お披露目の宴の夜、逃亡しようとする千里は!? 大人気! 平安鬼ごっこ第4弾!!

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表題作君恋ふ ~十五夜の帰参~

昴曜(彰正),帝
古都千里,現代から来て皇后にされる高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

平安時代とよく似た世界にスリップしてしまった高校生の
千里。時の最高権力者である昂輝帝に捕まり、熱愛されて
無理やり妻の契りを結ばされてしまう。昂輝帝の千里への
執着はますます深まり、閉じ込めれて厳しい監視下に置か
れる。いよいよ正式な皇后としてお披露目される宴の夜、
逃げ出して元の世界に戻ろうと画策する千里だったが…!? 
追う帝に逃げる千里、好評平安鬼ごっこ第4弾!

(出版社より)

作品情報

作品名
君恋ふ ~十五夜の帰参~
著者
chi-co 
イラスト
旭炬 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
シリーズ
君恋ふ ~朔の出会い~
発売日
ISBN
9784774726281
3.6

(5)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

待ってたw

もともと、ネットで公開されて読んで好きなった作品。

もう、発行が待ち遠しくてしょうがなかった( ´・◡・`♥)

鬼ごっこ第四段。今回で大分お話が進むと思いきやなんだか長くなりそうな感じ。
好きだから良しとする(♥ó㉨ò)ノ
楽しく、長く続くのは大歓迎ヾ(☆´・ω・)ゞ──+。'*.゚:。Wёιсοмё+。'*.゚:。

作者さんも予定より巻数増えそうですってw
最後がめちゃくちゃ気になる終わり方だったので、次の巻が出てから買えばよかった。もうね、5巻目が気になってしょうがない○o。期待。o○||*´∀`)。o○(ワクワク)

早く5巻目読みたいです…。

0

いったいどうなるの、今後の展開が待ちきれない!

鬼ごっこもシリーズ4作目、溺愛執着されて、うっとおしい程に愛されてしまう、
過去にタイムスリップした千里の運命が気になるシリーズなのですが、
前作はかなりじれったい気がしていたのですが、今回は大きく流れが動きます。
それも、意外性抜群な設定で、逆に千里にとって、心情的にはピンチになっている、
そんな風に感じてしまうラストでした。

千里が過去の平安朝時代のような場所へ飛ばされ、そこの最高権力者でもある御上に
好かれて、次第に執着も激しくなり、思い通りにならない千里を可愛さ余って
エロでもかなりキツイ情交を躱してしまう御上。
逃げられれば追いたくなるのは人の常、男の闘争本能かも知れないと思ってしまう。
身体は手に入れても千里の心が手に入らないから束縛が激しくなる、
それを受ける千里は反発しながら元の世界へ帰る為の悪足掻きを諦めきれない。
そこには、男としての千里のプライドも感じる。
強引に抱かれ、抱かれて喜ぶ身体、そして御上の思いを拒絶しているけれど、
それも次第に触れ合う中で拒絶し逃げようとする心が情に流されてしまう危険を感じる。
今回の出来事を運命だと受け入れるのは千里はまだ幼かったりするのかも。

この4作目で一気に流れが動き出してしまったので、次回作の展開が読めない感じです。
御上はどうなってしまうのか、千里の困惑は前以上になるのではと言う感じです。
本当に次回作が気になってしまう、罪作りな展開でした(笑)

1

やっと、やっと、これからが本番

”メガネちゃん”と呼ばれ、ちょっとネガティブだった苛められっ子な高校生・千里が祖母の家の倉で見つけた長持ちを覗いたところ、そこに吸い込まれ落ちた先はパラレル平安時代。
時の帝・昴燿帝に気に入られいよいよ皇后となるお披露目の席の日を迎えた本巻です。

実をいうと、カラダは快感に抗えず、しかし現代に帰りたい気持ちが大変に強く、帝の元を逃げよう逃げようとする千里の姿に、
その間に色々な帝の周りの人々の策略や嫉妬、人間関係のお話なども挿入されていましたが、遅々として進展しない主人公達の姿に、思わずこの前作のレビューはやめちゃったという(汗)
しかし、とうとう人々の面前にその存在を晒すことになるお披露目が迫ったことで、さすがに今回は進展が・・・
やっと、やっと、ラストで大きな動きがありました!!

何とか逃げ出したいと、披露目があっても願望の強い千里。
帝は千里を手放したくないと傲慢で強気だけど、ご機嫌を伺ったり権力を握ろうとしたり、人の顔色を伺うような周りの人間にはうんざりしていたので、彼には素直に思った事は何でも言う千里は特別な存在であり、愛情もあることはわかるが、若干玩具のような扱いをしていてまだ本物の愛ではないような気はします。
執着はすごく強いけど。

千里はカラダは抗えないが、強気で押しきる帝を毛嫌いしているわけではない。
ちゃんと言うことは言うし。
しかし、帝に恋をしているかと言うと全くそうではない。
それより何より、生きている世界が全く違うのだから、そっちが優先して当然。

まだ作中では、千里に嫌味を言う嫉妬丸出しの側室達の姿があったり、左遷されたことで帝を恨んでいる西条を父に持ち、千里が好きだから彼を裏切りたくない複雑な気持ちの皇子の許嫁の桜花とか、宮廷での様子は見せてくれていますがそれが今後にどう影響するのかは全くわかりません。
今回見せ場として、自分の気持ちを伝えるためにこの世界の文字を習いつたない筆で帝に文を送る千里とか
執務室で欲情してしまって筆で攻めるエッチな帝とか(w)
はあったりしますが、やはりクライマックスはラストでしょう♪
とうとう、堪忍袋の緒が切れた千里を包んだ光が、止めようとした帝も一緒に吸い込まれていった先は・・・!!

この話、この巻で終わると思ったらまだでした。そして更に全6巻になる予定だそうです(そりゃそうだ♪)
次で大きく変わると思います!帝が。
そしてきっと千里の気持ちがわかって、二人は立ち場が逆転してそしてきっと気持ちを始めて通わせることができるのかしら?
なんて予想もするのですが、何せ現代とパラレル平安で、身分も普通の庶民と帝ですから、きっと予想だにしない展開が待っていると思うのです。
どこが萌えるとか、どのキャラが好きとかはないのですが、次以降の展開は絶対面白くなると思います。
期待して待ってます。

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