セレブな生活だけでもいっぱいいっぱいなのに、完璧な義兄に流されて…。

コミック

  • ある日、突然お兄ちゃんができました。

ある日、突然お兄ちゃんができました。

aruhi totsuzen oniichan ga dekimashita

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表題作ある日、突然お兄ちゃんができました。

園原玲 世界的大企業の義父の息子で義兄 社会人
園原頼人 母親の連れ子で義弟 高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

母の再婚相手は日本有数の財閥当主。それだけでもビックリなのに、カッコよくて、仕事も出来る、義兄までできちゃった…。
だけど、その義兄は、僕のことをまるっきりペット扱い…。「かわいい」「好き」と言って、からかうのも僕が義弟でペットだからなんでしょ!

作品情報

作品名
ある日、突然お兄ちゃんができました。
著者
須貝あや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047292192
2.5

(12)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
23
評価数
12
平均
2.5 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数3

意味不明な程甘々です

義兄弟ものですが、禁忌感は一切なく只々甘くて溺愛されるセレブなお話です。
母親の再婚で母子家庭の庶民から執事にメイドさんがいる大財閥の養子になった頼人。
再婚後直ぐに義父の都合で母親は海外に行ってしまい、一人残された頼人は
義兄である兄が住んでいる屋敷で共に暮らす事になる。

暮らし始めた当日からかなりベタベタとスキンシップされ、ペット扱いされて
マザコン気味の頼人はそのスキンシップもペット扱いされている延長だと
嫌がらせなのかと勘違いしてしまう。

色々な事が重なり爆発した頼人は嫌なことは嫌だと言える為に我慢をしない発言、
それを聞いた義兄の玲はその意見に賛成だといきなりスキンシップでも
困惑していた頼人を抱いてしまう展開です。
かなり急激な展開であり、ツッコみどころ満載ですが、ようは義兄は初めから義弟を
可愛くて大好きだと言う内容なんですよね。

普通の恋愛的な流れを一切無視して関係を結んだから、頼人は混乱しつつも
義弟だから過保護に愛されているのか、自分の気持ちが恋愛の好きだと気がついて
義兄と自分の好きが違うと思い込んで悩むのです。
そこにちょっとした当て馬的なセレブ学生がスパイスになって更に初心な頼人では
解らないような嫉妬交じりの溺愛をされてしまう内容でした。
高校生の義弟のイラストが子供みたいで少しショタ風味も感じられるかも。
セレブで甘い溺愛のお話が好みならおススメかも知れませんね。

1

セレブでイケメンお義兄ちゃんに可愛いがられちゃったら

母親の再婚で突然できてしまったセレブな義兄にドキドキしちゃうDK受け様のお話。まる一冊このカップルのお話です。
王道少女漫画な設定&ストーリーですが、微笑ましく可愛いらしい作品です。絵も可愛い。受け様のウブで健気な様子に萌えます。あらすじ読んでツンデレものなのかと思ったけど、自分のことをかまってくるセレブでカッコイイお義兄ちゃんにただとまどっている…という感じでした。
小動物のような受け様に思わずペットだと言って、なでなでしたり一緒に寝たりして可愛がる攻め様ですが、受け様は慣れない日常にとまどいと不満を黙ってため込み、ついに爆発。お義兄ちゃんに「(嫌だと思うことは)もう我慢しない!」と反抗しちゃいます。攻め様はその言葉に便乗し、じゃあ自分も我慢しないと言ってエッチな事しちゃいますw
イケメンで優しいお義兄ちゃんにチュッチュされてポワンとなってしまった受け様は最後まで受け入れてしまいますが、受け様はニブすぎて自分の気持ちにもお義兄ちゃんの気持ちにも気づかなくて、ぐるぐるしながら一人相撲な感じでした。
受け様に近づく学園の先輩によって、少しずつ自分の気持ちに気付き始める受け様。しかし再婚した母のため、優しい義兄の為にも良い兄弟の関係を築かなければ…と自分の気持ちを殺そうと悪あがきします。先輩と仲良くなっていく受け様にヤキモチを焼いて怒るお義兄ちゃんに、思わぬ形で自分の気持ちを吐露してしまうことになります。号泣しながお義兄ちゃんに告白するシーンは可愛かったです。
最初からお義兄ちゃんのほうの好意は分かりやすかったので、物語としては受け様が自分の気持ちを自覚して最後にお義兄ちゃんの気持ちも確認するという流れです。
可愛い弟に過保護で心配性なお義兄ちゃんにも萌えw
くっついた後のラブラブ後日談みたいなのがあったらさらに良かったかも◎

2

「なんでこーなるのっ!?」

須貝作品はもう一言「かわいい!」に尽きる。
受けちゃんのこぼれそうな大きな目に、少女漫画みたいって嫌悪感をいだくどころか、これがクセになるんだな(笑)
ハッピーの甘甘展開に、ゴチソウサマが言いたくなるくらい。
今回も無問題なほどにクスっと笑えて超ハッピーです♪


父親を早くに亡くし母子家庭で来た頼人に、母親の再婚でお兄さんが出来た。
母親の再婚相手は世界的大財閥の総帥で、兄・玲はその跡取り。
ごくごく普通の庶民の出に超セレブの生活は臆するものがあり、自分が母親を幸せにしたかったのにとちょっぴり拗ねている。
そうして孤独感を味わっている頼人を構ってくるのが玲。
緊張している頼人に寄り添って「俺ペットを飼って可愛がった経験がないから」との発言に、自分はペットなのか!とちょっぴり憤慨。
過剰なスキンシップはセクハラの嫌がらせと思って玲を拒絶する意味で「もう我慢しない」と言ったつもりが「じゃあ、俺も我慢しない」とベッドへ~v
こうして、セクハラ兄に好きという感情が生まれ、知らない間に嫉妬も生まれ、無事気持ちが通じ合うといったお話。

登場する人々がみんな良い人w
お屋敷の執事もメイドも皆頼人を心配して、仮にも義理とはいえ兄弟がベタベタしていてもほほえましく見守ること(笑)
頼人はセレブの通う学校に編入して、そこでライバル社の息子と同級になるのだが、この子が嫌がらせをするのかと思えば、頼人が気になったらしく友達になろうと、(それが玲の嫉妬を生むw)

また玲にしても、いい人なんだけど案外肉食だよねと、頼人とエッチしちゃうシーンでは思わず、コイツ手が早い(爆笑)
また、頼人が寂しいだろうと1体数百万もするテディベアをプレゼントするのだが、その数尋常じゃない!(ソファがベアで埋まってたw)

何より!頼人が無自覚天然の子供のような男子で
玲が執着を見せればわけわからなくなって、自分でもわからないけど泣いてしまってとにかく玲に謝れとか言ってるし(笑)
イラっとするどころか、なんだかカワイイ♪

頼人の気持ちが段々とすり変わっていく変遷は話が進むごとに見えてきて中々に面白いですヨ☆

2

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