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表題作不機嫌なプリンス

ラシード 留学して来たアタディーヤ国第二王子20才
鳥栖朔也 同じゼミ仲間でサポート役をすることに

その他の収録作品

  • 不埒なプリンスさま
  • あとがき

あらすじ

大学生の鳥栖朔也は、ゼミの教授にアラブの国・アタディーヤから来た留学生、ラシードのサポート役を任命される。朔也と同い年なのに、落ち着きがあって容姿端麗。と思っていたら、実はラシードはアタディーヤの第二王子だった! 馴れ合いは必要ないと他のゼミ生と馴染もうとしてくれないけれど、朔也には優しいラシード。嬉しいと思いつつも、スキンシップの多いラシードに戸惑いを隠せなくて!?

作品情報

作品名
不機嫌なプリンス
著者
果桃なばこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813030294
3

(7)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
20
評価数
7
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

一応アラブ

攻めのバックグラウンドがアラブと言うだけのラブストーリーで
アラブな王子様を思い描いて読んでしまうと肩透かしに合ってしまう。
御国では次期国王の継承問題などで命を狙われる危険もある設定で、
日本に留学に来て、受けになる朔也が同じゼミの教授に日本に不慣れな
ラシードの面倒を見るように頼まれた事から付き合いが始まる展開です。

大学構内を朔也が案内している時に初っ端からラシードが暴漢に襲われそうになり
朔也が撃退して事なきを得て、初めてラシードが王子様だと知ることになります。
国へ帰れば周りは敵だらけで誰にも心をさらけ出す事が出来ないラシードが
朔也に惹かれ、御国の違いと言う名の元に過剰なスキンシップを仕掛け、
朔也はラシードの事が気になり、でも相手は王子様だからと身分違いの恋に悩み~
と言うようなお話です。
まぁ、普通のラブものですね。

1

紳士なアラブの王子でした

表紙からは分かりにくいですが、日本の大学生とその大学へ留学してきた某アラブ国のプリンスが主人公です。
表紙ではタキシードを着ているようですが…アラブの王子としてはとても紳士な王子様でした(ってすごい偏見ですね…すみません。いや、BLの一般的な印象から言ってという意味です…汗)。
私はいつも利用させて頂いている電子書籍サイトでレンタルしたのですが、それにはカラーイラストが入っていず、このレーベルはカラーあったはずと他の電子書籍サイトで探してみると、そちらには入ってました。時々こういう事があるので電子書籍サイトはよくチェックしないといけませんね…^^;

さてちょっと横道にそれてしまいましたが、お話としてはとても王道な展開だと思います。
こういう王道まっしぐらな所が果桃さんの作品の魅力でもあるのですが、展開が読めすぎて物足りなく感じることも…。
受け様視点なので、受け様の気持ちはよく描写されていたのですが、攻め様の気持ちの変化がもう少し読み取れるともっと良かったかな~という印象でした。
一体いつから受け様に魅かれていたのか…どこが転機だったのかが余り良く分らす、かなり唐突に告白したな~と思ってしまいました。
寡黙で表情が変わらないクールな攻め様は大好きなんですけどね…。
ちびキャラと言っていいのかどうか分かりませんが、果桃さんの目が大きくてちびちゃんになる絵がとても好きなのですが、今回も健在でとても可愛かったです(ああ~癒されました~笑)。
王道シンデレラストーリーがお好きならいいかも。

0

ストイックなまでに無表情で不機嫌な王子さま。

大体予測がついてしまうので、もう諦めたらいいものの、プリンス、王子、アラビアンにはどうしても惹かれてしまう。
そしてまたガッカリさせられてもしまうのだ。王子さまというものは、わがままで、何が何でも気に入ったものは手に入れる。多少強引な手を使っても。
ところが、本作の王子さまは傲岸不遜ながらも、極めてお上品というか、イマドキ男子と言ってしまってもいいくらい。何を考えているのか分からないポーカーフェイス。不機嫌そうな真顔、真顔なのだ。
そんなラシード王子の留学中、学内に慣れて貰おうと係を仰せつかる朔也。朔也の事は気に入ったみたいなんだけど、ずっと真顔。感情を見せる事は無い。
一度だけ。当て馬たらんと長兄サイードが戯れに朔也をさらった時は血相変えてたかな。
王位継承権を兄弟で争っていたみたいだけど、それもふわーっと尻切れに。
兄もそこまで朔也に執着するでも無く、迎えに来たラシードにアッサリ引き渡す。
ラシードへの気持ちをモヤモヤと想い悩んでいた朔也も女の子に囲まれているラシードを見て独占欲に駆られ、遂にめでたし!あとはエチ!
ぼーんやり終わるラストでした。
ラシードの側近ラフィークさんが美形で、常に微笑んでいて目を瞑っているみたいな菩薩顔。物腰柔らかな彼のエピソードは欲しかったなぁ。

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