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表題作JITTER BUG

ショータ
俳優志望のモデル
渋川健志
ワケアリで活動休止中のミュージシャン

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ワケあって活動休止中のミュージシャン・渋川は役者志望のショータの憧れの人。その渋川とドラマ共演することになったショータは…?

作品情報

作品名
JITTER BUG
著者
一ノ瀬ゆま 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
シリーズ
JITTER BUG
発売日
ISBN
9784344828940
4.1

(86)

(38)

萌々

(29)

(11)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
346
評価数
86
平均
4.1 / 5
神率
44.2%

レビュー投稿数17

なにもかも簡単なだけじゃ、きっと楽しくない

バンドものが好きな方、劇中劇が好きな方、切なさも重視したい方、おすすめします。
ジターバグというワードに聞き馴染みがある方、このお話はあのバンドの歌詞に通じるものもあるのなと個人的には感じました。※あくまで当方の主観です。

ネタバレなしでのレビューです。少しでも参考になればと思います。
読了後、物足りないとも長かったとも思いませんでした。表紙のふたりがそれ以上でも以下でもなく、この一冊で完成されているストーリーです。
様々なシーンで心を鷲掴みにされるその都度、鼻の奥がツンと痛みました。主役のふたりだけでなく、その他のキャラクターたちの心理描写もまた素敵で、彼らの辛そうな顔、嬉しそうな顔、悲しそうな顔、苦しそうな顔…それらがこちらの胸のなかをかき乱してゆきました。

それぞれが抱えている痛みや想いや衝動や後悔や…様々です。
(おそらく)主役のショータが、暗闇を斬り裂いてくれたのではないでしょうか。
世界に没頭できる素晴らしい作品でした。一気に惹き込まれ、そしてファンになり、大切な作品のひとつになりました。

7

だらむし

>舎楽宰さま

はじめましてこんにちは、コメントありがとうございます。いまいちちるちるのローカルルールを分かっておらず…、こちらでレスポンスさせていただきますね(^v^)!
まさに仰るとおりでして、私も題名を見たときから「エ、エ●レ…!」と心躍りました。
舎楽宰さまはお好きですか? 私も彼らがとても好きなんです。いつになっても構わないから、活動再開してほしいですね。
ところでお名前は しゃらくさい さまとお読みするのでしょうか? 粋なお名前ですね! 私ももう少しヒネればよかった…(笑)

一冊まるまるがこのふたりの話で、脇のキャラクタたちも良い味を出しておりましたよっ。機会ございましたらぜひぜひ!

これは凄い

面白かったです、出てくるキャラ達がまるでドラマか映画のキャスティングみたいに
それぞれがいい味をだしている、主役キャラの脇役で終わるだけでなく、
脇キャラとしての存在感がありながらも、主役キャラの心情を見せる一役を
補って余りある、分厚い小説を1本読んだ後のような満足感があるコミックスは
やっぱり珍しいし、かなり貴重な作品でした。

そして、主役の一人は双子で片方が突然亡くなってしまう。
まさにここからかかわりのある人間の歯車が狂い出していくような流れで
読んでいて惹きこまれます。
後悔、罪悪感、一人で乗り越えるには苦し過ぎる大切な者の死。
それ故に目の前に見え始めた幸せに手を伸ばす事が出来ない切なさ。
丸ごと1冊、作者渾身の作品を堪能させて頂きました、ありがとう!

7

間違ったことがいつか君を救うから

このバンドに音楽に出会わなかったら、とかの"もしも"を考えると怖くなる事がある人にはもうグッサグサに刺さる作品と思います。

何年かぶりに楽曲を聴いても諳んじる事が出来て自分でも驚くくらい今の血肉になっているバンドが物語のそこここに下敷きとしてある為に、もういちいち入れ込んで読んでしまって、最後の方で健志がラジオ局の前に集まったファンに頭を下げる場面で涙腺が決壊しました。

「難しいことの方が楽しい」

健志の双子の兄・敦志の言葉をルアーと共に、彼に関わりのあった人間がまじないの様につぶやいていつしか其れが己の胸の真ん中にある。
城下や弟に、生きていける様に遺してくれたとしか思えなくて、そういう得難い人って何の前触れもなく居なくなってしまうんだよなとやるせなさも痛感します。

こちらでレビューを読まなかったら出会えていない1冊なのでさきに書いて下さった方々に感謝です。

"他に何も言う事はありません"の作者あとがきも清々しい気持ちのよい物語でした。
読めて良かったという満足感でいっぱいです。

健志エロいーv個人的には、行為の際に頬を染めたりしないのがよかったです。其れでも充分エロいから。

5

全てが好き

BLに目覚めてから2冊目に買った本がこれ。
一話の試し読みをして、絵柄から話からすべてに惹きつけられた。買うのはめちゃくちゃ悩むタイプだけど、これは何度読んでも気になったので一念発起、買いました。
渋川さんのキャラがとっても好きです。心に闇があってすべてに対して投げやりでこの世なんてどうでもいいって思ってる(笑)それをショータが救ってあげる。こういう話大好きなのでドンピシャでした。
また、絵柄も好みだしとっても綺麗。画面構成も映画やドラマの一部を切り取ったような(エンドロール然り)感じでとても素敵でした。
一ノ瀬さんの作品がgiftを読んだ感じも好きなのでこれは作家買い決まりだと思いました。

4

読後感がよかった

バンドものが好きで、あらすじに惹かれて購入。
表紙での印象よりもシリアスでした。
登場人物の気持ちの変化が自然で、最後に本当に好きな人と結ばれるので読後感がいい。

読みはじめてからどっちが受だろう…と気になって…。
黒髪が受ならいいなーと思ってたら、誘い受でキスしながら下になった時はガッツポーズしましたw

受の元カノがクスリ盛ったりするので、女性がトラブル起こすようなのが地雷な方は注意かもです。
でも付き合ってる男が知ってる男とヤってたらそらショックだよね…

読んでから某バンドの曲タイだと気づいて、あーだからタケシか!と。
バンドに対する誠実さもあるし、擦れているようで根は素直だし、自分の気持ちを押し殺して罪を償おうとするところ、エロい表情が個人的にかなりツボな受でした

3

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