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インテリアショップオーナーの茉莉がとても好きな家具のデザイナーで職人の
田辺との甘い束縛ラブでした。
それに攻めの田辺の一途な変態臭さが妙に萌えツボでしたね。
茉莉の無防備な無垢系エロな雰囲気もかなり良かったです。
内容的には高校時代のわずかな時期だけクラスメイトになった二人の再会もの
でもそれはかなり田辺の一方的な片思いなのですが、その田辺が大好きな家具職人と知り
初めは自分の店に優先的に家具を卸してもらう事から付き合いを始めるが、
田辺が作る家具が実は茉莉をイメージして全て作られていると知り、
まるで熱烈な告白をされたかのようにドキドキしてしまう内容。
田辺の嫉妬深くて一途で茉莉が全てと言う感じはなかなか素敵でした。
それにイラストも綺麗で受けの茉莉なんて何もしなくてもエロっぽいのですよ。
束縛溺愛型のお話でかなり好きですね。
今回は短編集。
ちょっぴりいつもの切ない系の路線とはちょっと違う感じで新鮮な感じで読めましたv
1冊終わってみると、どれも何気に「執着」がクローズアップされていて、それが少し怖いくらいものを伴っているように見えます。
表題始めマリちゃん2本
雑貨屋を経営している茉莉は同窓会でしたたかに酔っぱらって気分よくしているところ、見覚えのない男にキスされて告白してOKしてしまうが、彼は実は高校時代の転校生・田辺で、茉莉の大好きな家具のブランドKZMのデザイナー兼職人であることを知る。
この田辺の執着が実に怖いくらい強い!
家具職人であるのだが、その家具達は茉莉をイメージして作っているという。
それらは誰をも魅了して色気を感じさせ、茉莉そのもののよう。
その家具に惚れこむ人達が茉莉を愛でているようで嫉妬したりもするほどの(自分で作ってるくせにねw)
茉莉はちょっぴり天然風味、滅茶苦茶ほだされ受けです(笑)
気持ち良い事が好きなんだな~きっと。
だって、知らない男から告白されてキスしちゃうくらいだもんw
田辺は苦労すると思う(笑)
【ボーイフレンド・コンプレックス】
オタクで理系の大学生の好きな相手はニコ上の文系の倉沢さん。
いつも見ていて、それを嫁フィギアに報告しているだけで幸せだったのにある日突然話しかけられて、付き合って下さいと言われた!?
見ているだけ、妄想するだけで満足だったオタが、リア充になる話。
この先輩、主人公がずっと彼を見つめているのが気になってそうしたら・・・
夢は叶う、密かな執着は伝わったのかな?
【オレだけに教えて】
同じ営業で成績優秀な先輩・藤堂が苦手な水澤。
ところが、一緒に広島に出張に行くことになってしまう。
その道中で知った彼の知らなかったかわいいと思える面。
無自覚天然なその言動は、まるで自分を好きと言っているよう。
知らない間は激しい執着と愛が育って行ってしまう水澤の変貌ぶりが、とても面白い話しでした。
面白いといっても楽しい意味の面白さではないです。
ハマると怖いこの恋愛感情。
ここにも激しい執着が現れています。
ユニークな一冊でした。
とてもよかったデス☆☆(萌×2と迷い中)
表題作は、家具デザイナーの田辺×インテリアショップ経営者マリの再会ラブもの。
田辺のマリに対する執着がもはや変態スレスレというか…こわいw
『酔っぱらって起きたら…ドキッこんなはずじゃなかったのに!』みたいな展開はもはやBL界では王道wで、私も好物のシチュエーションのひとつですが…
ちょっとマリちゃんこれは流されやすすぎる…普通の感性ならきっと引くであろうところを、なぜかほだされているマリちゃんw
マリちゃんは、名前もですが見た目も女子っぽいので、読む人を選ぶかもしれない…
私も女子っぽい受けは苦手なので…
「ボーイフレンド・コンプレックス」
2次元ヲタが3次元の先輩に片想いするはなし。16ページの短編だからか、ちょっと消化不良感というか、ものたりなさをがあるかも。
2次元オタクというよりは妄想癖がつよいストーカーみたいになっちゃっててw
この作品も先輩、なんでそんなやつのこと気になっちゃうの?!みたいな気分で読んでましたw
「オレだけに教えて」
収録作品のなかではこれが一番好きです。
女にモテる要領いいけどちょっと傍若無人系後輩リーマン×マジメで恋愛慣れしてない先輩
遊びのつもりが深みにハマっちゃって嫉妬深さ発揮しちゃう…という、こちらもBLとしては王道展開ですが個人的にこういう展開とカップリングが大好物なので楽しめました!
初読の作家さんです。
最初の印象は画面の雰囲気が小嶋ララ子先生に似てるなーと思いました。
3カプで3者3様の執着ラブ。ライトな感じから,少~し病み寄りな感じまで。
個人的に執着ラブには濃いめエロが激しくツボなので、表題作にはタイトルがタイトルなだけに期待してたのですが、絵柄通りのフワフワ~とした可愛いエロで終わっちゃいました。自分の作った家具を受に見立ててエロチックに触るのは良かったのですが,,,なので少し残念。
2作目は頁数も少なかったせいか印象に残りませんでした。
3冊目が一番好きです。ノンケでイケメンで仕事が出来る男(攻)が受けの無意識な好意をキッカケにズブズブとハマっていく。少し病み気味に執着していくダークな画面が良かったです。(本格病みBLと比べたら甘いですが)
機会があれば他の作品もチェックしようと思いました(´ω`)
かなりマニアックな萌えかもしれません。でも、好き。
家具職人が好きな人を想って作る家具、久住にしっくり来るだろうなと思って、撫で回して。そもそも、久住を好きになったきっかけが彼の書いた文字を見て、エロいと感じたとか。でも、なーんか、言わんとしてることわかるんですよねー。特に椅子なんて、色っぽいフォルムのものって多いし。
他の方のレビューに引いたと書かれていたので、これは言わないほうがいいんだなと学習しました。
同時収録の水澤と藤堂の話も好きでした。こちらは、アイテムとして香水が出てくるのですが、こちらも男同士だからこそできることですよね。明日あの首筋から俺と同じ香りがする…ってことに興奮する水澤。少しずつ頭のなかを自分のことで一杯にさせてしまいたいと言う独占欲と言うか、俺のものとマーキングしたい気持ちがあのフワッとした女っぽい顔のキャラとギャップがあっていいですね。