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見つけましたよ―私の花嫁ケモノの食事は俺の精液! ? 強引おキツネ様×ツンデレ小説家のケモミミラブ◆
同時収録の短編が始まって、表題作が終わりだと気付き、
「え?これで終わり?」って思いました。
なかなかおもしろいと思って読んでたのに、いろいろわからないまま終わってしまった感じがします。
狐の青目が言う主との?約束が果たされるのはいつなのかと言ってる約束って何なのか。
青目が主と言ってる人と青目は契約したのか。
だとしたら、主はいい人っぽいのに、なぜ男の精を得ないと消えるなんていう契約を主はしたのか。
先代の住居は結界が張られてたようなのに八千代のところは結界張らないのか。
そもそもなんで結界?
八千代が今までの人と違うのが何なのか、なぜ青目は八千代の事は恋しいと思うのか。
八千代がもしかして主の生まれ変わりで、だから青目は八千代に愛しさを感じた、青目を縛っている呪いのような契約を終わりにする、っていう展開なのかなとか思ってたんですが。
青目がいつまで続くんだろうっていう契約は何も変わらないまま終わっちゃうの?っていうのがビックリ。
そこは少なくとも解消されると思ってたんですが・・。
これで青目が八千代の事は今までの人と違って好きって言われても、なんで?って感じがしちゃうし、また青目は八千代の最後を看取って次の人に行く未来しか今のところ見えてないし(今のとこ一緒に年とれないよね?八千代は言ってるけど)、いくら今ラブラブな感じで終わっても、ものすごくモヤーっとして、全然よかったねって思えませんヨ。
あと先代が八千代の首を締めたのは嫉妬してたんだって気付いたのが、青目に会って結構たってからで、「え?今頃?」って思いました。
子供の頃はわからなかったにしても、大人になって回想してた時に先代の言ってたこと覚えてるならそのセリフでわかるじゃん。
短編の方も、え?これで終わり?でした。
「まさか再会できるなんて」って受けが思ってるから、高校の時、攻めの事を好きだった、みたいな事情があるのかと思ったら、そういうの出てこないまま、二人の関係が始まるかも(付き合ってない)ぐらいで終わってて、えぇー?でした。
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割と 佐崎いま先生の描く黒髪イケメンは、スパダリ攻めが多いのに。こちらはしどけなく着物を着崩した受け。とても珍しい。
そして攻めはと言えば。なんとケモ耳なのに、キリリとスーツを着こなした男前なおキツネ様。
1000年もの間、人の生き死にを見続けて、ただ新しい嫁取りの為に現れる。
いにしえの昔から決められた理。青目がそれを諾々と守り抜いて来た事に意味はあるのか。
八千代の叔父が報われる事の無い 愛情を青目に向けていたことを思えば、青目が本当に恋をしたのは、いにしえの恋人だけだったのじゃないかなぁ。とも思うのだけど。
いつかまた、本物の恋をする為に。いつか輪廻転生した恋人に会う為に。
…まぁ、それは想像の域を出ない。八千代がその人であったなら。
幼ない頃からおキツネ様の嫁になる為にと、目印に花の刺青を入れられた八千代。
その日の為に清い身体で操を守るというわけには行かず。ヤクザの息子 葛森と爛れた関係を持っている。
妻子持ちの葛森との馴れ初めも 意外にホロリとさせるところもあって。
彼と友達以上の関係になってしまっていることも、何だか許せてしまう。
そう、八千代は家の仕来りを守っておキツネ様を受け入れるべく半ば諦念しているけども。
身体を許した葛森との間にも優しい絆を感じられて。それが色恋だけじゃないペーソスを感じられて。大人っぽいのだ。
大人でいる事は、少し寂しい。
おキツネ様こと青目のキツネ目と、怒りに歪むその顔がまるでキツネの面の様に、隈取りの様な模様が表れたりするところ、何処と無く時代感を感じられる設定なのに、端正なスーツというチグハグなところ。最新の「龍神さまは男を知らない」みたいに、おキツネ様の背に乗って空を飛ぶなど。
不思議な浮遊感があるのも佐崎いま先生らしい。
青目の恋が成就する頃、彼の長い旅が終わるといいなぁ、と思うんだけど。
そこを明確にしていないのもまた。佐崎先生らしい気もする。
表題作
前半
