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わーわー!
すごいよかった!!
他の作品も読みたいと思って探したけど、
他にコミックス出てないんですね…残念です。
とっても可愛くて面白くて絵が綺麗でした。
作者様もおっしゃっていますが、
受けがちょっと変わっているんです。
でも、健気で可愛いんですよねー
どのカップルも皆好きでした!
表題作はもちろんのこと、
私が気に入ったのは同時収録作の一つ
「最後から2番目の願いごと」です。
短い中に切なさがあり、とても心に残りました。
卒業式のお話なのですが、
友達同士であっても振られてしまったら友達には戻れない…
とても切なくてホロっときてしまいました。
もっともっといろんな作品を読んでみたい作家さんです!
高校の個人面談で「とんだ空想屋さんね」と言われたことがあります。
進路すらもはや空想…。仙人は霞を食って生きているらしいですが、妄想と空想で何年かは生きていける気がしています。
表題作と3つの短編が収録されています。
表題作も可愛いのですが、一番のおすすめは一番最後の「最後から2番目の願いごと」です。
もう本当に胸がきゅんとし過ぎて、この世のものではなくなるかと思いました。卒業式のあとのたった数分の出来事を描いた短い作品なのですが、ものすごく切ない。それこそちょっとしたコマからも妄想が膨らみます。描かれていない2人の絆に想いを馳せ、それを捨ててまで思い切らなければいけないほども強い気持ちも、この先「高校で一番仲良かったやつ」のいない人生を歩むことへの実感のなさ。春休みの一瞬一瞬で思い知るんだろうな…とか考えていたら泣けました。
表題作は友達のいない腐男子とふとしたきっかけで仲良くなったら…という話でした。
ノンケが同性を意識している判断基準はいつも「ヌケるか」ですが、やっぱりそこが反応したら好きということになるのでしょうか。女性には悲しいかな分からない感覚なのです。
腐男子くんも可愛いし、モテメン風男子がじわりじわりと独占欲が出てるのも可愛い。番外編まで含めて可愛らしいCPです。
同時収録のSの方はちょっとわたしは好みではなかったです。
傷の手当てをするたびに興奮する自分はドSなんだ!と思い込んでいる保健医と、Sの治療に協力を申し出た生徒。先生の勘違いは笑えたけどSとかMは興味のない世界なのでどうも…。
もうひとつは「天使」のような外見のDKに心酔する同級生の話でした。
天使の焼きもちが可愛い。同級生の鈍感さも楽しい作品でした。
それにしても美しいからと言って友達ができるわけではないのですね…。学級委員に心配されて手を差し伸べられる天使、笑える。
妄想のはかどる作品でした。
最後の短編は本当におすすめです。
表題作、「妄想家、恋をする。」
ゲイでBL好きの想太くんはBL妄想が激しい子でした。
しかもその妄想の中の攻めはSで言葉責め系なんですね(笑)
んもう、想太くん可愛いなぁ~!私なんかリアルでも妄想しますし、
彼の妄想がまたベタで笑いましたwww
BL本読むと、好きな作品ほど妄想が炸裂するタイプなので、
想太くんの気持、分かる分かる~!と思いながら読みました♪
そしてそんな可愛らしい想太くんにだんだん惹かれていく悠馬。
最後もお花を持って想太くんに告白するとか、ベタベタですが、
それもまた可愛い~!という印象でした。
初々しい二人の様子がとても良かったです。
そして短編集なのでいろんな作品があり…
割とH描写もあったり、お話も様々なテイストのものが入っていたのですが、
「最後から2番目の願いごと」
これを読んだら、それまでうんうん、と読んでいたものが全部吹っ飛びましたw
それぐらいこの作品が好きでした。
同人誌からの収録なので短い作品ですが、この作品集の中で、表題作も超えて、
一番好きでした。これはなんて私向きの作品!
他は要らない!!ことはないけど、そう思ってしまうほどこちらの作品に全てを持って行かれてしまいました~。
いやぁ~またも将来が楽しみな作家さんに出会ってしまいました。
この先、このテイストの作品が出たら絶対読みたいなと思いました!!
自分にはいまいちBLらしいってことがよく分からない。
たくさん読んだら分かるようになる?
このお話に最初に感じたのは少女マンガっぽい。
BLってやっぱり少女マンガが基本なんでしょうか。
何かちがう気がすると思うけどよく分からない。
求めているものがちがったのか?
妄想もしないから分かんないのかも。
私もそのうち妄想するようになるのかな。
期待しすぎたのかな。
展開はどれも予想できるんだけど面白い。
「BL読んだ~」っていう
充足感に浸れる良作でした^^
表題作【妄想家、恋をする】は
少女漫画的な印象も受ける王道展開ラブコメ。
「かわいさ」「せつなさ」「笑い」が
バランス良く混在していて、読後も爽やかです。
【エスの治療法】
【ふれてもいいの】は
愛ある「エロ」な、これまた王道BL。
エロと言っても比較的ライトで、
「BLってこんな感じだった!」と、
BL読み始めた当初の
ドキドキ感を思い出してしまった(笑)。
そしてラストの
【最後から2番目の願いごと】!!!
たった16Pの短編ながら、
私はコレが一番ぐっときた!
卒業式での決死の告白。
ハッピーエンドではないのだけど、
バッドエンドだとも言い切りがたい。
青春・真っ直ぐな恋愛のせつないワンシーン。
私、何度も読んで何度もじわっときてる…ツボ…!
ここまでコメディタッチで描いてきて、
最後にこのお話を持ってくる編集さんが素敵です。
この一話があることで、
私の中の印象度合いは
ガンッ!!!っと深くなりました。
短編だから、心の葛藤やエロを
そこまで深掘りはしないのだけれど、
読んだ後の爽やかさまでが同作の味と思わせる、
好印象な「THE・BL」だったと思う!
重すぎなくて萌えるBLを読みたいときに
オススメな感じの一冊。
構造や描き方がしっかりしてて
萌えも切ないも兼ね備えた作家さんだったので、
今度は一冊まるまる…というのも
描いてほしいなぁと思います。期待!