーンは
ぎゅんとしたなぁ……。

『俺と彼氏の祝日の話』だなんて
それまでの切なさを補ってくれるかのように甘い!!!
好きな男にこんなふうに愛されたら
何もいらないだろうなぁという程に幸せそうで大満足!!
Hでちゃんと気持ちいいのか確認したり
(徳永は恥ずかしくてなかなか言えないんだけど!)
パンを食べている徳永をひたすら見つめてしまうとか、
どんだけ好きなんだ、高梨よ!!
ああ、いいお話でした……。

そしてですね、恒例の(?)四コマはやっぱり面白い!!
カバー下も微笑ましい!!
特に好きなのは『上司と部下の恋話①②』。
兵頭(妻子ある上司)と高梨のちょっと笑える会話。
こういうセンスあるなーと、またうっとり。

リーマンラブがお好きな方は是非是非!!
(特に年下攻めスキーにはたまらんものが……っ!)

6

でもやっぱり・・・

泣きました!!
続編ということで、ラブラブな2人が見れると思っていたら、まさかの展開でした。
部署が変わって離れ離れ。
男同士という事が、仕事にまで悪影響が出てしまい、悩んで苦しむ徳永さんとか切なすぎて思わずポロポロ。

しかし、やっぱり惜しいんです(汗)
好みの問題かな??

泣けるほど内容も良かったし、しっかりしてるのにどこか惜しいんです!

誰が話してるのか分からない場面が多かったり、エッチのシーンも引きのシーンが多くて、チョット色気が足りなかったり。

読んでいて、う〜ん・・が多かった(笑)


でも、やっぱりストーリーはいいんです!!
仕事で悩んだり、同性で悩んだり、本当に泣けるんです!!!
私的には、惜しい部分が多かったけど、
すごくいい作品でした。

4

彼らの覚悟。

いちばんの、のぞみは、ささやかなもの。

前作【俺と上司の恋の話】を読んだ時は、ほのぼのした会社の面々に徳永がツラい目にあわされてるイメージが正直、浮かばなかったので今作のいきなりな展開に体中に力が入りました。

つきあい始めて半年が経った徳永と高梨。
ある日、高梨に辞令が出て、この異動が彼らの公私に大きな波紋を投げかけます。

徳永はへらりと笑って流す彼を作り上げてしまった原因ともいえる過去からの『普通』という呪縛と、高梨は営業として、男とつきあう男して外の世界と向き合うこととなります。

孤独を知る徳永は相変わらず素直になれないけれど高梨が自分にとって大切な支えになりつつあることに気づきはじめた緩やかな順調なラインからの、足元をすくわれるような疾走感を纏う急展開!

自分の抱くコンプレックスと過去の経験から高梨を傷つけられたくなくて別れという予防線を張る徳永。
ささやかな願いは自分の為でなく高梨のこと。

高梨を護りたい為に精いっぱい微笑えもうとした徳永の意地が高梨の「好きだ」という言葉に決壊して、途切れ途切れに零れ落ちた『ささやかな願い』が涙とともに染みて胸がしめつけられるような痛みで泣けてどうしようもなかった。

台詞だけが語るのではなく『間』で語られる構成の巧さにぐいぐい引き込まれてしまう。

ハピエンが好きな私は『恋』は『叶う』という動詞と対であってほしいと思うけれど徳永のように『願う』恋に心を鷲掴みにされることもあるんだな、と思いました。

そんな徳永に対して高梨は全然ブレない。
一途といえば聞こえがいいけど、前作から好きか嫌いかの2択性単純なイキモノのまま。
しかし、かっこいい大人になってました!
仕事で行き詰まってオチても徳永との関係には自滅感を感じさせない。

そんな高梨の勇気に触れて徳永の中で眠っていた幸せへの渇望が目を覚ましていく姿に安心しました。

高梨目線の描き下ろしも心情と雨がしっとり染み入るように読ませてくれて胸にくる一冊でした。

しかし古谷社長カッケー!
前作もそうでしたが穏やかな瞳に宿る強い意志と密やかな感情が良い!
公園で徳永を助けるスマートさにも惚れ惚れしま!

これ一冊でも楽しめますが前作も読んでいれば尚、堪能できます。


4

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