当て馬らしき葛森(女房、娘持ち)とイチャイチャしている小説家八千代のもとに、出版社の犬山が、八千代好物のお菓子を持参し、やってくるところから物語はスタートします
次回作のネタをもってきた犬山 そのネタに関連し、
八千代は子供のころに狐つきに彫れられた、”イレズミ”の話を二人にします
二人が帰った後、事件は起きます
うわさをすればで、狐つきが姿を現します そして、、、
スーツの狐はなかなか無いんじゃないでしょうか
てか狐の顔で門の前に立たれても、笑うしかないじゃないですか
中盤
突然の狐の話にびっくりした八千代は、現実が受け入れられず、逃げるようにして葛森のもとへ
しかし、葛森はヤクザに拉致されてしまい、八千代も負傷してしまいます
葛森を助ける為、仕方なく狐の元へ戻った八千代 しかし、狐が耳を貸すわけもなく
八千代は、葛森がぼっちの自分を初めて見てくれた大事な存在である事を狐に説明します
狐はある条件と引き換えに葛森を助ける事に協力します
後半
葛森事件以来、二人の関係は一気に縮まっていきます ハッピーエンドへと
描き下ろし
葛森はだらしないけどいい奴ということが改めて分かる作品です
葛森に家族が居てよかった
和服好きな方、狐のモフモフが好きな方にはたまらない作品でしょう
濡れ場も和室+和服のシチュエーションで八千代をかわいく演出
表紙通りの展開が待っております
二人の関係が、ただの契約関係ではない事が分かってくる作品で面白かったです
小説家としての八千代の事も気になるので、続きが気になる作品です
ひえぴた八千代かわいいぞ
私は読んでいて、無性にきつねうどんが食べたくなりました
嫌いじゃないでしょ!?
ヤクザの顧問弁護士、前原と元高校の同級生、現在、ゲイビの男優 松本良太のお話
隙を狙われ、良太と一晩を過ごしてしまった前原
その事件以来、なぜか良太の事が気になり、、、
良太が策士である作品です これも続きが気になる作品でした
昔、むか~しに交わした契約で縛られてる1匹(?)と1人。
契約した相手のことを好きだったけど相手は人間。
自分の恋も諦め流されるまま現代に至る感じ。
結局その契約した男の子孫の直系男子を花嫁に迎え、
死ねばまたその次と何百年もの間、繰り返してきたけれど
どうなれば終わりなんだろう???
子供ができなければいんだ!と最初は単純に考えたけれど
家の繁栄を約束するかわりの契約なんだから
子供ができずに家が途絶えるわけないか…と一人で納得(^^;)
結局最後まで読んでも、今回で契約が終わるとかそういう話にもなってないし
やっぱり今の花嫁がなくなればまた次なのかなぁと。
自分の中ではチョットだけスッキリしない終わり方でした。
あっ、もちろんラブラブにはなって終わってるようなので現時点では幸せですよ。
あくまでも現時点ですが…
表紙イラストを見ても可愛い系のもふもふは感じられなかったけれど
やはり読み始めて見ても可愛いとは思わないけれど、リアルお狐様って雰囲気が
なかなか面白いかも知れない。
受けになる花小路家は代々狐憑きの家系でその家の男子が生まれると数十年に1度
代替わりのようにその男子が狐の花嫁になり、その男子が亡くなると次の子孫の
男子がまた花嫁になることを繰り返している。
それは900年前の花小路家の人間で陰陽師がその狐を捕縛したことから始まり
その狐はその始祖の人間との契約で代々家の繁栄を約束しながら、花嫁になった
人間の精液を餌にして妖狐として生きている設定。
狐の青目は自分の名づけ親でもあり契約した主を恋い慕っていたようなのですが、
それはある事情で胸の奥深く秘め、その主の子孫と番として相手が亡くなるまで
連れ添う事を繰り返しているが、何度相手を見送ればいいのかと切なさが漂う。
ただ一人の相手を求めている悲しい狐でもありました。
そして受けになる花嫁は小説家でヤクザの組長の息子とセフレになっているが
実は彼もまた、幼い時から狐憑きの家系で、尚且つ自分が次代の狐の花嫁と言われ
狐憑きの家系と言う事で忌み嫌われ、いつしか独りぼっちで構わないと思っているのです。
そこへ現れたのが恐れていた狐の青目、初めは抵抗するが、胸に刻まれた契約の証が
互いを引き寄せるように肉体が先に反応してしまう。
八千代と青目、互いに本当に愛する相手を求めているような内容でもふもふと言うより
切な系のファンタジーだと思います。
攻めがもふもふでも、可愛らしさで萌えは感じないけれど、嫉妬で拗ねてる感じは
以外にも萌えるものだと感じましたね。